2019年 04月 01日 ( 1 )

既視感

これは何かと申しますと「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の1シーン。駅の行き先案内板みたいなもの。これの下に券売機が並んでいて、この図を見て行き先までの運賃を確認して、お金を券売機に投入すると切符が買える仕組み。
これほど色鮮やかではありませんけど、昔の駅には似たような図がありました。路線と駅名だけじゃなくて、中途半端にリアルな風景のような絵が描いてあるの。わたくしが見たのはどこの駅だったか。日立電鉄の常北太田駅だったかなぁ。銚子電鉄のどこかだったか。もう何十年も前のことで記憶が曖昧です。
こちらのブログの記事になんとなく雰囲気が似ている鹿島鉄道の玉造町駅の様子があります。上から4-7枚目の写真がそれ。特に7枚目はバスの路線図で風景は描いてないけど雰囲気はあります。あとこちらのサイトの4枚目の図。わたくしの記憶のものよりずっと色鮮やかですけど、その点、上の図とむしろ似ていますな。

「王立宇宙軍 オネアミスの翼」が魅力的に感じる部分はこういう細かいところが琴線に触れるから、ですかね。懐かしく感じるんですけど実際には存在しない、とても不思議な感じ。架空の話なのにリアリティがある。ガンダム(最初の)もそういうところがあるんですけど、あれは最初に観た時は未来感があったものの、今や我々の世界の方がいろんな部分で追い越してしまって、モビルスーツとかスペースコロニーなどを除くと今の我々を取り巻く環境の方がむしろ未来的になってます。おかげでガンダム(最初の)を観ると未来の話なのにかつての歴史上の出来事と認識しちゃう。「王立宇宙軍 オネアミスの翼」とは反対のプロセスを経て懐かしく感じる・・・んでしょうかね。

「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の場合、お金が円形のコインじゃなくて棒状だったり、航空機や船舶の推進方式が我々の世界とは逆だったり、確かに異世界の感じがあるんですけれども、それでもなお全体に懐かしい感じが漂っています。創った人たちの年代がわたくしとかぶるってのもあるんでしょうけど、架空の世界に強烈なリアリティを与えるこういった細かい手法が見事と思うのであります。

by namatee_namatee | 2019-04-01 21:31 | diary? | Comments(2)