続シングルBAの道

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本日はお休み。天気もよろしかったですね。
だがしかし昨日会社で段差で蹴つまずきまして。左の足首を軽くひねってしまって微妙に痛い。歩けないほどではありませんが、疼くぐらいには痛い。orz
なのでウチから出ずにじっとしてました。まあいつものことなんですけどね。

ウチのシングルBAの図。
左からSONY XBA-10、ETYMOTIC RESEARCH ER-4S、Klipsch X10。どれもさほど高価ということもありません。一番高いER-4Sだって今は24,000円ぐらいで買えるんじゃないでしょうか。わたくしは一番高かった時に買いましたので、3万円ぐらいした記憶があります。
BAドライバのイヤホンって、最近はマルチドライバ(ドライバの小型なことを生かして、各音域にBAドライバを割り振る)が主流で、さらに低域はダイナミックドライバで中高域をBAドライバとかの、いわゆるハイブリッドも普通になってきたみたいですね。
なんていうか、技術の粋みたいで格好良いんですが、二輪車だって絶対的な性能ではマルチに一歩譲るシングルが好きな人がいるように、イヤホンでもドライバがひとつだけのシングルBA好きというのが居る・・・らしいんですよ。
特にそういうコミュニティやフォーラムがあるとかではないので、本当のところはわかりませんけど、某巨大掲示板のポータブルAV板にはシングルBA好きのスレがありますので、愛好者はいるんでしょう。

わたくしもその一人になりますかね。特に選り好みしているわけでもないんですが、音が気に入ったイヤホンとなるとシングルBAやその亜流みたいなのに落ち着くという。マルチBAやハイブリッドは高いのでそうそう買っていられないというのもありますけど。
カナル型イヤホンのドライバは大きく分けてバランスドアーマチュア(BA)ドライバとダイナミックドライバに分かれるとのこと。そして使う人の好みもBA好きのいわゆるBA耳というのがあるそうです。不思議なことにダイナミック耳というのはあまり聞きません。w
これもわたくしは特に選り好みしているわけでは(ry
やっぱりどちらかというとBAドライバのイヤホンが好きなようですので、BA耳というやつなんでしょうかね。ダイナミックドライバのイヤホンも好きなんですけどね。

といったような条件から、選ばれてきたのが写真の3モデル。
ER-4SとX10はこのジャンルの名機といわれますなぁ。ただし性格は正反対に感じます。
主要なボーカル領域の2-5kHzあたりを挟んで上によっているのがER-4Sで下に偏るのがX10というイメージ。実際の特性は知りません。w

ER-4Sはなれないとキンキンした音で低音が全くないように感じるんですが、実際は低音も少なめですけどちゃんとあるんですよ。やけに高いほうがはっきりと聞こえるのでキンキンしているように感じるんですが、これも実際は刺さらない聞きやすい音だと思います。おかげで大音量にできるので、低音も十分に楽しめます。
特徴は解像度の高さってやつで、これはどこの誰でも一級品といいますね。他のイヤホンを使っていて、これなら解像度もまあまあだな、なんて思っていてER-4Sに戻るとあまりの差に愕然とする。確かに解像度は高い。もう10年以上(下手すると20年ぐらい経っているという)モデルなのに、この性能はすごいですよ。
ただ、欠点はインピーダンスが100オームとかで、例えばスマホに直差とかだと音量が取れないし実力も発揮できないことでしょう。ここら辺が技術の進化の表れるところなのかもしれません。

X10はそのER-4Sと同じシングルBAとは思えないほどの低音の量が特徴。ダイナミックドライバのSHURE SE215と比べても引けを取らないような力強い音ですね。で、その低音も中ぐらいから上もちゃんとBAっぽいキレがあります。ここがSE215と違うところで、いやSE215もウチのはケーブル替えたりしてそれなりに中高音のキレは向上しているんですけど、まあもともとのドライバの特性の差はどうしようもないということでしょうか。
おそらく普通の人がぱっと聴いてみたら、ER-4SよりX10の方が馴染みやすいというか、普通の音だと思うんじゃないでしょうか。見た目が妙な感じなので、手に取る気にならないかもしれませんが、実は真っ当で前述の通り名機と言われるほどのイヤホンなので買って失敗ということはないでしょうね。相対立する存在のER-4Sは人を選びますからね。

このシングルBAの双璧みたいな名機に比べるとXBA-10は苦しい、所詮SONYの低価格機だし・・・とか思うとそんなことはありません。これはこれで十分な個性を持つ優秀なイヤホンだと思います。音のイメージはER-4SとX10のちょうど中間ぐらい?
ボーカルがはっきりと聞こえて、低音もちゃんとあります。わたくしの専門の椎名さんの歌声だとちょっとざらついて聞こえるかな。X10はもっと滑らかだし、ER-4Sは硬いけど手が切れるような角は丸められている。それに比べるとやや荒削りに感じます。でも、これも若々しくて良いと思うんですよ。BAらしい解像度の高さは感じられますし。これも買って損のないイヤホンだと思います。
もっとも今は後継機のXBA-100が出ちゃいましたから、そちらを選ぶのが普通でしょうなぁ。XBA-100はXBA-10よりもっと高音よりではありますが、やっぱり似てる部分もあります。なので、今となってはわざわざXBA-10を選ぶ必要性は薄いですね。

シングルBAの共通する特徴として感じるのは大音量で聴くと良い仕事するということ。
あと音の多い楽曲には向かないと感じます。クラシックとか「Within Temptation」のシンフォニックメタルみたいな壮大な奴はイマイチ。そういうのはマルチBAのSE535LTDとかが向いていると感じます。

これらの亜種としてウチにはZERO AUDIOのCARBO DOPPIOとカナルワークスのCW-L05QDがあります。前者は同じBAドライバを2つ、後者は4つというシングルBAの進化型みたいなモデル。

CARBO DOPPIOはかなり高音よりです。ER-4Sとはまた違う中高音、ボーカルのあたりが極端に持ち上がった特性で鋭く硬い速い音。聴いていてすごく楽しい。低域も必要にして十分で、あまり音量を上げなくても音のディテールがよくつかめます。っていうか、音量を上げると高音がきつくて辛い。ヘッドホンアンプのHP-A4(OPA627)だとやや刺さる感じがあります。HA-11やTU-HP01だとそういうことはありません。
聴くたびに解像度高いなーと思うんですが、改めてER-4Sを聴くとやっぱりちょっと及ばないと感じます。

CW-L05QDはカスタムIEMなので、ユニバーサルイヤホンと比べても意味がないですね。音としてはシングルBAの各モデルより線が太く感じます。低音もかなり強めにでているし、同じドライバを束ねたものとは言っても、シングルBAがシングルだからという性格とは違うと感じます。強いて言うならX10に似ているかも。X10を硬くした感じ。高い方はER-4Sにも通じるところもあり、やっぱり高いだけあってバランスが良いですね。音質ということなら別格。ただ外の音がほぼ聞こえなくなるので、外出時に使うのは危険かも。

これらのうちでもっとも好きなのはどれかというと・・・実はCARBO DOPPIOだったりします。w
硬くて速い音が魅力的。椎名さんの声がとてもよく聴こえます。ずっと聴いていても飽きません。
次がER-4SとXBA-10が同点という感じですね。ER-4Sはもう文句のつけようのない高性能ですが、XBA-10の若々しさも捨て難い。X10も嫌いじゃありませんが、他のに比べると優先順位は下になりますね。普通なんですよ。

といった感じで、ウチに集まってしまったシングルBAとその派生モデルのお話でした。
ウチにはダイナミックドライバの比較的低価格のイヤホンもいろいろありましてね。それはそれでまたネタにしたいですね。
by namatee_namatee | 2014-11-15 23:00 | audio | Comments(0)
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