好きで三段重ねにしているわけじゃないんですよ。

好きで三段重ねにしているわけじゃないんですよ。_c0019089_20101768.jpg

本日は月曜日、そして比較的マジメに仕事をしておりましたのでネタがありません。w

三段重ね。
というわけで、何かないかと見回したところ、iPod classicが目についたのでそれをネタにします。前にもネタにしているんですけどね。
写真はそのiPod classicとDACのAlgoRhythm Solo-RそしてアンプのD12Hjという組み合わせ。

くどいような気がしますが解説しますと、iPod classicは言わずと知れたAppleのDAPですな。世界で最初ではないんですが、一般に普及したDAPのはしりでしょう。その中でもclassicはクリックホイールを装備した由緒正しいiPodです。もう次のモデルは出ないと言われておりますけど。(汗
ライバルはこれまたいわずとしれたウォークマンでしょうね。SONYはハイレゾに邁進してますので、iPodとは比べ物にならない高音質を謳うDAPがラインナップされており、パッと見には音質でSONYの圧勝となりますが・・・実際のところ、iPodに比べてウォークマンが音が良いと言われるのは特に根拠のないことのようです。わたくしが一生懸命ネットで調べたところではそうでした。味付けとでも言いますか、チューンの方向がウォークマンとiPodでは違ったというのが本当のところのようです。
そもそもハイレゾってのがうさん臭くて・・・おや、こんな時間に誰か来(ry

まあ作られた規格の通りに、厳密に何も足さず何も引かず、ということならば素晴らしいもののようですが、どうもそうでないことが多く感じられまして、まあ少し様子を見ようと思っております。>ハイレゾ
そもそもわたくしの専門の椎名さんの音源がハイレゾじゃないので、現段階では多大な金銭的代償を払ってまでハイレゾ対応化を進める意味はありません。イヤフォン・ヘッドフォンは十分にハイレゾと言われる音源でも聴けるスペックのものがありますしね。

そういったわけで、一般に流布されているように一概にウォークマンの方がiPodより音質で上回るということはないということであります。実際に聴き比べてみても、音の性質の違いはありますが、どっちが優れているとか簡単に言えるほどの差はありませんでした。個人的には飾り気の少ないiPodの方が好きではありますが。

二段目はDACのAlgoRhythm Solo-Rでして、これはなー、買ったは良いモノのイマイチ使いどころに困っていました。なら買うなと。w
以前に書きました通り、iDeviceをそのままUSBなどで繋げるDACおよびDAC内蔵のポータブルアンプなどの機器はそんなに多くないんですよね。意外かも知れませんが、USBだからといってなんでも繋げることが出来るわけではないです。少しずつ増えて来ているんですけどね。
このAlgoRhythm Solo-RはiDevice対応が売り文句の一つでした。春のヘッドフォン祭りで某B氏に教わったんですけどね。その節はお世話になりました。
iDeviceとポタアンの接続はDOCケーブルを使ってライン出力ってのが一番お手軽で音質的にもなかなかのモノなんですが、それだとD/A変換はiPodの内蔵DACですることになり、ちょっと物足りない。それに、せっかくデジタルのデータなんですから、耳に入る前まではデジタルで行きたいじゃないですか。
そういった経緯でアンプはすでにD12Hjがあったので、DACとしての機能しか持たないAlgoRhythm Solo-Rを導入したわけですが、実際に運用してみようとすると結構面倒くさいんですよ。見ての通り、三段重ねでスペースや重さを無駄にとるのもそうですが、なんといってもそれぞれを繋ぐケーブルの取り回しが面倒くさい。AlgoRhythm Solo-RとD12Hjはコアキシャルケーブルで繋ぐ構想(AlgoRhythm Solo-RはDACではなくDDCとして機能する。)でしたが、ケーブルがあまりにも嵩張るので断念。図の通り、普通にアナログのケーブルで繋いで(この場合はAlgoRhythm Solo-RはDACとして機能する。)ます。反対側にはUSBのDOCケーブルでiPod classicとAlgoRhythm Solo-Rが繋がっており、まあなんていうか収まりの悪い塊となっております。w

一番下はポタアンのD12Hj。D12Hjは一時期人気があった定番のポタアンでした。現在は廃盤になっておりますが後継機が出ております。で、D12HjはDACも内蔵しているんですよ。ただし、前述のiDeviceとの接続は出来ない。これが出来れば三段重ねとかしなくて済むんですけど。(汗
現状は前述の通り、AlgoRhythm Solo-Rからアナログで接続しておりまして、これはこれでAlgoRhythm Solo-RをちゃんとDACとして使っていることになりますので、納得のいく構成なのかな、と思っております。

問題点はD12Hjがイマイチ好みに合わないってことなんですよね。D12Hjはかなりメリハリのある音でして、低音が強めに聴こえます。ところが、低音は強いんですがボリュームをあげて行くとその低音が潰れがちになることがあります。楽曲やイヤフォンにもよるんですが、もう一つあるDAC兼ヘッドフォンアンプのNuforce uDac2に比べると、低音が強調されているにもかかわらず、ある一定以上大きい低音だと解像度が低く感じます。
具体的には「-赤い華-You're gonna change to the flower」とか。この曲はやけに低い音が多い曲で、イントロからいきなりズンズンくるんですが、そのズンズンが潰れて聴こえてしまいます。残念。
反面、そういう重低音までいかないぐらいの低めの音だとメリハリの効いた本来の性格からか、エッジがたったとでもいいますか、鋭い切れ味の音でそれは好ましいんですよね。「Jumping Slash」の本当の?イントロのところとか。あれも重低音ではあるんですが、ギターのブンブンいう音、その「ブ」のところが角が立った感じでとても格好良く聴こえます。まあ、いずれにせよ乱暴な音ではあるんですよ。>D12Hj

さほど高級なアンプでもないので妥協点が低いんでしょうなぁ。なので次の目標はアナログで接続する時分の好みにあったポータブルアンプということになりますね。
最近出た同じCypherLabsのArgorhythm Picolloというアンプがやけに評価が高いので、次はこれかな?
人気があるようで売り切れちゃってますけど。いやむしろ、その方が考える時間ができて好都合かもしれん。w

写真のイヤフォンはSHUREのSE215ですが、はるかに高級なはずのSE535LTDよりもこっちの音の方が好みに合うという。SE215はノーマルではあまりはっきりしない音なんですが、ケーブルをオヤイデのHPC-SEというのに換えたら変わりましたね。もやっとしていた中高域がすっきりしました。もともと低音は十分に出ているので、全体としてとてもバランスが良くなったと思います。気に入らなくて一時期嫁さんにレンタルしていたぐらいなんですが、今では使用頻度がもっとも多いイヤフォンになってしまいました。これはちょっとびっくり。

といった感じでネタ切れのgdgdで終ります。w
# by namatee_namatee | 2014-08-04 21:45 | audio | Comments(0)

ぐったり。

ぐったり。_c0019089_20585185.jpg

というわけで昨日の今日なのでグッタリして過ごす。
実はサバゲのお誘いもいただいてましたが無理。嫁さんが実家に行くと言ってましたがこれも却下。w
ほぼ終日、寝転がって椎名さんの歌を聴いて過ごす。気がついたら寝てたりしますが、それはそれでずっと聞こえている歌声が無意識のうちに脳にしみ込んでいるような感じで気持ちよかったりします。w

なのでネタがない。w
仕方がないので昨日もネタにした「ゆうなぎ」の金目鯛の煮付け定食(税込み920円)の図。本当にHTL22の写りって癖があるなぁ。auからHTCの新型が出るというウワサを聞きましたが、同じ頃に出ると言われている新型iPhoneの様子を見てからだなぁ。Androidは好きなんですが、同じ事が出来るならiOSの方が神経に障らないと感じることが多いんですよね。iPod classicはもう次はないそうですので、もしDAPとして使うことも考えるとAndroidはどうも感心しないし、そのDAPというか音楽配信まで含めた方面でAppleがなにかやらかしそうな予感もなくはないので、この秋〜冬にかけてはいろいろと考えることがありそうですなぁ。>次期スマホ
あと、わすれちゃならない価格の差もAndroidとiデバイスではかなりあるので、これも悩みどころ。

そんな話はどうでも良い。
この「ゆうなぎ」というお店はトラックドライバーや漁港の関係者の方のお客さんが多いのだそうで、そこら辺がすぐ隣にある「ウオッセ21」と対照的。「ウオッセ21」は観光施設ですからね。あんまり広くないけど。
「ヨコハマ買い出し紀行」つながりで「ゆうなぎ」というネーミングに惹かれて入ってみたのが最初ですかね。その後、5回訪れていますが休みが多いんですよ。今回で6回目でやっていたのは半分の3回。勝率5割ですか。w
正直、入り辛いしお店がキレイということもありませんなぁ。店員さんの愛想が良いということもない。わたくしとフラフープさんのような一見共通点が見つけ辛い男性2人組なんかだと微妙に他のお客さんから浮いているような気もしますし、お店の人もそういう風に思っている感じがする。w
まあ、わたくしはそういうことは全く気にしないので、ずかずか入り込んで行きますけどね。あと、昨日も書きましたが特にメニューが充実しているとか、安いということもありません。通常のメニューには海鮮とかありませんからね。天ぷら定食とかカツ丼とか平凡なものしか無いです。天ぷら定食とか1600円ぐらいする。ただ量は多いみたいですけどね。頼んだことないので良くわからないんですが、他の人がオーダーしたのをみると結構大盛りっぽいですね。

でも壁に張り出してある特別?メニューのなんとか定食は安いし外れがありません。まだ3回しか食べたことないけど。w
最初は「さんまの刺身定食」次が「かつをの刺身定食」で今回が「金目鯛の煮付け定食」。どうも「金目鯛の煮付け定食」は鉄板メニューのようですね。ネットで検索すると結構ヒットします。これは確かに美味しかったですよ。昨日も書いたようにわたくしには懐かしい銚子の煮魚の味わい。切り身なので食べるのが楽。w
隣の「ウオッセ21」でも同じような煮魚定食(なんていう魚かわかりません。)を食べたことがありますが、尾頭付きでまるまる一匹でボリュームがありました。が、食べるのが大変。そっちはそっちで美味しいんですけどね。

帰り道のお祭りの話。
はるか昔に銚子に住んでいた話は何度かしました。確かにお祭りありましたねぇ。大漁旗が目についたのを思い出しました。銚子ってなにかっていうと大漁旗が出てくるような気がします。今はどうなのか知りませんが、昔は高校野球の強豪校だったらしい銚子商業の応援でも大漁旗を振り回してましたし。
あと花火かな。昨日も花火やってましたね。南東北(本当は北関東)のウチのあたりもそうなんですが、海から冷たい風と一緒に霧が入り込んでくることがありまして、花火のときにこれが来ると大変なんですよ。霧で肝心の花火が見えないという。w
幸いにして昨日はそういうことはありませんで、キレイに花火が見えました。銚子大橋をわたっているときにも真横ででっかい花火が見えました。昔の銚子大橋には歩道がなかった(!)ので見物し辛かったと思いますが、今の銚子大橋にはしっかり歩道が設置されているので見物している人が沢山いました。花火見るなら銚子大橋の歩道が一番よく見えるんじゃないかな。

あとはなんだろ。帰り道はとても快調でしたね。R51はもともと信号の少ない道なんですが、それにしてもほとんど引っかかりませんでした。神栖のあたりですらほんの1-2回しか止まりませんでしたからね。おかげで眠いのなんのって。先週は5時起きの早出当番だった上に、昼間になんだかんだとはしゃいだせいでどっと疲れが。(汗
途中で車とめて仮眠しようと思ったぐらいですが、なんとか無事帰り着きました。これはこれでツーリングとしても面白かったです。

といった感じで、昨日の補足ネタでした。w
# by namatee_namatee | 2014-08-03 21:51 | diary? | Comments(4)

会合(その2)

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本日はとある会合で千葉方面へ。フラフープさま、お疲れさまでした。

図は椎名さん関連の史跡?w
間もなくこの世から姿を消してしまう「東京ベイNKホール」でございます。1998年の2月21日と22日に「STARTING LEGEND'98 Baby blue eyes」のライブが行われました。
Wikipediaによると「東京ベイNKホール」は2005年に閉鎖され、オリエンタルランドが取得して2016年までに解体の予定だそうです。

ときたところで、眠いので続きは明日。w

8/3追記:
フラフープ氏と椎名さん関連の会合。w
とりあえず千葉近郊で落合い適当に車(今回はシイナ号)で走り出す。特にどこへ行くとかは決めてなかったんですが、子海石先生の言う「今しか見らんない景色」として写真の「東京ベイNKホール」を見学。外観はこのとおりですが、作業員の方が出入りしているのが見えたので、すでに内装のあたりは解体が始まっているのかも。これコンクリート殻結構出るよね。などと商売柄下衆なことを(ry
フラフープさんには思い入れのある場所だったようですし、まあ、わたくしには直接縁のある場所ではありませんが、無くなる前に見ておけたのは良かったですね。

車で移動しますが目的地がない。要するに大音量で椎名さんの音楽を流すことが出来ればそれでよいわけで、その点から車で移動ということにしたわけです。w
とりあえず千葉の東の端、銚子を目指すことに。2時間ぐらいかかりますが、そのぐらいあればたっぷり楽曲を堪能することが出来るでしょう。刑部岬で「ヨコハマ買い出し紀行」現地関連ネタもこなせますし。
楽曲や歌唱方法についての議論、思い入れや思い出など、イロイロ伺いながら東関東を走ります。わたくしは田舎の一軒家すまいですから、まわりを気にせず音楽を聴くことができますが、そういう環境でない方はヘッドフォン・イヤフォンで聴くか、カーオーディオでないとしびれる大音量ではなかなか。
先日書きましたが、椎名さんの音楽、特に激しいのは大音量で聴くと魅力が際立ちますからね。これがなかなか出来ないというのは気の毒な事だと思います。

13時過ぎに銚子に到着。お昼を食べることにして例の「ゆうなぎ」に行ってみると・・・おお、やってるよ。w
ここ観光客向けじゃないみたいで、休日はお休みの事が多いんですよね。しかもレギュラーなメニューは普通にカツ丼とか天ぷら定食とかで、さらに特に安いわけでもないという。なので、わたくしがお願いするのは壁に張り出してある限定メニュー?の「なんとか定食」って奴です。「なんとか」の部分はその時によって変わるみたいで、今回は「金目鯛の煮付け定食」をオーダー。先日の椎名さんのメルマガで金目鯛の煮付けがネタになってましたので、それにちなんでみました。
椎名さんの金目鯛は尾頭付きでしたが、こちらは切り身です。でも、銚子独特の(たぶん独特なんだと思う。)甘くて塩っぱい味付けは銚子在住だった子供の頃にさんざん食べた煮魚の味わいで懐かしいですなぁ。やっぱり醤油の町だからああいう味わいなんでしょうかねぇ。他の地方でも煮魚ってのは大体同じような感じではあるんですが、銚子の奴はちょっと濃い感じがするんですよね。

その後、刑部岬に行き銚子市内へ取って返してファミレスを探しますが、カラオケボックスがあったのでそこへ飛び込む。カラオケが目的ではありませんけど。w
引き続きフラフープさんに椎名さんの楽曲についての考察やかつてのライブの様子等を聞く。勉強になりました。せっかくなのでちょっとだけカラオケもやる・・・椎名さんの楽曲はキーの低いおっさんには難しくてダメです。orz

時間一杯になってしまったので、外に出るとどうも本日はお祭りのようで、浴衣を着た女の子がたくさん歩いてくる。道路も通行止めになってる。これでは移動できぬ。w
仕方がないので郊外へ移動して、イオンモールで晩ご飯を食べることに。あ、銚子についてからの移動中は「みたいラジオ」のバックナンバーを聴いてましたが、事情のわかっている方と複数で聴くとすごく面白いんですよ。>みたいラジオ
晩ご飯はラーメン屋さんでしたが、いつの間にか環境問題に付いて熱い議論が。どうしてこうなった。w
まあ、それぞれの立場や歳の差、人生経験の違いってのがありますし、考え方はとにかく、現実の生活ではさほど人の道を踏み外したような事はしていないので、アカデミックなディベートとでもいうような事ではありました。

幸いにして主要な道は閉鎖されていないようで、銚子駅までフラフープさんを送り届けることに成功。車で2時間以上東に移動したんですから、電車でもそれなりの時間をかけないと帰れないのはものの道理。ルート検索して見ると想像以上に時間がかかることが判明しましたが、もうどうしようもありません。(汗
といったわけで、ここでフラフープさんとはお別れ。実り多い会合でした。ありがとうございました。

わたくしは何度も走った道で南東北(本当は北関東)へ帰ります。R51は単調な道だなぁ。大洗の手前辺りが眠かったですね。視界がコマ送りになりますからね。なんとか踏ん張って23時ごろ帰着。
なかなか面白い会合でした。しいて言うならば大音量で椎名さんの楽曲が聴けるのは良いんですが、やはり車で移動ってのは落ち着きません。持ち運べるスピーカーでも調達して、カラオケボックスかなにかに腰を落ち着けてというのが良いかも知れませんね。

といった感じの充実した一日でございました。
# by namatee_namatee | 2014-08-02 23:30 | music | Comments(5)

軍拡への道。

軍拡への道。_c0019089_2113784.jpg

今月後半に予定されている某チームのゲームに備えて新兵器を調達。

もちろん電動ですよ。わたくしはポンプとかそんな原始的なものは使いません。w
とりあえずG.A.W.さんに送って集弾性能とサイクルのupを・・・嘘。乾電池型のLiPoに換装ぐらいはやるかもしれませんけど。

なんか、レールのようなものがあったので、そこら辺に転がっていたパチT-1を装着してみました。ピカティーニ規格ではないようで、ちゃんと固定は出来ませんでしたが、取れてしまうことはないという微妙な感じ。
マガジン状のものに水を入れる構造になってますので、スペアのマガジンがあればいくらでも撃てるんですが、そこまでするのは大人げないのでやめました。いやでも、友人の様子を見ていると本気の人がチラホラと見えるので、万全の備えをしておいた方が良いかもしれん。こうやって始まるんです。>軍拡

5万円ぐらいする強力なバズーカなんとかっていうのもあって、カートにいれるところまで行ったんですが、最後の瞬間に我にかえりましたよ。w
# by namatee_namatee | 2014-08-01 21:42 | survival game | Comments(15)

チェストとかミドルとかヘッドとか。

 チェストとかミドルとかヘッドとか。_c0019089_2153246.jpg

大分以前から椎名さんの歌唱方法がどのように変化したのかを調査しつづけておりまして、なんとなく輪郭は掴めて来たような気がするんですが、これがますます手強い。ネットで理論的な解説をしているページを参考にさせていただきながら確認しているんですが、大体そういうページは声楽を勉強する人、つまり歌を歌う人向きに出来ておりまして。わたくしは自分で椎名さんの楽曲を歌うつもりはありませんので・・・いやまあカラオケとかなら歌わないこともありませんけどね。そういえば、何年か前のFC eventではカラオケ大会があったそうで。カラオケは椎名さんのバンドの生演奏だったと聞きました。w
それカラオケじゃないじゃん。しかも本人の前でとか、どんな罰ゲームかと。メロディの部分がないとシロウトには無理です。やってみればわかる。わたくしの場合、すでに500回以上は聴いて、200回は歌ったことのある「風が吹く丘」だってBacktracksだけではまともに歌えません。w

それはそれ。ネット上にあるこの方面の情報は基本的に声楽家やミュージシャンを志す人向けのものが多いです。地声・裏声、チェストボイス・ミドルボイス・ヘッドボイスとかの区分は声帯の使い方によるということで、これは自分で歌ってみないと実感できないことであります。で、自分でやってみろということになると、前述の通り聴き慣れた歌でもとてもとても。椎名さんとわたくしでは声の高さとか質とか、もちろん全く違いますし(性別からして違いますがな。)、わたしゃ声楽の勉強も実践も経験がありませんがな。

それでも諦めずに情報を集めて、研究を進めてまいりました。本日のネタは最近辿り着いたこちらのサイトを参考にして、なんとなくわかってきた事でございます。
用語や概念についてはリンク先をどうぞ。その気がある方はそちらを読んでボイストレーニングの理解についてわたくしと同じ苦労をしてください。w

当たり前ですけど時代によって歌い方は変遷してまいります。全ての楽曲について検討・研究するのは不可能ですので、まず「風が吹く丘」を例にしてみると・・・この観客の歓声と椎名さんの歌声と演奏が一体になっちゃっているような感じがたまりませんなぁ。ちょっと音程が怪しいような気もしますが、それがどうしたって感じ。

いやそうじゃなくて、歌い方というか声の使い方を観察して見ると・・・前述の通り、わたくしでは動画からどうやっているのかを読み取るのは至難の業。なのでざっくりとした印象になってしまいますが、裏声はほとんど使ってないですね。「私の 気持ちを届けて 風に乗せて」の「届けて」のところだけですかね。あとは上記のサイトで言う分類のチェストボイス(地声)とミドルボイス(地声)がほとんどで、一番高いところ、「悲しみ 全身で受け止められる 勇気」でヘッドボイス(地声)になってます。たぶん。
全体にチェストボイスとミドルボイスの切り替えにやや難があり、切り替える直前直後の音程が怪しいと感じます。ミドルボイスとヘッドボイスのつながりはそんなことはないように見えるので、思うにこのころの椎名さんはその範囲が得意だったんでしょう。要するに低い声が出し辛い。ただリアルで聴く椎名さんの話し声はとても高いんですよね。チェストボイス(地声)ってのは、普通に話すときの声であるということらしい(男性の場合。女性だとまた違うようです。)んですが、どうも歌っている時のチェストボイス(と思われるもの)は話している時の声よりもはるかにずっと低く感じます。さらにラジオの時の声はあんまり高くないという。不思議な人だ。

次は最近の歌で「恋のリズム」。このPV大好き。たまらん。w
やや裏声が多くなっているような印象をうけます。ところどころ、代表的なのは「夢に見ていた奇跡」のところで部分的に裏声になってます。これまた、わたくしではその裏声がミドルボイスの裏声なのかヘッドボイスのそれなのかの判別が付かないわけですけど。orz
全体に声が高いですね。歳をとると声って低くなるような気がするんですが、椎名さんの場合は高い方へシフトして、さすがに地声で出ないところは裏声を使うようになったという感じでしょうか。その分、苦手だった(と思われる)チェストボイスの下の方を使わなくてすむようになったのだと思います。
そして、それぞれの声の切り替えがとても滑らかで自然。もう音程がずれることはありません。声の強弱、歌詞に気持ちを乗せて、センテンスの終わりのところに余韻を残しているところとか、本当にたまりませんなぁ。演奏もたまりませんけどね。

とかいって、知ったようなことを書いてますが、これは全てわたくしが感じて、半端な知識をもとに考えてたことです。真に受けると大変なことになるかもしれません。(汗
でも、「風が吹く丘」に比べて「恋のリズム」の椎名さんは明らかに歌唱力が向上しているのは誰も異論はないでしょう。どっちが好きかとかは別にして。w
そして、何度か書いたようにパッと聴いた印象より、ずっと太い声や高い声を駆使してます。感情や気持ちを歌に乗せるのも他の歌い手さんとはちょっと違う。それは歌の技巧というわけではなくて、声の演技のように感じます。しかもテンポは速いしレンジもそれなりに広いああいう歌でそれをやるんだから大したもんだと思いますよ。

今後も継続して研究を進めてまいります。どうやって歌ったのか、それがわかれば文字通り、椎名へきるというアーティストを理解したこと(一面にせよ)になると思いますので。またなにか進展がありましたらネタにさせていただきます。

ちなみにわたくし、「風が吹く丘」「抱きしめて」についてはライブの方はあまり好きじゃなかったりします。あまりにもCDやPVのインパクトが強過ぎて、しかも何度も繰り返し聴いちゃったもんだから、もう頭の中にイメージが固まってまして、ライブで聴くと違和感があるという。
# by namatee_namatee | 2014-07-31 22:10 | music | Comments(7)