1 ![]() というわけで椎名さんのアコースティックライブの帰り道でございます。 いまさら言うのも変ですけど、わたくし、「椎名へきる」という人をなめてました。 例によって詳細は後ほど。w
2/13追記: まずはセットリストを。いつものようにmixiの椎名さんコミュなどからいただきました。ありがとうございました。 そういえば昼の部で隣にいた人がメモを取ってましたけど、ああやってセットリストをチェックするんですね。今度自分でもやってみようかな。 M01:ラッキーDAY M02:恋のレースクイーン M03:優しかった人 M04:ようこそハピネス M05:やさしいひとになりましょう M06:glow(*1) M07:crack(*1) M08:DREAMER(*2) M09:1番星 ~君のいない夜に~ M10:ラブラブでいこう M11:愛のてんこ盛り M12:わからない男 M13:This Moment M14:恋のリズム M15:ラブ・ジェット・コースター *1:from keeno song collection -fear: female singer- *2:from クリスタルA 「なめてた」というのはそんなに深い意味ではないんですけど。w 「ようこそハピネス」はラップっぽいところがありまして、ライブではどういう風に歌うのかなぁと以前から興味がありました。実は去年の4/17に演っているんですけど、今回のライブで改めて聴いてみて、立て板に水みたいな、ちょっと前のニコ生のMCみたいな、見事な歌いっぷりに衝撃を受けたという。CDで聴きなれた、あの感じで完璧に歌ってしまいました。当時より安定感は増してますから、むしろCDより上手ですね。かなりコミカルな内容ですけど、真面目にそれでいて十分に楽しい雰囲気で歌い上げたので、わたくしはちょっとした衝撃を受けてました。20年以上のキャリアがあるとはいえ、いやむしろ古い歌をこんなに完璧に歌えちゃうってのは大変なものだと思うんですよ。やっぱり椎名さんには天賦の才があるんだなぁ、と感じざるを得ませんでした。 次は「glow」と「crack」。ご存知の通り、去年の年末にでた「keeno song collection -fear: female singer-」の楽曲で、もともとはボーカロイドのもの。椎名さんを含む女性ボーカリスト3人でカバーしたものの中の椎名さんの分、のうちの2曲。 CDで聴くとなんていうか、窮屈というかすごく苦労して歌っている感じがあって、やっぱり椎名さんには他の人の楽曲のカバーは合わないんじゃないかと思ってました。 なのでわたくし的には評価は高くないです。それは椎名さんの表現力や歌唱力がどうのというよりは、むしろ楽曲に問題があるというところでして、keenoさんやボーカロイドのファンの方には大変申し訳ないんですけど、「こんな歌に椎名さんの歌唱力をさくのは勿体ない」といったところでした。だってあの歌声の良さがまったくといってよいほど感じられなかったんですよ。どうしてこう、変なものに引っかかるかな、これじゃ楽曲版の「月のあかり」じゃんって。w そしてAmazonのレビューなどを読んでみると案の定、厳しい評価がされておりまして、どちらかというとボカロの楽曲に慣れ親しんだ方からの意見は厳しい感じ。言いたいことはよーくわかります。w ボーカルを含めたこのアルバムの楽曲の評価については前述のとおり、あまり良い印象ではなく、その点ではAmazonで厳しい評価のボカロの楽曲に慣れ親しんだ方の意見と一致するんですけれども、その理由というか元々の原因はボカロの楽曲を人間に歌わせたことにあり、たぶん誰が歌ってもボカロ好きの方からは厳しい評価になるだろうというところ。 これは、わたくしの個人的な見解ですけど、ボカロが人間の歌を歌うことであの世界に革命というか大きなインパクトがあったわけで、それを今度は人間が歌うということはボカロ好きの方々にとっては「反革命的」と感じられるのではないかななどと思う次第。Amazonの「keeno song collection -fear: female singer-」のレビューの一群にはそれが透けて見えるような気がする。そこへもって「椎名へきる」という、ある種、いまだに抜けない棘、もしくは出た杭みたいな名前がからめば、そりゃ良い言われようはないでしょうな、と思うのでした。 まあ、そこら辺はほとんどが誤解と好き嫌いの産物であるし、他人がどう憤ろうと真相を知っている身にはどうということはないのですけれども、黙っていてもなんにもならないことではあるので、あえてここにわたくしの意見を表明しておくことにいたします。情報を更新しまじめに知見を広げていく気のある方が、なにかのはずみでこの一文を読み、それで賛同するかどうかは別として、そういう意見もあるのだということに気がついていていただければと考えます。 それはそれ。 椎名さんの談ではレコーディングではかなり苦労したとおっしゃってまして、それはkeenoさんの世界観を壊さないように、具体的には出来る限りボーカロイドのイメージを踏襲するように歌いたかったということらしいですね。そう言われてみると、この窮屈な感じもなんとなくわかります。 で、今回のライブですよ。これがすごく良かったんですね。椎名さんらしく、あのクリアな声でのびのびと歌っておりまして、CDよりもむしろボカロ曲の新鮮さや良さを感じることが出来ました。上述の通り、わたくしはボカロおよびボカロ好きの方々に対してよい印象を持っていないのですけれども、今回の椎名さんの「glow」と「crack」を通して、その偏見が和らぐぐらいのインパクトがありました。よって前述の楽曲版「月のあかり」という評価は取り下げます。 ・・・ここで椎名さんのファンとして柔軟な姿勢を見せて急進的なボカロ論者との度量の差を強調しようとか、そういうんじゃないですから。w そして、アルバムの方での椎名さんの姿勢にも感服いたしました。あの歌い方では完全には実力が発揮できないのはわからないはずはないわけで、そこであえてボーカリストとしての自分の個性をおさえてオリジナルの世界観を優先したというところがすごいなぁと思いました。難しいと思ったら、やけくそというか、自分にはこれしかないんだ!とか言って開き直ってしまうことも出来るわけですけど、それをしなかった。そしてそれが、目先の知識からではなく、おそらくは椎名さんが楽曲を聴いての印象からのものであるということ(ボカロに関して椎名さんが詳しいとは思えませんし。w)も、この人の才能を感じさせるなぁと思いました。 といったところが、わたくしが改めて「椎名へきる」を見直しましたという理由でございます。 他には・・・「クリスタルA」の楽曲がきたということはこれはもしかして「アイドル防衛隊ハミングバード」も来るか?w ▲
by namatee_namatee
| 2017-02-12 19:37
| music
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