2018年 06月 28日 ( 1 )

No.56

これといってネタはありません。強いていうなら図の通り「ビスマルク」、通称ビス子とケッコンカッコカリであります。56隻目のケッコン艦。

ビスマルク級戦艦についてはわたくしごときがなにか述べるのもおこがましいので(ry
個人的に印象に残っているのは戦記「戦艦ビスマルクの最期」(ルードヴィック・ケネディ)ですかね。中学生の頃からなんども読み直しました。この作品ではデンマーク海峡海戦での「ビスマルク」が極めて強力で優秀な戦艦として描かれており、対照的に英国の巡洋戦艦の「フッド」には防御の不備があるとされてます。当時はそのまま鵜呑みにしていたんですけど、後にいろいろな文献やネットの情報を読んでみるとちょっと印象が変わってまいりました。資料によってその程度はさまざまなんですけど、ビスマルク級戦艦は「戦艦ビスマルクの最期」で描かれているほどよくできた戦艦ではないということ。同じように巡洋戦艦「フッド」もダメダメな艦というわけではないということ。この海戦で「フッド」は沈み戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」は生還しましたけど、それこそ運の問題で「プリンス・オブ・ウェールズ」とて、あの交戦距離で「ビスマルク」の主砲弾を浴びれば同じ運命がまっていた可能性が高いこと。
なにより、ドイツといえば戦車や航空機に代表される精緻で高性能な兵器という思い込みから「ビスマルク級戦艦」も当時最先端の技術と設計思想で作られていたと信じていたのが、どうも怪しいということ。この点は第一次大戦後の戦艦の発達を俯瞰してみれば納得のいくところで、その時代にこそ戦艦のテクノロジーは急速に発達したのであり、ヴェルサイユ条約をはじめとする懲罰的な制約下にあったドイツがそれをものにできたわけがなく、そこら辺の歪みが「ビスマルク級戦艦」には現れているという。これは目から鱗でしたよ。
冷静に考えて見れば蒸気タービンの「ヒッパー級重巡洋艦」や駆逐艦では機関のトラブルが多かったですし、そういった基礎的な技術で遅れをとっていたといわれればその通りと納得がいく話。革新的なディーゼル機関の「ドイッチュラント級装甲艦」に幻惑されて気づきづらい点ではあります。>蒸気タービンおよびボイラーの技術の遅れ
また航空機が発達した第一次世界大戦後の世界では、建艦思想とでもいうのか戦艦の意義についても戦前とは変わりつつあったのを、敗戦でそういった研究も停滞してしまったドイツでは見過ごされたというか、気づけなかったということも。
とはいえ「ビスマルク」の実績は大したもんです。巡洋戦艦と戦艦の2隻とまともに殴り合って勝ったわけですからねぇ。旧式だろうが新型だろうが大口径の主砲とそれなりの装甲、そして戦闘に参加できる速力(これが一番大事かも)があれば戦艦らしい活躍ができるわけで、要するにこまけぇこたぁいいんだよ。w

艦娘の「ビスマルク」は大変に有能な戦艦であります。戦艦なのに雷装値を持ち、そのおかげで夜戦に強いと言われておりますけど、昼戦でも十分に優秀。安定というか安心して使えます。なので就役以来ずっと演習艦隊に組み込まれておりました。空母やLvUp対象の駆逐艦のバックアップとして地味に活躍してきて、やっとLv99に達したわけでございます。今後もバックアップとして出番は多いことでしょう。

by namatee_namatee | 2018-06-28 21:57 | diary? | Comments(0)