雨対策

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CL50のエアーフィルターの図。
KITACOのユニフィルターで、パワーフィルターの類ですな。
ノーマルルックで行こうとしていたころはフレームに内蔵してましたが、STDヘッドへの交換に伴い普通の外付けになりました。内蔵していた時はフィルターとキャブレターの接続にノーマルエアクリーナーのダクト?を流用していたんですが、これが50ccのノーマルエンジン用で内径が細いの何のって。小指ぐらいしかないんです。それでは吸入効率も良くないし、セッティングも出ないと考えて不便は承知で外付けのパワフィルに。

外付けで問題になるのが騒音と雨。
吸気音は派手です。6000rpm以上になると意外に目立たないんですが、それ以下でスロットルを大きく開けると88ccとは思えない轟音が。市街地では遠慮がちなアクセルワークが必要です。

雨に対する抵抗力も皆無です。横に張り出しているので、上から降って来る雨粒だけじゃなくて前輪が巻き上げる路面からの飛沫も浴びそう。これは対策に頭をひねっておりまして、一番安直なのが全天候型のパワフィルを導入するという手です。ただしキャブのセッティングが変わる可能性があるんですよね。まだこの状態でのセッティングも出てないのに。(汗
全天候型パワフィルってのは、普通のパワフィルに雨避けのカバーをつけたもの。そのせいで吸入抵抗が増す可能性がありまして、スカスカのユニフィルターの性能を知ってしまうとどうもねぇ・・・

で、その全天候型パワフィルを見て思いついたのが、雨天時のみに雨避けのカバーをつけたらどうかというプラン。要するに取り外し可能なカバーを作ったらどうかと。
雨のときはカバーを装着して吸気抵抗増で性能低下があってもそれを承知の上でおとなしく走り、カバーの必要ない好天時には思い切りかっ飛ばすというわけです。コンバーチブルの幌みたいなもんですな。

カバーは携行できないといけません。空き缶なんかも良いと思うんですが、使わないときにフレームの中に入れておこうと思うと固いものだとしまいづらいです。狭いところに押し込んで置けるものが良いんですね。いろいろ考えた結果、使わなくなったノーマルエアフィルターのケースを切って作りました。

フィルターの方には端っこの金属部に穴を開けてボルトを装着。写真の蝶ネジがそれ。ここへカバーを取り付けます。この写真ではカバーは付いてません。念のため。

ためしにカバーを付けてみましたが、フィルターとカバーのクリアランスが狭いような気がする。キャブのセッティングが決まってないので、カバーをつけた状態でエンジンをかけてませんが、結構な抵抗になりそうです。こまめに取り外すことになりそう。
あと開口部が前向きになっているのも雨の浸入対策としては残念なところ。キャブを180度反対につけるとその点はずいぶん改善されるんですが。

ちゃんとした耐候性を確保するってのは意外に大変なもんです・・・
by namatee_namatee | 2008-04-17 20:50 | motorcycle | Comments(0)
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