昨日の続き。考えていたネタをレスの方でぶちまけてしまいましたので、仕切り直し。w この図は椎名さんのアルバムの売れた枚数や順位をこねくり回してみたもの。 枚数については良くわからない点があるのを事前にお断りしておかなければなりません。「you大樹」というところで調べたんですが(有料なんですよ。orz)枚数(初回)はとにかく枚数(累計)については一体いつまでの累計なのか良くわからず。サイトを詳しく見てみればどこかに書いてあるのかもしれませんが、面倒なので(ry そもそも累計の枚数は推定と書いてあります。そして「Ermitage」については累計と初回で数字が同じ。何だろこれ。(汗 まあ相対的な比較なら問題無かろうと。おっと、偉そうに分析してますが、わたくしは統計の知識は全くありませんので、その点にもご留意いただきたく。w 今回のネタはその枚数(初回)と枚数(累計)を比率として現してみたもの。アルバムがリリースされてバーンと売れた枚数にたいして、どの位なのか分かりませんが、その後のある期間に売れた枚数の累計の比率です。 これでわかると思うのは、ファンのコア度?はまり具合とでもいいますか、この数字が低いほど信者が多いとわたくしは考えます。そのココロは、この数値が低い場合は、アルバムが出るのを待ち構えていて、出たらすかさず買う人が多いと考えられるから。アルバムは出たらすぐに売れて、あとは伸びない。一般の人にアピールせず、待ち構えている人(=そのアーティストの情報に詳しく気を配っている人=ファン)に行き渡ったらもう売れない。 反対に累計枚数が多い場合はアルバムが出てすぐに買う人(=ファン)よりも、評判や情報が広く伝搬してから買う人(=流動的な人)が多いということ。そのアルバムはある程度時間をかけて売れていく。アルバムが周知されるのに時間がかかったということで、信者が待ち構えていて飛びつくのとは違うということですね。 そういった視点から椎名さんの実績をみると、1枚目の「Shiena」から5枚目の「Baby blue eyes」まで、まあ「Face to Face」も入れても良いかな、そこら辺まではこの数値が高めで推移してます。わたくしの理屈からいくと信者やコアなファンより、普通に流行り廃りでアルバムを買う人が多かったということになります。 見ての通り、その後はこの比率は下がっていきます。そして売れた枚数とリンクしているように見える。「Face to Face」の後、「RIGHT BESIDE YOU」からはっきりと枚数は減りますが、同時にこの比率も下がる。つまり、この時期、2000年に椎名さんのファンのカルト化が始まるのだ。 どうですか、当時もファンだった方々、思い当たるフシはありませんか?w 昨日比較した田村ゆかりさんと水樹奈々さんの数値はどうかというと、水樹さんは比較的高めの数値で平均145%ぐらい。田村さんはちょっと低くて135%ぐらい。 おそらく水樹さんは比較的流動的な人がセールスを支えているのではないかと思います。たぶん、若くてアニメや音楽に興味が旺盛な人々なのかなぁ、と想像しますが・・・莫大な売り上げを誇っていますが、これはこれでいつもベストを尽くしていないと、今の数字を維持出来るかどうか、いつどうなるか分からない危うさがあるのかも知れません。昨日は安定していると述べましたが、この数字からだとそうでも無いということになるかも。まあつまり、今は人気があるということなんでしょうな。 それに対して田村さんは数値が低めですごく安定している。ピシッと130%代でそろっているんですよ。田村さんは信者が多い=囲い込みに成功している、というわたくしの説を裏付ける結果となっております。水樹さんと対照的に、今後も安定してある程度の数字を残していくのではないかと思います。順位は相対的に上がったり下がったりするかもしれませんが、枚数については安定して売れるのではないかと。 カルト化した時代の椎名さんの場合はその田村さんより数値はざっと見て10%低く、125%ぐらい。わたくしの理屈だとよりコアなファンが多いということになりますね。なにかとコアなファンが話題になる(なんといっても「気持ちを断ち切りたかった」って携帯ラジオを投げつける人が居るんですから。意味わかんないです。w)田村ゆかりさんよりも、椎名さんのファンの方がよりコアだということになりますな。w その割に変な事件が無いのは、椎名さんのファンが真っ当なのか、もしくは椎名さんのファンは声優ファンとは違う属性(語弊有り?)、つまり椎名さんをミュージシャンもしくはアーティストとして捉えているファンということなのか、どうなんでしょうね。あ、絶対数が少ないってのもあるか。orz 昔はいろいろあったというのも聞きますし、このデータのみをもって、椎名さんのファン(自分も含まれる)がコアだけど健全で良い人だとは言い切れませんが、わたくしの知っている限り(ネットで知己を得た人ばかりですが)穏やかでわきまえた方ばかりなので、なんというか、歴史の長さでファンも熟成したということかなぁ、などと思っております。 レスの方で書きましたが、今現在、椎名さんを成績で圧倒しているこのお二人でも絶対に手に入れられない物が、この歴史・キャリアでして、こればかりは逆立ちしたって椎名さんにはかないません。うまくいったとか偶然だったとか、いろいろ言いようはあるでしょうが、最初に切り込んでいったパイオニアの心意気はやはり評価に価する物だと思いますね。 その実、このデータはアルバムの販売数のみが対象です。椎名さんが命をかけた(と思われる)ライブについては、アルバムほどの落ち込みはありません。もちろん、最盛期に比べれば動員数は大幅に減っています。スタミナや健康上の不安もあります。でも前述のファンのコア度・カルト化の進行度合いがあったと考えると、ライブの質とでもいいますか、動員人数×コア度みたいなものでは見た目ほどの低下はないのかもしれませんよ。 以上、全てわたくしの俺様理論、妄想ですので、その点は考慮していただきたく。あと熱烈な椎名さんファンなので、なんとしても椎名さんに華を持たせようとする意図がないとはいえませんし。w #
by namatee_namatee
| 2014-04-10 21:18
| music
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本日は「艦これ」がメンテなので、余った時間をデータ作成に費やす。もちろん仕事中に。さらにブログの更新までしちゃうという無法ぶり。w
図がそのデータの一部です。他にもあるんですが、もったいないので別なネタで使おうかと(ry 嘘です。ちゃんと使います。 まず一枚目の図。 これは1994年から去年までのアルバムと呼ばれるCDと有料配信でのデータの合計と椎名さんのリリースしたアルバムの累計枚数。 一般的にCDが売れなくなったと言われますからね。そういった世の中の雰囲気が椎名さんのアルバムのセールスに影響があるのかどうかを調べてみようと思いましてね。 結論としては、一般的にCDが売れないという状況と椎名さんのCDセールスの成績には関係があるとは思えない、というもの。確かにアルバムのセールス(厳密には制作)は1998年の302,913(×1000)枚をピークに2013年にはその4割の128,137(×1000)枚まで激減してます。でも椎名さんの低迷ぶりはそんなもんじゃない。(汗 ピークを1999年(「Face to Face」の45,640枚)とすれば2013年の「Ermitage」はわずか1,298枚(もっと売れたような気がするんですが、これしかデータが見つからず。)で、実に2.8%にすぎません。これはCD不況とかそういうことではなく、別な理由があると思いますね。 それが何かとかいう事を考察し始めるとキリがありませんし、そもそもろくな知識のないわたくしに出来るとは思えません。 次はライバル?たぶん違うと思いますが、わたくしの乏しい知識でパッと思いつく、比較的出自が近いと思われる方との成績の比較。 ・・・キャリアの差というか時代を感じますなぁ。この場合は順位や枚数より、歴史というか実績の違いみたいなのを感じます。一緒くたに歌う声優というくくりは語弊がありますが、まだスタイルが確立されていなかった時代にこれだけの実績を作った椎名さんは大したもんだと思わざるを得ません。歌い手ということで考えれば他に手ごわいライバルがたくさんいたんですからね。 やっぱり1995年から1999年までの椎名さんはすごいのだ。 こうやって並べてみると水樹奈々さんの成績が際立ちます。上に書いたCDが売れないとか全然関係ない。安定して成績を伸ばし、今後も安泰と思わせるのはさすが。 ちなみにわたくし、水樹奈々さんの何がよいのかはさっぱりわかりません。w 田村ゆかりさんは・・・囲い込みが上手? よくわかりませんが王国がなんとかとか、そういう噂を聞きますし、なんとなくファンをうまく囲い込んでいるようなイメージ。 チームメイトのタカ氏によると、田村さんは声優という出自から離れずに堅実に自分の強みを生かして活動した結果が現在の隆盛の基礎になっているとのこと。それに比べて、実力もないのにアーティストとか言って、声優というケジメを忘れて歌い手の世界へ突撃しちゃった椎名へきるとか草不可避、ということらしいんですが、もちろん、この説にはいくらでも反論は可能ですし、必要なら実力行使も(ry ちなみにわたくし、田村ゆかりさんも何がよいのかはさっぱりわかりません。w このお二方のアルバムセールス、声優としての実績、ライブ・コンサートの動員人数その他を考慮すると、椎名さんは歌う声優のパイオニアではあるものの、実績では比較すべくもないということになります。また出自が声優であるという事から見ると、巷で良く言われるように転身に失敗したというのはあながち間違った言い方でもない。ごく単純化して表現するならば(20年間の実績をそう簡単に単純化されても困りますが。)、そういう言い方も許容せざるを得ない。 ただ、音楽の趣味なんてものはごく個人的なもので、好き嫌いの代表みたいなもんでしょう。わたしゃ芸能プロダクションとかレコード会社を経営しているわけじゃありませんからね。 データに自分の好き嫌いという係数を反映させれば、水樹さんも田村さんも成績・実績全てにおいて椎名さんの足元にも及ばないわけですよ。 この世はわたくしが生きているからこの世界として存在するのだ。w それは冗談として、こうやってデータを羅列しても数字の質というか中身はわかりません。ライブに来る人、CDを買う人、それぞれ一人一人の思い入れの強さみたいなものは測ることができないんですよね。 椎名さんの1997年のセールスはネットで簡単に調べることができますが、当時そのCDを買った人、ライブに足を運んだ人の気持ちや、椎名さんとファン全体の雰囲気や様子まではわかりませんね。微妙に悔しいんですが、それがわたくしのスタイルの限界でもあります。 そういったわけで、せめて現在のある特定の芸能人のファンの様子を知ろうと思って、他の人のライブにも行ってみようと考えたんですが、スケジュール調整が上手くできず(ライブってのはそうのべつ幕なしになっているわけじゃないってのを知りました。w)おまけに今年は沖縄に行かなくちゃ(ry まあ好きだ嫌いだ懐かしい昔は良かったまだまだ行けるその他、根拠の薄弱な世迷言を言う前に、現状を具体的にできる限りの範囲で把握しておいても損はありますまい。w そして、こうやって現状を見てみると、先日のニコ生で椎名さんが言っていた「シングルのオリコンランキング10位以内」ってのが、当の本人が「無理!」と言い切った「もう一度武道館で」と同じぐらい厳しい目標であるということがわかります。 このブログで椎名さんをネタにし始めたころ、椎名さんは少なくとも歌い手としての活動についてはいつ辞めてしまうかわからないと戦々恐々としておりましたが、実は今でもそれは変わってません。数字を見る限り、歌い手としては商業的に限界に近い状況だと思います。 今年はかろうじてレコード会社移籍という話があったので、心の安寧をえているわけですが、来年の4月17日あたりに「キリが良いので」とか言われてしまうんじゃないかとハラハラし通しですよ。(汗 もっとも、そういうハラハラすること自体が今の椎名へきるという人のファンの愉しみでもあるともいえなくもないんですけどね。ちょっと不謹慎? サバゲの友人が「声優でも役者でも、その人の「芸」を買ってるだけなんでその人やその人の人生を買ってるわけじゃない」とつぶやいておりまして、なるほどとは思いましたが、わたくしのスタンスはちょっと違いますなぁ。わたくしはその人がいる世界を同時に生きることに価値を見出しているとでも言いますか。>中二病的? なにはともあれ、椎名さんのあの世界が消えてなくなってしまうとしたら、それは大変残念で惜しいことだと思う次第であります。 #
by namatee_namatee
| 2014-04-09 16:00
| music
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「艦これ」日記。w ついに「伊58」がやってまりました! ウチの潜水艦の図。いつのまにかこんなに潜水艦が。(汗 ここ一週間、暇があれば1-5をグルグル回っておりました。秋の限定海域で間違って「伊401」に喰わせてしまった「伊58」を探し求めて。それが昨日、ついに落ちてまいりました。その瞬間、思わずガッツポーズで立ち上がるという。仕事中なのに。w もともと潜水艦には冷淡だったんですが(だって大鑑巨砲主義者だもの。)、資源集めとLvUpの弾避けに便利だということで、それまでどうしても必要な遠征用だけにしていた潜水艦戦力を充実させようと思いましてね。 この図でLvの高い改のついている「伊8」、「伊19」、「伊168」、「伊401」はずっと前からあったもので、改のついてないのはここ一週間の1-5巡回で落ちて来たもの。伊58だけ欲しかったんですが、潜水艦は比較的珍しい部類の艦なので、とっておくことにしたらばこんなアリサマに。w オリョールクルージング、通称オリョクル。 オリョクルとは2-3の「東部オリョール海」を潜水艦で巡航することですな。2〜3隻の潜水艦で2-3に出撃し、資源を拾ってくるってのを延々と繰り返す。2-3は敵艦に強力な対潜能力の奴が居ないので、潜水艦の被害が抑えられ、出撃で必要な資源(特に燃料)に対して得られる資源が黒字になる、と。これは確かに効果的な作戦で、陣形も考えずに済むので、適当に流してやってればいつの間にか燃料がウハウハというわけですな。 図でわかりますとおり、相変わらず我が艦隊の資源は危機的状況にありますが、それでも燃料に関しては前回の時よりは改善されているのが分かります。鋼材についても修理が少ないので増加傾向。仕事の合間をぬって、オリョクルだけではなしに主力艦隊の演習やLvUpでの3-2とか、のべつまくなしに出撃しているわりに、燃料については増えていってますから、確かに効果があるんですよ。>オリョクル ただし、使う潜水艦についてはそれなりに強力でないとダメですね。いくら相手の対潜能力が貧弱だといっても、Lv10ぐらいの潜水艦だと初戦で返り討ちに遭いますからね。w また、被害は微小ではあるものの全くないわけではない&疲労の問題もあるので、せっかく充実した潜水艦兵力を育成して、改のつく奴を2セットぐらい作ろうと思います。それでグルグルとオリョール海を巡航しようという目論見。 現在、「伊58」は第1艦隊に配備されて、3-2でのLvUp作戦時の弾避けになってます。第1艦隊では現在「飛鷹」で例の60計画の最中です。「飛鷹」は見た目も美しく性能も抜群の軽空母。とても有能なので海戦のたびにMVPをとり、1000ポイント以上は必ずかせぐという。おかげでどんどんLvUpします。 その他、「矢矧」「能代」「阿賀野」などの新世代軽巡洋艦とともに「伊58」は3-2に出撃しておりますが、これが「飛鷹」と対照的に必ず最低でも中破して帰ってくる。w これらを全てLv50にしようと思うと・・・2ヶ月ぐらい?w #
by namatee_namatee
| 2014-04-08 21:41
| diary?
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所詮スマホ、まともな写真が撮れるかなどと期待したわたくしが阿呆でした。w 南東北(本当は北関東)の納豆の国海岸地方では桜が満開であります。東京ではすでにあらかた散っちゃったかな?こちらではまさに今日、満開です。明日には散り始めるでしょう。ここら辺が首都との緯度の差を感じるところ。 もちろん 咲きほこる桜を観て心に浮かぶのは、椎名さんのファンならもちろん「RESET」ですよ。もう何度もネタにしてまいりました。大好き。w わたくしの場合、数ある椎名さんの名曲の中でも間違いなく10位以内、いや5本の指に入るぐらい好き。本日(2014/4/7)現在のわたくしのiTunesでの再生回数累計は234回、これは再生回数の順位で行くと12位です。ちなみに1位は「風が吹く丘」で378回、2位は「抱きしめて」で367回となっております。w 「RESET」はアルバム「10 Carat」の1曲目で作曲はDAITA氏、作詞は森雪之丞氏、編曲は守尾崇・DAITAの両氏。これは豪華。 これ、もう11年も前の歌なんですが、お聴きの通り全然古さを感じない。2014年の今、しれっとシングルカットして良い感じのPVつけてニコ動とかYouTubeにでも流しておいたら、結構良い線行っちゃうんじゃないかと思うぐらいの出来。 実は歌詞を読んでもどういうシチュエーションなのか良くわからない歌でもあります。サクラサクと歌ってますが、よくある卒業とか別れの歌ではありません。どちらかというと、先へ進んでいく希望の歌に聴こえます。 どういう意図なのか調べようと、頼りの「HEKIRU FILE」を見てもあまり詳しいことが書いてないんですよね。(汗 あと椎名さんの歌の中で、そんなにメジャーでもない。ライブでの実績は2003年3月の「HEKIRU SHIINA Birthday LIVE 」あたりから2006年にかけて、それに2010年の春の417祭りとかで合計31回しか演ってません。演奏回数の順位でいくと70位です。トップの「Graduater」が285回も演っているのに比べるとライブで聴けるのが珍しい類の曲でしょう。 そして、先日のツアーの最終日、名古屋でアンコールで演ってるんですよ。実に4年ぶりという。これを聞き逃したわたくしの心境といったら(ry 穿った見方をすると、久しぶりにこの「RESET」を歌ったのは、文字通り何かをリセットするという椎名さんの意思表示なのかもしれません。 ・・・その2ヶ月後にレコード会社移籍の発表がありました。前にも書きました通り、年末年始のツアーでは特に昔の歌縛りというテーマでもなかったにも関わらず、ランティスの歌が極端に少なかったですし、まあなにかあるんじゃないかと思わせる感じではありました。そこへ「RESET」。むぅ、聴きたかったなぁ。orz 本当のことは「大人の事情」だそうですので藪の中。でも、いろいろ妄想するのはわたくしの勝手ですからね。 「みたいラジオ」とかも、BBCの暗号放送を聴くフランスのレジスタンスみたいな感じで聴いてますからね。何一つ聞き逃すまいと。w #
by namatee_namatee
| 2014-04-07 21:15
| music
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本日も悪天候。空模様は一日中晴れたり曇ったりめまぐるしく変化してましたね。>納豆の国海岸地方 そういったわけで、例によって家から出ずに過ごす。やったことと言えば昨日のつづきでUAR501の細かい手直し(でも途中でパーツ不足が発覚して中止。)と「艦これ」、あと図のマンガを読みました。 歳とると涙腺が(ry 見ての通り「パレス・メイヂ:久世番子」第2巻でございます。これ、嫁が読みかけにしてテーブルの上にあった1巻を暇つぶしに読んでたら、不覚にもボロボロ泣きましてね。そこへ嫁が帰って来た!これはやばい、とすぐにPCの方に向き直ったんですが・・・先日、「2巻が出たよ。」って頼みもしないのに渡されました。完全に読み切られてます。orz 内容は手に取って読んでもらうのが一番でしょう。架空の国(日本なのは明らかですが。)の皇室のお話。いろいろシキタリが厳しい中で、絶妙な距離感(天皇と侍従の話ですから実際は距離感どころの騒ぎではないんでしょうけど。)の男女の関係とでもいいますか。ありえないと分かっていながら良い話だなーと思ってしまうという。 わたくしは日本の皇室について特に意見は持っておりません。ハッキリ言って関心がない。ただ、愛読している「ホーンブロワーシリーズ」の作者、C.S.フォレスター氏の影響で、皇室や王室と軍人や民間人の関係とでもいいますか、19世紀ごろの各国の王室と国民の様子についてはちょっとだけ興味と知識があるかもしれません。 「ホーンブロワーシリーズ」は18-19世紀の海の戦いのお話ですが、意外にも王室主宰の晩餐会とか、総督のパーティとかのシーンが多いんですよ。ロシア皇帝の晩餐会とか、ジャマイカの総督府や地元有力者のパーティとか、本当に沢山でてくる。 「陛下」とか「閣下」とか呼ぶシーン、あと乾杯のシーンが印象的。「神聖なるクリスチャン国王陛下、神聖なるカトリック国王陛下、神聖にして敬虔なる国王陛下。」とかいって晩餐会の場にいる各国国王を挙げ「以上の国王陛下全ての治世が、栄誉と栄光のいや増すうちに長からんことを」って乾杯するんですよ。素面ならとにかく、酔っぱらっているときとか大変でしょうなぁ。w あとホーンブロワーは音痴なのでダンスが嫌いというのも面白いんですが、キリが無いので(ry 「ホーンブロワーの誕生」に書いてあったんですが、フォレスター氏はヨーロッパ各国の王室のしきたりとか慣習に詳しかったらしいです。小説を書くために調べて詳しかったのか、純粋に興味があったのかはわかりませんが、そういう知識に裏付けされた描写だから面白いんでしょうなぁ。 このマンガはわたくしがそのようにほんのわずかだけ詳しいジャンルのお話でもあるので、特に好きな絵柄でもないんですが、つい読んじゃうんですよ。で、うっかりハマっちゃってボロボロ泣いているところを嫁に見つかると。w #
by namatee_namatee
| 2014-04-06 21:09
| book
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