えるちゃんのレポート

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なんかICS L85A2カービンの記事、人気あるんですよね。みんな興味あるんですかね。それともバカがまた買ったよwというノリなんでしょうか。(汗
まあICSのL85は情報が少なめといえば少なめなので、みんな興味があるということにしておきましょう。

プチ改修
改修といっても前回も書きましたように小規模なものです。LiPoバッテリー対応のためにコネクターをT字型の奴に交換。スイッチ保護のためにSBDの装着といったところ。あと試射した結果、弾道が強烈に左曲がりなのでHop周りの点検、ですかね。
コネクターは簡単。写真の通り奇麗に終了。ICS L85A2カービンのバッテリースペースはこのようにハンドガード内にあります。ハンドガードは上が右側のハンドガード上部をヒンジにひらきまして、さらにその右のハンドガードがガスブロック?フロントサイト基部をヒンジに前側にひらくという構造でして、バッテリーの収納などの時のアクセスは非常に良いです。ただハンドガードはひらいた状態ではブラブラと落ち着かないので変な置き方して破損しないように気をつけた方が良いかも知れません。
M4/M16の類でいうところの前出し配線なんですが、あれらみたいに狭い所に電源の線を通すような厄介な構造ではないので、分解・組立は楽勝。上下分割式のレシーバーも電気系はビルトインのコネクターになっているので、電気を流す効率はとにかく、分解・組立に神経は使いません。
SBDは装着してみたんですがねぇ。なぜかヒューズが飛びました。装着方法に問題があるのかもしれないので、取り外して試射してみると今度は問題なく動く。良くわからないので保留にしてあります。スイッチはマイクロスイッチではないし、M4/M16の類などとは比べ物にならない大きさなので、LiPoバッテリーで使ってもまあなんとか持つんじゃないかと思いますし。
ちなみにヒューズは平型の小さい方で30Aです。そんなものの予備はウチには無く、すでにお店が閉まってしまってから切れましたので万事休す。とりあえずSBD無しで動くかどうかだけは適当なケーブルをヒューズホルダーに突っ込んでテストしましたが。

Hop周りについてはちょっとややこしい。ICS L85でネットを検索するとそこいら辺に触れたブログがヒットします。曰く、Hopのパーツが樹脂製で剛性が不足しており、そのせいで左側がより強く押し込まれることになって弾道が左寄りになるというようなことなんですが・・・これはどうなんですかね。
このL85のHopチャンバー、M4/M16の類の従来型のチャンバーに似ていると言えば似ている。つまりダイヤルについた偏心したカムがレバーを上下させてHopパッキンを押し込んだり引っ込めたりするようになっております。カムに接する横棒状のパーツが前述のブログに書かれている通りに樹脂製で、カムに押し上げられる時に撓んでしまうのは確かです。

だがしかし、このHopシステム、M4/M16の類とは決定的に違う点がある。M4/M16の類の従来型チャンバーHopパッキンを押すレバーの突き出し具合をダイヤルのカムで押す方向で調整しているのに対し、このL85のチャンバーは引き上げる方向でコントロールするんですよ。なのでHopダイヤルの回転方向もM4/M16の類とは反対で、右に回すとHopは弱くなり左に回すと強くなります。前回のエントリーでHopを強めたら初速が上がったので流速っぽいチューンなの?と書きましたが、あれは間違いです。Hopを強めたつもりで弱くしていたのでした。w

Hopレバーを押す力を生み出すのは反対側の端にあるスプリングでして、Hopレバーの支点はそのスプリングとダイヤルの間にありましてね。ダイヤルのカムはスプリングがHopレバーを押し込む量を制限するんです。つまり「カムに接する横棒状のパーツ」が最も撓んでしまう状態というのはそのパーツがカムに最も強く押し上げられる状態で、それはHop最弱の時という事になります。分かりづらいな。orz

とにかく、Hopを最も効かせている状態では「カムに接する横棒状のパーツ」の撓みは最小であるという事です。でもって、Hopの効きはあまり良くない。つまり例のパーツの剛性の無さから来る変形はHopレバーの左右の傾きの差にあまり影響はないのではないかと思います。さらに加えるならば、仮にHopレバーが左右不均等に押し込まれたとしても、縦に薄い板状のパーツなので、そんなに左右に傾くとは思えないんですよね。
それでは弾道が左曲がりだったのは何故か・・・単純にバレルが左にひねった状態でセットされていたから。orz←ガセネタなので訂正します。本当のところはこちらを参照のこと。
ここら辺はさすが中華としか言いようがありません。バレルを真っすぐに装着しなおしたらHopパッキンの出っ張りはHop最強時で左右均等になりました。
ただ、Hopを弱めると前述の樹脂パーツの剛性の無さの問題で左に曲がる可能性はあります。それでもHopの効きも弱めなことですし、今回はファイアフライの電気くらげ(辛口)に交換してみました。Hopの効きを良くするのと、あれはなんとなくHopレバーの左右不均等に影響を受けづらいような気がしましたので。
オリジナルのHopパッキンの時にはHopを最強にすると(それでもフラットというほどの弾道にはなりませんけど。)初速の低下が大きく、65m/s程度になってしまいました。このL85のメカボは簡単にスプリングの交換が出来るようになっており、さらにスプリングガイドの取り付け位置を3段階に変える事が出来まして、スプリングのテンションの調整も簡単なんですよ。なのでスプリングのプリロードを最強にしましたらば、Hop最強で72m/s(0.25gBB弾)となりました。
その状態でHopパッキンを電気くらげ(辛口)に変えた所、Hopオフで85m/s、Hop最強で78m/sとちょうど良いところに収まりました。
真っ暗なので弾道はわかりませんが、まあ電気くらげなら変なことはないと思います。給弾についても問題無し。

ちなみにバレルは420mmもあります。カービンなのに。さすがブルパップ。バレルそのものはMadBullのPytonに似た真っ黒なモノ。材質はなんだろ?よくわかりません。

今週末のサバゲに投入の予定ですが・・・雨じゃん。orz
by namatee_namatee | 2012-11-15 20:33 | survival game | Comments(0)
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