現役復帰?

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本日もネタが(ry
戯れに古臭いものを引っ張り出してみましたよ。上からiPod touch(何世代目なのかすら忘れた)とポータブルアンプ&DACのPioneer XPA-700、ELEKITのTU-HP01でございます。iPodに入っている楽曲(ALACという形式)をXPA-700でD/A変換してライン出力、それをTU-HP01で聴くという仕組みですね。
もうウチでは主流じゃない組み合わせです。iPodとXPA-700は現役ですけどアンプのTU-HP01は引退してました。これ、真空管アンプと言っているんですけど、実質的には違うような気がします。確かに真空管を使ってはいるんですけど、オペアンプの方が音色に関しては支配的に感じるんですよね。オペアンプは交換可能で、ウチのこれはOPA827に替えてあります。これが本当にOPA827の音としか言えないような、いろんなインプレで読んだのとぴったりな音色なんですよ。悪い音ではない、どころかかなり良い音だと思いますけど、それはOPA827の音が良いということであって、TU-HP01としてはどうなの?と。
なんとなくですけど、TU-HP01の真空管は音色にちょっとだけ風味を加えるようなものなんじゃないかと思います。で、その風味はわたくしはあまり好みじゃありませんでした。音の広がりがないような感じがするのとノイズが多い。ノイズは真空管のせいだと思われますので、致し方ないのですけれど・・・これの次に手に入れたMH AudioのHA-11というポータブルアンプが同じようにオペアンプ交換式で、これが明白に音場が広々としていてノイズも少ない(無い?)、そのうえEVOモードという9V×2で駆動という聞いただけで痺れちゃうようなギミックがありまして。w
なので、あっという間にHA-11に乗り換えちゃってTU-HP01は引退となった次第。ちなみにHA-11は受注生産で、手元に届くまではオーダーしてから2週間かかりました。背面のパネルには手書き?なにかで引っ掻いて書いたようなシリアルナンバーがあります。ちなみにわたくしのHA-11は「057」です。
なんていうか、すごくマニアックな感じがします。>HA-11

その後、それなりにいろんなものを聴いてみて、わたくしの耳も少しは成長したかなと思い、久しぶりにTU-HP01を聴いてみたというわけです。まあ、印象はほとんど変わらなかったんですけどね。やっぱり音の輪郭が甘い感じがするんですよね。好みなのはもっとソリッドで硬く、でも豊富な低音なんですよね。TU-HP01はオペアンプのOPA827の音の良さはあるんですけど、全体にいろいろあいまいな感じがする。その甘さは味として甘受できないところが、わたくしの未熟な所なのかもしれませんなぁ。orz
なので現役復帰はなりませんでした。>TU-HP01

それにしてもOPA827にしてもOPA627にしてもボーカルが近く聴こえますねぇ。現在のウチのDAC/アンプのリファレンス機はmojoですけど、元の音を可能なかぎり正確に再現しようとするmojoに比べてこのTH-HP01もHA-11もボーカルが前に出てきて中心に居座る感じが強いです。さらにiMac用のDAC+アンプのHP-A4はオペアンプがMUSES01なんですけど、これはさらにボーカルとその周りの音が強烈に主張してきて、わたくしの好みに合ってます。椎名さんのボーカルが美しく聴ければそれで良いというわたくしの要求にはMUSES01が一番合っているような気がします。
わたくしの好みと性能を総合的に判断して上位から並べるとHP-A4、mojo、HA-11、TH-HP01という順番になりますね。HA-11はDAC次第でmojoと入れ替わる可能性があります。

といった極端にニッチで役に立たないネタをお送りしました。w

by namatee_namatee | 2017-06-27 19:52 | audio | Comments(0)
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