昨日来の悪天候のせいでどこへも出かけず、やることがないのでいつものようにおウチでアウトドア。(汗
SVEA 123Rでお湯を沸かそうとしております。で、今回のネタはオプティマスの8R/123R用ポンプ。
手前にある先の曲がった細長いアルミ色の物体がソレ。通常、123Rはプレヒートによって内圧をあげて、その圧力でジェットから噴出したホワイトガソリンに点火します。熱くなったバーナーヘッド(本体の真ん中の丸いお皿みたいなものがある部分)からストーブ全体に熱が伝わって燃料を噴射する圧を維持する仕組み。
おなじみのコールマンのガソリンストーブは必ずポンプで加圧して、ジェネレータという加熱パイプを経由させた燃料に点火します。熱くなるのはジェネレータのみ。(結構本体も熱くなるけど。)プレヒートがいらないって言われますが、実際にはジェネレータの温度が上がるまでは調子が出なくてボワッとオレンジの炎が上がったりします。
どっちが便利かっていうと、それを決めるのはなかなか難しいですね。プレヒートは炎がでるので気を使うし、プレヒート用の燃料と器具を別に用意しなければなりません。ポンピングは何回もするのが面倒くさいのとジェネレータが詰まったらお終いというリスクが。結構頻繁に詰まるらしいんですよ、ジェネレータ。
どちらかというとポンピングする方が、再点火の時にすばやく出来るので便利かな。まあガスの簡単・便利さにはかなわないのですが。
で、このポンプを使うとプレヒートがいらないという噂を聞いて買ってみました・・・ガセでした。w
っていうか、使いづらい。この通り、ポンプと本体は別なのでポンピングするにはストーブの囲い?風除け?を取り外さなければなりません。ポンプ用の燃料注入口が付属してきますので、それに交換して、そのニップルにポンプを接続してポンプを動かします。ストロークが短くて力が要るし、なんていっても本体と一体じゃありませんのでグラグラして力が入りづらい。おまけにどこまで何回ポンピングしたら良いのかわかりづらい。
それでも適当にポンピングしてバルブをひねるとジェットから燃料が噴出してきました。でもとても青い火で燃えるような細かな霧状ではなくて液体のままです。当然、点火すると盛大なオレンジ色の炎と少なからぬススを出す。そのうち温まってきたのか、調子が出てきて最終的には青い火で燃え始めましたが・・・これだったら最初から燃料をスポイトかなんかで吸い上げてプレヒートしたって同じじゃん。アルコールでプレヒートすればこんなにススでないし、炎も上がんねぇし。使えねぇ。こんなもんが5770円(ナチュラム調べ)もするとは。(汗
・・・本当は低温時にプレヒートの補助にするらしいんですけどね。