2019年 03月 07日 ( 1 )

映え

うは、インスタ映えしそうな絵面だ。w
社用車のノートに続いてウチのFIAT 500sも車検であります。午前中にお休みをもらってディーラーへ。このディーラーがまた意識高い感じの小ぎれいな(ry
以前はJEEPと一緒の建屋だったんですけど、いつの間にかJEEPは独立した建屋に移動して、FIATとABARTHは今までの通り一緒と。なのでラングラーの下に潜ってオフロードに特化した合理的な足回りを堪能することはできなくなりました。新型の足回りを見たかったんだけどなぁ。w

それにしてもディーラーの車検は高いなぁ。orz
こんな2気筒875ccの軽自動車に毛が生えたような乗り物なのに。実際、FIAT 500って立場としてはイタリアの軽四だと思うんですよね。そこそこ格好良いんですけど、室内の調度とかは日本車しか知らない人は驚くこと間違いなしの質感の低さ。あとスイッチとかの操作感があいまいというか適当。それを色使いとか造形のデザインのセンスで格好良く見せているんですよ。あと基本はクラシック。そこら辺はVespaのスクーターにも共通する印象であります。確かにイタリアといえばイタリアな感じではある。

この赤い500は代車です。たぶんウチの500sとエンジンは共通のツインエアPOPという奴。なっとーちほーのFCAのディーラーも主にJEEPのおかげで順調に実績を重ねているようで、以前は代車といえばヨレヨレの日産・ラフェスタとかだったのが(ディーラーの母体が日産らしい。)500とはいえ輸入車を代車にするぐらいには潤っているようです。
で、ディーラーの担当者と保証の延長とかガラスのコーティングとか、車検の打ち合わせをして代車を用意してありますから、みたいな話になりましてね。これが「表にあるチンクェです。」とか言ってるの。そこでまたぶち切れですよ。
・・・「チンケェ」なぁ。「500」で良いと思うんですけどねぇ。w

この500、当たり前ですけどATです。ノークラ(死語)って奴ですな。いや、デュアロジックとかいうシングルクラッチATなので「ノークラ」という言い方もあながち間違いとも言えないような気がします。というのは、自動変速のモードがあるんですけど、これがトロくさくて、そんなことやってるなら自分でシフトするわい!と言いたくなる。ローでのスタートはまずまず。問題はシフトチェンジで、ローで2,500回転ぐらいまで引っ張ってから2ndに行くんですけど、クラッチが切れて2ndに入ってクラッチが繋がってというプロセスのクラッチが繋がるタイミングが遅くてシフトチェンジが間延びするんですよね。なので、つんのめる感じになって、乗っている人間は前後に舟を漕ぐ。w
これがイラッとするんですよ。で、自動変速モード中でもレバーを動かせば変速できちゃう。その方が少しスムーズ。なので手動でシフト+オートモードという使い方になり、これは感覚的にクラッチペダルのないMTという感じが強い。まさにノークラ。w

あとシフトパターンが変。昔のNAVI5(懐かしいものを引っ張り出してきたな、おい。w)みたいなH型のシフトパターンで、右側にはニュートラルとリバースがあります。そこから左にいくとドライブがあると思うじゃろ?w
だがそれはない。ただ左にシフトレバーが倒れるだけ。そこにレバーを倒すとギアがローに入って走れるようになります。が、明示されたドライブというポジションはない。その位置からレバーを前に押すとシフトダウン、手前に引くとシフトアップ。前述の通り、オートモードで走っている時でもレバーを引くか押すかするとシフトダウンかアップします。オートモードとマニュアルモードの切り替えは左に倒したレバーをさらに左に押すと交互に切り替わる。

さらに驚いたことにパーキングがない。駐車するときどうするのか教えてくれなかったのでよくわからないという。w
とりあえずニュートラルにしておけば良いかとレバーをNに入れてエンジンを切るとピーピー怒る。一旦Nに入れてから手前の何にもないところへレバーを持ってくると自然に走行時のポジションに行く。それでエンジンを切ると怒られないのでそれでO.K.なはず。よくわかりません。
ごちゃごちゃやっていて、ふと思い出したんですけど、これの元ネタってかつてのシトロエンDSの、あのステアリングコラムのシフトレバーじゃないのかなぁ。

使い勝手は決して良いとは言えない変速機ですけど、慣れれば上手に扱えるようになり達成感みたいなのを味わえるかも。>デュアロジック
いやまあ、そんなややこしいことしてるならMTの方が話が早いってのは確かですけどね。自動変速の気の利かなさのせいで、どうしてもエンジンとタイヤの間がダイレクトに繋がっていなくて、もっさりしたフィールがつきまとうのが残念なところ。MTだと味わえるツインエアエンジンの楽しさ(これが2気筒というイメージ通りなのが笑える。)が、残念ながらデュアロジックでは感じられず、単なるエコカーになっちゃう。

この500は2016年だかのマイナーチェンジ後のモデルなので、それ以前の仕様の(とはいえ、2016年以降は500sは無くなってしまいました。)ウチの500sとはいろいろ違うところがあります。まずツインエアエンジンが静かで振動も少ない。乗り心地もウチの500sのヒョコヒョコした感じが抑えられて、やや落ち着いている。ただし、基本的な性質は変わっていないですね。リアサスの横方向の位置決めが甘く、ダンピングが弱い。さらにストロークも足りない感じ。それならいっそのことガッチリ固めちゃった方が落ち着きがでると思うんですけどね。
あとタイヤサイズの違いか、路面からの衝撃の伝わり方が違う。ウチの500sはそこそこ節度のあるショックの伝わり方で特に不満はありませんけど、この500はタイヤが暴れるというかブルンブルン震える感じがする。イマイチ洗練されていない印象を受けます。ステアリング(電動)の座りも良くなく、路面に轍や溝があるとチョロチョロと落ち着かない。この点もウチの500sの方がずっとマシです。たぶん普通の500もMTの500sもサスペンションのセッティングは共通だったはずなんですけど、500sはタイヤが薄いので、そこら辺がソリッドな挙動に関係しているのかもしれません。

正直なところ、この形や粋なインテリアが好きでたまらないとかでなければFIAT 500はオススメできないかなぁ。前述の通り、MTなら車としての性格そのものが変わっちゃうので、事情も変わるんですけどATではなぁ。実用車なのに2ドアなので日本の常識では実用性が低いと見られそう。実際のところはドアなんて2枚あれば十分ですし、個人的にはなんでもかんでも4ドアって貧乏臭(ry

by namatee_namatee | 2019-03-07 21:31 | car | Comments(8)