画像と内容が関係ないシリーズ。

画像と内容が関係ないシリーズ。_c0019089_22392713.jpg

さあネタがない。w
本日は仕事。微妙に天気が悪く、気温は低かったですね。事務所のエアコンが酷使に耐えかねてついに壊れてしまったので、涼しいのは助かります。仕事柄埃っぽいのでエアコンは年がら年中使っているんですが、外部の人にはそれが羨ましく見えるらしく、エアコンが壊れたのを知るともうここぞとばかりにザマァな目で見てなにか言っていくのが浅はかで楽しいです。w
コンプレッサーがお亡くなりになったそうで、こりゃ直るまでにはしばらくかかりますね。8月一杯で直るかどうか。暑い夏になりそうですなぁ。w

さて本日は微妙に昨日の繋がりっぽいネタで。
DACのAlgoRhythm Solo-Rの効能について。DACとは「digital to analog converter」のことですから、デジタルからアナログに変換するもの、ということですな。すでに何度も書きました通り、こういった方面には極端に弱いので、ではそのデジタルってのは何の事?となると良くわからないのでございます。ウチの構成の場合ですと、iPod classicのHDDに入っているALAC形式のデータのことなんでしょうが、それがハードウェア的にどういう信号で出てくるのかとかは全然わかりません。もちろん、それがどういうプロセスを経てアナログに変換されるのかとかもわかりませんなぁ。まあ、音は出ているのでそれはそれでよろしいのではないでしょうか。w

では、5万円ぐらいする、この「digital to analog converter」があるとないではどう違うのか。
まず、ない場合はどうしているのかというと、DAPのiPod classicにイヤフォンを直接刺す、もしくはミニプラグのケーブルでPOLOのオーディオへ繋ぐ。POLOのオーディオは最近の気の利いたカーオーディオと違い、USBでは接続できません。もう一つ方法がありまして、Dockからライン出力というんですかね、アナログで出力するケーブルがありまして、それでカーオーディオに繋ぐ。あるいはポータブルアンプを経由してイヤフォンへ、という繋ぎ方ですね。
音については直刺とライン出力のDockケーブルでどちらが良いかというと、ほんのわずかな差ですが後者ですね。直刺の場合はiPodの中のDACとアンプ部を通しますが、ライン出力のDockケーブルの場合はアンプを通さない・・・のかな?良くわかりませんが、iPodのアンプの関与は少ないはずで、その分、音に良い影響があるのではなかろうかと。

ではAlgoRhythm Solo-Rを使う場合はどうなのというと、iPodからUSBのケーブルでSolo-Rに接続し、そこでデジタル/アナログ変換された信号はイヤフォンを使う場合はポータブルアンプを経由します。基本的にSolo-Rからポタアンは普通の3.5mmミニプラグのケーブルで繋ぎますが、Coaxial (RCA/SPDIF)で出力も出来るのでポタアンが対応するものならば、そういうケーブルで繋げますね。その場合、Solo-RはDACではなく「digital to digital converter」、つまりDDCとして機能することになりますな。アナログへの変換はポタアンで行われるわけで、ちょっとSolo-Rが勿体ないかも。
POLOのカーオーディオに繋ぐ場合は簡単。Solo-Rの3.5mmのミニ端子とカーオーディオをアナログのケーブルを繋ぐだけ。

そしてSolo-Rを使った場合の音の変化は劇的。イヤフォンの場合はポタアンの性格が反映されるのでちょっと複雑ですけど、カーオーディオの場合は本当に劇的。これこそ今まで聴こえなかった音が聴こえるって奴の典型ですよ。あまりの音の良さに感動して泣くぐらいですよ。w

具体的にどう変わるのか。よく言われる解像度が高い音、って奴になりますね。この言い方はおそらくデジタルカメラの画像で言われる解像度を音に例えたものなんでしょうけど、上手いこと言うなぁ、と感心します。解像度の高い画像は細かいところを大きくしても表現されているものが破綻無く見て取れますが、これが楽曲でも同じような感じになります。音楽は同時にいろんな音がなっているわけですが、解像度が高いという状態ですとその中のどれかの音に注目して聞き分けることができる。椎名さんの楽曲の場合だとツインギターのどちらが何やっているのかが聴き分けられるとかそういう感じ。あとギターの弦が震えている様子もビリビリ伝わってまいります。

これ、言葉で説明するのがなかなか難しいんですが、椎名さんの楽曲限定ということで解像度の変化を無理矢理表現してみると。一応、イヤフォンで聴いた場合を想定して。

例えば大好きな「Jumping Slash」。CDに納められているこの曲の最後は「LET IT GO!!」でいきなり終ります。これが格好良いんだ。歌詞にあまり意味の無い歌なんですが、なんだってまたこんなにイロイロ格好良いんだろ。
まあそれはそれ。直刺やライン出力の場合、「LET IT GO!!」は「レットイットゴー!」という感じに聴こえます。それがSolo-Rを通すと「レットイットゴーゥ!」と歌っているのがわかる。w
椎名さんって単純に「ゴー」とか延ばすような歌い方ってあまりしないような気がします。延ばす時も強弱をつける時が多く、おそらくそれが歌に独特の表情を感じさせる要因の一つなんだと思うんですが・・・

次は「Eternal Circle」。これは椎名さんの息づかいがすごく良くわかります。ハァハァ。
あとかなりメリハリの効いたキツい声と力を抜いた声の使い分けも良くわかります。「いつもの笑顔に」の「に」や「やさしくなれるよ」の「よ」はかなり柔らかく、サビっていうんですかね、「永遠に続く」のところはパワーバンドに入ったツインカムみたいな声になります。

「WONDER☆RIDER」はどうか。これは楽器の方から。わたくしの思い込みなのかも知れませんが、椎名さんの楽曲はベースが目立たない印象ですが、「WONDER☆RIDER」はわたくしでも「ああベースが鳴ってるんだなぁ。」と感じます。それがSolo-Rを通すとよりはっきり聴き分けられる(わたくしはどれがベースの音なのかは良くわからないんですが、違う種類の音なのかの判別は付く。)ようになります。これが一番言葉で表現し辛いかな。でも他の曲とちょっと違うのはわかりやすくわかるんですよ。

これが「Power Of Love」では・・・キリが無いのでここまで。w
DAC、アンプ、イヤフォンと変化する要素は沢山あり、聴くたびにいろんな変化と発見がありますなぁ。
# by namatee_namatee | 2014-08-09 22:49 | audio | Comments(7)

うっ・・・頭が・・・

うっ・・・頭が・・・_c0019089_1839728.jpg

早速TU-HP01のオペアンプを交換している図。

わかり辛いんですが写真の真ん中、赤いリード線が二本あるところの左側、他に比べるとちょっと大きいICみたいなのがオペアンプとよばれるものです。その上の方に二本、ガラスの管みたいなのが横倒しになってますが、それが真空管です。

先日も書きました通り、わたくしはこの分野に極端に弱く、ほとんど知識がありません。なのでネットの記述を丸写しです。w
アンプというぐらいですので、信号を増幅するんでしょうなぁ。TU-HP01の場合は種類で言うと真空管アンプなんですが、出力側ではオペアンプを使っているのだそうです。なのでハイブリッドと呼ばれると。で、売りはそのオペアンプを交換してそれぞれの音の違いを楽しめるということ。わたくしは真空管がどうのというより、オペアンプが交換できるということに注目して購入しました。

標準のオペアンプはMUSES8820というもの。これどうなんでしょ。調べてみましたが悪くはないけど良くもないみたいな感じでしょうか。秋月電子さんで売ってまして、価格は400円/個だそうです。まあ普通のオペアンプなんでしょう。
他にも6種類ほど交換用のオペアンプが付属してきましたが、せっかく交換できるんですから、そのジャンルでは定評のある奴を試してみようかと思いましてね。
いろいろ調べてみると、同じJRCのMUSES01と同じく02というのが評価が高いようです。あとOPA627というのも人気があるらしい。
今回はとりあえずMUSES02を試してみることに。MUSES01はTU-HP01では電圧の関係で使えないとのこと。01と02で結構音が違うらしく、01の方が好ましいという声が多いんですが、使えないんじゃ仕方ない。音は出るという情報もありましたが、そもそも音の違いの差がわずかというか微妙な(ケーブルほどではありませんけど。)アンプでは、規格を外れた使用条件だとまともな評価が出来ないと思いまして。

秋月電子さんでMUSES02を購入。3,400円もする。(汗
付属して来た他のオペアンプの価格を調べると100円とかですから、MUSES02がどれだけ高級なオペアンプなのかがわかりますなぁ。もっとも絶対的には大した金額ではありませんけど。
交換は簡単です。説明書にも詳しく書いてあります。MUSES8820を引き抜いてMUSES02を刺すだけ。

全て元に戻して、音を聴いてみます。・・・あんまり変わらないなぁ。(汗
でも、しばらく聴いているとジワジワと違いが感じられてまいりました。8820と傾向は似ているんですが、音の厚みが増すとでもいいますか、低い方から高い方までバルキー。もちろん同じ音量でです。それでいて解像度なんですかね、音の輪郭がひとまわりはっきりする感じ。どちらかというと低音がより強調されるみたいで、椎名さんの楽曲の場合、比較的最近の、そうだなぁ、「Rockin' for Love」の「HOWLING」とかの重低音なんだけど低すぎない、締まった低音がとてもリアルに再現されますね。アルバムで言うと「Clear Sky」の各曲もあいますね。
反面、「PRECIOUS GARDEN」の各曲はさほど感心しませんでした。たぶんMUSES02は低い音が得意なんだと思います。
おっと、先述の通り高い音もみずみずしい感じで再現します。それこそ今まで気がつかなかった音や響き方に驚くレベルで。ギターの音の低いところから高いところまで。切れ味鋭くエッジが立った音は素晴らしい。個人的に「PRECIOUS GARDEN」はカサカサに乾いた音のイメージが強いので、パッとしないのかもしれませんね。

本体+MUSES02でおよそ24,000円。これでこの音なら御の字ですよ。っていうか絶対的にも相当よい音だと思います。これは間違いなく当たり。お勧めです。>誰に?

いやしかし、昔勤めていた会社がこのような電子部品を扱っていたところでしてね。こういう奴にはさんざん苦労させられました。わたくしは調達する部門だったんですねぇ。こんなもの、いつでも手に入りそうなんですが、ないときには本当にないという。見た目が似たようなのはいくらでも転がっているのに、特定のものは日本全国どこ探しても在庫がないとかね。マジで死にそうな思いをしてましたよ。
なので、こうやって久しぶりに間近で見ると、あの辛かった時代を思い出します。こういうのが長いケースに入ってるんですよ。やっと入荷したそれを外注に持っていって基板に・・・もう思い出したくありませんな。w
# by namatee_namatee | 2014-08-08 19:38 | audio | Comments(34)

こわい話ならおまかせ

こわい話ならおまかせ_c0019089_22122730.jpg

かつてアニメ少年だったわたくしがなぜアニメ嫌いになったのか。

アニメーションの世界はすでに確立された価値観や常識があると思いますので、素人同然のわたくしがそういう方面の話をしても的外れなことを述べるだけですので、あくまでわたくしの経験と経緯。

ぶっちゃけ作品の数が多くなりすぎて、ある時点で追いかけきれなくなりました。それまでみたいに一つの作品に多大な思い入れをもって接することが出来なくなっちゃいましたね。どんどん新しい作品が出てくるようになって、もういいやって思うようになったんですね。いつごろですかねぇ。「Zガンダム」あたりが限界かな。あれも最初だけしか観てません。
ほとんど同じことを椎名さんのバンドのギタリスト、木村建氏がカントダウンのMCの時に言ってました。例に挙げた作品も共通のもの。ああ、この人はわたくしと同じ世代というか、同い年かも、と。先日のFC eventで判明したところでは一つ違いでした。そりゃ言ってることが同じ時代の話だよな、と。w

その後、興味は二輪車や車に移り、アニメ方面については全く興味をなくした時代が続きます。結婚してからは嫁さんが重度のアニオタなので、90年代後半は隣で覗き見ぐらいはしていたかもしれませんが、その頃は前にも書きました通り、仕事が忙しくて奴隷のように働かされてましたし、パソコン通信にハマっていたこともあって特にアニメ方面に割く時間も興味もありませんでした。それどころか、この時代には何か後に残るようなことがあったのかというと、本当に何もありません。ただ毎日生きていただけ。これがわたくしの「失われた90年代」って奴です。

あと忘れてならないのは「ホーンブロワーシリーズ」とか「ボライソーシリーズ」の影響ですかね。海洋冒険小説って奴ですな。あと「ダーク・ピットシリーズ」も。ある一時期、こういった小説にハマっていたんですよ。
他には戦記モノ。現在のアニメ作品に描かれる戦闘や戦争に批判的な目を向けてしまい、どうしてものめり込むことが出来ないのはここら辺の影響が大きいですね。「戦争は数だよ兄貴。」
現実にあった戦争・戦闘のエピソードやドラマを知ってしまうと、架空の、特に商業的な臭いのするアニメ作品のそれは薄っぺらで(ry
もう二度とかつてガンダムを観ていた時のような熱い気持ちでアニメ作品に没入することは出来ませんでした。
わたくしはアニメでも映画でも「見て来たような嘘」を要求するんでしょう。おそらく世界観のあたりが自分でもよくわからないある基準を超えないと続けて観る気にならないんでしょう。

完全に架空の世界の戦闘や戦争については、中途半端に現実にあった史実のそれを知ってしまったためにリアリティを感じることが出来ず、どうしても好きになれません。もっとこう、なんていいますかね、日本海軍の海軍省の事務屋の1945年8月15日からの1年みたいなドラマはありませんかね。進駐軍にああしろこうしろ言われながら、かろうじて生き延びた、思い入れのある戦闘艦の武装を解除して、復員船に改造する手配をするとか。w

最近は暇だし嫁さんは相変わらずアニオタだしで、適当に横から覗き見することが増えました。が、スポーツものとか、なんていうか架空世界の出来事系はやっぱり趣味に合いません。w
椎名さんにハマってからは、そのつながりでなにかと気にするようになりましたけど、その作品が好きかどうかはまた別の問題でして。

問題はその椎名さんを理解していくために声優さんとしての姿をどこまでどう捉えるかということですね。椎名さんが自分を表現する方法として選んだのが歌だと思っているので、主要な興味は歌い手としての椎名さんにあります。出自として、また事実として声優さんなので、歌い手の始まりとしての転換点に最も興味があるんです。
声優と歌手の垣根を取り払ったってのが大きな功績だと思ってますので、その転換点に拘るのは持論に矛盾しているような気もしますけど。(汗
声優と歌手の関係については本人も「もうどうでも良いこと」と言っているんで、それはもう良いとして、歌を歌おうと思ってそっちに突撃していくその動機と過程を自分が納得いくまで追究したい。一気にスパッと切り替わったわけじゃないはずです。大人に騙されたと言ってますが、その大人は誰でいつなんと言って騙したのか。SME(SMR)にあったという椎名へきるプロジェクトとは。事務所、レコード会社、楽曲のプロデューサー、もちろんT氏も、どう繋がってどのように転がっていったのか。そういうことが知りたい。調べればわからないことではないと思いますが、芸能界方面にそれなりに知識がないと、どうやって切り込んだら良いのかが難しいですね。伝聞だけでも納得しがたいです。状況証拠とでもいいますか、事実関係からそうであろうと推測できるぐらいのものは調べたいところ。調べ上げたところでここに書けるかどうかはわかりませんけど。

と同時に前段階としてのアイドル声優?まあそういう立場、でもこれは転換点をどこに定めるかで変わるかな。まあ声優さんとしてのデビュー直後から最初の武道館コンサートのころまでの椎名さんの姿を把握しておかないと片手落ちです。
そのキッカケというかネタがここ数日レスで話題になっている「アイドル防衛隊ハミングバード」であり「YAT安心!宇宙旅行」、あと忘れちゃいけない「魔法騎士レイアース」なんですが・・・前述の通り、アニメが苦手なタチなもんでなかなかはかどりません。「ハミングバード」は行けそうなんですが、残りの二つは苦手分野なんですよね。(汗
それでもそう遠くない時期に観ることでしょう。椎名さんファンというならば、ここら辺は観たことがありませんというわけにはまいりますまい。

Wikipediaで調べものしていて気になったんですが、椎名さんが怪談などのこわい話が大嫌いというのはどこから出て来た話なんだろ。Wikipediaの椎名さんの記事はかなり用心深く校正されているようなので、どこかに出典があると思うんですが・・・いやなに、わたくしは正反対でこわい話が大好きなもんで。w
# by namatee_namatee | 2014-08-07 22:21 | music | Comments(8)

真空管ですって。

真空管ですって。_c0019089_20342886.jpg

またしてもイヤフォン関連のネタ。

マニアック?
今回のネタは右端の赤い奴。ELEKITのTU-HP01というポータブルアンプでございます。これ、特徴がいくつかありまして、まず真空管を使っていること、オペアンプが交換できること、そして安価なこと、でしょうか。

真空管を使ったポタアンはいくつかありますが、これは入力部に真空管、出力部にオペアンプというハイブリッド仕様・・・このジャンルはマジでわたくしがもっとも苦手とする分野ですので、ネットの記述の丸写しです。w
普通は出力部に真空管を使うらしいんですが、これは入力部。本格的に真空管ならではの音を追究したというよりは、エフェクター的に真空管を使っているようです。実際、聴いてみてもわたくしの不慣れな耳では真空管らしいとも思えませんでした。
それでも多少は真空管ならではの癖もあるようで、マイクロフォニックノイズという衝撃を与えたときに出るキーンという音、これが抑えてあるのが売りなんですが、やっぱりありますね。あと無音時に目立つサーッというホワイトノイズもあります。どちらも小さめなので実用上は気になるようなことはなさそうですけど。
昔の真空管のテレビとかはスイッチを入れてから画面が出るまでにかなり時間がかかったものですが・・・そういうことを経験して覚えている人はどんどん少なくなって行くんだろうなぁ。>遠い目
いやそうじゃなくて近代的なこのアンプでは真空管をつかっているとはいえ、スイッチを入れればすぐに使えます。

出力部のオペアンプを簡単に交換できる・・・それどころか、今回購入したこれはスペシャルセットとかいうやつで、標準のオペアンプ2つ(MUSES8820とOPA2604)以外に5つのオペアンプがセットになってました。
実はこのオペアンプがいろいろ交換できる&セットになっていてお手軽ってのが最大の購入理由です。

これだけ揃ってヨドバシで実売19,900円とか。ポイントで1990pt戻るので実質18,000円ってところ。これは安いですね。このぐらいなら好みに合わなくて失敗だったとしても諦めがつきますよ。
不思議なことにスペシャルセットじゃない素の方がわずかながら高いという。

昨日ポチって本日到着。さっそく聴いてみる。オペアンプは当然ながら標準のMUSES8820です。イヤフォンはSE535LTDで。
おっと、その前にこれは電源が単4電池です。Ni-MHも使えるということなのでエネループを使用。あと入力は潔くミニプラグのみ。なのでDACのAlgoRhythm Solo-Rを使用。
特に真空管だからという音には聴こえませんなぁ。強いて言うなら前述の通り、ホワイトノイズがありますが曲を聴いている時には全く気になりません。ただ、なんとなくわかったのはSE535LTDってとても良い音だということ。どこといって具体的に指摘できませんが、全体に音のクオリティが高い感じ。低い方から高い方まで満遍なく緻密に音が聴こえます。よく言われる今まで聴こえなかった音が聴こえる感じもありますね。SE535LTDとTU-HP01の組み合わせはD12Hjより明らかにバランスが良い感じはします。TU-HP01の方がSE535LTDと相性が良いと感じますし、わたくしもTU-HP01の方が好きです。

次は本命のER-4S。これがダメだったんですよ。低音が割れちゃって聴くに堪えない。がさついた音で聴き続けるのは無理。(汗
実はD12HjにER-4Sの組み合わせでも同じような傾向をちょっと感じないこともなかったです。ER-4Sに癖があるのかも知れませんね。
っていうか、その前にTU-HP01に推奨されるイヤフォンのインピーダンスは16-32Ωで、ER-4Sはそれを遥かに外れる100Ω、これはまともに音が出なくても仕方ないですわ。

次はSE215。これは当然ながらSE535LTDに似ています。ドライバの違いから低音が力強く、中〜高音がやや甘い傾向はかわりません。音場が広いっていうんですかね、SE535LTDより広々と響く感じが強い。ただSE535LTDとの音そのものの差ははっきりついた感じ。D12Hjだとあまり差を感じないぐらいだったのが、TU-HP01の場合ははっきりとSE535LTDが上手に感じます。

というわけでSE535LTDでいつもの椎名さんの楽曲を聴いてみる。やはりSE535LTDとの組み合わせは相性が良いようです。エッジがくっきりとしがらほんのちょっと角を落としたような、なんとも言えない力強い音ですなぁ。「SNOW fall」とかギターの音がたまらない。ああ、誰かに聴かせたい。w
# by namatee_namatee | 2014-08-06 21:28 | audio | Comments(2)

遠い目

遠い目_c0019089_19311893.jpg

当時未発表曲ってのがありまして。
ライブの時点で公になっていなかった楽曲ということですね。シングルにもアルバムにも入っておらず、ラジオやその他のメディアでも発表されていなかった曲ということになりますか。

8/12追記:「ラジオやその他のメディアでも発表されていない」というのは間違いです。レスでいただいた情報によるとラジオで初出ということがあったとのこと。それに下記でリークがあったかどうかわからないと自分で書いているのと矛盾しますし。「アルバムやシングルに入っておらず、ライブで演奏されたこともない」に訂正いたします。

未発表曲というぐらいなので、ツアーの最初のライブでいきなり演り始めるわけですから(椎名さんサイドからなんらかの形でリークがある場合もあったでしょうけど。)インパクトは大きかったでしょう。わたくしなんて最初の一曲目がなんなのかが楽しみでwktkが止まらないぐらいなので、いきなり知らない曲がかかったら大変でしょうな。

未発表曲が最も多かったのは1996年から1997年にかけてでございました。
当時はそういうなにかがあるんじゃないかと思ってライブを楽しみにして行く人もいたのではないかと思われ。
翻って現状はというと、正直、目新しさは少ないですね。ほぼ1年前、わたくしが初めて行った「HEKIRU SHIINA LIVE TOUR 2013 ~Early Spring~」の時は最新アルバム「Ermitage」がリリースされてすぐのライブだったので、新しい楽曲が多かったんですが、さりとて未発表曲ではありませんので。2-3年に1枚しかアルバムが出ないんだから贅沢を言うなと怒られそうですけどね。
すでに何度も書いたようにその後のカウントダウンその他では古い歌が多かったです。みなさんが馴染んだ歌は確かに盛り上がるんですが、やはり少しずつでも新しい風を入れて欲しいと思います。
アルバムが出て新しい曲が沢山あるライブは「HEKIRU SHIINA LIVE TOUR 2013 ~Early Spring~」が最後だったなんてなりませんように。頼みますよ。(汗

とりあえず1997年のデータを手元の資料から見てみると

・MOON LIGHT
・246
・誰のせいでもない

この3曲が1997年のいずれかのツアー開始時点で未発表だった曲です。

「MOON LIGHT」は言わずと知れた名曲中の名曲。いや「246」も「誰のせいでもない」も名曲ですけどね。
椎名さんの音楽を研究wしていくと、ロックに傾倒して行く前の(実際はすでに傾倒していたのかも知れませんが、まだ現象として現れていない頃の。)、方向性が定かでなかった時代の最後の楽曲と感じます。そういった意味で極めて格式が高く、声優と歌い手が分離していなかった(語弊有り?)椎名さんの傑作。
その立場のせいか、アルバムに納められていないのも特別な感がありますね。>MOON LIGHT

で、「MOON LIGHT」はNHKのテレビアニメ「YAT安心!宇宙旅行」第1期後期のエンディングテーマですので、1997年4月5日の第26話が一般に知られるようになった最初になるんですかね。他にラジオなどでリーク?事前に聴くことができたのかどうかはわたくしにはわかりません。
ライブとしては「STARTING LEGEND'97 With a Will」1997年1月8日の大宮ソニックシティで演奏されているので、エンディングテーマとして放送されるよりずっと前ですね。椎名さんのファンは1997年の年始には「MOON LIGHT」を聴いていたわけですなぁ。
そしてシングルの発売は1997年4月21日でした。

ちなみに「YAT安心!宇宙旅行」第1期前期のエンディングテーマは「だめよ!だめよ!だめよ!!」で、1996年10月5日から放送開始なので、こちらも1996年11月21日にリリースされたシングルより前に聴くことができたわけですね。
「MOON LIGHT」と同様に「STARTING LEGEND'97 With a Will」1997年1月8日の大宮ソニックシティのライブから演奏されておりますが、上記のようなタイミングになっているので未発表曲ではありません。

それはとにかく、テレビアニメとリンクするように未発表曲やライブを同時進行させる、この活発な活動は実に見事です。これはいやでも盛り上がるでしょう。
そしてなにより1997年2月22日と23日にはいろんな意味で伝説(このライブについては詳しく知れば知るほど改めて驚く。)の武道館があったんですから。まさに全盛期の始まり。

翻って現状を見ると・・・何も言いますまい。(汗
もう少しこう、なんとかならんもんですかねぇ。

そういえば、先日のFC eventのライブで出囃子、じゃないな、最後に椎名さんと観客が礼をして退場するときの曲で「RUN & RUN」(「博多ステイハングリー 」のOP曲)がBacktracksですがさりげなく流れてました。せっかくなんだからもっと大っぴらにやれば・・・大人の事情ってのがあるんでしょうね。難しいですね。

チームメイトのタカ氏なら「こういう路線を続けていれば良かったんですよ。」とか言いそう。いかにも言いそう。w
だがしかし、もしそうだったとして、この路線で順調に発展して行って2014年現在「へきる帝國」とかになっていたら、わたくしはここにこんなことを書いていないわけですけど。w
# by namatee_namatee | 2014-08-05 19:41 | music | Comments(21)