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本日からお休みでございます。初日の今日は比較的涼しく、空模様も安定しておりました。が、どこへもでかけません。w
ほぼ部屋から出ませんでした。やっていたことといえばトレポンM16A2のレシーバーを先日いただいたFN刻印のものにコンバートしてM16A4にする、これが自力でできるかどうかをチェック。で、ハンドガード外す段階で挫折。ものすごくがっちりと組んであって、不慣れなわたくしには無理。これは無理にやると壊す、専門の方に頼んだ方が安全という結論になりました。あとは鉄砲関連の情報を収集してお勉強。

「COMICパピポ」は全てそろったと言ったな、あれは嘘だ。w
そうこうしていうちに郵便屋さんがなにか持ってきましたよ。開封してみると駿河屋さんにオーダーしておいた「COMICパピポ」1992年5月号でございます。「黄色魔術オリエンタルガール」のVol.2(第2話)掲載号。単行本に収録されている部分ですけど、ご覧の通りオリジナルはカラー(最初の数ページだけですけど)なんですよ。なので入荷待ちリストに入れておきました。まあ、特にこだわるということもないんですけど(単行本にもカラーのカットはありますし)、単行本の様子だとオリジナルはカラーみたいなのでなんとなく見てみたいなと思いまして。
そうしましたら思いがけなく入荷の案内があったので購入した次第。価格は180円でございます。で、送料が340円とか。w
単行本未収録分に比べるといろいろと気が楽ですなぁ。そして例によって忘れた頃に発送されるという。今回は発送が遅れたことについてのメールがきましたから特別に時間がかかったようです。すでに内容を知っている分ですので、全く気にしてませんけど。ていうか、買ったのを忘れてました。w

で、そのカラーで見るオリエンタルガールはどんななのかというとご覧の通り。w
裸同然ですな。一応、戦闘用のコスチュームなんですよね、これ。動きやすいかもしれませんけど、防御に関してはまったく考慮されておりません。オリエンタルガールはこれで、身体への直接の打撃はもちろん、地面に叩きつけられたりしているわけですけど、特に怪我をしている様子はありません。クインにショックナックルで殴られた時はさすがに血を吐いてましたけど、それを除くと擦り傷のような小さい怪我もしていないようです。最終決戦時のフローリアンもいろいろ直撃で受けても、かすり傷もつかないようでしたので、アクトレスの皆さんは例の「気」のようなものを身にまとっていて、それが「装甲」のような役割を果たしているのかもしれません。
大体が裸足じゃないですか。(汗
オリエンタルガールがいつもフワフワと空を飛んでいるのは裸足で地面に降りると足が痛いからかもしれません。w

この「気」の「装甲」という概念になんとなくわたくしは魅かれるところがありまして、それは主力艦の戦艦のスペック比較みたいな感じを受けるから。あちらは砲の威力と装甲の防御力、あとは機動力で優劣が決まるという、単純といえば単純な世界なわけですけれども、このオリエンタルガールの序盤の世界観に同じものを感じております。能力が強いものは強い、という絶対的なルールがあってそれは覆らないという。ストーリーとして単純で子供っぽいとか、薄っぺらいとか思われるかもしれませんけど、これはこれでわたくしは気に入っております。クインとの戦い以降になると切迫&切実な戦いになってまいりまして、それはそれで味わい深い良いお話ではありますけれども、わたくしがオリエンタルガールにいだく無垢のアイドルというイメージに合うのは前半の圧倒的な強さでございます。だから終盤も終盤、勝ち目のない戦いに臨む時の「私は無敵よ!」に思いが重なって泣いちゃうんですよ。w
おっと、これは完全に個人的な思い込み、感想でございます。実際はゲームなどの影響が強いと思いますけれど、わたくしはそっち方面はからきしなもんで、このような解釈をしているということです。

モノクロのページだと髪は黒いんですけど、カラーだとこの通り、緑色なんですよね。まあ緑色の髪は翠髪ともいいまして、黒髪の別称であります。なので実際は黒髪だと、これまた勝手に思っております。w
そういえば緑色の髪の魅力的な女性って他にもいたような・・・うっ頭が(ry

実は「COMICパピポ」は他にも買い集めておりまして、これで全14冊中13冊まで揃いました。無いのは「黄色魔術オリエンタルガール」Vol.1つまり第1話が掲載された1992年3月号だけです。これもカラーページでして、その2ページ目の見開きのオリエンタルガール、今回のカットと同じ背中からのものなんですけど、肩から上だけで目が前髪に隠れていて、扇子をもって微笑む姿こそ、オリエンタルガールの格好よさと美しさをもっとも端的に現していると思います。なので、1992年3月号もなんとか手に入れたいところ。

わたくしのオリエンタルガールの業は深いのでございます。

by namatee_namatee | 2016-08-11 21:53 | book | Comments(8)

まだだ、まだ終わら(ry

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本日も仕事。我が社は8/11からお休みです。世間一般ではお盆休みに突入している様子がありますけど、この業界はあまり長い休みをとる企業はないようで、まだそこそこお客さんがお見えになります。そして本日は相方が午後からお休みなので、わたくしは出かけずに会社におりました。なので特にネタは無し。w

で、何をしていたのかというとオリエンタルガールのあの扇子はなんという種類で、買うといくらぐらいするのかなどを調べる。仕事中に。w
でも、どうもピッタリくる奴がありませんね。ダンス用の扇子に似たようなのはありますけど、オリエンタルガールのものは骨?が太く、羽毛?の部分が少ないんですよ。ダンス用の扇子は比較的骨の部分が細くて、羽毛が多い。似てるけど違うものですなぁ。結局みつからず。っていうか、見つけてどうするのかと。w

扇子を武器とするキャラはそれなりに存在しますけど、オリエンタルガールはその中でも個性的だと思います。殴る、打撃を受ける、だけでなく、投げる、しかも念動力でコントロールして時間差で相手に当てたりもする。オリエンタルガールは他に武器にするアイテムがないせいか、非常に多彩な使い方をしておりますね。>扇子

ついでにサンバの衣装についても画像検索してみる。うむ、こういう感じの人物が上空からやってくるのか。>オリエンタルガール
確かにセクシーではありますけど・・・優はよくオリエンタルガールを味方だと認識したなぁ。わたくしだったらどちらかというとフローリアンの方を頼りそうです。(汗
さすがオリエンタルガールと優は個体データが数億分の一の確率で一致しているだけのことはある。やはり結ばれる運命にあったんでしょう。w

図は前にネタにした映画「ジェヴォーダンの獣」より。
バチカンの隠密であるシルヴィア。その彼女が使う扇子の図。一瞬の早業で相手の喉をかき切ります。よく見ると血糊がついてる。(恐
この後、キリキリキリとかいって決め技っぽく閉じて懐にしまうんですよ。すごく格好良い。だがしかし、18世紀のバチカンにもフランスにも、そんな技は存在しませんって。w
by namatee_namatee | 2016-08-09 20:47 | diary? | Comments(4)

九死に一生を得る

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「黄色魔術オリエンタルガール」第12話(Vol.12)より。
当然ながら第11話の続きから始まります。フローリアンは第11話ではあっさりクインを退けてレイプ、レイ博士も同様にレイプし、例のリーディング能力でオリエンタルガールの正体とシステムを把握。レズビオナと優とオリエンタルガールのいる寝室へレイ博士を抱えて乱入。レズビオナにアレコレされて弱っているオリエンタルガールの変身を無理やり解いてレズビオナにその正体がミニスという女性であるということを告げる。
そして第11話の終盤から第12話の冒頭で、レズビオナに代わって帝国の大首領になると宣言するフローリアン。そのフローリアンを見て優は最初に自分のところにやってきた奴だと思い出し、なぜか新しい大首領?と半分納得するようなしないような。w
そこへクインと彼女に率いられたスキニー&ザミアが乱入してまいります。

話が逸れますけど、スキニーとザミアって脇役も脇役なんですけど、多くの重要な場面に登場し、2人とも意外なほど可愛いいんですよね。しかも健気。w
それなりの能力(後述)もあるようなので、ワイトやナースよりは上位で(つまり強化されていないフローリアンよりは上位)クエスよりは下のアクトレスのようです。ちなみにこの二人はいつも一緒に行動しているので見分けがつきづらいんですけど、お腹が見えて首元まであるコスチュームなのがスキニーで、ワンダーウーマンみたいなワンピースのコスチュームなのがザミアです。どちらもお気に入りだったりしますけど、どうしてもというのならザミアの方が(ry
そういえばアクトレスの皆さんはコスチュームは自分で選んだりデザインしたりするのかなぁ。
20年以上前のスーパーマイナーな作品の脇役の脇役のこんなネタ、どうにもなりませんわな。w

さて、戦いの経過にもどります。
クインは怒り心頭で、ブレードを構え、スキニーとザミアがレズビオナの前面に出てガードする。そしてクインのブレードから「ニードル」という技を繰り出します。細く集中した「気」のようなものに見えますけど詳細は不明。また、技の一覧に付け加えておかなきゃ。w
標的のフローリアンを通り越して、背後にいるレズビオナやレイ博士、優、ついでにミニスに被害が及ばないようにザミアとスキニーがガードに苦労するぐらいの威力があるんですけれども、フローリアンはあっさりと跳ね返してしてしまいます。すかさず、クインがブレードで攻撃、呼応してスキニーとザミアも「気」で攻撃をかけますけど・・・全て効きません。フローリアンの反撃(自分の全周に「気」を放出するような)で、クインとスキニー、ザミアの3人は一気にダウン。

またしても話が逸れますけど、「黄色魔術オリエンタルガール」で最もひどい目に遭ったのは誰かというと、巻き込まれてとばっちりを受けた優をのぞくと、実はクインが一番ひどい目に遭ってるんですよね。オリエンタルガールには勝利したものの、優のオリエンタルガール2号にやられ、フローリアンにやられてレイプ、さらにこの戦いでもやられてます。おまけに妹のクエスのことを考えると、この騒動で一番貧乏クジ引いたのはクインです。(汗
優は完全に巻き込まれてしまった感じですけど、おそらく一生慕っていく対象としてオリエンタルガールに出会えましたし、オリエンタルガールも自分の使命を見つけました。フローリアンとて、一瞬だけにせよ、自分の面目を潰したオリエンタルガールを殺す寸前まで追い込み、意趣返しはできましたし、勝ち誇った気分にはなれたはず。それに対してクインは全くのやられ損ですからね。レイ博士は事態の収束後にはクインに篤く謝罪しないといけません。レズビオナもクインをケアしてあげないといけません。

ここでレイ博士の意識が戻ります。開口一番「私は裏切ったつもりでは」とか言ってますけど、今はそんな場合じゃない。レズビオナはレイ博士にフローリアンの異常な能力について尋ねる。レイ博士はフローリアンが二週間で(この期間についてはまた別途に考察したいところ)無理やりに能力を引き出したこと、今のフローリアンに勝るパワーを持つ者はいないこと、その反面、無理な調整で身体に負担がかかっているはずで、強いパワーを長時間出すと「崩壊(コラプス)」を起こすと告げる。つまりこれがフローリアンに対する勝利条件なんですね。フローリアンを倒すには「長時間フルパワーを出させて崩壊(コラプス)を起こさせる」です。
フローリアン曰く、そんなことはまず起こらない。彼女にフルパワーを出させる奴はもう居ない・・・いや、一人だけ居る。それは優だと。例の「オリエンタルガール2号」の件で、クインを倒した優ならその可能性があると。
以前に予測した通り、優のオリエンタルガール2号がクインを倒したことについてはレズビオナは初耳でした。それどころか優自身も覚えていない。2人して「なんだと!?」とか「え?」とか言ってます。
そしてフローリアンは例のカードを取り出します。レイ博士から取り上げたんでしょう。フローリアンは言います。優がオリエンタルガール2号に変身できたのはミニスにあるカード起動因子が優にもあり、2人の個体データは数億分の一の確率でほぼ一致しているのだと。これはもちろん、レイ博士から読み取った情報。レズビオナがレイ博士に尋ねると「全て事実です 優の治療の時に調べました。」
ああ、やっぱり優の治療をして、能力の解析もしていたんですね。>レイ博士
しかも予想通り内緒にしているし。後で怒られるぞ。w

この時点で、「オリエンタルガール」という戦闘システムの概要は明らかになりました。ミニスと優の2人だけがカードを使って「オリエンタルガール」に変身でき、フローリアンに対抗できる可能性があるのはクインを倒せた優のオリエンタルガール2号だけだということですね。

私見になりますけど、この認識は間違いだと思います。優とミニスがほとんど同じ個体データならば、ミニスにも優のオリエンタルガール2号と同じだけのポテンシャルがあるはず。レイ博士すら、この時点ではその可能性については考えが及んでいないようなんですけど(だからフローリアンもそう考えることが出来なかった。しょせんは無理やり読み取った知識、いわゆる付け焼き刃って奴ですね)、もともとはクインよりミニスのオリエンタルガールの方がスペックでは勝っていたんです。オリエンタルガールに欠けていたのは戦う使命とか意義などのメンタルの強さだった。優のオリエンタルガール2号にはオリエンタルガールを守るという切実な使命と意義がありました。それであれだけのパワーを発揮したわけです。なので条件が揃えば、オリエンタルガール(ミニス)も優のオリエンタルガール2号に負けず劣らずの強大なパワーを発揮する可能性がある。フローリアンのこの認識の甘さがこの後の展開の見えない伏線になっていると思います。

オリエンタルガールを守るために強大なパワーを発揮した優のオリエンタルガール2号、その優を守るために二段変身で逆転の大技を決めるオリエンタルガール、ここでもお話しが対になっているんですよね。深いなー。w

ちなみにオリエンタルガールに変身するための例のカードは「オリエンタルカード」というのだそうです。ひねりないなー。
まあ変に凝ったネーミングにすると説明が面倒ですからね。w

さて、ちょっと遡ってフローリアンがカードを取り出した時、ミニスの目が光ってます。後の展開の伏線です。
フローリアンは優にカードを渡してオリエンタルガールに変身するように促します。変身して自分と戦えと。最強にこだわる彼女らしいですなぁ。困ったのは優。なにしろ記憶がないわけで、カードを貰ってもどうやって変身したらよいかわかりません。
戸惑う優を遮って、レズビオナが勝負を受けると言いだす。が、もちろんフローリアンは拒否します。レズビオナは「能力」は同等でも「格闘」で差がありすぎるから。そして彼女の目的はレズビオナを手に入れることなので、傷つけてしまっては元も子もない。レズビオナが手を出せば優の頭を潰すと宣言。(恐

さて、いよいよ最終決戦の条件が積み上がってまいりました。
変身しなければ直接にはなんの害もない優ですけど、フローリアンのこの宣言で、変身して戦うか、誰かがフローリアンを止めないとこのまま頭を潰される危険にさらされるか、どちらにしても極めて危険な状態に置かれる羽目になってしまいました。いずれにせよ、フローリアンが第13話で言うように彼女にとって優は邪魔でしかないので、このままだと殺されてしまう可能性が極めて高い。

ここでまたしても話がそれます。w
アクトレスの戦闘能力についてですけど、フローリアンの言によると「能力」と「格闘」という2つの要素があるようです。これまたひねりがないネーミングですけど、凝ったネーミングにすると説明が(ry
「能力」というのは「念動力」とか「気」のような、物理的な打撃とは違うものでしょうか。クエスの「ソリッドエア」や先ほどのクインの「ニードル」、ワイトの「サイコキネシス」などですかね。
「格闘」というのは文字どおり殴る蹴るの威力とスピードでしょう。ただ「能力」は「格闘」にも影響しているようにみえます。物理的な打撃だけでなく、「能力」で威力がかさ上げされているはず。そして防御力も「能力」が影響しているようです。
オリエンタルガールの「黄色魔術」がアクトレスの「能力」と同じものなのかどうかはよくわかりません。オリエンタルガールもアクトレスではあるので、同じものと考えるのが筋が通りますけど、普通のアクトレスの「能力」とは性格が異なるように見えます。アクトレスの「能力」の多くは武器を介するものが多いのに対して、「黄色魔術」は介在するアイテムはせいぜい扇子ぐらい。「黄色魔術」はバリエーションも豊富です。
アクトレスの「能力」もオリエンタルガールの「黄色魔術」もレイ博士が絡んでいるのは間違いない。アクトレスについては調整しているのがレイ博士なんですから当然把握しているし開発もレイ博士の手によるものでしょう。オリエンタルガールの「黄色魔術」についても「M16」を「未完成(テストタイプ)の超高度黄色魔術」と見抜いていますから、詳しく知っているのは間違いありません。では「能力」と「黄色魔術」、どこがどう違うのか・・・
優のオリエンタルガール2号は「黄色魔術」は使わなかったし、第13話の冒頭でのオリエンタルガールの攻勢で「黄色魔術シムーン」などの技をフローリアンが知らなかったようなので、もしかすると基本的にミニスのオリジナルなのかもしれません。>黄色魔術

さらに話をそらすと。w
まずミニスってレズビオナンのメンバーだと思うんですけど東洋系なんですかね?
オリエンタルガールはあくまで戦闘システムとしての存在でああいう東洋っぽいスタイルとして発現し、中の人は関係ないのかなぁ。その割にはオリエンタルガールにはミニスの面影が残っているように見えるし、オリエンタルガール2号も優に似ている。どうなんでしょう。
あとオリエンタルガールの呼び方もちょっとややこしい。フローリアンは優のオリエンタルガール2号もミニスのオリエンタルガールも「オリエンタルガール」と呼んでます。レズビオナはオリエンタルガールの中の人がミニスだと知ってもオリエンタルガールと呼びます。もっともミニスの姿で名前を呼ぶ機会はほとんどありませんでしたけど。レイ博士はミニスと呼ぶ。その割にはクイン戦の時にはオリエンタルガールと呼んでました。

話を戻します。w
カードを貰ったものの戸惑う優。そこへするっと手が伸びて・・・ミニスがカードを取ってオリエンタルガールに変身しちゃいました。w
そして「私が相手だ フローリアン」、うわ!格好良い。いつもは丁寧な口調のオリエンタルガールですけど、優の危機にさすがに熱くなっているようです。そのファイトとガッツが今までオリエンタルガールに足りなかったものなんですよ。
そして、図の頭につながります。「笑わせるわ クインすら倒せなかった奴が・・・」、フローリアンのこの煽りも良いですなぁ。続けて「今度は私が貴女を地面に叩き付けてあげるわ」ですよ。痺れます。第13話の終盤で、オリエンタルガールの扇子を奪って殴りつけ、さらに強力な「気」で地面に叩き付ける、これが第2話の裏返しになっているのはすでに述べました。その伏線です。

彼我の能力の差は明白。それでも優のために戦おうとするオリエンタルガールが格好良いですね。「優ちゃんが力を貸してくれれば・・・私は無敵よ!」・・・泣かせる。これが「彼女の言うとおりです すぐに済みます」とか他人行儀な口調だった同じ人物とは思えません。真の意味での最強のアクトレスになる条件は揃いつつある。>オリエンタルガール

がっちりと大柄で力強く描かれるフローリアンに対して、明らかに線が細く繊細なオリエンタルガールの対比も良いところ。髪型とか優との手の合わせ方とか、わたくしは作者の強い思い入れを感じます。もちろん、わたくしもたまりません。最後のコマとか、「いつかみたいに助けてね」とか泣きそう。っていうか、泣きました。w

もっともオリエンタルガールは勝ち目がないとは思っていないようです。「特攻」ではなく「九死に一生」ぐらいの勝算でしょうか。優と交わすこの「約束」が次回で大きな意味を持つのはすでに明らかになってます。

結局のところ、オリエンタルガールのクイン戦の敗因について、つまり戦いに使命を見出せないというメンタル面での弱さについて、この時点では誰も気がついていないということなんでしょう。レイ博士は原因を解析したはずですけど、わからなかったようです。なのでフローリアンも知らない。フローリアンの情報源はレイ博士ですから。
オリエンタルガール本人はそれどころじゃない。優は何が何だかわからない。レズビオナは第11話でのミニスとの会話からもしかするとミニスの空虚な心には薄々感づいていたかもしれませんけど、それを現在の状況に結びつけることはできなかったようです。
レイ博士がそれに気がつくのは第13話の途中、オリエンタルガールがピンチになった時。オリエンタルガール自身がはっきり理解するのはさらにちょっと後、殺される寸前。フローリアンはオリエンタルガールの心を読みましたけど、理解はできず心を折ることもできなかった。
ただ優の能力の影響はわかっていたはずです。>レイ博士
だからこそ「ミニスを助けてあげて」と優に懇願するわけです。
優の能力をフローリアンが知っていたのかどうかは謎。知っていればこの2人を一緒にしておくようなことはしないはずですけど・・・

まあ、そういった事情で第13話の最終局面に向かって、段階的にオリエンタルガール自身の意識の変化と優の能力の発動条件という2つの逆転の要素が整ってまいります。そして優の「いやあああああああ」でついに臨界に達すると。
あの時、オリエンタルガールが優を守るという使命を意識していなければ、フローリアンはそれを読み取って優を殺すと口に出すことはなかった。なのでオリエンタルガールは自分の使命に対して決定的に認識することはなかったし、フローリアンがオリエンタルガールを殺すと言って左手に「気」をためるのを見なければ優の「能力」は発動しなかったはず。
フローリアン、下手踏んだなぁ。(汗

といった具合に、単純に一発逆転、さすが最強のアクトレスのオリエンタルガール、強ぇーという話ではないんですよ。なんでこんなに凝った展開なのか、こうやって書いていて腑に落ません。(汗
by namatee_namatee | 2016-08-08 22:40 | book | Comments(2)

コンプリート

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悲願、であります 一佐!!!
承諾した。全員志願ご苦労。派手にやろう。

「ヨルムンガンド」第45話「嘘の城 phase.1」より。日野木一佐と「SR班」メンバーの会話。格好良いですなぁ。

というわけで図は「黄色魔術オリエンタルガール」第12話が収録されている「COMICパピポ」1994年1月号でございます。ついにやってまいりました。これで単行本未収録分はコンプリート。
「黄色魔術オリエンタルガール」関連のネタは今年の4月26日あたりから始まりました。「戦え!!イクサー1」が発端のように偽装しておりましたけれども、本命は「黄色魔術オリエンタルガール」で、しかも更に舞台裏を明かすと、実は数年前から間欠的にネタにしたい衝動にかられていたのでした。なんとなくネットで検索するのが億劫というか、引け目みたいなのを感じてまして(その心理についてはこちらで述べております。ヒロインのオリエンタルガールに対する思い入れが関係している)、特に目新しい情報がなく、よって決め手もなくてネタにできずにいたんですけど・・・うっかりネットで検索したら、打ち切りだとばっかり思っていたのが実は完結していたというとんでもない情報に取り込まれてしまい、あとは一気に(ry
それから3ヶ月ちょっとで、単行本未収録分が手元に集まったわけでして、これは予想よりも早い展開でした。当初は絶望的だと思っていたんですけどね。なんといっても国会図書館にもないし、古書店も最近は余裕がなく、こういったどうでも良い作品や雑誌をストックしておくことはできないといったアリサマ。日本中のどこかの古書店には眠っている可能性はあるんですけど、見つけることができなければ無いのと同じです。
かつて「月刊アフタヌーン」のアルファさんが表紙の号を探した時よりも期間的には短い。コストは段違いですけど。orz

いずれにせよ、思い知るのは大量生産大量消費の時代に、変に凝ったものを探すとなるとどえらい苦労をするということです。オタクの時代などと言われますけど、本当に変な路地裏みたいなところに踏み込むと、あっという間に世でいうオタクなどちゃんちゃら可笑しいレベルでマニアックな領域に突入してしまいます。そういった世界にはほんの一握りのメンバーしかいない。なので、これまたあっという間にハイエンドレベルに到達してしまうのですけれども、同時に助けてくれる人も皆無なのでございます。w
なにもかも自分で切り開き、なんとかしていかなければなりません。今回の例で言いますと、恥も外聞もなく(もとからありませんけど)友人・知人に伝手と情報提供を求め、考えられる範囲でネット上にも網をはる。オークションの出品者にも取引連絡で足りない分は持っていないかを問い合わせるという外道ぶり。こうなったらなんでもやりますよ?
・・・この例で人の善意を疑ったり悪く言うつもりはありませんけど、所詮は他人事。わたくし自身がかたむける情熱とは比べ物になりません。善意に頼り、探して欲しいと誰かに依頼しても、なかなか思うように見つかるものではありません。ちょっと気に留めておいてもらって、何かのはずみに思い出したら知らせて欲しいぐらいの期待と思っておくのが吉かと。
ここは、やはり金銭による報酬という普遍的に人を動かすことのできる要素に頼らないと思うような結果は出づらいように感じます。

予想外の出来事は、「黄色魔術オリエンタルガール」という文字列の検索でこのブログへお見えになった方がいらっしゃったこと。まさかわたくしの他にこの作品に興味を持っている人がいるとは思わなかったので、すごく驚くと同時にネタにしたことがなにか報われたような気持ちにもなりましたね。
いらっしゃったばかりか、貴重な情報まで提供していただき、モチベーションもあがりました。大変ありがたいことです。

今回のこれは某オークションで手にいれたものです。例によって平野耕太先生の初期の作品、「COYOTE 反逆のレジスタンス」が掲載されているというのが出品の趣旨。1994年1月号から10月号までのセット。以前、「COYOTE 反逆のレジスタンス」は単行本化されていないと書きましたけど、本当は単行本化されているそうです。なので、今回の出品はさほど競争は激しくないと予想・・・それが正しかったのかどうかは後述。w
で、これまた例によってわたくしが必要なのは1994年1月号の1冊だけという。w
そればかりか、先日大枚をはたいて購入した33冊セットに含まれていた1994年3月号も、奇跡的に駿河屋さんで見つけた1994年5月号も、今回のこのセットに含まれているという。w
なので、現在ウチには「COMICパピポ」の1994年3月号と5月号は2冊ずつあるのでございます。w

某オークションには「呼び水」とでもいう効果があるように思います。それはたまたま出品されたものが比較的高額で落札されると、同じような出品が続くというもの。一時的にホットなマーケットが形成されるとでもいうんでしょうか。
かつて「月刊アフタヌーン」を探している時に、必要な分が含まれる出品でどこかの誰かと熾烈な入札合戦になりまして、結局、その時はわたくしは敗北したのですけれども、すぐに同じような出品がありまして、今度は最初の時の数分の一の出費で落札することができたのでした。
今回もそれと同じような現象が起きたような気がします。もっとも呼び水になったのはわたくし自身の落札で、さらにそれで出てきた出品でも熾烈な入札合戦になったのは「月刊アフタヌーン」の時とは違う経過ですけど。(汗
3,000円でスタートしたんですけれども、最終的にはその8.5倍までいきました。わたくしが自分に課しているルールとして、絶対に落札しなければならない物については開始価格の10倍を入札金額の目安とするというのがありまして、今回も30,000円までは応じるつもりでした。場合によってはもっといったかもしれません。次の出品があるかどうか、こればかりは誰にもわかりませんので、なんとしても落としておかないとならないという気持ちはありましたし。
まあそこまではいかずに済んだわけですけど、冷静に考えてみれば22年前のエロ漫画雑誌に3万円近い金額を投じるというのは正気の沙汰ではありません。いやぁ、オークションって怖いなぁ。(棒

今回で必要なすべての「COMICパピポ」は揃いましたので、もうこの件では某オークションに用はありません。前述の「呼び水効果」、なんていうか、ここ最近、「平野耕太先生の単行本未収録作品」というものがトレンドというかホットなテーマみたいなのになったような気がしますけど、もしかするとその発端になったのかもしれないわたくしが欲しかったのは「黄色魔術オリエンタルガール」の単行本未収録分ですので、このあと某オークションでなにがあっても知ったことではありません。どこかの誰かが高値で売れるかもと思って平野耕太先生の作品が掲載された「COMICパピポ」や「快楽天」をこれから出品しても、もう売れないかもしれませんけど、わたくしの関知するところではありません。w

わたくしが「オリエンタルガール」と連呼しているので、このブログにお見えになる方には「黄色魔術オリエンタルガール」は普通に知られていた作品のように思われるかもしれませんけど、それは錯覚です。w
本来はスーパーマイナーな作品であります。>黄色魔術オリエンタルガール
そしてそのマイナーな印象とは裏腹に、とても味わい深い作品であるということが、20数年経ってわかりました。最初に読んだ当時はほぼこれに近い印象だったんですよ。「アクションもエロも中途半端で、作品にここだという力点がみつけられない。」これです。
ところが、いくつかの要素をキーに(特に不可解なクイン戦での敗北)改めて細部を検証してみると、非常にきめ細やかに描き込まれた作品であるというのがわかってまいりました。正直、無駄に凝っていると感じます。
おそらく気鋭だった完顔阿骨打先生の才能が強く反映されているのだと思いますけれども、それを理解するものはそんなに多くなかったのでしょう。

この作品の魅力を理解できるかどうかはヒロインの「オリエンタルガール」にどれだけ思い入れを持つことができるかどうかにかかっているような気がします。世界観とか設定とか、そんな細かいところはどうでもよくて、あの妙なコスチュームの「オリエンタルガール」が気にいるかどうか。これで表面的なエロ要素やヒロイックな格闘戦とか、そういった表向きの体裁の下に流れている、超個性的なスーパーヒロインの素顔に触れられるかどうかが決まります。

というわけで長くなってまいりましたので、第12話の内容についてはまた別なエントリーにいたします。例によって、わたくしの想像していたのとほとんど変わらない展開で、驚くのを通り越して薄気味悪いような気さえしたとだけ申し上げておきます。w
by namatee_namatee | 2016-08-05 22:01 | book | Comments(10)

今日は何の日?

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完顔阿骨打先生の「黄色魔術オリエンタルガール」単行本第2話(Vol.2)より。不本意ながら怪しいサイトの画像から引用。(汗
右上はフローリアン。突然現れた妙なコスチュームのオリエンタルガールにあっけにとられております。その気持ちはよくわかる。いきなり現れたと思ったらこんな格好で扇子投げてスリングを切る、しかも宙に浮いているんですから。わたくしだったら腰を抜かしますよ。w

オリエンタルガールの魅力。
やっぱこれですよ。この余裕たっぷりな感じ。完全に敬語とまではいかないんですけど、敵にも味方にも基本的に丁寧な話し方をする。レズビオナンのアクトレスと違って感情にまかせた乱暴な口調にはなりません。
この後、あっけにとられているフローリアンに向かって「どうしました 言葉がわかりませんか?」と続くんですけど・・・うーん、たまりませんなぁ。オリエンタルガールにがっつりハマった20数年前の興奮を思い出します。やっぱり良いな、オリエンタルガール。本当に好きです。

単行本で読めないので、そう簡単には明らかにならなかったこともあり、終盤のドラマチックな展開に目を奪われがちですけど、わたくしはオリエンタルガールに余裕がある序盤のこの頃の方が好きです。なんだかよく分からない謎の存在のオリエンタルガールに対して、むしろ組織内の様子が詳しく描かるレズビオナンという普通とは反対な描写が良い。目的が優とオリエンタルガールをレズビオナの前に連れてくることってのも良いですなぁ。クインは妹を再起不能にされて怒り心頭ではありましたけど、だからといってオリエンタルガールを殺そうとは思っていない。妹のクエスがやられた分だけお返しをすれば、あとはレズビオナの前に連れてくるという任務を遂行するだけなんですよね。黙って付いてこないから動けなくするわけで。ここら辺、アクトレスたちの聞き分けの良さがちょっと不自然に感じるところで、レスの方で展開しておりましたけど、アクトレスはレズビオナに洗脳されている疑惑の根拠の一つになりそうなところです。
そしてレズビオナをはじめとした、これはこれで読んでいる側には不気味に強そうな印象の謎のメンバーがなんとかしてオリエンタルガールを捕えようと画策しているのも大変よろしいですね。もしかして次の話でオリエンタルガールが罠にはまって捕まっちゃうのかと、なんかとてもハラハラする。この先、無事で済むわけはないんだけど、それがどういう形で起きるのか、なんとなく感じられるオリエンタルガールの線の細さみたいなものも相まって、胃が痛くなるような期待感があります。
実際には捕まることは捕まるんですけど、激戦の末な上に優のオリエンタルガール2号が暴れるので、オリエンタルガールが負けちゃった、どうしよう、という感についてはちょっとピントが甘くなる印象。その後の展開を考えると致し方ないところではありますけれども、純粋にこの気位の高そうなオリエンタルガールのピンチということになると、余裕のある状態から一気にやられた方がインパクトが大きく、わたくしの望むところであります。w
まあそういうハラハラする感じがあるのが、この初期のオリエンタルガールで、わたくしには極めて魅力的というお話でございます。

「言葉がわかりませんか?」といえば彼女たちは何語で話しているんでしょう。直前のシーンでフローリアンと優は会話が成立しているのでやっぱり日本語なんでしょうね。
レズビオナンの内部では何語で話しているのかはわかりませんけど、最終決戦時にはこれまた優がからんでいて、レズビオナともレイ博士とも普通に会話が成立していますので、日本語で話している可能性が高い。レズビオナンは最近になって日本に進出してきたということなので、郷に入っては郷に従えという格言を真面目に踏襲しているということでしょうか。w
極悪なヒールのフローリアンとて、殺す殺さないの最終決戦の段階でも優にわかるようになのか、日本語で話してくれています。意外に親切。w

まあ、普段は英語とかなんでしょうねぇ。レズビオナンは西欧っぽいイメージや名前、見た目のメンバーだし。なので、みなさん背が高くてグラマラスな体型でいらっしゃる。物語の基本として、西洋vs東洋みたいな流れがあるようですけど、対抗するオリエンタルガールはスリムで背もそんなに高くないようです。優より顔半分ぐらい背が高い。優が日本人女性の平均身長(約155cm)ぐらいだとすると、オリエンタルガールの身長は165cm程度だと思われます。それでこの手足の長さと細さなので、実際にいたらすごく細身の女性なんじゃないでしょうか。
体型も前述の通り、かなりグラマラスで胸やお尻の大きいアクトレスの皆さんに比べると、オリエンタルガールはやっぱり細身で控えめ・・・いや、十分だと思います。w
後半でレズビオナに陵辱されているシーンで見る限り、巨乳ではないけど細い体からはっきりくっきりと盛り上がった、良い形のバストです。さすがヒロイン、明白に美しく描かれておりますな。w

というわけで「おっぱいの日」にふさわしいオチで終わります。w
by namatee_namatee | 2016-08-01 21:07 | book | Comments(5)

切り札

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昨日の今日でこの絵を出すという。w
完顔阿骨打先生の単行本「ROUND SHELL SECOND」に収録されている「黄色魔術オリエンタルガール(小)」の2ページ目、タイトルページでございます。一部、あんまりなものが描いてあるため、メモ用紙を置いて隠してあります。w

やっぱり「オリエンタルガール」といえば扇子、扇子といえばオリエンタルガールだと思うんですよ。>力説
この次のシーンでパチッとかいって扇子を閉じるのにどうしようもなくトキメキます。>錯乱

完顔阿骨打先生にお会いした時、「オリエンタルガールというキャラクターに何か思い入れがあるのか?」とお尋ねしたんですけど、別な話題に話の流れが移ってしまい、残念ながらお答えをいただくことはできませんでした。でも、この作品を見れば一目瞭然。なにもなかったらオリジナルの連載後、10年も経ってからこういう形で作品にするとは思えません。間違いなく「オリエンタルガール」に思い入れはあると思います。>完顔阿骨打先生

わたくしは言わずもがな。前に書いた通り、自分の彼女というか分身みたいなものですから(しかも何十年も恋している)思い入れがあるなんてもんじゃない。クインに負けたり、フローリアンに侮辱されているシーンではマジで悔しさに歯ぎしりしながら読んでます。w

それは冗談だとして。先生によるとオリエンタルガール(小)とオリジナルのオリエンタルガールは別人だそうです。オリエンタルガールという戦闘システムを別な中の人が身にまとった姿なんでしょうかね。>オリエンタルガール(小)
コスチュームはオリジナルとも、優のオリエンタルガール2号とも、2段変身後のオリエンタルガール(改)とも違います。それらのミックスとでもいうか。基本的にオリジナルの色が濃いんですけど、背中のデバイス(飛行用?)の形状はいずれとも似ていません。
それはそれとして、シリアスな展開のオリジナルを読んだあと、こちらを読むと実にほのぼのとする。と、同時にオリジナル以上に無表情なオリエンタルガール(小)の可愛らしさにメロメロ(ry

前置きはこれぐらいにして。>前置きってレベルじゃねーぞ
昨日から明日まで嫁さんが西の都の方へ遊びに出かけておりまして、わたくしは一人っきりでございます。なので、普段はできないスピーカーからの大音量で音楽を聴いているわけですけれども、たまたま「PSY・S」の「Angel Night ~天使のいる場所」とか聴いちゃって、「おおー、格好良い&懐かしい」とかなっていたわけです。確か「シティハンター」のOPじゃなかったっけ?とWikipediaで調べてみてビックリ仰天。
そこには「PSY・S」はプログレッシブ・ロック・バンドとなっていたからです。常々「プログレって言葉をよく聞くけど、どんな音楽なんだろ。」と思っていて、それらしい楽曲を聴いてみて、なんとなく共通する雰囲気みたいなのはわかってきたんですけど、「PSY・S」がそうだと言われると・・・ああ、なるほど、これは確かに、と納得。w

そしてカバー版の「Angel Night ~天使のいる場所」を観ていて思ったこと。
上手に近代化しているなぁ、というのとしょこたんの歌い方はアニソン風なんだなぁ、というごくまっとうなもの。いやいや、これはこれでなかなかのものだと思います。まあオリジナルの研ぎ澄まされた感はこういう歌い方ではでないと思いますけど。
それにしてもサイリウムすごいな、これ。アーティストさんによって使い方がいろいろあると聞きますけど、椎名さんファンには全く縁がありませんからねぇ。それだけでなく、椎名さんのライブでは当たり前の「振りコピ」がなかったりするらしく(実はわたくしですらすることがある。>振りコピ)、たまにそういうライブに行くと「ここは振りコピするところでしょー!」となるとか。w

さらにYellow Magic Orchestraの「M16」も聴いてました。といって、わたくしはよく知らないんですけどね。>YMO
知っている楽曲は「雷電」とか「東風」ぐらいですかね。中学生の頃に思いっきり流行ってましたので、他の楽曲も聴けば思い出すかもしれませんけど。
「M16」はとても可愛らしい曲で、これがオリエンタルガールの最終必殺技のネーミングなのは似つかわしくないような気がして解せませんけど、そういう問題ではありませんな。w

椎名さんのライブがはねた後、椎名さん関連の友人数人で晩御飯を食べていたおり、オリエンタルガール関連の話になりまして、必殺技のネーミングがYMOの楽曲からと述べましたら、ある方はなんとYMOを知らないという・・・そうか、もうそういう時代になったのかと。いつものわたくしだったら容赦なくネタにしてあざ笑うところなのですけれども、これはちょっとそういう気分にならなかったです。まじでちょっとショックでした。orz
そこから完顔阿骨打先生が平沢進氏を好きということで、平沢進氏の楽曲が印象的なアニメ「パプリカ」の話題になったんですが、これもご存知ないということでした。すごく面白いからオススメします。>パプリカ
このシーンとか大好き。w
ヒロインの敦子とパプリカは林原めぐみさんです。性格の正反対な2人をみごとに演じておりまして、これは声優音痴のわたくしでもさすが!と感心いたしました。
楽曲では「白虎野の娘」とか、癖になりそう。

というわけで、実はネタ切れでgdgdで終わります。w
by namatee_namatee | 2016-07-29 20:49 | diary? | Comments(2)

恐れ入りました。

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さて、またしても「黄色魔術オリエンタルガール」のネタ。w
画質悪いけど図はCOMICパピポ1994年3月号に掲載の「黄色魔術オリエンタルガール」第13話より。
このストーリーのクライマックスでございます。

オリエンタルガールはフローリアンに強力な「気」の塊のようなものをぶつけられてダウン、意識が遠のきつつあり、フローリアンは右手で無防備な彼女の首を締めつけながら吊し上げております。

前に書きました通り、今までの通常のアクトレスとの戦いでは命のやり取りまでは発展しないできた(不測の事態を除く)のですけれども、フローリアンは自分に刃向ったオリエンタルガールを生かしておくつもりはなく、明白な殺意をもって攻め込んでくる。(恐

一番上のコマで優に気合を入れているのはレイ博士。オリエンタルガールはその「優!!」というレイ博士の声に「優ちゃんを守らなければ・・・」と反応しておりますね。これで少し意識が戻ってきた感じ?

7/29追記:
厳密には左側の「ユウ・・・」「優ちゃん・・・」がレイ博士の「優!!」に対するオリエンタルガールの反応ですね。
「優ちゃんを守らなければ・・・」はフローリアンの長いセリフ、おそらくその中の「殺すわ」あたりに反応しているとするのが妥当かと。つまりレイ博士の「優!!」からオリエンタルガールの戦う意義とか使命についての思考の最終的なパートが始まり、フローリアンの「殺すわ」以下で何をすべきかの結論に到達する。このコマで「黄色魔術オリエンタルガール」というストーリーの結論がでるといっても過言ではありますまい。

ここで叫んでいるのがレイ博士ってのも良いですね。前にネタにした通り、以前のレイ博士のオリエンタルガール対する態度はそっけなく、極端に言うと道具のように扱っているんですけど、この局面では全く違う。
クイン戦での同様のピンチの時には「クインを倒すのよ!私のために!!」とか言っていたのに・・・そしてオリエンタルガール本人に叫ぶのではなく、救える可能性のある優に叫ぶところが、確かにそれが正しい対処法ですけど、切実な感がより強く感じられて感動的です。

そしてフローリアンは「このあと、優と戦って(ry」と残忍なセリフを吐く。
ここは一見なにげなく読み飛ばしてしまう部分なんですけど、フローリアンはオリエンタルガールの思っている事に反応して、この残忍なセリフを言っているんですよ。つまり、オリエンタルガールの考えていることを明確に把握している。

これ、ちゃんと理由というか仕組みの説明があります。第11話で、フローリアンはレイ博士からオリエンタルガールの正体を知るんですけど、それは「リーディング能力」といって、触れるだけで相手の思考を読み取る能力を使いました。そのシーンはこちらをどうぞ。(一応エロ漫画なのでその点はご注意を)
そして、この最終決戦のクライマックスで、この「リーディング能力」が再度使われているんです。「リーディング能力」という、まあ、ありきたりと言っても良い概念(ネーミングもありきたり)、第11話だけだとページの都合とか、安直に設定されたモノみたいに感じられるじゃないですか。使い捨てというか、これっきりの技みたいな。最初に11話だけ読んだときは、こんなにご都合主義な技でオリエンタルガールの正体が知られちゃうのは嫌だ、と思ったもんです。w

そんな仔細な技がこのクライマックスの本当のピーク時にまた出てくるんです。しかもオリエンタルガールを最後の最後まで追い込む強烈な武器として。
素晴らしい伏線の回収だと思います。わたくしはこれを読んでお見事!と心の底から感心いたしました。と、同時に「凝りすぎだよ。orz」とも。w
フローリアンに特に説明的なセリフを言わせないのも良いですよね。余計なことを言わないからセリフの残酷さと不気味さが増す。

フローリアンはオリエンタルガールが優を想う気持ちを読み取り、もっとも残酷な結末(オリエンタルガールを殺した後に優も殺す)を告げて、肉体だけでなく精神的にも完膚なきまでに打ちのめすつもりなんでしょう。あらゆる面から徹底的に痛めつけ、その上で殺す。情け容赦ありません。(汗
他のアクトレスとは一線を画す本物の悪役としてどこまでも邪悪に振る舞う姿は魅力的です。>フローリアン
もともとはレズビオナを慕っていただけなのに、レイ博士の陰謀とオリエンタルガールの振る舞いを見て、何かが狂ってしまった感があり、ちょっと気の毒ではあるのですけれども。

ただし、この作戦は成功したとは言い難い。オリエンタルガールは戦う使命の欠如という致命的な欠点があるものの、精神的には強靭で、このセリフでむしろ奮い立ち、最後の気力を振り絞ろうとし、そこへシンクロしたように優の能力が発動という流れにつながっております。
このセリフは、オリエンタルガールの最大の弱点、自分の使命についての迷いが吹っ切れるキッカケになっています。
最終話の第14話の冒頭で「優ちゃんに手を出すことは許さないわ!!」と言っていることからも、オリエンタルガールはこのフローリアンの残忍なセリフに心が折れるどころか奮い立ったように見えます。

フローリアンのここら辺の詰めの甘さというか、強大な力に驕って対応を誤ってしまうところは、徳を積みながら?より上位の段階へ到達したクインやクエスとの差ということでしょうか。修行の差ってやつ?
無理やりパワーアップしているので、歪な部分が残っているとも言えるか。

んー、単に成功しなかったエロ漫画だと思っていたはずなのに・・・なんだってこんなに奥が深いんでしょう。w>黄色魔術オリエンタルガール
by namatee_namatee | 2016-07-28 14:38 | book | Comments(13)

心の闇

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昨日に引き続き「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。
このネタはなぁ。興味のない人には全く役に立たず、興味を持っていただいたとして、そこから先、なにがあるのかというと・・・いかんせん20数年まえの成功したとは言い難いエロ漫画ですし、特に何もないという。わたくしとしては、むしろ、この何にも役に立たない感がたまらないのですけど。w
この世にどれだけ「黄色魔術オリエンタルガール」を知る人がいるのかはわかりませんけど、及ばずながらできるだけの情報提供を行なっていきたいと思います。w

そもそもの始まりは・・・
本当に子供の頃からいるんですよ、あるキャラクターが心の中に。少なくとも5歳のころにはすでにいた記憶があります。とても表現が難しいのですけれども、その時、なにかに影響を受けていたとするじゃないですか。例えば・・・「機動警察パトレイバー(ゆうきまさみ先生のコミックス版)」を読んでいるとすると主役の野明や遊馬に混じってモブキャラみたいにそれはいる。すごく地味な事務の女の子とか。で、わたくしはそのモブキャラみたいなそれを中心に「機動警察パトレイバー」の世界を観ていくわけです。これは完全にわたくしの想像上のキャラで、もちろん「機動警察パトレイバー」のコミックス上には登場しません。
これが様々な作品で姿を変えて現れます。現実に存在する作品のストーリーの流れは変わることはありませんけど、本筋とは違うサイドストーリーみたいなものを勝手に作り出して、そっちの主役になったりする。「ヨコハマ買い出し紀行」小説版のオメガ君に近い存在と言えばわかりやすいでしょうか。

ある作品に関して出現するだけでなく、勝手に想像上の、完全にわたくしオリジナルのキャラクターとして現れることもあります。っていうか、基本そっちが多く、たまに代替わりするんですけど、わたくしの表現力や記憶力は限られているので、容姿や性格などはその都度変わっていってしまいます。ただ女性であるのは間違いない。不思議なことに女性なのに性愛の対象になることはありません。ぼんやりしたイメージでは容姿もプロポーションも悪くはないんですけどね。劣情の対象はもっと現実的に、AVの女優さんとかエロ漫画の登場人物そのものになります。w

これなんでしょうね?
心理的にはよくあることなのか。他の人も同じような経験をしているのか。今までほとんど他人に話したことはありませんでしたし、話したとしても真面目に取り合ってくれる人はいませんでした。まあ妄想の産物ですしねぇ。
この謎のキャラがなにをもたらすかというと、リアルの女性に興味が薄くなります。w
自分勝手に想像上で動かすことができる理想的な彼女がいるのに、わざわざご機嫌とったりお金出してデートしたりしなければならない面倒くさいリアルの女の子が必要か、いらんだろ、という話ですね。また、アイドルや芸能人にもあまり興味は持たない。不倫しようが結婚しようがどうでも良いです。その人が持つ芸や技そのものは好きとか良いとか感じて、ファンになったりするのですけれども、その人そのものにはあまり関心が向かないんですよね。椎名さんが結婚してもめでたいと思いこそすれ、特にそれ以外に感想をもたないのもそういった理由でございます。結婚するということで、不要なストレスから解放され、声優さんとしての演技やアーティストとしての技や感性により高いパフォーマンスを期待できれば、それはとても良いことである、と。
もっとも独身の椎名さんが目の前にいて、わたくしの求愛を受け入れてくれるということなら、それは話は別ですけど。w

だいたい話の流れから想像がつくと思いますけど「黄色魔術オリエンタルガール」の登場人物、ミニス=トゥリーことオリエンタルガールはまさにそのわたくしの妄想と想像の産物、謎のキャラクターに極めて近かった。っていうかそのものです。初めて読んだ時は衝撃でしたよ。前述の通り、貧弱な記憶力と表現力のせいでどうしても目に見える形で表現することができなかった彼女が、目の前に現れたんですから。w
何度も代替わりして、いろいろな性格・容姿のキャラクターがいたんですけど、オリエンタルガールに出会ってからは彼女が固定メンバーwになりました。
オリエンタルガールの謎めいた得体の知れない感じ、あと妙に丁寧な口調とか、これがわたくしの妄想キャラにドンピシャでありました。妄想キャラは場合によっては格闘することもあるんですけど、「黄色魔術オリエンタルガール」のワイト&ナース戦とか、もう想像の通り。キレの良さを生かしたスピードで決めるスタイルで、1対2にもかかわらず、一瞬でその場を支配する。ちょっとだけピンチもあったりして理想的です。後半になると戦力差が縮まってきて、圧倒的な展開じゃなくなってしまうのがちと残念なところ。それどころかクインに負けるし。w
あれはあれでストーリーの展開やオリエンタルガールの性格をはっきりさせるために必要なイベントですから、納得はできるのですけれど。

まあ歳をとるに従って想像力も衰えるのか、他にかまけることが多くなったせいか、妄想に耽ることも少なくなりまして、「オリエンタルガール」という名前を思い出す機会も少なくなったんですけどね。作品は単行本1冊だして、あとは打ち切りになっちゃったと信じておりましたし、それ以上詮索することもなかったんですけど・・・うっかりネットを検索したら大変なことになったというのは何度も書きました。w

というわけで、わたくしが「黄色魔術オリエンタルガール」にこだわるのは、子供の頃から心の中にいる妄想上の女性とオリエンタルガールが極めて近い性格・見た目だからです。その上、最近の研究によるとストーリーとしても奥が深い作品であることがわかってまいりまして、フィーバーの度合いもいや増すという。
まあこの話はうまく伝えられる自信がありませんし、そもそも他人の妄想の話なんて聞いてもつまらないでしょうし、こいつはそういうことを考えているヤツなんだ、ぐらいに思っておいていただけると幸いです。w

図はクイン戦どころじゃない凄惨な戦い、強化フローリアンとの最終決戦で一発逆転の2段変身を決めたオリエンタルガール。クインには殺す気はありませんでしたけど、フローリアンは明確な殺意をもって襲ってきます。まさに命がけの戦い。
右上はそのフローリアン、右下がレイ博士、左下はレズビオナ。それぞれの表情が興味深い。予想外の出来事に焦るフローリアン、何かを期待していてその期待どおりだったのか、安堵の表情のレイ博士。レズビオナはどうなんでしょう。
クイン戦以降、苦戦が続き、それどころかイロイロとやられっぱなしだったオリエンタルガールですけど、ついに心身ともに最強になって復活の図。スーパーヒロインはこうでなくちゃ。w
by namatee_namatee | 2016-07-26 22:02 | diary? | Comments(4)

社会復帰は大丈夫なのか。>優

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休み明けはネタが(ry

「黄色魔術オリエンタルガール」ネタではありますけれども、ちょっと趣向を変えてこの図。
これは「COMICパピポ」1993年11月号に掲載された「黄色魔術オリエンタルガール」Vol.11(第11話)の前のページにあるコミックスのお知らせ。
・・・それオリエンタルガールじゃなくて、優が変身した通称(わたくしがそう呼んでいるだけ)「オリエンタルガール2号」だけどね。w
煽り文句に「ハデハデ衣装の美女戦士オリエンタルガール様」とかありますが、実際に読んでみると特にそういう印象はありません。「オリエンタルガール様」と呼ぶのは優だけだし、オリエンタルガールはとても強いのにそれに見あった身分というか立場がありません。薄幸といっても良い印象。かわいそう。(汗
ハデハデといえば確かに異様なコスチュームではありますけれども、セクシーな場面ではあっさり全裸になっちゃうので、コスチュームがセクシーかどうかはあまり意味がないですね。

「黄色魔術オリエンタルガール」には男性が欠片も出てまいりません。登場人物は全て女性。そしてレズビオナを中心に関係を持っている。登場人物のほとんどはいわゆる「LGBT」という概念に属する人々、そのなかでもレズビアンですね。クールビューティーな(そして薄幸な)メインヒロインのオリエンタルガールも、その中の人のミニスも、マッドサイエンティストのレイ博士もレズビアンでございます。ミニスはレイ博士を愛しているとのことですから、オリエンタルガールとしての任務の合間に2人であんなことやこんなことを(ry
いやぁ、たぶんそういうことはなかったのでしょう。ミニスが一方的に近いかたちでレイ博士を慕っていただけかと思われます。
クインに敗北してしまったオリエンタルガールはレズビオナに陵辱されるわけですけど、レイ博士はレズビオナを愛しているということなので、間一人とばして大元と願いがかなったようなもので、実はまんざらでもなかった(ry
そういう問題じゃない。w

問題は優ですよ、優。w
オリエンタルガールに思いを寄せているのは間違いありませんけど、それはどういうレベルでの好意なのか。危うくレズビオナに犯されそうになったりしてますけど、かろうじて貞操は守られております。最後の場面ではオリエンタルガールに告白する間もなく、キスされて眠らされちゃいますし(これ、よく考えると便利な技だ。)、優がどこまでオリエンタルガールとの関係を進めたかったのかは永遠の謎。
そして事件が一件落着したのち、優の通常の世界での性的指向はどうなったのか?
おそらくオリエンタルガールほど強く慕う対象はもう現れないでしょうから、オリエンタルガールのあの姿を心に秘めて生きていくのでしょう。そのうち男性と結婚して娘なんか生まれちゃって、それが2016年だと18歳とかのかつての優と同じ年頃で、その娘がなにかのはずみであのカードを手にしちゃって(ry
ここから先は「ウチのムスメに手を出すな!」と同じノリでございます。w
by namatee_namatee | 2016-07-25 21:45 | book | Comments(6)

Heat Up

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「一線」なんてとっくに超えちまってるわけだが。君も私も。
二線目を超えるといろいろ支えがきかなくなるぞ。二線目ってのは「秩序の破壊」だ。

高橋慶太郎先生の「ヨルムンガンド」第59話「NEW WORLD phase.6」、ジョージ・ブラック NCS欧州課長のセリフより。
ブックマン格好良いよブックマン。
わたくしはブックマンみたいなおっさんに成りたかった。orz

さて気を取り直して。w
図はCOMICパピポ1994年3月号でございます。
はい、ついにやってまいりました。「黄色魔術オリエンタルガール」第13話掲載号。オリエンタルガールvsフローリアンの最終対決前半戦でございます。つまり「黄色魔術オリエンタルガール」のクライマックス。

闘いの推移はレスでいただいた情報のとおりですけど、いくつか追加項目があります。
まずオリエンタルガールの技。「黄色魔術 サウザンド・ナイブズ(千のナイフ)」に加えて次の2つ。

「黄色魔術 シムーン(灼熱風)」
「集中環」+「東風」

「黄色魔術 サウザンド・ナイブズ」
クエスの「ソリッドエア」に似た感じですけど、扇子から炎の塊というか機関砲の弾のようなものが飛んでいく。音も「キュドドドド」という感じで「ソリッドエア」より重厚。
「黄色魔術 シムーン」
扇子を振って出す幅の広い火炎のようです。目くらまし的な使い方?
「集中環」+「東風」
これはおそらく別々の技を組み合わせていると思われます。頭に「黄色魔術」とつかないし、「集中環」は右手で出し、「東風」は左手から出してますから。実際の効果としては「黄色魔術 東風」は手加減しない状態だと比較的広い範囲に影響を及ぼすようですけど、これは先に出した「集中環」によって「東風」を狭い範囲に集中するようです。

「黄色魔術 サウザンド・ナイブズ」は閉じた扇子から、「黄色魔術 シムーン(灼熱風)」は開いた扇子から出すようです。そう、この戦闘では再びオリエンタルガールのトレードマークの扇子が活躍するんですよ。すごく嬉しい。w
上記の追加事項はこちらにも追加しておきます。

戦闘の経緯は、一つ前の第12話が未だにないので、不明な点があります。この場の登場人物は
・オリエンタルガール(ミニスから変身済み)
・優
・レイ博士
・レズビオナ
・フローリアン
・クイン(描写されていないけど、最終話では居るので)
・スキニー(クインと同様。12話が読めていない状態&詳細な描写がないので推測)
・ザミア(クインと同様。12話が読めていない状態&詳細な描写がないので推測)

会話から推測すると、オリエンタルガールが戦う理由やシステムは全員に明らかになっているようです。オリエンタルガールがレイ博士のために戦うのは第11話であきらかになっておりますけど、ここでは「レイ様が愛する人を守る・・・」と出てまいりますので、第12話で何か展開があったのかもしれません。それはつまりレイ博士の「陰謀」の目的に関することだと思うんですけど、現時点ではなんとも言えません。レイ博士の目的は単純にアクトレスを無効化して、レズビオナを自分だけのものにするということだけではなかったのかもしれません。

冒頭はオリエンタルガールの攻勢。「黄色魔術 シムーン」→「黄色魔術 サウザンド・ナイブズ」とつなげ、さらに「集中環」+「東風」とたたみかけます。「隙を見せたらダメだ 一気にいく!」と。
残念ながら強化フローリアンはこれらの技を全てしのぐorかわす。そしてオリエンタルガールの扇子を奪って投げつけます。さらに飛ばした扇子を念術で操り、それに気をとられたオリエンタルガールの隙をついて一気に接近。「遅すぎるわ」と左足で思いっきり蹴り上げ、戻ってきた扇子で殴る。

・・・最高だ。(感涙
覚えておられますでしょうか。第2話でオリエンタルガールに一蹴されるフローリアンは扇子に翻弄されて敗北します。超硬維のスリングを全て弾かれて動揺したところを一気に踏み込まれ、扇子で一撃されて戦闘不能になります。この第13話ではそれが逆転して起きるんですよ。かつてやられたフローリアンが同じことをオリエンタルガールにやり返す。このシンメトリー感とでもいうのか、細かいところがちゃんと繋がっている感じ。素晴らしい。>完顔阿骨打先生

これで形勢が逆転します。オリエンタルガールはフローリアンにされるがまま。殴る蹴る。
フローリアン「あきれたわ!こんな奴に私は負けたのか!?」
これもたまりません。この復讐の執念と優勢な立場での怒り。最高です。
そして強力な気を叩きつけられてダウン、意識が遠くなりつつあるオリエンタルガールの首を右手で締め付けて吊るし上げながら
「このあと優と戦ってナンバーワンを決めるわ 優は私には邪魔でしかないからね 殺すわ すぐ あなたのそばへいくわよ だから安心して死になさい オリエンタルガール」
フローリアン、本当に最高だ。

戦っている2人以外はなにをしているのか。
劣勢に陥ったオリエンタルガールを見て優が飛び出そうとする。それをレズビオナが制止して「行って何ができるの?」と。そこへレイ博士が「今 ミニスが戦っているのは私のためじゃないわ」「優・・・助けてあげて ミニスを助けてあげて・・・」
首を締められて意識が遠のきつつあるオリエンタルガールは自分の使命について考えている。「レイ様とレイ様が愛する人を守る・・・それだけ?・・・」
優の「助けるって・・・どうしたら」にレイ博士が「しっかりして!(ry 彼女は・・・あなたを・・・あなたを守るために・・・優!!」と気合を入れます。優が気を取り直したところで上に書いたフローリアンの「このあと優と戦って(ry」とつながります。
レイ博士の「優!!」に意識が薄れつつあるオリエンタルガールが反応し、「優ちゃんを守らなければ・・・」とついに自分の本当の使命にたどり着いた時、フローリアンの左手からトドメの例の「気」のようなものが・・・
「いやあああああああ」と叫ぶ優の声が響いた瞬間、苦痛に閉じられていたオリエンタルガールの目がパチッと開き、2段目の変身が始まります。

2段変身後のオリエンタルガールは優のオリエンタルガール2号並みかそれ以上の戦闘力で、フローリアンの攻撃は全く通じませぬ。まだ自分が優勢だと思っているフローリアンは「この期に及んで悪あがきかっ!もう貴様の相手は飽きたのよ!!」と必殺の気を放ちますけど、あっさり弾かれてしまいます。フローリアン、呆然。オリエンタルガールもフローリアンも、アクトレスの戦いはそうこなくっちゃ。w

7/26追記:
この因縁の2人の対決は、異常な強化で優勢にたったフローリアンの極悪な攻めと、そのフローリアン以上に強化される後期型オリエンタルガールの圧倒的な強さ、この正邪のコントラストがたまりません。単なる一発逆転ではない。オリエンタルガールの格好よさが存分に表現されております。惜しむらくはもう少しフローリアンを追いつめてからトドメを刺してほしいところですかね。w

しかもこの時、オリエンタルガールは防御態勢ではないようで、レイ博士のいう「未完成(テストタイプ)の超高度黄色魔術」、例の「M16」を出す「型」を作っている時です。にもかかわらず、フローリアンの必殺の一撃を弾いてしまいます。隔絶した戦闘力。
次の第14話でかろうじて「M16」を凌いだフローリアンの気の一撃はオリエンタルガールに軽微な傷を負わせてますから、「M16」は放った方もくらった方も多大なダメージがあるということでしょう。そして「M16」はやはりフローリアンの「崩壊」の決め手になったんでしょう。

最強、ナンバーワンにこだわるフローリアン、最強のアクトレスであるオリエンタルガール・・・オリエンタルガール自身は「最強」にこだわりはないように見えますけど、読んでるこっちは拘るんじゃい。w
わたくしは「最強のアクトレス オリエンタルガール」、これに萌えているわけですからね。前に書きました通り、オリエンタルガールに欠けているのは戦うことについての確固たる意義であります。第11話でそれを意識する萌芽があって条件は揃い、未だ内容不明な第12話で優からの「約束」があり、この第13話でついにたどり着く、と。そういう流れなのでしょう。
目的の見えない虚しい戦いから脱し、自分を想ってくれる優という存在を得て心身ともに最強となったオリエンタルガール・・・実はわたくしとしては何かが欠けていて危うい感じのある、初期のオリエンタルガールの方が萌えるんですけどね。w

なんていうか、この最強とか能力の差とか、絶対的な差があってその差は埋まらない。大体はそうなんですけど、「気」や「念術」という概念があるこの世界では、その絶対的な差をひっくり返す要素として「想い」とか「意義」とかがある。この「黄色魔術オリエンタルガール」にはそれがテーマとして貫かれております。この最後の戦いでは今までそれがなかったためにクインに負けたオリエンタルガールが、今度は戦うことの意味・意義をやっと手に入れてクインをはるかに上回る最強の敵をやっつける。ここもクイン戦と対になっているのでしょう。
やっぱり奥が深いストーリーなんですよ。>黄色魔術オリエンタルガール

第10話と11話、そして最終話を読んだ時点で推測したのとほぼ同じ展開でした。レスで情報をいただきましたけど、それ以前にたてた推論からもさほど遠くない。それどころか、単行本しか読んでいない段階でもこの展開は予想できておりました。さすがわたくし。w
じゃなくて、これは細部まで筋の通った設定で描き込んだ完顔阿骨打先生の手腕によるものです。こうなるはずだ、というところは間違いなくそうなっている。だから読んだことがない部分があっても推測でき、しかも大きく外れてはいない。こんなにわたくしの思考とシンクロしている作品は他に見当たりません。「ヨコハマ買い出し紀行」と違うのはこの点です。「ヨコハマ買い出し紀行」はどうにでも取れる部分が多く結論がでない。その点、「黄色魔術オリエンタルガール」はわたくしの想像通りに話が進んでいきます。前に書いた完顔阿骨打先生とわたくしのセンスに共通するものを感じる所以であります。

・・・エロ漫画のはずなのに後半のクライマックスではエロ要素がほとんどない。レズビオナにオリエンタルガールが陵辱される意味とて、この話の展開でレズビオナすらオリエンタルガール側というか、守るべき対象ということになってしまうと、そのエロさも薄れてしまいます。それは必然的な流れではありますけれども、当時、この作品を読んだであろう方々の期待通りではなかった。おそらく多くの読者はこのテーマならもっと単純なストーリーを望んだのではないでしょうか。

当時、新進気鋭だった作者がそのセンスと恐るべき執念で描き込んだ作品だと思います。>黄色魔術オリエンタルガール
残念ながら(わたくしも含めて)大多数の読者は連載当時はその意図を読み取ることができませんでした。それが不人気につながったのだと思います。20年以上の時を経て、「黄色魔術オリエンタルガール」のその真髄を垣間見ることができたのは、時すでに遅しとはいえ無常の喜びでございます。

と綺麗にまとめた風を装って。w
この1冊を手に入れるためにはらった犠牲のことを書かないわけにはまいりません。某オークションで落札いたしましたけれども、実はこれ以外に「COMICパピポ」「COMIC快楽天」他合計33冊のセットございました。w
出品の趣旨は平野耕太先生の単行本未収録作品でして、それにはわたくしは全く興味がありませんので、他の32冊は完全に豚に真珠状態でございます。金額については申し上げたくありません。1冊あたりの単価は3千円を超えております。w

「一線」なんてとっくに超えちまってるわけだが(ry
でも、今、感じている満足感はそんな金額には換えられない清々しさ。また今晩も寝られなそう。w
まだ後半を書いてませんけど、わたくしがここまで「オリエンタルガール」にこだわるのはなぜか、そのエントリーに書くことがまた増えてしまいました。

残るは1994年1月号でございます。出るかなー。
by namatee_namatee | 2016-07-23 16:25 | book | Comments(13)