2013年 12月 25日 ( 1 )

初めてのカバー曲がこれとは。

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唐突にドラマCD「ヨコハマ買い出し紀行3」正式には「Sound Story YOKOHAMA KAIDASHI KIKOU 3」の図。

出色の出来
このシリーズは最初の「YOKOHAMA KAIDASHI KIKOU」、次の「ヨコハマ買い出し紀行 2」とこの「ヨコハマ買い出し紀行3」の3つがあります。元はラジオドラマらしいんですが、実は詳細は知らない。w
Wikipediaによると最初の「ヨコハマ買い出し紀行」は1996年2月発売で、元ネタはFMラジオ番組で放送されたラジオドラマを収録したものだそうです。これがなかな良い雰囲気でしてね。始まりはいわゆる第0話。これがGONTITIの「僕の誤解」にのって椎名さんの「それはお祭りのようだった世の中が、ゆっくりと落ちついてきたあの頃・・・」というナレーションで始まるという、「ヨコハマ買い出し紀行」&椎名へきるの熱烈なファンでGONTITI好きのわたくしにはたまらないオープニングであります。っていうか、泣きそうになるからあまり聴かないんですよ。w

今も昔もアルファさんの声のイメージは比較的年上の落ち着いたお姉さんというものなんですが、アニメ版(いわゆる第1期)の場合、椎名さんのどちらかというと細くて高い声だと違和感がありました。それがこのドラマCDだと違和感はなくなっちゃう。むしろ椎名さんの声の方が合っているような気がしてくる。演技もとても上手に感じます。実は最初の「YOKOHAMA KAIDASHI KIKOU」の頃はちょっと滑舌が悪く感じる箇所もあるんですが、全体としては良い演技ですよ。
いやまあアニメも一見、棒に聴こえる。でもよく観察して見るとそうでもないことに気がつくんですが、ちょっと分かり辛いかもしれませんね。前にもネタにしましたが、椎名さんは今の声優さんのちょっと抑揚が強く感じるスタイルの演技とは違う系統の演技なんだと思うんですよ。

それはそれ、最初の「YOKOHAMA KAIDASHI KIKOU」と「ヨコハマ買い出し紀行 2」は基本的に原作のストーリーの通りの展開です。それがこの「Sound Story YOKOHAMA KAIDASHI KIKOU 3」ではオリジナルのストーリーが入ってくる。それが「おそば」と「バーベキュー 「ブルー・ライト・ヨコハマ」 Song By:アルファ」でして、オリジナルとはいえ、いかにもありそうな話でこれはこれで有りと感じます。良い出来。

「おそば」はアルファさんがムサシノのココネを訪ねて、深大寺のあたりで蕎麦を食べるお話。ココネが蕎麦をうまくすすれないというネタ。いかにもありそうでしょ。
「バーベキュー 「ブルー・ライト・ヨコハマ」 Song By:アルファ」は以前にネタにしましたが、BBQでこわい話をすることになり、こわい話が苦手なアルファさんが恐さを紛らわすためにこれまた強くない酒を飲む羽目になって酔っぱらっちゃう話。アルファさんが恐い話が苦手なのは周知の事実ですが、原作ではあまりフィーチャーされることがなかった。それを改めてありそうな話にまとめたのが良いですね。
そして最終的にアルファさんは何故か「ブルー・ライト・ヨコハマ」を歌い出す。w

要するに椎名へきるの歌う「ブルー・ライト・ヨコハマ」ですよ?
これは貴重でしょう。w
画像で読めるかなぁ。歌詞カード?ジャケットに椎名さんのインタビューが掲載されているんですが、この「ブルー・ライト・ヨコハマ」は椎名さんが初めてカバーした曲だそうです。細くて高い椎名さんの声が「ブルー・ライト・ヨコハマ」に合っているとも思えませんが、これはこれでなかなか味わいのある歌ですよ。
他にカバーって何があるんだろ?>椎名さん

「Sound Story YOKOHAMA KAIDASHI KIKOU 3」は2002年12月発売だそうです。その頃の椎名さんと言えば2002年3月に「Sadistic Pink」を出してます。いや2003年3月リリースの「10 Carat」の方が近いか。わたくしの見解では曲作りの方向としては一時期の混迷から抜け出しつつあった時期と感じます。「椎名へきるクラシック」の時代から21世紀SME時代への変換期。
ただライブの方は2002年は17公演、2003年は20公演。これは低調かなぁ。この後、楽曲や歌を歌うテクニックのクオリティは飛躍的に向上していくんですが、ライブの回数については減っていきます。そして運命の2006年を迎える・・・ライブは回数が減った分、楽曲同様クオリティは上がっていったのかもしれませんが、これはなにをもってクオリティとするか、イマイチ分かり辛い項目ではありますね。

声優としての活動も低調でこの頃はOVAとテレビアニメ、劇場アニメ、ゲームとならしてなんとか毎年なんらかの実績があるという感じ。そんな中でよく受けたと思いますよ。>ヨコハマ買い出し紀行の第2期&「Sound Story YOKOHAMA KAIDASHI KIKOU 3」
音楽活動に専念したい時期だったはずでしょうに。
アニメ「ヨコハマ買い出し紀行」の第2期はその微妙な作画以外にもファンをぞんざいに扱ったような気になる話がありまして、なんていうか、商業主義というか「ヨコハマ買い出し紀行」をネタにして一儲け的な臭いを感じてしまうんですよね。今ほどアニメ化が一般的ではなかったのかも知れないので、アニメにするなら力入れて元を取ろうとしたのかも知れませんけどね。

アニメよりこのドラマCDのシリーズの方が「ヨコハマ買い出し紀行」によく似合っていると思いますね。
by namatee_namatee | 2013-12-25 22:50 | music | Comments(8)