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Heat Up

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「一線」なんてとっくに超えちまってるわけだが。君も私も。
二線目を超えるといろいろ支えがきかなくなるぞ。二線目ってのは「秩序の破壊」だ。

高橋慶太郎先生の「ヨルムンガンド」第59話「NEW WORLD phase.6」、ジョージ・ブラック NCS欧州課長のセリフより。
ブックマン格好良いよブックマン。
わたくしはブックマンみたいなおっさんに成りたかった。orz

さて気を取り直して。w
図はCOMICパピポ1994年3月号でございます。
はい、ついにやってまいりました。「黄色魔術オリエンタルガール」第13話掲載号。オリエンタルガールvsフローリアンの最終対決前半戦でございます。つまり「黄色魔術オリエンタルガール」のクライマックス。

闘いの推移はレスでいただいた情報のとおりですけど、いくつか追加項目があります。
まずオリエンタルガールの技。「黄色魔術 サウザンド・ナイブズ(千のナイフ)」に加えて次の2つ。

「黄色魔術 シムーン(灼熱風)」
「集中環」+「東風」

「黄色魔術 サウザンド・ナイブズ」
クエスの「ソリッドエア」に似た感じですけど、扇子から炎の塊というか機関砲の弾のようなものが飛んでいく。音も「キュドドドド」という感じで「ソリッドエア」より重厚。
「黄色魔術 シムーン」
扇子を振って出す幅の広い火炎のようです。目くらまし的な使い方?
「集中環」+「東風」
これはおそらく別々の技を組み合わせていると思われます。頭に「黄色魔術」とつかないし、「集中環」は右手で出し、「東風」は左手から出してますから。実際の効果としては「黄色魔術 東風」は手加減しない状態だと比較的広い範囲に影響を及ぼすようですけど、これは先に出した「集中環」によって「東風」を狭い範囲に集中するようです。

「黄色魔術 サウザンド・ナイブズ」は閉じた扇子から、「黄色魔術 シムーン(灼熱風)」は開いた扇子から出すようです。そう、この戦闘では再びオリエンタルガールのトレードマークの扇子が活躍するんですよ。すごく嬉しい。w
上記の追加事項はこちらにも追加しておきます。

戦闘の経緯は、一つ前の第12話が未だにないので、不明な点があります。この場の登場人物は
・オリエンタルガール(ミニスから変身済み)
・優
・レイ博士
・レズビオナ
・フローリアン
・クイン(描写されていないけど、最終話では居るので)
・スキニー(クインと同様。12話が読めていない状態&詳細な描写がないので推測)
・ザミア(クインと同様。12話が読めていない状態&詳細な描写がないので推測)

会話から推測すると、オリエンタルガールが戦う理由やシステムは全員に明らかになっているようです。オリエンタルガールがレイ博士のために戦うのは第11話であきらかになっておりますけど、ここでは「レイ様が愛する人を守る・・・」と出てまいりますので、第12話で何か展開があったのかもしれません。それはつまりレイ博士の「陰謀」の目的に関することだと思うんですけど、現時点ではなんとも言えません。レイ博士の目的は単純にアクトレスを無効化して、レズビオナを自分だけのものにするということだけではなかったのかもしれません。

冒頭はオリエンタルガールの攻勢。「黄色魔術 シムーン」→「黄色魔術 サウザンド・ナイブズ」とつなげ、さらに「集中環」+「東風」とたたみかけます。「隙を見せたらダメだ 一気にいく!」と。
残念ながら強化フローリアンはこれらの技を全てしのぐorかわす。そしてオリエンタルガールの扇子を奪って投げつけます。さらに飛ばした扇子を念術で操り、それに気をとられたオリエンタルガールの隙をついて一気に接近。「遅すぎるわ」と左足で思いっきり蹴り上げ、戻ってきた扇子で殴る。

・・・最高だ。(感涙
覚えておられますでしょうか。第2話でオリエンタルガールに一蹴されるフローリアンは扇子に翻弄されて敗北します。超硬維のスリングを全て弾かれて動揺したところを一気に踏み込まれ、扇子で一撃されて戦闘不能になります。この第13話ではそれが逆転して起きるんですよ。かつてやられたフローリアンが同じことをオリエンタルガールにやり返す。このシンメトリー感とでもいうのか、細かいところがちゃんと繋がっている感じ。素晴らしい。>完顔阿骨打先生

これで形勢が逆転します。オリエンタルガールはフローリアンにされるがまま。殴る蹴る。
フローリアン「あきれたわ!こんな奴に私は負けたのか!?」
これもたまりません。この復讐の執念と優勢な立場での怒り。最高です。
そして強力な気を叩きつけられてダウン、意識が遠くなりつつあるオリエンタルガールの首を右手で締め付けて吊るし上げながら
「このあと優と戦ってナンバーワンを決めるわ 優は私には邪魔でしかないからね 殺すわ すぐ あなたのそばへいくわよ だから安心して死になさい オリエンタルガール」
フローリアン、本当に最高だ。

戦っている2人以外はなにをしているのか。
劣勢に陥ったオリエンタルガールを見て優が飛び出そうとする。それをレズビオナが制止して「行って何ができるの?」と。そこへレイ博士が「今 ミニスが戦っているのは私のためじゃないわ」「優・・・助けてあげて ミニスを助けてあげて・・・」
首を締められて意識が遠のきつつあるオリエンタルガールは自分の使命について考えている。「レイ様とレイ様が愛する人を守る・・・それだけ?・・・」
優の「助けるって・・・どうしたら」にレイ博士が「しっかりして!(ry 彼女は・・・あなたを・・・あなたを守るために・・・優!!」と気合を入れます。優が気を取り直したところで上に書いたフローリアンの「このあと優と戦って(ry」とつながります。
レイ博士の「優!!」に意識が薄れつつあるオリエンタルガールが反応し、「優ちゃんを守らなければ・・・」とついに自分の本当の使命にたどり着いた時、フローリアンの左手からトドメの例の「気」のようなものが・・・
「いやあああああああ」と叫ぶ優の声が響いた瞬間、苦痛に閉じられていたオリエンタルガールの目がパチッと開き、2段目の変身が始まります。

2段変身後のオリエンタルガールは優のオリエンタルガール2号並みかそれ以上の戦闘力で、フローリアンの攻撃は全く通じませぬ。まだ自分が優勢だと思っているフローリアンは「この期に及んで悪あがきかっ!もう貴様の相手は飽きたのよ!!」と必殺の気を放ちますけど、あっさり弾かれてしまいます。フローリアン、呆然。オリエンタルガールもフローリアンも、アクトレスの戦いはそうこなくっちゃ。w

7/26追記:
この因縁の2人の対決は、異常な強化で優勢にたったフローリアンの極悪な攻めと、そのフローリアン以上に強化される後期型オリエンタルガールの圧倒的な強さ、この正邪のコントラストがたまりません。単なる一発逆転ではない。オリエンタルガールの格好よさが存分に表現されております。惜しむらくはもう少しフローリアンを追いつめてからトドメを刺してほしいところですかね。w

しかもこの時、オリエンタルガールは防御態勢ではないようで、レイ博士のいう「未完成(テストタイプ)の超高度黄色魔術」、例の「M16」を出す「型」を作っている時です。にもかかわらず、フローリアンの必殺の一撃を弾いてしまいます。隔絶した戦闘力。
次の第14話でかろうじて「M16」を凌いだフローリアンの気の一撃はオリエンタルガールに軽微な傷を負わせてますから、「M16」は放った方もくらった方も多大なダメージがあるということでしょう。そして「M16」はやはりフローリアンの「崩壊」の決め手になったんでしょう。

最強、ナンバーワンにこだわるフローリアン、最強のアクトレスであるオリエンタルガール・・・オリエンタルガール自身は「最強」にこだわりはないように見えますけど、読んでるこっちは拘るんじゃい。w
わたくしは「最強のアクトレス オリエンタルガール」、これに萌えているわけですからね。前に書きました通り、オリエンタルガールに欠けているのは戦うことについての確固たる意義であります。第11話でそれを意識する萌芽があって条件は揃い、未だ内容不明な第12話で優からの「約束」があり、この第13話でついにたどり着く、と。そういう流れなのでしょう。
目的の見えない虚しい戦いから脱し、自分を想ってくれる優という存在を得て心身ともに最強となったオリエンタルガール・・・実はわたくしとしては何かが欠けていて危うい感じのある、初期のオリエンタルガールの方が萌えるんですけどね。w

なんていうか、この最強とか能力の差とか、絶対的な差があってその差は埋まらない。大体はそうなんですけど、「気」や「念術」という概念があるこの世界では、その絶対的な差をひっくり返す要素として「想い」とか「意義」とかがある。この「黄色魔術オリエンタルガール」にはそれがテーマとして貫かれております。この最後の戦いでは今までそれがなかったためにクインに負けたオリエンタルガールが、今度は戦うことの意味・意義をやっと手に入れてクインをはるかに上回る最強の敵をやっつける。ここもクイン戦と対になっているのでしょう。
やっぱり奥が深いストーリーなんですよ。>黄色魔術オリエンタルガール

第10話と11話、そして最終話を読んだ時点で推測したのとほぼ同じ展開でした。レスで情報をいただきましたけど、それ以前にたてた推論からもさほど遠くない。それどころか、単行本しか読んでいない段階でもこの展開は予想できておりました。さすがわたくし。w
じゃなくて、これは細部まで筋の通った設定で描き込んだ完顔阿骨打先生の手腕によるものです。こうなるはずだ、というところは間違いなくそうなっている。だから読んだことがない部分があっても推測でき、しかも大きく外れてはいない。こんなにわたくしの思考とシンクロしている作品は他に見当たりません。「ヨコハマ買い出し紀行」と違うのはこの点です。「ヨコハマ買い出し紀行」はどうにでも取れる部分が多く結論がでない。その点、「黄色魔術オリエンタルガール」はわたくしの想像通りに話が進んでいきます。前に書いた完顔阿骨打先生とわたくしのセンスに共通するものを感じる所以であります。

・・・エロ漫画のはずなのに後半のクライマックスではエロ要素がほとんどない。レズビオナにオリエンタルガールが陵辱される意味とて、この話の展開でレズビオナすらオリエンタルガール側というか、守るべき対象ということになってしまうと、そのエロさも薄れてしまいます。それは必然的な流れではありますけれども、当時、この作品を読んだであろう方々の期待通りではなかった。おそらく多くの読者はこのテーマならもっと単純なストーリーを望んだのではないでしょうか。

当時、新進気鋭だった作者がそのセンスと恐るべき執念で描き込んだ作品だと思います。>黄色魔術オリエンタルガール
残念ながら(わたくしも含めて)大多数の読者は連載当時はその意図を読み取ることができませんでした。それが不人気につながったのだと思います。20年以上の時を経て、「黄色魔術オリエンタルガール」のその真髄を垣間見ることができたのは、時すでに遅しとはいえ無常の喜びでございます。

と綺麗にまとめた風を装って。w
この1冊を手に入れるためにはらった犠牲のことを書かないわけにはまいりません。某オークションで落札いたしましたけれども、実はこれ以外に「COMICパピポ」「COMIC快楽天」他合計33冊のセットございました。w
出品の趣旨は平野耕太先生の単行本未収録作品でして、それにはわたくしは全く興味がありませんので、他の32冊は完全に豚に真珠状態でございます。金額については申し上げたくありません。1冊あたりの単価は3千円を超えております。w

「一線」なんてとっくに超えちまってるわけだが(ry
でも、今、感じている満足感はそんな金額には換えられない清々しさ。また今晩も寝られなそう。w
まだ後半を書いてませんけど、わたくしがここまで「オリエンタルガール」にこだわるのはなぜか、そのエントリーに書くことがまた増えてしまいました。

残るは1994年1月号でございます。出るかなー。
by namatee_namatee | 2016-07-23 16:25 | book | Comments(13)

支離滅裂で大混乱

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休み明けはネタが(ry
「黄色魔術オリエンタルガール」ネタならまだいくらでもいけますけど、あんまりそればっかりだとバカだと思われるので・・・もう手遅れですけど。w

実は妙にアクセス多いんですよね。>オリエンタルガールのネタ
もしかしてウチからブーム始まった?
連載終了22年を経て、新しい動きが?
・・・アニメ化とか。
そんなわけあるか。w
おそらく世の大半の人間には「黄色魔術オリエンタルガール」の魅力は理解できますまい。面白いという人はいるかもしれませんけど、本当に好きで考えただけで眠れないとかいう奴は世界中で2人ぐらいしかいないでしょう。w

まあ、わたくしが石油王かなにかで使い切れないどころか置いておくだけで自然に増えていっちゃうようなお金を持っていた場合にそのお金でやりたいことの一つではあります。>黄色魔術オリエンタルガールのメディアミックス
馬鹿と言われても良いから、原作のカットをそのままアニメ化するの。セリフも一字一句そのまま。声優さんも金に飽かせて超豪華でございます。クライマックスはクイン戦で倒れたオリエンタルガールにレイ博士が言い放つ「立ちなさい オリエンタルガール!! クインを倒すのよ!私のために!!」で、レイ博士のCVはもちろん「椎名へきる」で。椎名さんらしい、本気でブチ切れた演技に期待。

他にもやりたいことがありますけどね。>石油王だったら
なんといっても「カフェアルファ」のレプリカ建設でしょう。どこかの海の近くの崖の上に「カフェアルファ」を作りたい。週に1日ぐらいしか営業しない喫茶店にして、アルファさんと同じ格好をした女性に切り盛りしてもらいます。で、たまにオーナーのわたくしがお忍びで行ってカフェオレを頼む、と。w
あとは日本中、北海道から沖縄まで、適当な大きさの小綺麗なライブハウスを作るとか。もちろん椎名さんのためですよ。専用というわけにはせず(無言のプレッシャーになりそうなので。w)椎名さんのツアー優先で極めて安い料金で使っていただき、北海道から沖縄まで、毎年いやでもツアーをしていただきます。w
ダイハツL700ミラの製造ラインを再構築するってのもあります。わたくしの生涯において、L700ミラほど運転して楽しかった車はありません。あれを近代的にリニューアルしてもう一度乗りたい。ダメな点、例えば車体やサスペンションの剛性の低さなどは強化して、増えた車重の分は近代的なエンジンでカバー、できる限り重量増を抑えて、素のL700の良さを・・・いまさらそんなの欲しい奴はいない。w

それはそうと、本日は大変忙しかった。先週の土曜日の時点で、我が社の基幹業務用のPCが不調になり、帳票1枚出力するたびに再起動、それもOSが全く言うことを聞かずに電源ボタン長押しでシャットダウンという(ry
休み明けの本日、ソフトウェア屋さんのサポートと連絡とろうと思いましたらば、なんと電話機が故障するという。w
さらにわたくしが使っている「なんとか奉行」のSQL関係がおかしくなったらしく、サーバーに接続できずに会計処理が不可能という。そこへ税理士がやってきて(ry
この三重苦+1をどう乗り切るか。冷静に優先順位を判断して、基幹業務用のPCの復旧から始めます。サポート窓口が始まるAM9時まではサブのPCに人員を配置して、人海戦術で対処。そのうちサポート窓口が開いたので、リモートで現象を確認してもらい、対処方法を検討。
次に事務機器屋さんへ連絡を取って、電話機を見に来てもらうよう手配。最後に「なんとか奉行」のサポートに連絡とって、こちらはサポートの人と自分で復旧作業。税理士は帰れ!と言ったのに帰らないから、そのまま適当な書類を与えて何かやらせておく。
すべてのトラブルが解決して落ち着いたのは11時頃でした。あー、疲れた。おかげで「艦これ」が進みませんでした。w

図は例によって全く関係ない。まあ強引につなげるなら「黄色魔術オリエンタルガール」のアニメ化つながりとも言えますけど。w
完顔阿骨打先生のデビュー作「嘆きの健康優良児」のOVA。「嘆きの健康優良児」はコミックスの単行本が1-5巻までありまして、これはこの手の作品としては異例の長きにわたって連載されたそうです。読んでみると、なんていうか似たエピソードの繰り返しで、それが積み重なって単行本になっている感じとでもいうのか・・・本気で真剣に読んでいないので(コメディということもある)真面目な感想はまだ無理。OVAも雰囲気は共通していてとても明るい。っていうか、80年代後半から90年代のアニメの雰囲気バリバリですげー懐かしい。w
マンガとしてはこれの次の作品が「黄色魔術オリエンタルガール」ということになるんですけど、これだけ見ているとその変化が信じられない。絵柄はとにかく、内容は同じ人が描いているとは思えないですね。「嘆きの健康優良児」の単行本に収められている短編には、なんとなく共通する雰囲気を感じるものがあるんですけど、それにしても「黄色魔術オリエンタルガール」の細部まで描き込まれた完成度の高さは異質。
いろいろと大変興味深いので完顔阿骨打先生の作品についてもう少し研究していきたいと思います。
by namatee_namatee | 2016-07-19 21:34 | diary? | Comments(8)

凝りすぎ

昨日の今日でダルダルなので何もせずに過ごす。w
寝っ転がっていると、ついにセミが鳴き始めたのが聞こえました。>南東北(本当は北関東)
数日以内に梅雨明けですなぁ。暑くなりますなぁ。orz

やった事といえば車から荷物を降ろしただけ。あとはゴロゴロ寝ていただけです。15時頃には我慢しきれずにビールを飲んで、さらにゴロゴロするという最低ぶり。w
なので特にネタがない。

仕方がないので「黄色魔術オリエンタルガール」のとっておきの画像を。本当は見せたくないんですけど。w
一応、女性の裸体が出てまいりますので、嫌な人はここから先は見ないでください。(汗

「黄色魔術オリエンタルガール」第11話より。
念のため、画像は別ウインドウで見るようにしておきましょう。こちらをどうぞ。

登場人物は4人。1コマ目右側からレズビオナ、レイ博士、フローリアン(強化後)、左側のコマはミニス=トゥリー。つまりオリエンタルガールの中の人。
そのミニス初登場の図であります。これは貴重ですよ。

ミニスは第5話で名前も顔もわからない状態で出てきます。でもその時点ではオリエンタルガールという存在が誰かが変身してそうなるということは明かされていません。オリエンタルガールが変身するヒロインということが初めてわかるのが直後のカードを使うシーンです。なので読者は第5話の始まりでは、レイ博士のラボで調整を受けているらしい、その裸の女性はオリエンタルガールだと思っているわけです。それが次の変身シーンで、ありゃそれじゃ中の人って誰だ?となるんですよ。と同時にオリエンタルガールとレイ博士の関係や、オリエンタルガールが「パーフェクト=モデル=アクトレス」という存在なのが判明する。ここら辺の展開、凝ってますなぁ。
ライトなエロマンガなのに凝りすぎのような気がしますけど・・・

そのミニスのはっきりとした容姿が明らかになるのがこのシーンです。みたところ、オリエンタルガールとあまり変わらないですね。違うところはコスチュームがないのと(もっともフローリアンに無理やり変身を解かれる前から全裸でしたけど)、髪の色ぐらいでしょうか。
大きく異なるのは反応。優を守るためとはいえ、直前までレズビオナに対してかなり強気な言動だったのが、この通り明白に従順になります。オリエンタルガールの時と変身が解けたときで性格が変わるのか、全てが明らかになってしまって心が折れたのか。

レイ博士の陰謀の目的が判明するのもこの場面。
内容は見ての通り。オリエンタルガールはレイ博士の手先というだけでなく、陰謀の内容も理由も知った上で協力しているということになりますね。そして次のページでレズビオナが「お前自身には何の利益もないこの戦い・・・なぜレイを手伝ったのか?」とミニスに問うと「私はレイ様を愛しています レイ様のために戦えるのならそれだけで・・・」とミニスは答える・・・
そりゃないよ!とブチ切れるフローリアン。その気持ち、わたくしもよーくわかります。だって、そんなレイ博士の陰謀のせいでフローリアンはオリエンタルガールに一蹴され面目をなくし、クインに殴られるわ、レイ博士には能力0にされるわの踏んだり蹴ったりですからね。おまけに当のオリエンタルガールに、レズビオナを自分だけのものにしたいなどと言っているレイ博士を慕っているから戦ったとか言われた日にゃ、わたくしでもキレますよ。w
この瞬間、フローリアンの暴走が幕を開ける。これがなければフローリアンについては武力行使なしで、レズビオナン内での地位と力関係の変動だけで済んだかもしれないんですよね。オリエンタルガールに対しての怨恨についても、フローリアンは直前に無理やりオリエンタルガールの変身を解くときに「以前の借りを返すぞ・・・」と言ってますので一応は解消されてます。クインに負けたオリエンタルガールなど、そのクインを一蹴したフローリアンから見ればもうどうでもよい存在ということでしょう。この時点ではその判断は正しいのですけれども・・・それが後に命取りになるとは露知らず。

ただし優の取り扱いについてはフローリアンは容赦しないでしょうから、その点からはミニスはもう一度オリエンタルガールになって一戦交えないわけにはいきません。ああ、これはこれでスジが通っている。

いずれにせよ、この後の12話〜13話で再度変身して大立ち回りをするのは、それまでのレイ博士の陰謀に加担していたオリエンタルガールではなく、優のために戦うという新しい目的をもつ別のオリエンタルガールで、新型コスチュームにふさわしい新生オリエンタルガールということになります。
「レイ様の為に戦えるのならそれだけで・・・」と言っていたオリジナルのオリエンタルガールはレイ博士の陰謀失敗で存在理由がなくなってここで退場し、次に現れるのは別の新しいオリエンタルガールだと考えるべきでしょう。今度は優と相思相愛で、気持ちに歪みがない。おそらくそれが強化フローリアンに勝つ理由ということなんでしょう。
やっぱりこの話は無駄に凝りすぎているような気がする。w

この騒動の元凶を挙げておくと
・レイ博士の陰謀
・レズビオナの優への執心
この2つ。前者は・・・もうね(ry
大体が作戦がうまくいって、アクトレスをすべて排除して最後はどうするつもりだったのか。フローリアンの復活がないとして、オリエンタルガールがクインに勝ったとして、レズビオナとの決着はどうつけるのか。アクトレスをすべて失ったレズビオナの前にオリエンタルガールが現れて戦う?
みたところレズビオナは戦闘能力は高くなさそうです。戦闘専門のオリエンタルガールに勝てるとは思えません。もしかして、レズビオナvsオリエンタルガールでレズバトルでもするつもりだったのか。w
それだったらレズビオナにも勝ち目はありそうですけど、オリエンタルガールもパーフェクト=モデル=アクトレスというぐらいですから、とんでもない性技とスタミナを持っているかもしれません。実際、拉致された一方的に不利な状況でも堕ちなかったわけですし。
それともレイ博士がすべて私の画策したことですと告白して、これからは二人でレズビオナンを支えていきましょうみたいなことにするつもりだったのか。それだとオリエンタルガールの居場所がないんじゃん。まさか、今度はオリエンタルガールをレズビオナンの手先にするつもりだったとか。いずれにせよ、あまり感心できる陰謀ではありません。>レイ博士
ある意味、暴走気味のレズビオナを考え直させようとしたというのなら、なんとか納得がいくかなというところ。そうであって欲しいと願います。w

後者もレズビオナの優への執着の理由は一目惚れと言ってますから、大概ではあります。ただし、それは表面上のことで、レズビオナはなにか特別な嗅覚で優の例の能力を見抜いて必要な人材だと考えていたのかも知れません。そもそも少女をさらうのはレズビオナンの仕事ですから、レイ博士の陰謀に比べればまだ正当な理由がある・・・のかなぁ。w

これらの陰謀やら執着の一方的な被害者である優と報われない協力者のオリエンタルガールの間で築かれる相思相愛の関係は、その元凶とは対照的に清らかで美しい。そして同じ陰謀と執着から生まれ邪悪に能力と野望を増幅したフローリアンとの対決という構図になるわけです。そして最後は愛が勝つ。実にスッキリとした良いお話だと思います。

いやまあ、本当にいろいろ凝りすぎだとは思いますけど。w
by namatee_namatee | 2016-07-18 22:10 | book | Comments(14)

重箱の隅

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引き続き「黄色魔術オリエンタルガール」のネタでお送りします。
今日は仕事なので、このエントリーは会社で書きました。w

もしクイン戦でオリエンタルガールが負けなかったら何が起きるか。
まず優のオリエンタルガール2号は発現しません。レイ博士がいつ優の特殊な能力の解析をしたのかは不明ですけど、クイン戦の直前で「心配なのは唐色 優の妙な能力(ちから)か・・・」と言っているので、この時点ではまだ解明されていません。つまり優の能力はこの後も謎のまま。

そしてレズビオナン内では復活したフローリアンが暴れ始めています。主要なアクトレスが全滅してしまったレズビオナンには、暴走するフローリアンを止める手立てがない。フローリアンはレイ博士に疑いの目を向けているというか、裏切りを承知しているし、個人的にオリエンタルガールに恨みを持っている。なのでフローリアンvsオリエンタルガールの衝突は間違いなくおきます。
だがしかし、優との強い絆のないオリジナルのオリエンタルガールでは強化フローリアンに勝てないでしょう。優の加勢を得ようにも、まだ解析が終わっていないので不可能。そもそもオリエンタルガールがクインに勝利しているという事は、優はレズビオナンの本拠地内にいません。
これでは打つ手なし。

つまりクインにオリエンタルガールが勝ってしまうと、お話は最悪の経過をたどるということですね。w

そもそもはフローリアンの調整が終わったら自動で目覚めるように設定してしまったこと、アクトレス調整用の端末を誰でもさわれる状態にしたこと、この2つのレイ博士のミスが災いを招くのです。自業自得です。

それはそれとして、オリエンタルガールの敗北は実はストーリーの展開の上でも必要とされており、単純にヒロピン的な流れだけが目的で描かれたものではないということになります。ここら辺もパッと見の印象と異なり、意外なほどお話が練られているなぁ、と感心するところ。

謎の1週間。
ザミアとスキニーによって優とオリエンタルガール(あとクインも)がレズビオナンの本拠地に運び込まれてから、優が目覚めるまでにかかった時間は1週間のようです。その間に何が起きていたか。
具体的になにも描かれていないので推測するしかありませんけど、この1週間の間の各キャラの動きはどうなのかを考察。

まずオリエンタルガール。レズビオナに凌辱されています。前に1週間耐え抜いたと書きましたが、実際は1週間ずっとかどうかは疑問。レズビオナは客人として迎えるとも言っているので、怪我の手当すらしているのではないかと思われます。すでに怪我は直っているように見えますし。ただし復活して暴れられると困るので、なんらかの手はうってあるはず。レズビオナの超絶な性技でイカせつづけ、正体を聴き出す目的と合わせて、体力の回復を妨げているのかもしれません。
ただし、この場合はレズビオナもかかりっきりになってしまうので、他の事が出来なくなる。実際は薬物かなにかも使って体力を奪っているのではないでしょうか。
その前に、レイ博士がオリエンタルガールの調査をしている可能性が高い。これはオリエンタルガールを操っている人物だからというわけではなく、レズビオナンでのその方面の担当者だからです。この時点のオリエンタルガールはアクトレスであることはバレておらず、まだ正体不明ですので、調整用のドック?ベッド?水槽みたいなものに入れて復活させるわけにはいかない。それをやってしまうとレイ博士の陰謀までバレかねません。
なので表向きの一通りの調査をするでしょう。もちろん調査の結果は本当のことは言いません。結果が出るまでに時間がかかるとかで誤魔化しているものと思われます。

この時点でのレイ博士にオリエンタルガールを早急に救う気があるかどうかは疑問です。労わったり心配するよりむしろクインに負けて自分の計画が狂ってしまったことに怒っているかもしれません。(汗
同時にミニスが自白してしまって自分との関係がバレることを恐れているはず。「いや それよりミニスのことが知られないようにしなければ」と言ってますし。この時に一応、ミニスを気遣う雰囲気もなくはないんですけど・・・いやまあ、最終的には自分の手塩にかけたアクトレスですから、そう簡単に見捨てはしないでしょう。なのでここは時間をかけて対応するつもりだったのではないかと思われます。
まあ簡単に自白してしまわないようにこっそり何か処置をした可能性はあるかな。

優は・・・意識を失っていたようです。意識が戻った時にはオリエンタルガールと共にレズビオナの寝室に居ましたけど、もちろんそれまでは別室で手当てを受けていたはず。こちらもレイ博士がなんらかの理由をつけて調査しているはずです。その時に例の特別な能力(身体データを含む)について解析した可能性が高い。ちなみに変身用のカードはスキニーかザミアが回収し、資料としてレイ博士のところへ届けられているはず。

クインはどうか。実はクインの様子が一番不思議です。優のオリエンタルガール2号に負けて行動不能になったはずですけど、1週間後に優が目覚めたときには普通に戻っている。そして自分の思った通りに事態が進まなかったことに怒りを露わにし、壁を殴って壊しております。
このことからクインは体力・気力とも完全に元に戻っていると考えられます。ただ、この怒りを露わにするタイミングは不思議です。オリエンタルガールとの対決から1週間経った、優が目覚めたころに怒っているんですよ。ということは、調整にはいっていたのか。だとしたらレイ博士はクインの能力を0にしてしまわなかったのは何故か。レイ博士にとってはオリエンタルガールが行動不能な現在、最強のアクトレスを無効化する千載一遇のチャンスです。にもかかわらず、普通に復活させているんです。謎です。

復活したフローリアンはレイ博士がアクトレスの能力を0にしていることをクインの居る前で暴露しますけど、クインはそれを信じようとしません。それはクイン自体が調整を受けたのに能力を失っていないからでしょう。

調整を受けなかったとしたら。強力なアクトレスはあの程度のダメージなら自然に回復する?
いやそれだと怒りにまかせて壁を壊しているタイミングが戦いの1週間後だという説明がつきません。やはり調整は受けていたのでしょう。
となると謎はレイ博士がクインの能力を残したことです。考えられるのはなんでしょうね。クインは敗北したわけじゃないからとかでしょうか。実際には優のオリエンタルガール2号には負けてますけど、その優も相撃ちで担ぎ込まれています。つまりあの戦いは勝者がいない。3人そろって意識がないので戦いの経緯を知っている者がいないのです。そこで拙速にクインの能力を調整で奪ってしまうと、不自然に思われる?かな?それを避けたのかも。・・・ちょっと弱いな。
まあ、クインは自分の状態を他人に伝える方法はなかったので(意識がないから)レイ博士は状態を実際より深刻に周囲に報告し、再起不能とすることも可能だったはず。うーん、ここはよくわからないですね。

第一印象と違って意外なほどきめ細やかな設定と描写で、事象の説明がわかりやすい「黄色魔術オリエンタルガール」ですけど、このクインの件は謎がのこります。

もう一点、クインに関しては面白い点があります。優がオリエンタルガール2号に変身できることを知っているのはレズビオナン側では、ドローンで監視していたレイ博士を除けばクインだけです。そのクインが第10話の冒頭で壁に当たり散らしているわけですけど、前述のとおり、調整を受けていてこの時に目覚めたばかりだとすると、この時点まで優の能力について知っているレズビオナンの人間が誰も居なかった可能性があります。クインも目覚めたばかりでレズビオナに報告している暇がなかった可能性もある。
優の能力についてはレイ博士は解析しても誰にも報告しないでしょう。となると、寝室で優の前でオリエンタルガールを責めているレズビオナは優の危険性を知らないわけです。敬愛するオリエンタルガールがいじめられているのを見たことで、優の能力が発動しないとも限りません。カードはないのでオリエンタルガール2号にはなりませんけど、オリエンタルガールに力を与えて復活させることはあるかも・・・結果的にはそういう事態にはなりませんでした。が、危険な状態になる可能性があったのは間違いないでしょう。もしクインから優の能力について報告が上がっていれば、レズビオナもそんな状態にはしなかったと思います。

それはそれとしてもオリエンタルガールと優、この2人を一緒にして、オリエンタルガールの方を辱めたのはレズビオナとしてはあまり良い手だとは思えません。オリエンタルガールに口を割らせて正体を聞きだすのなら、優の方を責めるとオリエンタルガールを脅すべきだし、そもそも一緒にするべきではなかった。
レズビオナは優に一目惚れしたのがつけねらう理由だと言っているので、その優が敬愛しているオリエンタルガールを目の前で辱めることで、嗜虐的な満足を得ようとしていたのかもしれません。
いずれにせよ、最善の策はそれぞれ別な部屋へ監禁して、個別に責めるべきだったと思います。ただ、その場合はやはり強化フローリアンが暴れ出したのを止める手立てがないという事態に(ry

優とオリエンタルガールが一緒にいた寝室へフローリアンが乱入、そこから後半の大立ち回りに発展し、優とオリエンタルガールの絆が強固になり、と、レズビオナのこのちょっと理性的でない行動が後の展開に影響していきます。ね、意外に奥が深いんですよ。>黄色魔術オリエンタルガール

オリエンタルガールは三味線を弾いているのではないか。
クインのショックナックルの一撃で意識を失い、地面に倒れたオリエンタルガールですけど、優のオリエンタルガール2号発現の時には意識を取り戻しています。立ち上がりこそしてませんけど、上半身を起こしてその様子を見ている。そして優が崩壊を起こすのを見届けたところへザミアとスキニーがやってくる。オリエンタルガールは今度は目を閉じて倒れています。
ここの流れはどういうことか。
その気になればオリエンタルガールは優と一緒に離脱できたのではないか。
それをしなかったのは、状況から考慮して取り得るなかで最善の策、レズビオナンの手に落ちる道を取ったのではないか。オリエンタルガールにとっては、自分のダメージもそうですけど、なにより優の状態が不安です。他に失うものがあっても命だけは取り留める可能性のある方を選んだのではないかと思います。レイ博士の近くにいれば、オリエンタルガールはサポートを受けられる可能性がわずかながらあるし、優は手当を受けられるでしょう。
これが無理に離脱すると話がややこしくなります。オリエンタルガール自身はレイ博士のところへもどれば済みますけど、優はそうはいかない。優の手当てをどうするのかという問題があります。「崩壊」は一般人の怪我や病気とは違います。その面で最も進んだ施設はレズビオナンのレイ博士のラボです。そういった点を考慮し、最善の策としてザミアとスキニーに身を任せたのではないかと。・・・ちょっと考え過ぎかも。w

図は「黄色魔術オリエンタルガール」最終話より、最終兵器「M16」発動中の様子。
それは良いんですけど、ここって寝室の中だったような・・・こんな大技、大丈夫なのか。電子機器は全滅でしょう。(汗
このコスチュームがいわゆる後期型オリエンタルガールであります。なにげに貴重な画像です。

というわけで、これから長野まで行ってサバゲしてきます。w
by namatee_namatee | 2016-07-16 17:06 | book | Comments(10)

パーフェクト・オリエンタルガール

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やあ (´・ω・`)
このテキーラはサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このタイトルを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない
「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このエントリーを書いたんだ。

じゃあ、注文を聞こうか。

バーボン懐かしいよ、バーボン。昔はよく引っかかったなぁ。w
というわけで、またしても「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。今回は単行本に収録されていて、かろうじて我々も読める範囲でのクライマックス、クインvsオリエンタルガールの戦いとその影響についてであります。

この戦いで最強のアクトレスだったはずのオリエンタルガールは敗北してしまいます。その敗因について大まかなところはすでに書きました
追加するとすれば、戦いの性格の違いのようなものが認められるということ。
緒戦のフローリアンとの対決、次のワイト&ナース戦、このレベルの戦いの場合、オリエンタルガールは基本的に先手を取り、有利な立場から戦いに臨んでおります。
この2戦では優を付け狙うレズビオナンのアクトレスの動きを絶妙なタイミングで阻止しており、これはつまり事前に誰が誰をどういうタイミングで狙うかを知っていたにほかなりません。つまりオリエンタルガールは優あるいはアクトレスを見張り、尾行していたということでしょう。
情報源と作戦の立案はもちろんレイ博士。オリエンタルガールはレイ博士の指示に従って優を見張り、レズビオナンのアクトレスが出現するとこれを撃破する。もちろん対戦相手の情報もしっかり把握している。その上でオリエンタルガール自身のポテンシャルも十分に高い。実に巧みな戦略です。事件が起きてからあたふたと対応する、そんじょそこらのヒーロー・ヒロインとは一味違うんですよ。w>オリエンタルガール

ちょっと話がそれますけど、そういったわけで実はオリエンタルガールはいわゆる正義の味方ではありません。レイ博士の手先です。一応、日本の少女を守ると宣言しておりますので、正義の味方っぽく見えますけど、実際はレイ博士の個人的な目的のために働いているにすぎません。レイ博士の目的はレズビオナの寵愛を独り占めするために他のアクトレスを無力化することなので、その行動は間接的にレズビオナンの悪行(少女をさらって手下にする)を妨害することになり、日本の少女を守るという宣言は完全に嘘というわけではない・・・かなり苦しいですけど、結果はそうなりますね。

余談はとにかく、3戦目のクエスとの戦いではどうだったか。レイ博士からの情報で次の相手がクエスだというのはわかっていました。オリエンタルガールはクエスのデーターに目を通しており、対戦相手のスペックは把握しております。
にもかかわらず、今回は出遅れます。クエスは優の家の屋根の上でオリエンタルガールを待っている。

その時クエスのセリフは「遅かったわね オリエンタルガール」です。クエスはなんていうか、素直な娘のようで、待っている間に優を捕えたり襲ったりはしていません。クインもそうですけど、レベルの高いアクトレスはかなり気高く正々堂々と戦うことを信条にしているようです。陰謀を巡らしたり尾行したりしているレイ博士やオリエンタルガールとは正反対に正々堂々としているんですよ。w

それはそれ。オリエンタルガールはなぜ出遅れたのか。かなり細かい話になりますけど、オリエンタルガールにやられたワイト&ナースが帰還したときに、レズビオナがクエスに出撃を許可する描写があります。そのころ、オリエンタルガールはミニスの状態で調整を受けています。そしてレイ博士は調整が終わったミニスに次の相手はクエスだと告げる。レイ博士がその情報をどこからどうやって手に入れたのかはわからないんですけど、レイ博士の部屋のコンソールみたいなものを操作しながら言っているので、各アクトレスの状態を把握するボードのようなものがあるのか、盗聴しているのか・・・いずれにせよ、リアルタイムに近い情報のようです。
となると、ミニスの調整が終わるのとほぼ同時にクエスの出撃がわかったわけです。そしてクエスのデーターに目を通したりしているうちに当のクエスは出撃していき、ミニスはオリエンタルガールに変身してその後を追うという展開です。
要するにオリエンタルガールはワイト&ナースの戦いのダメージを修復していて出遅れたと考えるのが自然でしょう。

またしても話がそれますけど、レイ博士はオリエンタルガールの調整に関しては慎重を期すようです。必要な処置は戦闘での優位が失われかねなくても施す。ミニスのことをどう思っているのかはわかりませんけど、「オリエンタルガール」についてはその能力維持にはかなり気を使う人のようです。

ここで「黄色魔術オリエンタルガール」の戦いの流れを整理しておくと。

1日目:(夜)フローリアン戦
2日目:(朝8時過ぎ)ワイト&ナース戦
2日目:(夜)クエス戦
3日目:(夜)クイン戦
1週間後:強化フローリアン戦

考えてみれば、オリエンタルガールはフローリアン戦の翌日(朝)にワイト&ナースと対戦、その夜にはクエスとの対戦と連戦なんですよね。そしてその次の日の夜にはクインとの対決・・・単独で多数のアクトレスを相手にしなければならない辛さがありますね。調整に時間を取られて出撃が次第に遅れていくのも無理はない。
さらに話がそれますけど「黄色魔術オリエンタルガール」はメインは10日かそこらのお話なんですよ。家に戻った優の机の上にカードが届けられた日までいれても1か月ぐらいの間のお話。やっぱり儚いなぁ。>オリエンタルガール

そしていよいよ通常型アクトレス?最強のクインとの対決。
タイミング的には上に書きましたように、クエスとの戦いの翌日の夜です。オリエンタルガールに敗北したクエスが担ぎ込まれて、妹に対するオリエンタルガールの仕打ちにクインは激昂します。レイ博士はスキニーとザミアにクインが勝手に飛び出さないように監視を命じる。
この時、おそらくオリエンタルガールは調整に入っている。連戦なので調整というよりは疲労回復の処置かもしれません。レイ博士がクインの足止めを謀るのはその時間稼ぎの意味もあるのでしょう。

ついにクインはスキニーとザミアの監視を振り切って飛び出します。妹の復讐の念に燃えてエキサイト・・・と思いきや、意外に冷静です。優の部屋にまったく気づかれることなく侵入して優を拉致。拉致と言ってもフローリアンやワイト&ナースのように乱暴を働くこともなく、同行を求めるという紳士的?な対応です。優ももう慣れたのか抵抗もせずにおとなしくクインに従います。
クインはいかにも武人という感じで、物事をわきまえた人物のようです。妹の仇をとるという執念に燃えてはいますけど、行動そのものはあくまで理性的。レズビオナの指令はオリエンタルガールと優を傷つけずに自分の前に連れてくることですから、それを忠実に守っているというのもあります。それはそれで任務に忠実という点で優れた兵士ということです。
やはりアクトレスは格式が上がるにつれて人格も高尚になっていく、もしくはそのような人格者でないと真に一流のアクトレスにはなれないのかもしれません。アクトレスは悪役なのに、そうは思えなくなってまいります。w

さらに話がそれますけど、「黄色魔術オリエンタルガール」を最初に読んだ時、敵を倒してもとどめをさそうとしないのがどうにも違和感があり、不自然な展開だなぁと思っておりました。でも、よく読んでみると、それはレズビオナン側ではレズビオナの意向があり、オリエンタルガール側では行動不能にすればあとはレイ博士が「調整」してしまうので、そこまでする必要がないのですね。レイ博士も手塩にかけたアクトレスの命を奪うのは本意ではないし、もとより陰謀の目的がアクトレスの絶滅ではない。ここら辺、よく読まないと分かりづらいんですけど筋は通っているんですよ。

さて、クインは優を連れてレズビオナンの本拠地の真上に移動する。オリエンタルガールに敗れた妹のクエスはオリエンタルガールの手によってそこへ運ばれたとのこと。ここにいればオリエンタルガールは必ず見つけてやってくるという。
もうおわかりの通り、オリエンタルガールは緒戦のころの有利な立場が全くありません。有利どころかクインにおびき出された形になっちゃってます。
前述の通り、クインは武人気質で高潔なアクトレスなのでオリエンタルガールをおびき出して罠にかけるような卑怯な手は使いませんけど、優はクインの手の中にあるわけですし、オリエンタルガールは心理的に不利な追いつめられた感は否めません。
以前書きました「敗因」に加えて、先手を取られ精神的に余裕のない状態では、いくら能力で上回っていても勝てない。基本的な能力を「気」や「念」の充実度合いで本来のスペックを上回ることがあるのでしょう。「黄色魔術オリエンタルガール」ではこの「気」とか「念」が重要な概念として描かれており、これは陳腐と言っても良い概念ではありますけれども、この物語の中ではこのオリエンタルガールの敗因のように有効に表現され蓋然性を持っております。何度も言いますけど意外に奥が深いんですよ。>黄色魔術オリエンタルガール

対決の詳細については別な折に。
全体的にオリエンタルガールの劣勢で推移し、最終的にショックナックルで大ダメージを受けたオリエンタルガールは優の目の前で地上に落ちて動けなくなってしまいます。
この時点のオリエンタルガールが優に対してどのような気持ちを持っていたのか、これが次の強化フローリアンとの最終決戦に影響をもたらします。
この件については参考までにこちらAこちらBをどうぞ。
Aはクイン戦の途中、クインに殴られて地面に落ちた時、心配する優に対するセリフ。
Bは最終決戦、強化フローリアンとの対決で必殺技の「M16」を放った後、パワーダウンを心配した優に対する態度。
後者の方が明らかに優に親愛の情や信頼感を持っているのがわかります。前者はかなりそっけなく、あるレベルから先に踏み込ませない他人行儀とでもいうのか、信頼していない感があるように見えます。むしろ例の能力で妨害されないか警戒している様子すらある。
この変化はどこからもたらせられたのか。クエス戦のあたりからオリエンタルガールの態度に変化が現れているのですけれども、このクイン戦の最終局面、優がオリエンタルガール2号に変身したあたりで、明確な変化のきっかけがみられます。実は優のオリエンタルガール2号がクインを圧倒するあたりでオリエンタルガールはダメージから少し立ち直って意識が戻っており、優がクインを圧倒するのを目撃しております。そして力を過密させすぎる優の心配をしている。ここら辺で同類というか、それまでの守る対象、もしくは極端にいうとアクトレスをおびき出す餌にすぎなかった優に対して、一緒に戦える仲間として認識して信頼し、本当に守りたい対象とし始めたのではないかと思われます。

オリエンタルガールが優を本当に守りたい対象とし始めた、その証拠があります。この戦いの後に優と一緒に拉致され、レズビオナの性技でひどい目にあうオリエンタルガールですけど、心は折れずに最後まで抵抗し続けます。それは1週間に及ぶのですけれども、いくら責め立てても正体を明かさないし、自分のものにならないオリエンタルガールを諦めたのか、レズビオナはついに優に迫ろうとする。
その時にオリエンタルガールは息も絶え絶えながら「そ その手・・・を離しな・・・さい まだ・・・私が・・・貴方のものになってない・・・わよ 私の正体・・・を知りたいん・・・じゃなかったのか?」と優に迫るレズビオナを止めようとします。
オリエンタルガールにとって優がどうでも良い存在ならば、レズビオナの責めの対象が自分から優に移るのはむしろ喜ぶべきこと。優がやられている間に体力・気力を回復するチャンスです。にもかかわらず、レズビオナが優に向かうのを止めようとしました。これはそれまでアクトレスをおびき出す餌に過ぎなかった優を、オリエンタルガールは自分の身を挺して守る対象と認識したことに他なりません。
ここにおいて、オリエンタルガールはついに本当に自分が守るべき対象を見つけ、戦うことに意義を見出すことができたのでしょう。パーフェクト・オリエンタルガールの条件は揃いました。

そしてレスでいただいた情報によると、強化フローリアンとの最終決戦の前半、優のために自発的に戦い始めたオリエンタルガールはフローリアンに押され気味になりますけど、後半戦で優はその能力をもって加勢し、最終必殺技の「M16」を発動可能にします。優は単に守られるだけの存在ではなく、場合によってはオリジナルのオリエンタルガール以上の能力とパワーを持つので、この二人の組み合わせは手強いですよ。w

その二人がかりでやっと倒すことができたという強化フローリアンはどれだけ強いのかと。最終兵器の「M16」ですら打ち消してしまいます。
この「M16」が打ち消されてしまうシーン、最初に見た時は「M16」は直接的な効果はなく、「崩壊」はフローリアンの自滅だったのかと思ったんですけど、何度か読み返しているうちに、やはり効果はあったと考え直しました。フローリアンの放つ「念」とか「気」のようなものが、あまり効果がないように見えるからです。「M16」を打ち消した後、優とオリエンタルガールにその「念」だか「気」を放ち、オリエンタルガールは優をかばって右半身に直撃を受けますけど、行動不能にはなっていない。すぐに動けないのは体力を消耗していたからで、打撃のせいではない。二撃目は間に割って入ったレズビオナが受けていますけど、これも浅い。その直後に3発目をオリエンタルガールをかばう優に放とうとしたところで崩壊が始まります。どうも「M16」のダメージが時間差で効いていたようです。
オリエンタルガールは怪我はしたものの、無理なく優を送っていくだけの力はありましたので、やはりフローリアンのパワーダウンがあり、崩壊が始まらなくても敗北は時間の問題だったと思います。

そして最後の場面、オリエンタルガールはなにか言いかける優の口をキスで塞ぎ眠らせてしまいます。そこでオリエンタルガールは「ごめんなさい」というのですけど、これが何を意味するのか。いまさらダシにしたことを謝る意味はないでしょうから、これは優の気持ち(レズビオナンに残ることになっても一緒にいたい)を理解した上で、受け止めることはできないという決断によるものでしょう。最後まで筋の通った良いお話なんですよ。>黄色魔術オリエンタルガール
繰り返しになりますけど、さっと読んだだけではなんだかはっきりしない展開の中途半端な作品に感じるんですけど、よく読み込んでみると細部まで描き込まれており、世界観の中で矛盾は少ない。それに気付いたのは最強で負けるはずのないオリエンタルガールがクインに負ける、その敗因を検討したところからでした。美しく凛々しいオリエンタルガールに欠けていたもの、それは何か。これを軸に見直してみると、とても味わい深く細部までよく考えられたストーリーとプロットだと感じます。正直、最初はもっとテキトーな話だと思っていたんですよ。予想外の印象の変化に自分で驚いております。

完顔阿骨打先生は「黄色魔術オリエンタルガール」は最初に想定した通りに最後まで描いたとおっしゃってました。第一印象と異なる、この味わい深い作品を生み出すというのは、大変な才能と技術だと思います。

図はクイン戦でオリエンタルガールが敗北した時のレイ博士。「黄色魔術オリエンタルガール」単行本 第8話より。
レイ博士は飛行するカメラ(今で言う所のドローン)でオリエンタルガールの戦いを観測しているんですけど、そのモニターで倒れたオリエンタルガールに向かって叫ぶ様子。
このオリエンタルガールを自分の手駒としか見ていない冷酷な感じが最高です。萌える。w

クインにやられたオリエンタルガールは実は三味線を弾いていたんじゃないかとか、戦力をダラダラと投入し続けたレズビオナの戦略の是非とか、まだネタはありますが、いくらなんでも長すぎますので、また別な機会に。w
by namatee_namatee | 2016-07-15 22:28 | book | Comments(4)

夢見

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本日は平穏無事な1日でした。もちろん仕事ですけど、相方が休みなので外へ出かけずに社内ですごす。
事務屋としての仕事をして、営業の方でもいくつか案件をまとめる。こうやって書くとなんかわたくしって有能に見えるでしょ?
もちろんそんなことはありません。わたくしの営業手法は単価を極端に下げることで受注するという芸のない力技でございます。別にインセンティブがあるわけでなし、仕事が取れりゃ良いんだろという投げやり感あふれる仕事ぶりでございます。w

というわけで、特にネタがありません。最近HOTな「黄色魔術オリエンタルガール」ネタならまだいくらでもいけますけど、なんといっても「黄色魔術オリエンタルガール」はスーパーマイナーな作品、そのターゲットは恐ろしく狭く、エントリーの文字数のわりにアクセスは極端に落ち込むという、コストパフォーマンスの悪いネタでございます。いやまあ、アクセス数なんてもとより全く気にしてませんけどね。
オリエンタルガールに魅せられて20数年、書いているわたくしはその作品の存在が当たり前で、普段はマイナーだなんて思いもしませんけど、客観的に見ればマイナーなんてどころじゃない作品なわけでして。

わたくしのエントリーを読んで「黄色魔術オリエンタルガール」に興味を持っていただくのは大変ありがたい。
この作品はわたくしの精神性の一部に影響を与え、その後の生き方を変えるほどのインパクトがあったものでございます。それは内容をほぼ忘れかけた20数年まえの立ち読みでの記憶ですら、です。それがフィーバーが再燃し、当時知りえなかった結末やそこまでの経緯を曲がりなりにも知り、あのころよりはましになった分別、さらには「ヨコハマ買い出し紀行」ネタでそれなりに向上した作品への考察力をもってして「黄色魔術オリエンタルガール」を再読することにより、より理解が深まった今となると、オリエンタルガールのその存在感たるや(ry
要するにオリエンタルガールはわたくしの心の中にいる永遠のアイドルみたいなものです。世には様々に魅力的なキャラクターに溢れておりますけど、わたくしにとってオリエンタルガールほど魅力的なキャラは他にはおりません。なので興味を持っていただくのは大変ありがたいのですけど、その興味を持っていただいた方々が現状では作品を読むことができないためにそこから先へ進めないことに後ろめたさを感じ、また自分だけのアイドルをネタにすることによる罪悪感、あと自分だけのアイドルを独り占めしたいという歪んだ感情もあるのでございます。
などと大げさなことを書いておりますけれども、要するに様々な制約により「黄色魔術オリエンタルガール」の全貌をお伝えできないことは残念だなぁ、と思っている次第。


そんな変なことを考えていたら、昨夜は眠りが浅くなってしまい、案の定、変な夢をみましたよ。
舞台は「黄色魔術オリエンタルガール制作委員会」の打ち合わせの場。w
実写なのかアニメなのかはわかりませんでしたけど、どうやら制作委員会のメンバーらしい(しかもかなり有力な)わたくしは、打ち合わせの席上でキャスティングについて口角泡を飛ばして演説している。「レイ博士は絶対に椎名へきるでなければならない。このキャスティングが通らなければわたくしは降りる!」とか、お約束すぎだろ。w
アニメかと思えば次の瞬間には「優は広瀬すずで」とか言ってましたので、さすがわたくしの夢、支離滅裂だぜ。w
肝心のオリエンタルガールについては具体的な名前が出た記憶がありません。台湾とか香港の気鋭の女優さんから、とか言っていたような気がします。
いやまてよ、レズビオナンのメンバーは外国人だから吹き替えだと椎名さんという可能性はあるのか。ということは、これは実写版の制作委員会ですね。なんだ、スジが通ってんじゃん。>自分
最後はミュンヘンのビアホールで演説する総統閣下と自分が重なって暗転するという、さすがわたくしの夢(ry

その椎名さん、ちょっと前の話になっちゃいますけど今度のライブの当落が来てました。わたくしは無事に昼夜とも当選。今回もスーパーな安宿が取れたので泊まりです。
今度のライブは「晴れたら空に豆まいて」さんの会場に畳を敷くそうです。なんでも10周年記念だとか。なぜ10周年記念だと畳になるのかよくわかりませんけど、面白そうではありますね。座敷に座る用にアウトドア用の折りたたみのクッションを売るとか言ってましたね。
座敷に座り込んでステージを見上げながら歌を聴くというのは、田舎の公民館とかでの演芸会みたいな感じもしますけど、そこは演るのは椎名さんですし、今回はメジャーな歌もやるといってますので、いったいどんな形になるのか楽しみで仕方がありません。意外にエキサイトするかも。w
服装はどうしたもんかな。椎名さんは浴衣を着るらしいんですけど、おっさんのわたくしが浴衣ってのも・・・甚兵衛か。w
いやぁ、どこかで着替えないといけませんし、空豆さんにそんなスペースないし。普通にTシャツ+7分丈のパンツとかにしておきましょう。
by namatee_namatee | 2016-07-14 21:38 | diary? | Comments(10)

嘘じゃなくて本当の嘘よ♪

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前に「戦え!!イクサー1」から「黄色魔術オリエンタルガール」を思い出したと言ったな、あれは嘘だ。w
本当の嘘です。このエントリーはもともと「黄色魔術オリエンタルガール」のことについて書こうと思って始めました。あまりに直球すぎてつまらないと思ったので、「ポップチェイサー」だの「戦え!!イクサー1」をダシにしました。w

さて、良い歳したおっさんが20年以上前の作者自身がうまくいかなかったと言っている中途半端なエロ漫画に、なぜ今になってこだわるのか。本日のテーマはこちらでございます。
もっとも本日だけで終わる自信がありません。思うように書けなくて「続きはまた後日」ということになるかもしれません。w

まず、ハマった時期を2つに分けます。1つは1992-1994年の「黄色魔術オリエンタルガール」が「COMICパピポ」誌上に掲載されていた、いわばリアルタイム。もう1つは言うまでもない、そのおよそ20年後、ここ最近のフィーバーの発端、2016年4月26日。突如として記憶の奥底から蘇ってきた「オリエンタルガール」というフレーズをネットで検索した、まさにこの日に「黄色魔術オリエンタルガール」が打ち切りではなくて完結していたことを知ったのでございます。

第1のリアルタイムの記憶はすでにかなり薄れております。当時はおそらくコンビニで立ち読みしていたものと思われます。前に述べました通り「COMICパピポ」はさほどメジャーな雑誌とはいえず、「黄色魔術オリエンタルガール」は隔月掲載だったため、読み逃すことも多かった。わたくしの記憶にはいくつかの印象に残るシーンがあるのみ。
その一つが今回のこの図。「黄色魔術オリエンタルガール」単行本第4話より。
「サンライズクリェイション in PiO」で完顔阿骨打先生にお話をうかがった時、先生はオリエンタルガールは「不知火舞」にインスピレーションを得たとおっしゃっておりました。それはもちろん扇子とかコスチュームもそうでしょうけど、この図のような殺陣?立ち回りにも影響があるのではないか、むしろこういう格闘の描写の方がストレートに不知火舞から受けたインスピレーションが表現されているような気がします。
それはとにかく、オリエンタルガールのこのおよそ格闘向きとは言えない妙なコスチュームと凛々しい容姿(特に黒髪)は強烈なインパクトがありました。

あと女性同士の戦いというのが、まったく普通に描かれているのもインパクトがありました。これで心の奥底の何かが呼び覚まされてしまった気がする。w
人前で言いづらいですよね。女性同士の格闘、キャットファイトとかが好きだってのは。わたくしの場合はもともとあらゆる方面で百合作品が好きだった上に、ワンダーウーマンなどのスーパーヒロインも好きだったため、女性同士の格闘、キャットファイト方面とか、あっけなくころっとハマるのは自明の理。

もはや恥も外聞もないとは言え、恥ずかしいんですよね、ここら辺の話。w

まず第一にオリエンタルガールの凛々しく美しい、そして冷静というか冷酷というか、どこか心の通ってない感じがするキャラクターに魅了されました。次にそこで展開される女性同士の戦いが心のタガを外しました。ああ、こういうのっておおっぴらに楽しんで良いんだって思ったんですよ。
忘れてならないのはネーミング。「オリエンタルガール」というこれまた妙な名前は深く心に刻まれました。あと「レズビオナ」も。どちらかというと後者の方が心に刻まれた度合いは深い。語感のせいもあってレズもののAVを観る時とか、必ず頭をよぎりますからね。w>レズビオナ
いずれにせよ、このころからずっと、20年以上、頭の片隅に「オリエンタルガール」と「レズビオナ」という名前があったのは間違いない。なにかの折に思い出す。普段はほとんど忘れているんですけどね。ちょっと不思議な感じです。

恥ずかしいついでに言っちゃえば、たぶんわたくしはこのころからオリエンタルガールにかなり重症の恋をしているのでしょう。
昨夜のレスでmiroku5670000000氏に情報をいただいた中の

>フローリアンも「フン、クインにすら敵わなかった奴が…」とか舐め切ってましたから。

この一文でオリエンタルガールが侮辱されているのが悔しくて寝れませんでしたからね。w
おっと、もちろん情報をいただいたことや表現に悔しがっているのではありません。フローリアンならいかにも言いそうな、憎らしいセリフそのものに腹を立てたのでございます。
そして、もしかしてmiroku5670000000氏もオリエンタルガールに恋しているのではないかと、この一文の「舐め切って」という表現から妄想するぐらいには頭が変です。w

恥ずかしさMAXになったし、昨夜寝られなかったせいで大変寝いので、本日はこの辺で。やっぱりな。w
最近の出来事、2016年4月26日からについてはまた次の機会に書こうと思います。こっちはそんなに恥ずかしく・・・いや、変わらんな。orz

今回の図の解説をしておくと。
これはワイト&ナースvsオリエンタルガールの戦いの序盤です。ふいに優を襲撃したワイトをオリエンタルガールが阻止、次に背後から襲い掛かるナースのブレードをワイトのブレードを使って受ける。真ん中の段の左端のコマをよく見ると、背後から襲うナースに対してオリエンタルガールは自分の髪を使って目くらましをくらわしてます。芸が細かい。
そしてこの後、ワイトの念動力を使って背後を取ったナースがオリエンタルガールの背中にブレードの一撃、それで動きが止まったオリエンタルガールの腹にもう一撃。オリエンタルガールは意識を失ってしまいます。その時にナースはオリエンタルガールの髪の付け根をつかんで空中に吊るす形になる。これってもしかして目くらましの意趣返しかというのは考えすぎか。
もっともオリエンタルガールは完全に意識を失っているわけではなくて、優が心配のあまり唱えたお経のおかげもあって、気絶して地面に落ちるふりをして、すかさず扇子を投げてワイトのブレードを切断しちゃうんですけどね。
こうやって細かく見てみると、念動力とか空中に浮いて戦っていることとか、そもそものアクトレスやオリエンタルガールの存在とか、そういった点を「有り」とすれば、戦いそのものはとても理にかなっています。>オリエンタルガールもワイト&ナースも
戦後、オリエンタルガールはレイ博士にこの念動力による瞬間移動を予測できなかったミスを注意される。確かにオリエンタルガールは事前にワイトとナースの能力や戦法を知っていたはずなので、これはミスですね。ここら辺が彼女の練度不足なところでしょう。
で、その時のレイ博士とミニスのやり取りがいかにも冷酷で、戦わせる側(レイ博士)とそれに従うもの(ミニス)みたいな感じですごく萌える。そしてそれは後の伏線にもなっていることは・・・これも次の機会に。
ね、思っているより奥が深いでしょう。>黄色魔術オリエンタルガール
by namatee_namatee | 2016-07-12 22:09 | book | Comments(7)

はかどる妄想

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今日は暑かったですね。4-5日前も暑くて、TVの天気予報もこの勢いだと梅雨明けなんじゃないの?とか言ってたのに、この2-3日は梅雨らしい天気になってすっかりそんな話も聞こえなくなりました。w
それが今日は久しぶりに晴れ間が出て暑いのなんのって。今でこれだけ暑いと8月終わりとか50度ぐらいになっちゃうんじゃないだろうか。(汗

そういうわけで、特に出かけずエアコンの効いた部屋でじっとしておりました。あ、投票は行きましたよ。あれは行っておかないとなんにも文句言えなくなりますからね。特に支持する政党も候補者もおりませんけど、後で文句を言うためだけに毎度投票にはまいります。それにしても最近は選挙っていうと不正だなんだって・・・負けたからって往生際が悪すぎるよね。子供かよ、と。w

部屋でやっていたのは・・・「艦これ」か。w
といってもこれまた特にイベントでもないし、毎日の演習と遠征と任務をテキトーにこなすだけ。我が艦隊は前回のイベントのダメージから回復し、次のイベントに向けてさらなる資源の備蓄と艦娘の練度向上、装備の改修をすすめております。まあイベントではまたひどい目にあうんですけどね。

他には・・・調べ物。
まず調べていたのは、トレポンM16A2をA4にコンバートするとして、何を手配したら良いのか。あと分解組立の手順ですかね。
必要なパーツに関しては、なんといってもRAS。KACのM5RASってのでよさそうです。実とか言わなければ、G&Pので1万円強とそんなに高くはないですね。実RASは比較的簡単に(そして安価に)手に入るので、トレポンならそっちかなとも思うんですけど、所詮はわたくしの鉄砲、まあそこまでする必要は(ry
あとできればむやみに重たいスチールのアウターバレルをアルミかなにかの軽いのにしたいところですけど、これはあまりモノがありません。仮にあってもトレポンのパーツらしくえらく高い。なのでアウターバレルはこのまま行きます。
分解組立はなんとかなりそうな感じ。最悪はアッパーレシーバーを交換するだけで、遠目にはA4に見えるようになりますけどね。いやまあ、せっかくのFNの刻印入りなんで、ロワも交換しますけど。
いやしかしRASにすると重くなりそうなのがなぁ。A2の今だって重たくて使ってないというのに。

次はまたしても「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。昨日の続きでオリエンタルガールのあの衣装(コスチューム)の元ネタはなんだろ?ということで、ミャンマーとかラオスとかタイとかインドネシア、マレーシアなどなど、そちら方面の民族衣装を調べる。なんとなく、そっち方面の祭礼用の衣装が近いような気がしますけど、これといったものがない。あとは中国ですけど、これもいろいろあって(民族だけでなく時代的にも)とてもじゃないけど、付け焼き刃でなんとかなるものじゃありませんな。w
オリエンタルガールの初登場の時のコスチュームは強気なフローリアンをして「あの格好 どこぞのショーガールか?もしやただのクレイジーでは・・・何にしても関わりたくはないが・・・」と引かせています。悪者が見た目で引くコスチュームって。w
優からは「きっと弥勒菩薩様よー!」と言われており、案外こっちの方が元ネタに近いのかもしれません。弥勒菩薩様は扇子は持ってないけどな。
あとはブラジルのサンバビキニっていうんですかね、カーニバルで踊っている女性のコスチューム。あれがかなり近い。
つまりオリエンタルガールが現実にいたとすると、リオのカーニバルなどの踊り子さんみたいな感じで、それが扇子もって夜空に浮かんでいると・・・そりゃフローリアンも引くわ。w
ちなみにレズビオナン側のアクトレスは体に密着したレオタードのようなコスチュームです。要所にはプロテクターのようなものが見えますので、打撃にたいしても多少は防御になるのかな。それに対してオリエンタルガールは裸同然ですからね。プロテクターのあるコスチュームだったら、クインのショックナックルにも耐えられたかも。w

図はもちろんネタになんの関係もありません。近所の中華料理屋の看板でございます。
椎名さんは高校生の頃、中華料理屋でアルバイトをしていたと聞きます。一体どんな服装で働いていたのかなぁ、などと。チャイナドレスで髪型はツインのお団子だったりすると・・・それは似合うなんてもんじゃありませんよ。・・・妄想がとまりませんなぁ。
あ、そういう意味ではオリエンタルガールのコスチュームネタには関係なくもないか。どっちも妄想だし。w
by namatee_namatee | 2016-07-10 21:57 | diary? | Comments(6)

かなわぬ願い

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本日は仕事。雨が降っていたせいもあって極めて暇でした。
なのでこれといってネタがない。

というわけで、またしても「黄色魔術オリエンタルガール」のネタ。ただし、今回はオリジナルのおそらく10年後ぐらいに描かれたと思われる(調査中)「黄色魔術オリエンタルガール(小)」についてです。基本的にエロ漫画、18禁なので嫌な人は読まないでください。w
話の流れについてはこちらを参照してください。今回も内容的にあまり変わらないです。(汗

登場人物
1.オリエンタルガール(小)
言わずと知れた最強のアクトレス・・・ロリ化している。年齢は不明だが(10代前半?)、さやかとおなじぐらい。さやかも「あのヘンな子」と言っているので、あまり年齢差はないと認識している模様。
衣装(コスチューム)はオリジナルともオリジナル後期とも違う。特に背中にあるオリジナルの天女の羽衣状のリボンのようなものがなく、蝶の羽のような形状になっている。オリジナル同様に足環を使っているが、オリジナルが素足なのに対して(小)はニーハイソックスを穿いているようにみえる。
Tバック、Gストリングあるいはタンガのようなショーツを身につけているが、必要に応じて横の紐は外せるようになっている。
オリジナルのオリエンタルガール(ミニス=トゥリー)とは別人。これは完顔阿骨打先生に確認済み。
2.お兄ちゃん
さやかの兄。20代前半に見える。さやかと血縁があるのかどうかは不明。かなりの妹想い。一般的なレベルでは巨根か。全裸。
3.さやか
オリエンタルガール(小)と同じぐらいの女の子。おそらく十代前半。基本は全裸だが色の濃いニーハイソックスを穿いている。髪の左右に蝶の形をしたリボンを装着。
かなり勝気な性格で、兄の携帯電話(折りたたみのガラケー)を「雷電」で破壊したオリエンタルガールに謎の棒状の物体で反撃をこころみ、殴りかかる。

オリエンタルガール(小)の武器・必殺技
1.扇子
今回は武器としては使っていないが、オリエンタルガールといえば扇子、扇子といえばオリエンタルガールでなのでリストアップ。
冒頭、「その少女を汚すのは このオリエンタルガールが許しません 少女の純潔を守るオリエンタルガール推参」と言いながらパチッと閉じる。格好良い。
2.「黄色魔術 雷電」
ふりがながないので「ライデン」なのか「ライディーン」なのかは不明。由来はもちろんYMOの楽曲。
オリジナルと同様、電撃技と思われる。オリエンタルガールを不審な侵入者として警察に通報しようとしたお兄ちゃんの携帯電話(折りたたみのガラケー)を電撃で破壊。右手首の後ろあたりから人差し指にかけて腕にまとわりつくような形の電撃が放たれる。
オリエンタルガール、切れている割にはパワーを制御しているようで携帯電話のみを破壊している。
3.「黄色魔術 東風」(トン プー)
これもオリジナルと同様、物理的な打撃を与える技。オリジナルでは手から出すが、(小)では体全体を囲むように空気の流れが発生した後、その気流が相手に向かって突進していく。こちらも由来はYMOの楽曲。
4.「黄色魔術 射心電信」(いしんでんしん)
オリジナルにはない必殺技。名前はYMOの楽曲から。これも完顔阿骨打先生に確認済み。YMOの楽曲のタイトルは「以心電信」だが、オリエンタルガールの技は「射心電信」である。
つながっている相手の脳をコントロールする。オリエンタルガールの絶頂と相手の射精で脳にシンクロして発動する模様。
オリエンタルガールはまずお口で(ryのあと、「この楽しみも最後になるんだから」と言っているので、状況は完全に彼女のコントロール下にある。結果、お兄ちゃんは30歳以上の女性にしか興味を示さないようになった。
5.飛行能力
オリジナル同様に空中を移動することができる。速度・高度・制限重量などはやはり不明。
オリエンタルガール(小)はこの能力で階段を使わずにアパートの窓から部屋に入ってきた模様。また最後のシーンでは電柱の上に立っている。
6.何もないところから弁当を出す
名乗りをあげたものの二人に無視されたオリエンタルガールはどこからともなくお弁当を出す。
竹皮に包まれたおにぎり2個で、片方は海苔付き、もう一個は海苔なし。お新香(おそらく沢庵漬)付き。加えてポットに入ったお茶。一瞬で食べ終わるのでかなりの早食い。

さやかの武器
「棒状の物体」
詳細不明。掃除機のハンドル(ホースを接続して手に持つ部分)のように見える。さやかはこれでオリエンタルガールに殴りかかるが、「黄色魔術 東風」で弾き飛ばされ失神。

その他
1.「コーポ山◯井」
事件の舞台となるアパート。◯は判別不能で「山ノ井」のように読める。ごく平凡な作りの2階建てアパート。外装式の階段あり。部屋は2階にある模様。
確認できる家具はアイリスオーヤマのメタルラックの上にブラウン管のTV(25型ぐらい)、ゲーム機(形式不明)、ビデオデッキらしきものがある。小型の冷蔵庫やゴミ箱らしきものも確認できる。壁にジャケットがかけてある。
2人はこの部屋に布団を敷いてことに及んでいるので、1ルームかせいぜい1DK程度の部屋と思われる。

2.お兄ちゃんの実績
さやか×2回、オリエンタルガール×2回。

以上であります。
短いお話なので、さほど分量はありませんけど、ブラジリアンランジェリーとか掃除機の各部名称についてとか、あとアイリスオーヤマのメタルラックとか、ヘンなものを検索・調査しなければならず、それなりに疲れます。
おかげでAmazonのオススメが、セクシーな下着とメタルラックだらけになってます。w
そして苦労した割には内容がないという。orz

(小)はオリジナルのオリエンタルガールとは別人ということで、ストーリー的にもなんらつながりはない作品です。キャラクターとしての「オリエンタルガール」に思い入れがあるのかと完顔阿骨打先生にお聞きしたのですけど、答えを聞きそびれました。わたくしの推測になりますけど思い入れはあるのでしょう。その方が素敵です。w

(小)とオリジナルとの最大の違いはなにか。それはオリジナルのオリエンタルガール(ミニス=トゥリー)はいわゆるレズビアンだと思われますけど、(小)はそうではないということでしょう。男のわたくしがどんなにオリエンタルガール(ミニス)に恋い焦がれても結ばれることはありませんけど、(小)はもしかして・・・仮に結ばれたとしても1回きりですけどね。オリエンタルガール(小)に想いを寄せたこと自体が、彼女にとっては「処分」の理由になるので、どうあっても「射心電信」で30歳以上の女性にしか興味を持てないようにされちゃうわけですから。w

図は「ROUND SHELL SECOND」に収録の「黄色魔術オリエンタルガール(小)」の126ページより。「ROUND SHELL SECOND」は絶版で電子書籍版を購入しましたけど、検索したら古本でみつかったので購入。これ、表紙も裏表紙もかなりアレな絵で、そこら辺に置いておくと極めて危険です。
それにしてもオリエンタルガール(小)、かわいいなぁ。w
by namatee_namatee | 2016-07-09 21:56 | book | Comments(4)

敗因

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まだだ!まだ終わらん(ry
聞かれる前に行っておきます。↑は「機動戦士zガンダム」のクワトロ・バジーナのセリフです。実は「逆襲のシャア」でのセリフだと思っていたんですけど、勘違いでした。ついさっき、このエントリーを書こうと思って確認のために検索して気が付きました。w

図は「黄色魔術オリエンタルガール」単行本第5話より。
ミニスがカードを使用してオリエンタルガールに変身する様子。直前まで全裸です。っていうか、ミニスは全裸かオリエンタルガールの姿しか描かれていないので、普段の格好(着衣)がどんななのか不明です。
生身の体や顔つきはさほど変化していないようなので素の状態でもレズビオナのいう「美しい身体」の美しい女性なのでしょう。

「黄色魔術オリエンタルガール(小)」についてネタにしようと思いましたけど、もうちょっと練った方が良さそうなので、別なネタで。
といっても「黄色魔術オリエンタルガール」のネタではありますけど。w

今回は常人では考えられない能力を持つアクトレスの中でも最強を誇る「オリエンタルガール」、ずばり彼女について考察してみます。「黄色魔術オリエンタルガール」の用語・キャラクター他についてはこちらを参考にしてください。

もちろん作中の描写を基にしたわたくしの勝手な推測であります。
「オリエンタルガール」が他のアクトレスと異なるのは、図の通り「変身」というプロセスを経て出現することであります。中の人はミニス=トゥリーという女性ですけど、おそらくアクトレスだと思われます。「オリエンタルガール」がナースとワイトと対戦したのち、レイ博士のラボで調整を受けている描写があります。そしてカードを使って変身するのがこの図です。調整を受けるということはアクトレスであるということです。

中の人のミニスはレズビオナンに属するのか、レイ博士の秘蔵っ子で秘匿されている存在なのか、それはよくわかりません。レイ博士の思考を読み取って、オリエンタルガールの正体を知ったフローリアンは初見のようです。その暴露を聞いたレズビオナも特に思い当たるフシはないようです。自分の部下だったとしたら「ミニス!お前だったのか!」みたいな反応になるはずですけど、それはありませんでした。
実はこれが重要な問題でして、もしミニスが有力な戦闘力をもつアクトレスで、それに見あった戦績をもつならフローリアンもレズビオナも知らないはずがない。それが知られていないということは、地味な雑魚キャラ(スキニーやザミアより地味で目立たない)か、秘匿されていて全く知られていない存在なのか。後者の場合はレイ博士のラボに出入りしているわけで、その存在を隠し通すのはなかなかむずかしいでしょう。なのでわたくしはミニスはレズビオナンに属する目立たない(目立たないようにしている)アクトレスなのだろうと思います。
そして戦闘で活躍した履歴はないということになります。レズビオナンは世界各地で少女をさらって組織を拡大しており、何度も対立する組織(政府など)ともめ事を起こしているはずです。そいうときの「力づくの解決」のためにクインやフローリアンのような戦闘用アクトレスが存在するわけです。前述の通り、戦闘任務に参加して戦功があれば有能なクインや首領のレズビオナが覚えていないわけがない。なのでミニスはアクトレスではあるものの、戦闘に参加したことのない、もしかすると戦闘用ではないアクトレスであるというのがわたくしの推測。ただ、レイ博士はレズビオナの信頼があついようなので、アクトレスの管理は完全に任されており、好き勝手にミニスを強化しまくっていた可能性もあります。いずれにせよ、実戦での経験はないアクトレスだと思います。>ミニス

さて、そのミニスが変身するオリエンタルガール、繰り返し述べている通り、アクトレスとして最強です。なんといってもすべてのアクトレスの調整をしているレイ博士が言っているんだから間違いありません。例外は耐久性というか安全性を度外視して自分をチューンしちゃったフローリアン。これはレイ博士の予想外のことで、どのぐらいの能力を持つのかは博士にもわかりません。
通常型アクトレス?では最強のクインとの決戦の直前、レイ博士が危惧しているのはクインそのものの能力ではなく、優の妙な能力(例のオリエンタルガールのパワーupをしたり動きを規制する能力)の方です。オリエンタルガールとクインではそのぐらい隔絶した能力差があるということでしょう。

その隔絶して強いはずのオリエンタルガール、意外にもクインに敗北してしまいます。それはなぜか。
前にも書きましたけど、妹を再起不能にされたクインの復讐の執念、予想外の武器(ショックナックル)の装備などクインの側に有利な点がありましたけど、オリエンタルガールの側にも不備があったと思われます。
まず、上に書いたように彼女の経験不足。オリエンタルガールが現れたのはレズビオナンが日本に進出してきてからです。フローリアン、ナース&ワイト、クエスと3回しか実戦を経験してません。それに対してクインは世界各地を転戦してきているはずですので、経験値で勝っていた。

もう一つはオリエンタルガールって戦うことにあまり意義がないんですよね。表向きは日本の少女を守ると言ってますけど、実際の動機はミニスがレイ博士を愛しているという個人的な理由です。それで妹を酷い目にあわされた、しかも人一倍妹思いの経験も戦闘力も十分な相手に対するのは厳しい。
優のことを気にかけているようではありますけど、それもどちらかというとレイ博士の作戦、つまり優をつけねらわせることによってレズビオナンのアクトレスをおびき出すことの付け足しのような感じ。少なくともクインとの対決まではオリエンタルガールの優に対する感情はクインの妹に対する想いほどの強いものではないように見えます。

レズビオナは自分の帝国の版図を広げるために、フローリアンやクエス、クイン、レイ博士はそれぞれレズビオナの寵愛を受けるために戦ったり陰謀を巡らせたりしてます。それに対してオリエンタルガールはレイ博士の陰謀の手先に過ぎず、協力する理由は中の人のミニスがレイ博士を好きなだけという。つまりオリエンタルガールは実はこの作品の登場人物の中でもっとも虚しい戦いをしているのでした。ちょっとかわいそうです。

経験値・練度と士気で劣る、そんな状態ではスペック上で上回っていても、相手が強敵の場合、敗北してしまうのは致し方ないと思いますね。
Lv1のIowaでケッコン済の金剛(しかもキラキラ)となぐり合うようなものかな。>艦これ脳

前にも書きましたけど、変身して現れるオリエンタルガールは中の人の能力を多方面で強化する拡張機能や強化兵装のようなものかと思います。その点からも実体がない、哀しい存在です。

ただ、彼女の虚しい奮闘は最後に報われます。なんといっても自分を愛してくれる人(優)の存在を意識することで、戦うことに明確な意義を持てたこと。その優を自由の身にすることができたこと。あとはレズビオナに認められたことも一応報われたことになりそう。
優の存在を意識して戦うことによって、心身ともに完全に最強の存在になったというのがわたくしの意見であります。
フローリアン?
彼女は強いけどいずれ崩壊する運命にあったのは明白。あの戦いの趨勢では最終的にオリエンタルガールが勝利するのは確実です。

「黄色魔術オリエンタルガール」は確かにエロ漫画であります。そして読んでいるわたくしもエロ親父ではありますけど、実はそういうところだけではなく、意外な人物描写に惚れているというお話でございました。
by namatee_namatee | 2016-07-07 22:35 | book | Comments(2)