画像と内容が関係ないシリーズ。

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さあネタがない。w
本日は仕事。微妙に天気が悪く、気温は低かったですね。事務所のエアコンが酷使に耐えかねてついに壊れてしまったので、涼しいのは助かります。仕事柄埃っぽいのでエアコンは年がら年中使っているんですが、外部の人にはそれが羨ましく見えるらしく、エアコンが壊れたのを知るともうここぞとばかりにザマァな目で見てなにか言っていくのが浅はかで楽しいです。w
コンプレッサーがお亡くなりになったそうで、こりゃ直るまでにはしばらくかかりますね。8月一杯で直るかどうか。暑い夏になりそうですなぁ。w

さて本日は微妙に昨日の繋がりっぽいネタで。
DACのAlgoRhythm Solo-Rの効能について。DACとは「digital to analog converter」のことですから、デジタルからアナログに変換するもの、ということですな。すでに何度も書きました通り、こういった方面には極端に弱いので、ではそのデジタルってのは何の事?となると良くわからないのでございます。ウチの構成の場合ですと、iPod classicのHDDに入っているALAC形式のデータのことなんでしょうが、それがハードウェア的にどういう信号で出てくるのかとかは全然わかりません。もちろん、それがどういうプロセスを経てアナログに変換されるのかとかもわかりませんなぁ。まあ、音は出ているのでそれはそれでよろしいのではないでしょうか。w

では、5万円ぐらいする、この「digital to analog converter」があるとないではどう違うのか。
まず、ない場合はどうしているのかというと、DAPのiPod classicにイヤフォンを直接刺す、もしくはミニプラグのケーブルでPOLOのオーディオへ繋ぐ。POLOのオーディオは最近の気の利いたカーオーディオと違い、USBでは接続できません。もう一つ方法がありまして、Dockからライン出力というんですかね、アナログで出力するケーブルがありまして、それでカーオーディオに繋ぐ。あるいはポータブルアンプを経由してイヤフォンへ、という繋ぎ方ですね。
音については直刺とライン出力のDockケーブルでどちらが良いかというと、ほんのわずかな差ですが後者ですね。直刺の場合はiPodの中のDACとアンプ部を通しますが、ライン出力のDockケーブルの場合はアンプを通さない・・・のかな?良くわかりませんが、iPodのアンプの関与は少ないはずで、その分、音に良い影響があるのではなかろうかと。

ではAlgoRhythm Solo-Rを使う場合はどうなのというと、iPodからUSBのケーブルでSolo-Rに接続し、そこでデジタル/アナログ変換された信号はイヤフォンを使う場合はポータブルアンプを経由します。基本的にSolo-Rからポタアンは普通の3.5mmミニプラグのケーブルで繋ぎますが、Coaxial (RCA/SPDIF)で出力も出来るのでポタアンが対応するものならば、そういうケーブルで繋げますね。その場合、Solo-RはDACではなく「digital to digital converter」、つまりDDCとして機能することになりますな。アナログへの変換はポタアンで行われるわけで、ちょっとSolo-Rが勿体ないかも。
POLOのカーオーディオに繋ぐ場合は簡単。Solo-Rの3.5mmのミニ端子とカーオーディオをアナログのケーブルを繋ぐだけ。

そしてSolo-Rを使った場合の音の変化は劇的。イヤフォンの場合はポタアンの性格が反映されるのでちょっと複雑ですけど、カーオーディオの場合は本当に劇的。これこそ今まで聴こえなかった音が聴こえるって奴の典型ですよ。あまりの音の良さに感動して泣くぐらいですよ。w

具体的にどう変わるのか。よく言われる解像度が高い音、って奴になりますね。この言い方はおそらくデジタルカメラの画像で言われる解像度を音に例えたものなんでしょうけど、上手いこと言うなぁ、と感心します。解像度の高い画像は細かいところを大きくしても表現されているものが破綻無く見て取れますが、これが楽曲でも同じような感じになります。音楽は同時にいろんな音がなっているわけですが、解像度が高いという状態ですとその中のどれかの音に注目して聞き分けることができる。椎名さんの楽曲の場合だとツインギターのどちらが何やっているのかが聴き分けられるとかそういう感じ。あとギターの弦が震えている様子もビリビリ伝わってまいります。

これ、言葉で説明するのがなかなか難しいんですが、椎名さんの楽曲限定ということで解像度の変化を無理矢理表現してみると。一応、イヤフォンで聴いた場合を想定して。

例えば大好きな「Jumping Slash」。CDに納められているこの曲の最後は「LET IT GO!!」でいきなり終ります。これが格好良いんだ。歌詞にあまり意味の無い歌なんですが、なんだってまたこんなにイロイロ格好良いんだろ。
まあそれはそれ。直刺やライン出力の場合、「LET IT GO!!」は「レットイットゴー!」という感じに聴こえます。それがSolo-Rを通すと「レットイットゴーゥ!」と歌っているのがわかる。w
椎名さんって単純に「ゴー」とか延ばすような歌い方ってあまりしないような気がします。延ばす時も強弱をつける時が多く、おそらくそれが歌に独特の表情を感じさせる要因の一つなんだと思うんですが・・・

次は「Eternal Circle」。これは椎名さんの息づかいがすごく良くわかります。ハァハァ。
あとかなりメリハリの効いたキツい声と力を抜いた声の使い分けも良くわかります。「いつもの笑顔に」の「に」や「やさしくなれるよ」の「よ」はかなり柔らかく、サビっていうんですかね、「永遠に続く」のところはパワーバンドに入ったツインカムみたいな声になります。

「WONDER☆RIDER」はどうか。これは楽器の方から。わたくしの思い込みなのかも知れませんが、椎名さんの楽曲はベースが目立たない印象ですが、「WONDER☆RIDER」はわたくしでも「ああベースが鳴ってるんだなぁ。」と感じます。それがSolo-Rを通すとよりはっきり聴き分けられる(わたくしはどれがベースの音なのかは良くわからないんですが、違う種類の音なのかの判別は付く。)ようになります。これが一番言葉で表現し辛いかな。でも他の曲とちょっと違うのはわかりやすくわかるんですよ。

これが「Power Of Love」では・・・キリが無いのでここまで。w
DAC、アンプ、イヤフォンと変化する要素は沢山あり、聴くたびにいろんな変化と発見がありますなぁ。
by namatee_namatee | 2014-08-09 22:49 | audio | Comments(7)
Commented by スピンマン。 at 2014-08-10 00:30 x
「Eternal Circle」は、テンポが速いのに、わりとブレスを効かせてますよね。
ただ、自分の今のイヤホンじゃ、少し立体的な感じが出てない印象があります。
「長い夢」なんか3分30秒過ぎないとブレスがハッキリ聴けないですもん、それ以前はブレスがサウンドでかき消されてるような感じというか(笑)


Commented by namatee_namatee at 2014-08-10 09:25
>スピンマン。さま
そうだ、こういうチェックするなら「for you」の落ち着いた歌の方が良かったかも知れません。

というわけで起きぬけに「for you」をひととおり聴いてみました。イヤフォンはSONYのMDR-EX510SLですが・・・これは椎名さんの歌声がとても美しく再現されて「君と見る景色」とかハラハラする感じがたまりません。CDの音源なんだから、音を外したり間違ったりするはずはないのは自明なんですが、それでも聴いていてハラハラします。w
椎名さん特有の歌詞の最後で息を抜く歌い方とか、すごく良くわかります。

XBA-10とZX1の組み合わせは解像度は十分にあるはずと思いますが、ハイレゾでない音源で外付けのDAC+アンプに比べると物理的な制約から、力技で苦しいのかもしれません。PHA-2とMDR-1買ってインプレしてください。w
Commented by josei84827781 at 2014-08-10 12:37
うちの会社も仕事柄年中クーラー効かさなきゃならないのに本当に暑い時しか付けない・・

社長氏ねや‼
Commented by namatee_namatee at 2014-08-10 21:17
>joseiさま
まあまあ。w
実はわたくしはエアコンが壊れて多少喜んでいたりします。わたくしの席がエアコンの真下で寒かったんですよ。今は隣の部屋のエアコンでしのいでいるんですが、わたくしとしてはそのぐらいでちょうど良かったり。w
Commented by スピンマン。 at 2014-08-11 09:52 x
>>namateeさん
昨日、福岡の博多のビッグカメラに行って、PHA-2とMDR-1を試しに行きました。
ハイレゾ音源ならかなり良いんですが、へきる嬢のMP4の圧縮音源では微妙でした…orz
ハイレゾ音源でなければ、沖縄でnamaさんが持参されてたイヤホンの方が格段に良い感じみたいです(^^;;

namaさんのかんじるハラハラ感を、自分なりに考えてみました(笑)
そのハラハラ感は、もしかしたらへきる嬢の高い声のビブラートにあるのではないかと…(笑)
しっかりとビブラートをコントロールして効かせてるんだけど、独特の優しい声質がそう感じさせてる可能性があるのかと。

そこを注意して聴いてたら、実は「Graduater」はビブラートの宝庫でした(笑)
至る所にビブラートが〜(笑)

ちなみにゴールデンベストの最も初期は、ビブラートは殆ど無いというか、コントロール出来てるかどうか怪しいとこがあります(^^;;

Commented by namatee_namatee at 2014-08-11 11:23
>スピンマン。さま
圧縮音源とハイレゾを比べるのは反則です。w
ZX1はハイレゾに特化した設計なんだと思います。そういった割り切りがあってあの大きさにまとまっているわけで、機動力の大幅に低下するDACを使うとまた話が変わってくるかと。
あ、沖縄の時よりも今回のこの構成の方が格段に、そうですね、150%増しぐらいで繊細・高解像度になってますよ。ああ、お聴かせしたい。w

こういった解像度や繊細さについて支配的なのはイヤフォンだと言われますが、実はDACの方が影響が大きいんじゃないかと思うようになりつつあります。解像度には定評のあるSHURE SE535でもまあ普通のレベルのMDR-EX510SLでも同じように繊細で解像度が高い音になりますから。
Commented by namatee_namatee at 2014-08-11 11:31
>ビブラート
なるほど、帰り道にちょっと注意して聴いてみます。

わたくしがたてた仮説は音程・ピッチの揺れじゃないかというもので、聴いているこちらが想定する本来の音よりもほんの少しだけ高かったり低かったりしているんじゃないかと。音を外すところまではいかないけど、本来の音の上下半音ぐらいを小刻みに震えているんじゃないかなぁ、と思ってますが、はたして。
あとはなにかにチャレンジしているのか、今回の例にした「君と見る景色」とかメロディがすごく繊細で微妙で、「そんなに難しい歌にしなくても。」と思うような歌なので、能力めいっぱいで歌っているのがこちらにも伝わってくるのかなとも思います。
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