また原付ネタか。orz
これはノーマルヘッド用のハイカムとハイスロ。前者は通販、後者は近所のお店で購入。どちらもキタコ製。
ハイカムは元々はハイリフトカムの略なんでしょう。吸排気バルブのリフト量を大きくして、シリンダーへの混合気の出入りを多くする+ノーマルよりオーバーラップを多くして充填効率を高める・・・なんか書いていてわくわくする、レシプロエンジン好きにはたまらないフレーズが並んでおります。こんなものが数千円で手軽に手に入って、実際に装着して効果を確認できるんですから原付はたまりませんなぁ。w
CL50には最高速度のリミッターが無いんです。なぜかというと、リミッターが必要なほど速度が出ないから。(汗
吸排気ポートとかカムプロフィールとかギアリングとか、全体的に速度が出ないようなセッティングになっているようで、要するに遅い。そこでボアアップして排気量が大きくなって出来たトルクの余裕をギアリングに反映させて、最高速度を高めようとするんですが、エンジンの性格を決める大きな要素のカムプロフィールがもともとの低速よりの設定のままでは、高回転時のパワーが足りなくて伸びないんですよね。ボアアップしたといっても88ccですからね。小排気量エンジンは高回転まで回さないとパワーがでないです。
本格的に高回転高出力を追求するならば、より吸排気効率に優れたでっかいバルブのシリンダーヘッドに交換すべきですが、それはちとお値段が。その上、マフラーやエアフィルターもマッチしたものを考えなければならなくなり、それは外観は出来るだけノーマルというスタンスと合わないのでした。音がうるさいのも嫌だし。ウチの場合、ジェベルもスカブもありますから、そんなに速くなくても良いんです。
というわけで、とりあえずノーマルヘッド用の穏やかなハイカムを導入して見ようかと。これがイマイチだったらヘッドを交換する事になりますかね。ここらで収まってくれませんかねぇ。
ハイスロってのはハイスロットルの略なんでしょうか。これはハイカムなんかよりずっとレベルの低い造語のような気がする。ハイスロとかハイフラとか、わたしが高校生の頃、町中を走っていたKH400とかZ400FXとかHAWKIIに似合う感じです。あと6連エアホーンとか、タレ付き風防とかロケットカウルとか、南東北はヤンキーの本場ですからね。ハイスロはコール切るのに便利だったんでしょうなぁ。w
それはそれとして、ウチのCL50の場合、そんなにかっ飛ばすわけではないのでスロットルなんて普通ので十分なんですが、先日交換したキャブレター、PC20とノーマルのスロットルの相性が良くないようで、微妙にワイヤーの遊びが大きいんです。いろいろ調整してみましたが、どうも気に入らないのでワイヤーの巻き取り量の大きいハイスロに交換してみようかと。ホルダー部はノーマルのままで、スプールというのかな、巻き取る部分だけを交換するタイプ。グリップもノーマルのを使うつもり。外観は出来るだけノーマルというスタンスなもので。w