2018年 06月 10日 ( 1 )

匙を投げる

本日は予報通りの雨。昨日と比べると嘘のように気温が低い。が、湿度は高いようで快適とは言い難い。(汗

というわけで、特にどこかへ出かけたりはせず、先日やってきたスコーピオンMod.Mの試射とか、図のようなAAC T10(中身はVSR-10)のモデファイとか、要するにエアガン弄りをしておりました。

スコーピオンMod.Mは明るいところでのHOP調整やダットのゼロインをしましたけど、まあ典型的なコンパクト電動ガンというフィールですなぁ。頼りになるようなならないような実に微妙な線。以前、藪の多いフィールドでノーマルのMP7に0.2gBB弾という組み合わせで参戦したことがあるんですけど、控えめなパワーと軽いBB弾のせいで障害物の貫通力に不足を感じました。ちょっとした藪の向こう側にいる敵に向かって撃っても全然通らない。0.25gBB弾を82m/sぐらいで撃ち出す次世代電動ガンや0.28gBB弾で80m/sのボルトアクションライフルだったら間違いなく抜けているはずなのに。(汗
コンパクト電動ガンはひらけた場所での飛距離や集弾性能には文句ないんですけど、藪の貫通力は不足していると言わざるを得ません。そういうところで使うな、という話なのかもしれませんけどね。

比較のためにオリジナルのVz 61を引っ張り出してきて撃ってみました。オリジナルの方はスプリングだけ交換してあって0.2gBB弾で90m/s近く出てます。発射音はパンパンという炸裂したような感じで、飛距離もMod.Mの10%増しぐらいかな。光学機器が載らないことを除けば軽量コンパクトで十分な初速と文句なし。これではMod.Mの意義が(ry
まあ、その光学機器の有無が目が悪いおっさんのわたくしには大きな差になってくるんですけどね。とりあえずMod.Mの方は最初の計画通り、スプリングはノーマルのままでシリンダーやピストンヘッド、スプリングガイドなどを交換してスマートなチューンで行こうと思います。なんだかんだいって、スプリング交換したVz 61でも0.25gBB弾は負担な印象があり、結局は0.2gBB弾で運用しているので、Mod.Mも0.2gBB弾で85m/s(適正Hop)ぐらいにできれば文句は出なさそう。あとは使う場所に応じて対処するということで。

ちなみにボルトアクションライフルから80m/sぐらいで撃ち出される0.28gBB弾は当たるとかなり痛いそうです。着弾時でも減速が少ないですからねぇ。

図のAAC T10(中身はVSR-10)は何をしているのかと言いますと、あまりに扱いづらいPDIのチャンバーに匙を投げて改造を試みているところ。
何度も書きました通り、PDIのチャンバーはHOPパッキンを押し込むためにHOPアームをOリングで締め付ける方式になってます。ノーマルではややHOPの効きが弱く、OリングとHOPアームの間にスペーサーを入れたり、押しゴム(シリコンの棒)を太めのものにしたりと工夫をしておりますけど、なかなか言うことを聞きません。
最近はOリングを直径の小さいものに交換して締め付ける力を強くしてHOPのかかりを強くしようと企画しておりました。だがしかしOリングの締め付ける力を強くするのにも限界はある。加えて強いOリング(=直径の小さいOリング)にするとそれだけ強い力で押しゴムを押すことになり、HOPのかかり具合の安定性が怪しくなってくるような印象がある。0.28gBB弾をフラットな弾道で遠くまで飛ばそうとするとかなりシビアな調整になってまいります。
そこで問題になるのが、チャンバーの下側からイモネジでHOPアームを押してHOPの効きを調整する方式。強いOリングのせいで直押しHOP同然のシビアな調整が必要なのに、狭い隙間から手応えのないイモネジを回すというものすごく微妙な技が必要になりまして、そのワガママぶりにいい加減我慢ならなくなってまいりましたので、ここは思い切ってHOPをかける仕組みに手を入れることに。

どのようなプランなのかと申しますと、チャンバーの真上のアウターバレル上にブロックを設け、そのブロックに開けた穴のイモネジでチャンバーのHOPアームを押し込んでやろうというもの。CA870のHOPを思い浮かべてもらうとイメージしやすいかも。CA870はメカボとチャンバーが一体で、メカボにネジを切ってそこへイモネジをねじ込んでますけど、VSR-10の場合はアウターバレルが薄くてネジを切ることができないので、ブロックを取り付けてそこへネジを切るわけですな。図でアウターバレルにタイラップ2本で固定されているのがそのブロック。
このブロックはアルミ製です。何かを流用できるわけはなく、戦民思想さんに頼み込んで作ってもらいました。そんなんじゃ精度がどうのとか、散々文句言われましたけど、なんとか説き伏せて作ってもらいましたよ。w
そのせつはおせわになりました。>戦民思想さん

精度についてはHOPはチャンバーの問題でそれは手付かずの部分なので別にどうということはありません。このブロックがアウターバレルと接する面は当然ながらアウターバレルの曲面と同じアールになっているわけで、その点からはマズルに向かってぴったりと真っ直ぐに合わせやすいですし。このブロックの取り付けで問題なのはチャンバーの真上に正しく設置することとアウターバレルの適正な位置にイモネジが通る穴をあけることであります。実は前後の位置ぎめはルーズでも大丈夫。見ての通りPDIのチャンバーのHOPアームはチャンバー全体の長さの60%ぐらいもある長いものなので、少しぐらい前後位置がずれてもHOPアームのどこかに当たるので問題ない。
というわけで、アウターバレルの真上に正しく線を引いて、その線上のできる限りチャンバーのシリンダーよりに5mmの穴をあけます。ちなみにブロックの穴はM4のイモネジ用にネジがきってあります。
ブロックの固定方法は接着です。本当はアウターバレル内側からのねじ止めにしたいんですけど、アウターバレル内面にネジの頭が出っ張るとチャンバーが入らない。チャンバーそのものにネジ穴を設けて、アウターバレル上からボルトを貫通させて固定するというのも考えたんですけど、前述の通り、チャンバー全体の6割ぐらいにHOPアームがあるので、固定用のネジ穴を開ける場所が少なく、またブロックの位置決めもシビアになります。なので、強度に不安があるものの、施工が簡単な接着でいこうということになりました。これも戦民思想さんに疑念を呈された部分。
いわゆる2液性のエポキシ系の接着剤で接着。図は固定されるまでタイラップで抑えている様子なのでございます。

その作業が昨夜のこと。椎名さんの音楽性がー、とかイキりながらこういう原始的な作業をしていたわけですな。w
16時間ほど経過したので、そろそろ固まったろということで、組み立てて試射であります。チャンバーからOリングを撤去しアウターバレルに仮組みして、ブロックにM4×10のイモネジ(正式にはホーローセットというらしい。)をねじ込んで、HOPパッキンの突起がちゃんとインナーバレル内に出っ張ってくるのかを確認。問題なく確認できましたので(無理やり押し込んでいるんで当たり前です。)全てのパーツを組み込んで試射。
0.28gBB弾でもズーム上昇みたいな弾道になるまでHOPがかけられることを確認しました。またHOPの調整も上側から2mmのヘックスレンチでイモネジを回せば良いのでとても確実でやりやすい。HOPの効きと操作性には文句ありません。
ちょっと気になったのはイモネジのねじ込み具合に対するHOPの効きの変化の特性で、これは直押しなので仕方ないのかもしれませんけど、もう少しルーズな安定感が欲しいところ。そこでイモネジの下に小さいスプリングを入れてみました。スプリングの役割はM16やM4でおなじみの典型的な電動ガンのチャンバーと同じですね。HOPパッキンやバレルも電動仕様ですから、HOPシステムとしては電動ガンと同様になったわけであります。
再度、試射してみると目論み通りイモネジのねじ込み具合に対するHOPの効きの変化はマイルドになりました。安定性も増したような「気がする」。w
こればかりはターゲットペーパーを撃ってみないとわかりませんなぁ。
さらにスプリングだけだとイモネジを回した時のスプリングの捻れが気になるので下側にこれまた小さなリベットみたいなもの(M4のチャンバーのアームの軸を短く切ったもの。)を入れてねじれを逃がすようにしました。

今までオリジナルの仕組みを尊重し調整でなんとかするというポリシーでやってきたわけですけど、ついに大幅なモデファイをする羽目になりました。はたして効果はあるのかないのか。w

by namatee_namatee | 2018-06-10 21:44 | survival game | Comments(4)