2016年 07月 16日 ( 1 )

重箱の隅

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引き続き「黄色魔術オリエンタルガール」のネタでお送りします。
今日は仕事なので、このエントリーは会社で書きました。w

もしクイン戦でオリエンタルガールが負けなかったら何が起きるか。
まず優のオリエンタルガール2号は発現しません。レイ博士がいつ優の特殊な能力の解析をしたのかは不明ですけど、クイン戦の直前で「心配なのは唐色 優の妙な能力(ちから)か・・・」と言っているので、この時点ではまだ解明されていません。つまり優の能力はこの後も謎のまま。

そしてレズビオナン内では復活したフローリアンが暴れ始めています。主要なアクトレスが全滅してしまったレズビオナンには、暴走するフローリアンを止める手立てがない。フローリアンはレイ博士に疑いの目を向けているというか、裏切りを承知しているし、個人的にオリエンタルガールに恨みを持っている。なのでフローリアンvsオリエンタルガールの衝突は間違いなくおきます。
だがしかし、優との強い絆のないオリジナルのオリエンタルガールでは強化フローリアンに勝てないでしょう。優の加勢を得ようにも、まだ解析が終わっていないので不可能。そもそもオリエンタルガールがクインに勝利しているという事は、優はレズビオナンの本拠地内にいません。
これでは打つ手なし。

つまりクインにオリエンタルガールが勝ってしまうと、お話は最悪の経過をたどるということですね。w

そもそもはフローリアンの調整が終わったら自動で目覚めるように設定してしまったこと、アクトレス調整用の端末を誰でもさわれる状態にしたこと、この2つのレイ博士のミスが災いを招くのです。自業自得です。

それはそれとして、オリエンタルガールの敗北は実はストーリーの展開の上でも必要とされており、単純にヒロピン的な流れだけが目的で描かれたものではないということになります。ここら辺もパッと見の印象と異なり、意外なほどお話が練られているなぁ、と感心するところ。

謎の1週間。
ザミアとスキニーによって優とオリエンタルガール(あとクインも)がレズビオナンの本拠地に運び込まれてから、優が目覚めるまでにかかった時間は1週間のようです。その間に何が起きていたか。
具体的になにも描かれていないので推測するしかありませんけど、この1週間の間の各キャラの動きはどうなのかを考察。

まずオリエンタルガール。レズビオナに凌辱されています。前に1週間耐え抜いたと書きましたが、実際は1週間ずっとかどうかは疑問。レズビオナは客人として迎えるとも言っているので、怪我の手当すらしているのではないかと思われます。すでに怪我は直っているように見えますし。ただし復活して暴れられると困るので、なんらかの手はうってあるはず。レズビオナの超絶な性技でイカせつづけ、正体を聴き出す目的と合わせて、体力の回復を妨げているのかもしれません。
ただし、この場合はレズビオナもかかりっきりになってしまうので、他の事が出来なくなる。実際は薬物かなにかも使って体力を奪っているのではないでしょうか。
その前に、レイ博士がオリエンタルガールの調査をしている可能性が高い。これはオリエンタルガールを操っている人物だからというわけではなく、レズビオナンでのその方面の担当者だからです。この時点のオリエンタルガールはアクトレスであることはバレておらず、まだ正体不明ですので、調整用のドック?ベッド?水槽みたいなものに入れて復活させるわけにはいかない。それをやってしまうとレイ博士の陰謀までバレかねません。
なので表向きの一通りの調査をするでしょう。もちろん調査の結果は本当のことは言いません。結果が出るまでに時間がかかるとかで誤魔化しているものと思われます。

この時点でのレイ博士にオリエンタルガールを早急に救う気があるかどうかは疑問です。労わったり心配するよりむしろクインに負けて自分の計画が狂ってしまったことに怒っているかもしれません。(汗
同時にミニスが自白してしまって自分との関係がバレることを恐れているはず。「いや それよりミニスのことが知られないようにしなければ」と言ってますし。この時に一応、ミニスを気遣う雰囲気もなくはないんですけど・・・いやまあ、最終的には自分の手塩にかけたアクトレスですから、そう簡単に見捨てはしないでしょう。なのでここは時間をかけて対応するつもりだったのではないかと思われます。
まあ簡単に自白してしまわないようにこっそり何か処置をした可能性はあるかな。

優は・・・意識を失っていたようです。意識が戻った時にはオリエンタルガールと共にレズビオナの寝室に居ましたけど、もちろんそれまでは別室で手当てを受けていたはず。こちらもレイ博士がなんらかの理由をつけて調査しているはずです。その時に例の特別な能力(身体データを含む)について解析した可能性が高い。ちなみに変身用のカードはスキニーかザミアが回収し、資料としてレイ博士のところへ届けられているはず。

クインはどうか。実はクインの様子が一番不思議です。優のオリエンタルガール2号に負けて行動不能になったはずですけど、1週間後に優が目覚めたときには普通に戻っている。そして自分の思った通りに事態が進まなかったことに怒りを露わにし、壁を殴って壊しております。
このことからクインは体力・気力とも完全に元に戻っていると考えられます。ただ、この怒りを露わにするタイミングは不思議です。オリエンタルガールとの対決から1週間経った、優が目覚めたころに怒っているんですよ。ということは、調整にはいっていたのか。だとしたらレイ博士はクインの能力を0にしてしまわなかったのは何故か。レイ博士にとってはオリエンタルガールが行動不能な現在、最強のアクトレスを無効化する千載一遇のチャンスです。にもかかわらず、普通に復活させているんです。謎です。

復活したフローリアンはレイ博士がアクトレスの能力を0にしていることをクインの居る前で暴露しますけど、クインはそれを信じようとしません。それはクイン自体が調整を受けたのに能力を失っていないからでしょう。

調整を受けなかったとしたら。強力なアクトレスはあの程度のダメージなら自然に回復する?
いやそれだと怒りにまかせて壁を壊しているタイミングが戦いの1週間後だという説明がつきません。やはり調整は受けていたのでしょう。
となると謎はレイ博士がクインの能力を残したことです。考えられるのはなんでしょうね。クインは敗北したわけじゃないからとかでしょうか。実際には優のオリエンタルガール2号には負けてますけど、その優も相撃ちで担ぎ込まれています。つまりあの戦いは勝者がいない。3人そろって意識がないので戦いの経緯を知っている者がいないのです。そこで拙速にクインの能力を調整で奪ってしまうと、不自然に思われる?かな?それを避けたのかも。・・・ちょっと弱いな。
まあ、クインは自分の状態を他人に伝える方法はなかったので(意識がないから)レイ博士は状態を実際より深刻に周囲に報告し、再起不能とすることも可能だったはず。うーん、ここはよくわからないですね。

第一印象と違って意外なほどきめ細やかな設定と描写で、事象の説明がわかりやすい「黄色魔術オリエンタルガール」ですけど、このクインの件は謎がのこります。

もう一点、クインに関しては面白い点があります。優がオリエンタルガール2号に変身できることを知っているのはレズビオナン側では、ドローンで監視していたレイ博士を除けばクインだけです。そのクインが第10話の冒頭で壁に当たり散らしているわけですけど、前述のとおり、調整を受けていてこの時に目覚めたばかりだとすると、この時点まで優の能力について知っているレズビオナンの人間が誰も居なかった可能性があります。クインも目覚めたばかりでレズビオナに報告している暇がなかった可能性もある。
優の能力についてはレイ博士は解析しても誰にも報告しないでしょう。となると、寝室で優の前でオリエンタルガールを責めているレズビオナは優の危険性を知らないわけです。敬愛するオリエンタルガールがいじめられているのを見たことで、優の能力が発動しないとも限りません。カードはないのでオリエンタルガール2号にはなりませんけど、オリエンタルガールに力を与えて復活させることはあるかも・・・結果的にはそういう事態にはなりませんでした。が、危険な状態になる可能性があったのは間違いないでしょう。もしクインから優の能力について報告が上がっていれば、レズビオナもそんな状態にはしなかったと思います。

それはそれとしてもオリエンタルガールと優、この2人を一緒にして、オリエンタルガールの方を辱めたのはレズビオナとしてはあまり良い手だとは思えません。オリエンタルガールに口を割らせて正体を聞きだすのなら、優の方を責めるとオリエンタルガールを脅すべきだし、そもそも一緒にするべきではなかった。
レズビオナは優に一目惚れしたのがつけねらう理由だと言っているので、その優が敬愛しているオリエンタルガールを目の前で辱めることで、嗜虐的な満足を得ようとしていたのかもしれません。
いずれにせよ、最善の策はそれぞれ別な部屋へ監禁して、個別に責めるべきだったと思います。ただ、その場合はやはり強化フローリアンが暴れ出したのを止める手立てがないという事態に(ry

優とオリエンタルガールが一緒にいた寝室へフローリアンが乱入、そこから後半の大立ち回りに発展し、優とオリエンタルガールの絆が強固になり、と、レズビオナのこのちょっと理性的でない行動が後の展開に影響していきます。ね、意外に奥が深いんですよ。>黄色魔術オリエンタルガール

オリエンタルガールは三味線を弾いているのではないか。
クインのショックナックルの一撃で意識を失い、地面に倒れたオリエンタルガールですけど、優のオリエンタルガール2号発現の時には意識を取り戻しています。立ち上がりこそしてませんけど、上半身を起こしてその様子を見ている。そして優が崩壊を起こすのを見届けたところへザミアとスキニーがやってくる。オリエンタルガールは今度は目を閉じて倒れています。
ここの流れはどういうことか。
その気になればオリエンタルガールは優と一緒に離脱できたのではないか。
それをしなかったのは、状況から考慮して取り得るなかで最善の策、レズビオナンの手に落ちる道を取ったのではないか。オリエンタルガールにとっては、自分のダメージもそうですけど、なにより優の状態が不安です。他に失うものがあっても命だけは取り留める可能性のある方を選んだのではないかと思います。レイ博士の近くにいれば、オリエンタルガールはサポートを受けられる可能性がわずかながらあるし、優は手当を受けられるでしょう。
これが無理に離脱すると話がややこしくなります。オリエンタルガール自身はレイ博士のところへもどれば済みますけど、優はそうはいかない。優の手当てをどうするのかという問題があります。「崩壊」は一般人の怪我や病気とは違います。その面で最も進んだ施設はレズビオナンのレイ博士のラボです。そういった点を考慮し、最善の策としてザミアとスキニーに身を任せたのではないかと。・・・ちょっと考え過ぎかも。w

図は「黄色魔術オリエンタルガール」最終話より、最終兵器「M16」発動中の様子。
それは良いんですけど、ここって寝室の中だったような・・・こんな大技、大丈夫なのか。電子機器は全滅でしょう。(汗
このコスチュームがいわゆる後期型オリエンタルガールであります。なにげに貴重な画像です。

というわけで、これから長野まで行ってサバゲしてきます。w
by namatee_namatee | 2016-07-16 17:06 | book | Comments(10)