2013年 01月 12日 ( 1 )

じゃん

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頭おかしい(y

アルファさんのためならば
Foveonなめんな、手加減無し。史上最強最高解像性能、こと解像感に関してはデジイチとか笑って一蹴のDP2Mで絞り解放、本気で撮った写真でございます。
ピントがちゃんと瞳に合っているかどうか分からないので30枚ぐらい撮ったぜ。(ハァハァ
DP2Mは一枚のデータがでかいから30枚だと1.4GBぐらいあるんですよ。それを一枚ずつフルサイズに拡大して現像、納得のいく写りの画像を選ぶのはそれなりに大変。Core i7 2.8GHz、メモリ16GB、これまたなま家PC史上最強スペックのiMacを持ってしても1時間ぐらいかかりました。
保険でLeica D-LUX4でも10枚ぐらい撮りましたが比べ物にならない。もちろんDP2Mの方がはるかにウワテ。D-LUX4は比べたらかわいそう。

「ヨコハマ買い出し紀行」単行本第1巻P35、第1話「鋼の香る夜」の1シーン。たぶんいつもなでていたせいでカドがとれてピカピカしているH&K P7(M8とかM13ではない無印。撃つと指が焦げるという。)の登場シーンの後。テラスで海をながめながら「・・・ここは本当におちつく」とひとりごちるおじさんのところへおかわりを持って来て、思いついてふだん人前では弾かない月琴を「じゃん」といって持ち出した瞬間、のアルファさん。

おじさん、ドラマCDではかなりのんきな様子で「・・・ここは本当におちつく」と言うんですが、わたくし的にはもう少し悲しいというか物思いにふける感じで言うイメージがあるんですよね。今でこそ農業とか趣味のガソリンスタンドやってますけど、夕凪の時代の前、若い頃に軍隊かなんかでいろんなものを見て来ているんじゃないかなどと思いまして。昔の仲間とか奥さんもいないみたいだし。まあ妄想ですけど。

H&K P7って変態銃で、ガス遅延式ブローバックとかでハンドガンのくせにガスピストンがあるんですよ、トリガーの真上に。初期型の無印P7はそのガスピストンから漏れる高温のガスで指を火傷することがあるんだそうで。他にもポリゴナルライフリングとかスクイズコッカー、フルート付きチャンバーとか、特徴あり過ぎ。こんな鉄砲を選び、実の娘同様だったはずのアルファさんに持たせるなんて、オーナーの初瀬野先生は絶対変態だったんだと思う。変な人だよねーってアルファさんにも言われてますし。
はたして自分用には何を持っていったのかなどと考えると数時間どころか数日は暇がつぶせますな。なんとなくVP70だと思う。変態だー。

前にも書きましたが「ヨコハマ買い出し紀行」の中で最も好きな話がこの「鋼の香る夜」です。後の寂寥感などとは無縁な、これから始まる物語にwktkな感じがたまらない。絵も後のほのぼのとした丸っぽいアルファさんと違って、首や手足が細くとてもキュート。
最も好きな話の最も好きなシーンがこのアルファさんなんですよね。というか、このアルファさんが好きで「鋼の香る夜」が好きなのかもしれん。
後のストーリーにおいて極めて重要な「にぎやかな時もひとりの時もみんな好き」というセリフもこの話で出てまいります。

フィギュアに話を戻しますと、これはグンゼ産業の1/6 SCALE FIGURE MODEL「初瀬野アルファ with 月琴」でございます。1998年ごろの製品。特に貴重なものでもなく、探せば某オークションや通販で普通に買えます。中古だけど。つい先日も某オークションに出てました。今調べたら10,000円で落札されていたのにはビックリ。ウチのこれは通販で5,000円しなかったはず。なんだろ、「ヨコハマ買い出し紀行」ではこれとココネが唯一のフィギュアということで、貴重なものと勘違いされるのかしらん。
今は同じシリーズのそのココネが某オークションに出てますな。1/12 18:30現在で2入札、1,100円ですがいくらまで行くかなー。わたくしはココネに興味は無いのでなにもしませんが。

古い製品なのであまり出来は良くない・・・らしいです。ウチにはフィギュアというものはこれしか無いので比較できません。意外に思われるかも知れませんが、これが初フィギュアなんですよ。いやまあ出来がどうのといったって一番好きなシーンのアルファさんですからね、文句などありませんよ。
前述の通り、「ヨコハマ買い出し紀行」の全ての絵・シーンを通して最も好きなアルファさんが偶然フィギュアになっているわけで、企画した人や原型を作った人、あるいは作者も気に入っていたのか、それとも典型的なスタイルだったからか、ちょっと興味があります。コマとしてはさりげないシーンなんですよね・・・

実はずいぶん前に買ったもの。去年の10月末ぐらいにはウチにありました。納得のいく写真が撮れなかったので温存されておりました。
原作では月琴にはスリング?ストラップ?なんか幅広の布状の肩にかけるモノが竿の上の端から胴の裏側(たぶん。未確認。)にかけてあり、手に持っているピックは月琴に糸で繋がっています。胴の下の竿が貫通してちょっと出っぱったあたりに。
あともちろん弦も張ってある。この月琴はもとは4弦っぽいんですが、張ってあるのは3本。っていうか、普通の月琴と違うらしいですよ、これ。たしかに典型的な月琴に比べて首が長く見える。やっぱり初瀬野先生って変態(ry
MIXIのヨコハマコミュでこの月琴を再現してライブで弾いている人がいるのを知って驚いたり。製作記を読みましたが、ちゃんと楽器として作成されていました。

はたしてアルファさんの月琴の腕前は・・・たぶん上手なんだと思います。H&K P7では30m位離れた看板の端っこに片手で3発とも当ててますし、飛んだ薬莢もちゃんと拾ってる。ココネもいきなり驚かされてもちゃんと拳銃(ワルサーP5)を突きつけて、しかもぎりぎり撃ってないし。わたくしだったら思わず撃っちゃいますね。
ガタガタでコーナーの先がどんな路面なのかわからない道を大径とはいえサスストロークの限られたスクーターでかっ飛ばす、「鶚」の操縦もいきなりでちゃんと真っすぐ飛ばすし。コーヒー淹れるのも木工も踊りも上手い。目は良いらしく、多分耳も良いはず。時間には正確。記憶力は・・・どうだろ、これは微妙か。スペックを知っているオーナーがあのカメラを贈ったのはあれで補完しろという事なんでしょう。ボケをかましているけど、基本的なところは人間など足許にも及ばないスペック・能力なのがロボットの人なんだろうなぁと。

そういえばあのカメラはAppleのQuickTake 100(あるいは150)に似てる。実はわたくし150を持ってました。
高画質で16枚だか撮れるんですが、画像を表示する液晶画面はない(枚数とか設定を表示するモノクロ液晶はある)のでPCに転送しないとどんな写りなのか分からない。困るのは今のデジカメみたいにメディアというものがないので記録用メモリが一杯になっちゃうと消去するか転送しないと次の写真が撮れないことですね。消去しようにも撮った写真は見れないので、どれを消したら良いかどうしようもないという。実質的にMacintoshのPowerBook、しかもカラーモデルを持って歩かないと使い物にならないという、コストパフォーマンスの悪いデジカメでした。当時のAppleのカラーのラップトップ、Duo 270cとかPowerBook 180cは極めて高価でしたからね。参考までに、もう少し後にわたくしが買ったPowerBook 550c(Blackbird!)は60万円ほどしました。

1994年の2月にQuickTake 100が発売だそうですので、まさにこの「ヨコハマ買い出し紀行」の連載開始とかぶります。QuickTake 100(150)はあっという間に時代遅れになっちゃいましたが、アルファさんのカメラはその後10年以上の連載期間中通して現役で、少なくとも劇中ではスペックに不足はなかったようです。あのキャラメルみたいなものが、今で言う所の記録メディアなのか、電池なのか・・・記録メディアであるという説が一般的なようですが、わたくしとしてはすくなくとも登場した当初は電池という設定のような気がするんですよね。というのはQuickTake 100(150)は前述のとおり、内蔵メモリに撮った写真を記録する仕組みでしたし、ロボットの人ならケーブルを咥える事で何が写っているのか見る事ができ、当然データとして転送もできると考えるのが自然であろうと。第9話の「一粒300枚」というタイトルはもちろんグリコのキャラメルにかけてあるんですが、それこそ元ネタの一粒300mはエネルギー源としての話ですし。それが連載が進むにつれて記録メディアをもつデジカメが一般的になって、あのキャラメルもなし崩しに記録メディアという設定になったのではないかと。

いやしかし、本当にどうでも良い事を良く考えるな。>自分
by namatee_namatee | 2013-01-12 20:54 | camera | Comments(13)