2018年 08月 03日 ( 1 )

高い&重い、でも魅力的

こうみえてもかつてはハーレーに乗ってましてね。金があったんだなぁ。orz
ハーレー(以下、H-D)って高いんですよ。最初に乗ったXR1200というモデルは大と小と水冷と大き分けて3種類あったH-Dの各モデルのうちの「小」にあたるスポーツスターという奴で、これは特にこだわりがある人ははとにかく、何も知らずに知名度だけでH-Dを買おうと思った人がまず検討するモデル。なんといっても価格が控えめなわりに素人目にはH-Dにしか見えない。w
本当はその名の通り、スポーティなモデルなんですけど、残念ながら現代のスポーツスターには雰囲気しか残ってないですなぁ。>スポーティ
その入門用のスポーツスターのXR1200(本当は入門用どころじゃない、異端なんですけどね。)ですら、150万円は軽くしました。

当時、「大」の方はさらに3つ、「ツーリング」「ソフテイル」「ダイナ」と分かれておりまして、基本的な排気量はツーリングが1,689cc、他の2つは1,584ccだったはず。それに対して小のスポーツスターは1,202ccと883ccでした。あと水冷のV-RODというのもありましたけど、それはそれ。w
「ツーリング」は300万円とかざら。「ソフテイル」や「ダイナ」だって200万円オーバーですよ。排気量とブランドを考えると妥当とも言えなくはないけど、後述する性能を考えると(ry

スポーツスターは排気量が小さい・・・だけじゃなくて、エンジンそのものが「大」のシリーズとは違います。「大」のエンジンって、シリンダーやクランクケースとミッションが別体なんですよ。このご時世に。(汗
それに対してスポーツスターのエンジンはちゃんと?エンジンとミッションが一体です。おかげで軽い。ただしH-Dの感覚で。
わたくしが乗っていたXR1200の車重は250kgぐらいだったはず。その次に買ったFXDFファットボブというモデルは「ダイナ」で、これは320kgもありました。

まあ排気量で比較すればXR1200の250kgも他のオートバイに比べて極端に重たいというわけでもない。例えばホンダのCB1300は268kgとかですからね。でも性能が・・・XR1200は空冷VツインのOHV1,202ccで馬力は非公開、トルクが91Nm/3,500rpm。それに対してCB1300は水冷4気筒DOHC4バルブの1,284ccで110馬力/7,250rpm、トルクは118Nm/5,500rpm。圧倒的だな。>CB1300
H-Dというとアメリカン(正確にはクルーザー)というイメージが強いんですけど、XR1200はどちらかというとネイキッドに類するモデルでして、CB1300と直接比較しても変じゃないです。そういう意味ではXR1200はH-Dの中の異端中の異端だったわけですけど、いかんせん性能が(ry
噂では日本仕様の最高出力は60馬力程度だったと言われております。なので遅い。友人のZRX400とシグナルGP(死語)して負けましたからね。orz
エンジンのパワーは排ガスと騒音規制次第で変わるんですけど、海外仕様(たぶんヨーロッパ)では90馬力ぐらいだったと聞いております。90馬力あれば、最大トルクの発生回転数を見てもわかる通り、豊富な低速トルクがあるというH-D特有のエンジン特性でありながらH-Dらしからぬ深いバンク角と優秀なサスペンション・ブレーキを生かして、CB1300相手でも勝負ができたかもしれません。

いかんせんXR1200の日本仕様はパワー不足。H-Dとしては異例中の異例なネイキッドスタイルなのに、性能は他のスポーツスターとあまり変わらないってんじゃ、やる気を無くしますよ。レブリミットが他のスポーツスターが6,000rpmぐらいなのに対してXR1200は7,000rpmまで回せ、確かに6,000rpmを超えたあたりからOHVらしからぬ伸びが感じられたんですけどね。どうにもパワー不足でしたなぁ。あと妙に高い(速い)ギアリングもパワー不足を強調することになってしまってました。
もしもう一度XR1200に乗るなら、マフラーを変えてフルコン入れて、ギアリングを落とします。これで絶対的な速さはとにかく、乗っていて楽しくなるのは間違いなし。

と言った感じで、最初に乗ったスポーツスターは残念な感じだったわけですけれども、H-Dの乗り味の楽しさみたいなものは感じられました。空冷Vツインそのものといった感じの回り方ですね。>乗り味
で、次に買ったのがでかい方のH-D、FXDFファットボブで、前述の通り320kgもあり、エンジンはこれまた排気量が大きい割に非力だったんですけど、乗り物としてはクルーザーそのものといった感じで、非力さはあまり気になりませんでした。「大」の方のエンジンはビッグツインと言われるんですけど、世間一般のイメージよりずっと軽やかに回り、しかも滑らかで回すのが楽しいという。愛される理由がよくわかる、乗りやすいオートバイでしたなぁ。>ビッグツイン

いずれにせよ、性能を考えるとコスパの悪い乗り物です。>H-D
まあ、その乗り味が好きなら納得できないこともないとは思いますけど、わたくしはそれでも疑問が残りまして。維持費の問題とあわせて乗るのをやめてしまいました。
その反動か、軽量だけど非力この上ないVespaに行くわけですけど、それはまた別な話でございます。w

図はかつてお世話になっていたH-DのディーラーからのDM。現行モデルのファットボブはこんなに未来的になったんですなぁ。そういえば、本日は数年後のデビューするというH-Dのニューモデルが話題になってました。ものすごく近代的あるいは未来的なデザインで、とてもH-Dに見えないんですけど、Vツインのエンジンの存在感はH-Dそのものという、さすがとしか言えない格好よさ。いや、もう買いませんけどね。w

by namatee_namatee | 2018-08-03 22:31 | motorcycle | Comments(12)