さてネタが一段落したのでちょっと前の写真をサルベージ。
これこれ。
これは件のG&P M16A4を初めてバラしたときの図。D-BOYSのような臭い機械用グリスではないものの(あれはウチの会社のユンボに使っているグリスと同じ臭いがする)、べったりと白いグリス(シリコングリス?)が強化型メカボに塗りたくられているのが分かります。昨日のネタにしたG&Pオリジナルの赤いスイッチも。で、注目は右下に写っているオレンジ色の物体。これがデチューンのための障害物です。こいつがタペットプレートの前側に挟まっており、ノズルが本来の位置まで前進するのを阻んでいるんですね。それでノズルとチャンバーの隙間からエアーが漏れ、初速が下がるという仕組み。どうもメカボの外から押し込むみたいですね。(汗
こんなものが挟まっていたのでは、初速はとにかくマトモに給弾しませんよ。弾筋とか精度についても論外。ノズル位置が0.何ミリとか言ってる世界なのに。
マシと言えばマシ。
もっともこの異物を取り除きさえすればマトモになるので、デチューン方法としては悪くないと思います。ノズルとかパッキンを切るようなデチューンだと代替のパーツを手配しなければなりませんからね。どのみち、わたくしの場合は間違いなくメカボは開けて整備しますので問題は少ないですね。むしろメカボを開けるのが楽しみだったりします。w
こいつを取り除いただけだと初速が法に触れる恐れがありますので、スプリングを切るとか交換するとか、改めてちゃんとデチューンを施してあげなければなりません。わたくしは前述の通り、どうせ弄くり回すのでまったく苦になりませんが、人によっては面倒と思ってしまうかもしれませんなぁ。そういう人はちゃんとした日本のショップを通して購入すればよろしいということになります。ちょっと高く付くけど、必要なパーツ代とか手間を考えるとショップに丸投げの方が案外安上がりなのかもしれません。
わたくしはやはりメカボに愛情と執念を注ぎ込みたいので、日本のショップ経由では買うつもりはありません・・・