HAHAHA!

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「P.S.すりーさん」のドラマCDですって。
某オークションのアラートに「椎名へきる」とか「ヨコハマ買い出し紀行」とかを設定しておくとネットで検索したのでは見つかり辛い情報がヒットしてまいります。実際にオークションで買うかどうかはまた別として、放っておけば勝手に情報がメールで届くので便利に使わせてもらってます。

この「P.S.すりーさん」もそんなメールで知ったもの。なので、事前の知識は全くありませんでした。ゲーム機やゲーム業界をネタにしたお話だそうですけど、わたくしにはなんのことやらさっぱり。そもそもゲーム機なんて全く興味がありません。ウチにあるゲーム機といえば、ファミコンとスーパーファミコンとプレイステーション(最初の)だけですよ。w
「P.S.すりーさん」は各種ゲーム機をアイドルに擬人化したものということ。このドラマCDで椎名さんは「どりきゃすさん」というキャラクターを演じているそうです。実はまだ聴いてないんですけどね。w
「どりきゃすさん」とはもちろん「ドリームキャスト」のことです。
ここでWikipediaの「P.S.すりーさん」の解説を一部引用させてもらうと

>どりきゃすさん
>声:椎名へきる
>モデルはドリームキャスト。
>せがさんプロデュースのアイドル。華々しくデビューするも運に恵まれず、あえなくプロジェクトは解散。
>現在はライブハウスで活動中。

先生怒らないから、この解説を書いた人、手を挙げて。w
大体そこで手を挙げるとすごーく怒られるんですよ。手を挙げなくても先生は見当はついていて言っているわけで、どのみち怒られることに変わりはありません。これだから大人は(ry

それはそれとして。微妙に揶揄の雰囲気を感じますなぁ。でも、これはおいしいネタですね。特に「現在はライブハウスで活動中。」がツボ。w
わたくしの知っているところでは「ドリームキャスト」は一般的にはうまくいきませんでしたけど、その筋のマニアには評価が高く、セガが撤退したのちもソフトは発売されていたと記憶しております。そこら辺が椎名さんと重な・・・らないなぁ。w

だいたいが椎名さんは「アイドル声優」としての成功者だと思いますし。ある意味、空前絶後の存在。単純にいろいろ最初だったというだけではなくて、あの時代のあのタイミングでデビューしておいしいところを全部持って行ってしまった人だと思います。他の声優さんやそちら出身のアーティストさんはそれぞれ立派な業績や実績があるのですけれども(あまり詳しくないですけど)、こと、「アイドル声優」としての存在については、あの時代の椎名さんだからこそ成り立つものだったのでしょう。CDの売り上げが史上最高を記録した時代に、新しいタイプのアーティストとして後々に続く道筋を示した・・・実際は完全に同じ路線のフォロワーは現れなかったと考えておりますけど。
1世代のちの声優さんなどの身の処し方について、椎名さんの失敗と同じ轍を踏まないように(ry)などという論を目にしますけど、それは微妙にずれていると思います。のちの声優さんの方々は椎名さんの開いた突破口から、それぞれ違う道を選んだという印象。「椎名へきるの失敗に学んだ」とかいうのは、椎名さんにもその声優さんにも失礼な気がします。

椎名さんの場合、ライブの動員数とかアルバム・シングルの売り上げとか、確かにそういった面では2004年以降は下降線をたどっているんですけど、2004年の時点でCDデビューから10年ですからね。専門外のジャンルから参入してこの世界で10年続いたというのは大したもんだと思います。他の人は失敗に学ぶどころか同じことができないんじゃないでしょうか。w
2004年以降は各種データでは下降線をたどっていますけど、内容がどんどん濃くなっていくのは繰り返し書いた通り。その上、2016年現在で現役で、アーティストとしての技術やクオリティはますます高くなっているという。やはり恐るべき存在ですよ。>椎名さん

このドラマCD、まだ内容を聴けてないんですけど、とりあえず最後のトラック「出演声優さんによるおまけコメント」だけ聴いてみました。これ、2009年の作品なんですけど、椎名さんの声に「椎名へきるクラシック」時代の雰囲気があって新鮮。おにぎりの具の話をする、その声が今のどちらかというとドライで高い声じゃなくて、もっと輪郭がまるくてちょっと低い声でした。

そして、目当てだった椎名さんの歌はこのVol.1じゃなくてVol.2の方に収録されているのに気がつくという。orz
by namatee_namatee | 2016-02-12 22:19 | music | Comments(4)
Commented by ふき at 2016-02-13 13:28 x
■なまさん
> 「P.S.すりーさん」

奇遇ですね。 この漫画の原作者である Ikaさんという方は、同人時代、
羽田いかおさんと名乗っていらっしゃった方で(僕より少しお若い方です)、
自分も20年ほど前、彼のゲーム系同人誌にお呼ばれをいただき、
ごく少数ですが4コマ漫画を描いたことがありました。

羽田さんが、『すりーさん』のような商業漫画を描かれるようになった頃には、
僕自身が完全にネット発信に移行し、紙媒体の同人誌制作に全く関わらなく
なってしまったため、自然にお付き合いも無くなっていったのですが…

懐かしい思い出です(^^


> 「ドリームキャスト」は一般的にはうまくいきませんでしたけど、
> その筋のマニアには評価が高く

思えば、ゲームクリエイターの「熱さ」を感じられた
最後の時代のハードだったと思います、ドリームキャスト…

2000年を過ぎたころから、
明らかにゲーム業界が(正確には日本自体が)冷えていき、
悪くはないけど特別良くもない、平均点ゲームばかりが並ぶのを見て、
何かが「終わった」のを肌で感じていたものです。

こんな21世紀になってしまうなんて、
子供の頃は想像もしていなかったなぁ…


> 目当てだった椎名さんの歌はこのVol.1じゃなくて
> Vol.2の方に収録されているのに気がつくという。orz

ちょっと Amazon で調べてみたところ、
Vol.1 は中古価格が1ケタ(苦笑)でしたが、
Vol.2 は中古価格が定価を上回っているようですね。

典型的な、「第1弾の評判が悪かったので、
第2弾は発行数が激減した」ケースではないかと…

入手はできるでしょうが、
「それなりの出費」を覚悟しなければならない商品かもしれません。
Commented by namatee_namatee at 2016-02-13 15:58
>ふきさま
仕方がないのでVol.2を買いました。まだ新品が手に入るようで助かりました。w

というか、ふきさんは同人誌に作品を描く人だったんですね。前にちらっとお聞きしたような気もしますけど、どうしても「ヨコハマ買い出し紀行」の人というイメージが強くて、ちょっと新鮮な感じがします。

本文中にもある通り、わたくしはゲームというものが苦手で詳しいことはわからないんですけど、時代の雰囲気みたいなものはふきさんのおっしゃるものに近い印象です。たしかに子供の頃夢見た2世紀ってこんなんじゃなかったですよね。w
1なんだかんだとこねくり回している「ヨコハマ買い出し紀行」や「椎名へきる」ネタもわたくし自身にとっては不遇だった1990年代を取り戻そうとでもいうようなテーマがあります。もっとも時代が冷え込んでいくのとは反対にわたくし自身の人生は2000年以降の方がずっと充実していると感じてますので、なかなか複雑な心境です。w
Commented by フラフープ at 2016-02-14 01:53 x
いえいえ、バイオハザードのコードベロニカは名作でしたよ。本当に本当に本当に怖かった。w
もっとも、バイオはどのハードのでも好きですが。w
Commented by namatee_namatee at 2016-02-14 21:56
>フラフープさま
ゲームのことはわかりません。今までの人生で「提督の決断」と「GT」しかやったことありません。w

「P.S.すりーさん」のVol.2がやってきました。椎名さんのキャラソン「夢は倒れたままなのか」は予想の斜め上をいく変な歌でした。w
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