いい音だ。このエンジンは当たりだぜ。(ピッコロ親父の声で)

上段がスズキ製M16A型エンジン、下段がいすゞ製G180Wエンジン。
黄色つながりで登場であります。

G180Wは元をたどればべレットの時代から連綿と続いたエンジンで本来は117クーペ用でした。それをPF60ジェミニに搭載したのがZZシリーズで、ラインナップにはZZ-R、ZZ-T、後にZZ-L(豪華版)がありました。シリーズの中ではZZ-Rが一番走りに振った仕様で、4ピニオンのLSDやハードなサスペンション、クロスレシオのギアボックス、ラジオすらオプションという硬派ぶり。ラリーなどの競技用のベースになりました。ZZ-TはもうちょっとGTっぽい仕様となっており、フロントサスペンションがややソフト、ワイドレシオのギアボックスでLSDはオプション、カーステレオやリモコンミラーなどの快適装備が標準となっておりました。わたしが乗っていたのはこのZZ-Tです。
上級車の排気量が大きいエンジンをより下のクラスの車に積んでパワーアップってのが、もうロマンに溢れていて当時のわたしには堪らなかったのですなぁ。

G180Wは1.8Lで130ps(グロスって奴。今の馬力表示に比べておよそ1割ぐらいさば読んでます。)だったと記憶してます。燃料供給装置はECGIと呼ばれるインジェクションでした。ほんのちょっと前の117クーペに搭載されていた頃はSUツインキャブ(!)仕様もありました。
このエンジン、一応DOHC(2バルブだけどね。)なんですが、全然回らないんです。レッドゾーンは7000回転からだったと記憶してますが、実際には6000回転手前で苦しそうな音と振動が出てしまってトップエンドの1000回転はまわしても意味がありませんでした。そのかわりに1000回転割ってても使えるんですが。
アバルトばりのぶっといデュアルエクゾーストマフラーが標準で、これがまた見た目どおりのでっかい音がするんですよ。今と違ってお役所がいろいろと煩かった時代、よく認可が下りたものだと思います。私たちはさらに大きい音にするのに触媒を取(ry

対してスイフトのM16Aはどうか。
およそ1000kmを走ったので、オイル交換をしてちょっと回してみた感じではなんとなく性格がG180Wに似ているような気もします。6750回転ぐらいからレッドゾーンですが、大体6000回転あたりからわずかですが苦しげな回り方をする。低中回転のトルクの太さもなんとなく似ている。
もちろん、この二つのエンジンには30年近い世代の差がありますから、振動や騒音など比べ物にならないぐらいM16Aの方が洗練されているのですが、それでもトルクの太さとか回り方に似たものを感じました。

ジェミニとスイフト、車全体としてはもう全く比べ物になりません。動力性能も操縦安定性も経済性もスイフトの圧勝。技術の進歩は確かにあったんだなぁ、と思い知らされたのでした。
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by namatee_namatee | 2006-04-07 19:59 | car | Comments(0)
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