2015年 11月 29日 ( 1 )

なんとかスペシャルの夢

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先日の謎の射撃会の折に友人に指摘されたのが、イヤホンやヘッドホンで好む音の傾向についてブレているということ。なぜ射撃会に行ってイヤホン・ヘッドホンの話をしているのかと。(汗

いや実は自覚しておりまして。w
基本的に椎名さんの声が美しくよく聴こえるというのが最も重視する点であるということは間違いないのです。ただ、そこから先が2つに分かれているような気がします。

1つは椎名さんの声にフォーカスが当たって、息を吸う音とかほんのわずかな音程の揺らぎまで聞き分けられる、いわゆる分かりやすい解像度が要求されるもの。
もう1つは楽器の音も含めて、曲全体が楽しく聴けるもの。こちらの定義付けはちょっと曖昧なんですけど、まあ普通に楽しく良い音で聴けるということになりますね。

わたくしの表現力の限界で、このようにしか現すことができないのですけど、なんとなくわかっていただけるのではないかと。

前者は比較的高い音が強調された感じになりますかね。低音が豊富なイヤホン・ヘッドホンでもそういうなり方をするモデルはあると思いますけど、多分そういうのはかなり高級な機種になるような気がします。そしてそういうモデルは音の広がりとか定位が良いとか、さすが高級機とうならせるものを持っております。でもそういう性能は実はわたくしの要求には過剰だったりする。無駄に高くなるんです。Edition 5とか買えませんよ。w

具体的な例ですとイヤホンのER-4Sとかがこの要求に合致したモデルになりますか。ER-4Sは背筋が凍るほどの解像度で、場合によってはカスタムIEMのCW-L05QDを上回る。しかしながら、いかんせん出る音の幅が狭い感があります。実際に狭いようですけどね。
他の何かで例えると・・・明るいレンズを開放で使うような感じでしょうか。ピントの合う範囲が細い線みたいになっていて、その部分はすごくよく写るんだけど他はボケている的な。ピント外すと目も当てられないとかね。レンズの場合はボケが綺麗とか汚いとかもありまして、ER-4Sはボケは綺麗な方と言っておくべきですかね。実際はER-4Sにボケる要素なんて皆無ですけど。w
なんとなく「モニター」イヤホン・ヘッドホンとか言われるのがこちらかなぁ。

後者はいわゆるリスニング向きと呼ばれるモデルなんでしょうか。ただ普通にいうリスニング向きヘッドホン・イヤホンならば良いのかというとそうでもない。
これは今まで散々椎名さんの音楽を聴いてきて到達した結論なんですけど、椎名さんの音楽の本質はライブにある。ファンの方なら自然にそう考えることで、今更わたくしが言うことでもないのですけれど、そうでない方にはなかなか理解しづらいことなのかもしれません。
椎名さんの場合、シングルやアルバムは「サンプル」みたいなものなんだと思います。少なくとも音に関しては。
サバゲの友人に椎名さんのアルバムを聴いてもらった時に「スタジオミュージシャンの小綺麗にまとまった演奏」という印象をいただきまして、これがちょっと引っかかりました。わたくしはそういう風には感じなかったから。よく考えてみると、どうもわたくしは脳内でライブの時の演奏や音に変換してしまって聴いているようなんですよね。w
迷いが生まれたのはここら辺からだったような気がする。ライブハウスのあの音の圧力を再現できるイヤホン・ヘッドホン、しかも音源はライブではないアルバムやシングルで。

やはりこれは無理な要求でしょうなぁ。音源の違いは如何ともしがたい。雰囲気だけでもなんとかなりそうなのはないかと探し回っているのが今の状態で、それで端から見ると迷走しているように見えるのでしょう。実際に迷走してますけどね。

図は久しぶりに登場のAKG Q701とB&W P7。対照的なモデル。Q701は開放型で明確に高音寄りの性格。P7は密閉型で粘りのあるとでもいうのか、独特の弾力のある低音。
わたくしに音の迷いがあると指摘した友人のリファレンスヘッドホンはK701、つまりQ701とほぼ同じ傾向の音です。わたくしにとってのQ701はリファレンスというよりは気分転換で聴くという感じが強い。
使用頻度が高く、より気に入っているのはP7の方です。冒頭の友人によるとP7は独特のバランスを持っており、他にない鳴り方をするそうですけど、中高域に華やかさが足りぬ、とのこと。わたくしとしてはこれで十分なだけの華やかさがあるとは思いますけどね。ケーブルが変えてあるのも影響しているかもしれません。デフォルトのケーブルだと確かに上がおとなしい感はあります。この純正アップグレードケーブルにすると、中高域がきらびやかになる。反面、独特の低音がやや薄まってしまうのが残念なところ。

今現在、わたくしが要求する項目の後者、つまりライブ風に楽しくアルバムやシングルが聴けるのは実はUE900sだったりします。友人には駄目出しされてしまいましたけどね。別な方のインプレでは「Face to Face」の頃の椎名さんの音楽を聴くには合っているとのこと。さすが、かつて椎名さんを聴いていたというだけのことはあります。わかってらっしゃる。w

「へきるスペシャル」の夢
その射撃会の時にチラッと出たのが、完全に椎名さんの歌声に合わせた、いわば「へきるスペシャル」とでもいうべきイヤホンを作ろうという話。カスタムIEMは使う人の耳に合わせて作りますけど、これは聴く音楽に合わせてイヤホンの仕様を一から作ろうという話です。
・・・その友人のやっていることや交友関係を鑑みると、マジでできちゃいそうなのが怖い。w
具体的なメーカー名は出せませんけど、誰でも知っている大手オーディオメーカーの誰それに頼んでああしてこうして・・・マジで洒落になりません。w

いずれにせよ、わたくしが求める音の傾向をしっかりと把握しなければ、そういうスペシャルモデルも作れないわけでして、まだまだ精進が必要です。
by namatee_namatee | 2015-11-29 21:44 | audio | Comments(6)