2019年 05月 14日 ( 1 )

ストックの精度とか剛性?

特にネタはないので昨日に引き続きVSR-10のネタ。
このストック、ActionArmy AAC T10というボルトアクションライフルのものですけど、見れば見るほどよくできてますね。そんなに高いもんでもないんですけど、細かいところまでよく再現できていると思います。
ちなみにこの立派なマガジンはダミーです。前側にVSR-10のマガジンが刺さる部分があります。リアルさのために余計なギミックにしない割り切りも好印象。>AAC T10
あとダミーのマガジン内にVSRのマガジンが1個入るのも面白いですな。w

それはそれ。VSR-10の場合、集弾性能にストックの精度が影響云々(ryという話をよく聞くんですけど、それははたして本当なのか?というネタ。

VSRのレシーバーとアウターバレル(=チャンバー)はそれぞれ単体で結合したのでは回転方向・上下左右にゆるゆるです。それをストックに固定すると所定の位置・角度になる。わたくし、他社のボルトアクションライフルをよく知らないんですけど、組み立てを見学させてもらったK.T.W.製のM70ではこのレシーバーとアウターバレルの結合を正しく行うのは熟練の技が必要と感じました。ストックで位置決めするわけではないので、レシーバーとアウターバレルを結合する段階できっちりと双方の垂直を出しておかないとダメ・・・と見た。見学させてもらった当時は知識と興味が薄かったので、よく覚えてないんですよね。もっと真面目に見ておけばよかったなぁ。orz
もちろん、K.T.W.のM70もレシーバーとアウターバレルをストックに搭載する時点でなんらかの位置関係の決定をストックも担っているのでしょうけれども、VSR-10ほどストックに依存していない・・・はず。それに対してVSR-10はレシーバーとアウターバレルの位置決めは完全にストックに依存してます。おかげで誰が組んでも少なくとも回転方向についてはまっすぐになります。量産向きの構造といわれる所以。

問題は横から見てレシーバーとアウターバレルがまっすぐになるかどうか。レシーバーとチャンバーの下にあるボルトでストックに固定されますけど、ストックの前後の「受け」の部分の精度が出ていないとレシーバーとアウターバレルが「への字」あるいは「逆への字」になっちゃう。前述の通り、レシーバーとアウターバレルの結合はとてもゆるくて抵抗しないので、簡単に曲がってついちゃう。(汗

ただなー、レシーバーとアウターバレルが「への字」あるいは「逆への字」になったからといって、何か問題があるのか?とも。だって仮に「への字」になったとしても角度としては微々たるもんですよ。ノズルがチャンバーに対して多少角度がついた状態になったからといってなにか影響があるのか。エアーの流れが斜めになる?、とも思いましたけど、チャンバーに装填されたBB弾を押し出すのはあくまで圧力であって、ノズルから吹き出すエアで直接BB弾を押すわけじゃないんですよね。だとしたらノズルがチャンバーに多少斜めに刺さっても別に影響はないんじゃないかと。仮に影響があったとしても、撃つたびに同じ影響なら同じところに弾が飛ぶはずですし。なので静的なストックの精度っていうのは、集弾性能には関係ないと思うんですよね。
問題があるとすれば、例えばバイポッドを使う時、上から強い力で鉄砲を押し付けた場合とか。ストックがしなってしまって、スコープで狙っているのと違うところに飛んでいく可能性があります。ただ、これも普通はそんなに強い力を上からかけるか?という。それはそういうふうにしないということで回避できるんじゃないかと思うんですよ。ノーマルのストックは樹脂ですから、高温になると柔らかくなって、少しの力でも変形するとも言われますけど、それは相当に温度が上がった時の話。流石に直射日光下でチンチンに熱い状態と冷えた状態で集弾性能に差が出てもそりゃ仕方ないことでしょう。そもそもHOPパッキンとかピストンのOリングとかグリスとか、温度変化の影響がストックより大きいパーツはたくさんありますし。

といった風に考えているのでPDIのモジュラーストックはなかなか買えないでいるんですよね。精度は大したもんでしょうけど、それが必要なのかと言う疑問がある状態で、約9万円をエアガンのストックに出せるか?という問題。w
ノーマルのストックは古くなると各部が緩くなるのは確かです。ただVSR-10は2万円そこそこで買えますからねぇ。緩くなったら新しいの買えば良いんですよ。w

図のActionArmy AAC T10、基本的にVSR互換ですけど、ちょっと違う部分もあります。それはレシーバーの固定。ノーマルはボルト1本だけでストックに固定されますけど、AAC T10ではトリガーガードがストック側にあるので、ノーマルのトリガーガードを固定する位置にあるボルトが長くてストックを貫通しており、レシーバー後端のクチバシみたいな部分にねじ込まれるようになってます。つまりノーマルよりレシーバーの固定は強固。これはノーマルのストックより優れている点だと思います。反面、素材がちょっと柔らかいような気がして、とくにグリップの上の部分は細いせいか、ストックのバットとそれより前の部分がわずかですけど比較的弱い力でグニャッと曲がる。これがストックの前の方で起こると集弾性能に影響が出るんですけど、わたくしが観察したレベルでは普通に構えて撃つ分にはねじれたり曲がったりはしないようです。この個体はPDIのレシーバーとアウターバレルなので、ノーマルのVSRよりはレシーバーとアウターバレル単体での結合が強固というのもあって、ストックの柔らかいイメージほど影響は出ていないと思います。

といった感じで、VSR-10のストックは集弾性能に影響があるのか?実はあまりないんじゃないか?というネタでした。

by namatee_namatee | 2019-05-14 22:13 | survival game | Comments(2)