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脈絡無い

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オペアンプの音の質について、わたくしにとってはイヤフォン・ヘッドフォンの師匠のような方、べるがも氏の意見を聞いたところ、師はMUSES01のような高域の解像度が高いオペアンプを好むとのこと。

翻ってわたくしの嗜好となると・・・例えばシングル版の「1番星 ~君のいない夜に~」です。聴ける環境の人は聴いてみて欲しいんですが、この曲は椎名さんにしては珍しくw落ち着いた楽曲ではあります。でも、そこは椎名さんなのでギターとドラム、あとベース(実はわたくしはベースをうまく聴き分けることが出来ないんですけど。)がビシっとエッジの立ったとでもいうか、楽曲の優しいイメージからいくとちょっと過剰気味に鋭いんですよ。優しいボーカルと歌詞とは対照的。
こういう曲を聴くと、椎名さんのセンスってすごいと思うんですよね。とても優しい曲だけど、ずっと前から続いて来たギターサウンドへの憧れとでもいうか、傾倒ぶりが生きているのが伝わる。はるか昔の楽曲からの連続性がちゃんと感じられるんですよ。
だから一曲ハマるとずっと前のも今のも好きになっちゃうんだと思います。本当にすごい。

それはそれ。w
「1番星 ~君のいない夜に~」を可能な限り美しく再現しようとなると、まず第一に椎名さんのボーカルをなんとかしなければなりません。わずかにかすれた、思っているよりは低くも高くもないところに芯のあるあの声を過不足無く再現できること。椎名さんの歌は特に語尾とでもいうんでしょうか、センテンスの最後の音が微妙に変化するのが特徴だと思います。単純に棒で伸ばして終らないとでもいうんですかね。音の高低の変化だけじゃなくて、息を抜いたように歌うこともあるし、ちゃんと締めて歌うこともある。この変化が歌に表情を与えている。あとブレスかな。これも微妙に強調したり抑えたり、曲によって使い分けてます。

椎名さんの歌声は普通に話しているときの印象から、一見、甲高くて細く感じるんですが(そういう一面もあるのは認めます。)実際は太いんですよ。あの絶対的には高いのに太い声そのものが椎名さんの魅力なのだ。
それを美しく聴かせるのはどんな傾向のイヤフォンやアンプが良いのか、というお話。

では楽器の方はどうなるかというと、ギターの音は比較的低いところを使っていると思います。実は知識が無くてわからないんですが、椎名さんの歌声と被らない、わずかに低い音を出しているように感じます。ベースやドラムはもちろんずっと低い音。これらを椎名さんの歌声同様、芯のあるずっしりとした雰囲気で再現できること。

暫定ですがわたくしが出した結論はアンプはFOSTEX HP-A4+OPA627BP、イヤフォンはAKG Q701あるいはEtymotic Research ER-4Sでした。
もちろん、これはわたくしが試せる範囲での組み合わせですので、他にもっと良いセッティングがある可能性は十二分にあります。

アンプについては、どちらかというと低音を力強く再生する方に長けた組み合わせだと思います。OPA627は高性能なオペアンプですので、解像度は高いし低いところから高い方まで満遍なく高精度な再現をすると思いますが、それでも今流行の高解像度優先でやたらに高い音を強調するというよりは、低い音を力強く再現する方向だと思います。

それに対して、ヘッドフォンのQ701は明らかに中高音を美しく鳴らすのに長けた性格。ヘッドフォンなので低い方もちゃんと出ますし、音場も広いんでバランスは良いと思いますが、全体としては華麗な高音を聴かせるタイプ・・・のはず。
Etymotic Research ER-4Sは言わずと知れた超高解像度イヤフォン。巷では低域が弱いと言われてますが、そんなこともないんですよ。確かに低音は少なめなんですが、高い方が耳に刺さったりしないので大音量にできる。そうすると低音も十分なだけ聴けます。w

そういったヘッドフォンやイヤフォンとHP-A4+OPA627BPの組み合わせはそれぞれがうまくバランスをとりあって実に生々しい音になるんですよ。一聴して「ああ、良い音だ。」とわかるとでも言いますか。ただし椎名さん限定。w
大してお金もかけていないんですけど、これだけ鳴れば満足です。いろいろ回り道したけど、無駄ではないんだなぁ、と。

というわけで、前置きはこのぐらいにして。
例の「20years of legend」についていくつか小ネタ。
まず誤植?誤植どころの騒ぎじゃないぞ、作り直せ!とでも言いたくなるようなミス。「PRECIOUS GARDEN」の楽曲リストがまるっと「Face to Face」のものになってます。これはお粗末。orz
お次は「Shiena」の発売が84年8月となっている。ご丁寧にも太文字で。w
あとは「PRECIOUS GARDEN」のタイトルの「軌跡」。これは「奇跡」じゃないかな。「軌跡」でも意味は通らなくもないので、もしかしたら誤植ではないのかも知れませんが、ちょっと違和感を感じます。
他にもあるのかも知れませんが、ざっと目を通したところではこんな感じ。しっかりしてくださいよ。>音楽専科社さん

他に気になるところとしては写真ですかね。グラビアというんですか、椎名さんの写真。美しく撮れているし衣装もいかにも椎名さんらしくて好ましいんですが、ちょっと+方向の露出補正が過ぎやしませんかね。
女性のポートレイトでは色白に写るように+の補正をするのは知ってますが、これはちょっと飛ばし過ぎな気がします。もう少しアンダーでも椎名さんの美しさが損なわれる心配はないと思うんですけどね。
いやしかし足綺麗だな、この人。太すぎず細すぎず。これで2回目の成人式ってすごいですね。(汗
ページを嘗めたりはしませんが、さするぐらいはしたくなりますね。

そういえば先日の「みたいラジオ」で「HIT IN THE USA」by BEAT CRUSADERSという曲がかかりましてね。これが最近わたくしの中で赤丸急上昇(死語)の「レスキューミー!(シングルver)」の元ネタかと。あのずっと同じフレーズを積み上げてく、幾何学的な楽曲はこれが元なんだ!ってね。比べると「レスキューミー!(シングルver)」は軽めに仕上げてあるのが興味深い。
なんだったら、つづけて「レスキューミー!(シングルver)」をかけてくれれば良かったのに。w

といった感じで、実はネタ切れで脈絡も無いと(ry
by namatee_namatee | 2014-09-30 21:05 | book | Comments(19)

失われたもの

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ダメだ、風邪ひいた。orz
仕事休んで寝てました。いやなに特に熱があるとかではないんですが、やる気が全く起きなかったもんで。w
会社行ってもこの時期はどうせやること無い(ry

ありゃ。
最近なにげなく購入した同人誌の「空をあきらめないで。」by ルート・ヴィーナス。表紙見て「ヨコハマ買い出し紀行」関連かと思って買ったら椎名さんの本でした。w
イラストもありますが、ライブのレポやシングル・アルバムについての文章も多く、意外に読み応えがありますね。
1996年12月28日発行ですので、椎名さんの歴史としてはまだ初期の頃になりますなぁ。歌い手さんとしてはどちらかというとまだマイナーな存在で、これからノシていく時代ですが、次第にノリ優先な楽曲が増えていく時期にもあたり、ファンのとまどいみたいなものが文章に表れていて興味深い。
バンドの音が大き過ぎて椎名さんの歌声が聞こえない、「ロックバンドのコンサートじゃないんだから(ry」という表現があって、なんとなくですが、後の騒動の芽がここら辺にあるのかな、などと思いました。

当の本人の椎名さんが、そのロックの方へすっ飛んでいっちゃうんですからね。まあイロイロ大変だったでしょうね。アルバムでいくと「No Make Girl」から「with a will」の頃ですけど、この2枚のアルバムの間は結構間がある(1年2ヶ月)のと同時に、音楽としては激変していると感じるので、当時のファンの戸惑いは理解できます。さらに追い討ちをかけるように1998年初頭には「Baby blue eyes」がリリースされます。その間には伝説の「武道館コンサート」もある、といった感じで、今とは比べ物にならないぐらいの変化の早さです。
さらに1999年には「Face to Face」・・・このアルバムに溢れるスピード感、今もってなお驚嘆をもって語るに足る劇的な楽曲群は、「Respiration」や「No Make Girl」から「with a will」への変化に戸惑いを覚えていたファンには相当なインパクトだったんじゃないかと思います。
「空想メトロ」や「恋のレースクィーン」と「fly away」や「抱きしめて」、「invisible」の間には年月の経過以上の断絶があるのだ。それは楽曲だけでなく、椎名さんの歌やライブでのバンドの演奏でも表れていた、ということでしょうねぇ。

今でもいわゆる「アコースティック」と呼ばれるジャンル?椎名さんがそういうんですが、それが正式なジャンルというものなのかどうかわかりませんが、椎名さんの楽曲の中で「アコースティック」と呼ばれ、ライブでは「アコースティックコーナー」などというときに演奏される楽曲、例えば「あなたの名前」「せつない笑顔」とかには当時の面影が色濃く残っていると感じます。まあ当時の楽曲なんで当然なんですけど。w
いやそれでも1996年当時とはケタ違いの歌唱力で歌われるこれらの楽曲を聴くと、改めて当時のファンがこれらに代表される初期の「椎名へきるらしさ」に拘ったのがわかるような気もしますね。
個人的にはもっと後のド派手な楽曲を好むわたくしでも「アコースティック限定のライブやっても良いんじゃないか?」と思うぐらい良いんですよ。椎名さんの歌にあまり良い印象を持っていない方もこの「アコースティック」を聴かせれば印象が変わる可能性が高い。声優だのなんだの、そういうノイズに関係無しに、ひとりの女性ボーカリストとして掛け値無しの一流だと思います。

残念ながら椎名さんの楽曲の主流は、そういった「アコースティック」な楽曲とは違う方向へ進んでしまい、比較的穏やかというか、バラード的?うまく表現できませんが激しくない楽曲であっても、かつての雰囲気は無くなってしまいました。本人がそれを望んだんだから仕方ないんですが、ちょっと惜しい気がしなくもないですね。

・・・いや、言ってみただけですけどね。w
わたしゃ「Jumping Slash」や「ロックンロール・ラブレター」をはじめとする後先考えないノリ一辺倒の派手な楽曲や「SNOW fall」とか「BLACK MONEY」みたいなマイナーロック?の方が好きですから。
by namatee_namatee | 2014-09-29 20:56 | music | Comments(22)

こうですかわかりません

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久々に登場。トレポンM6A2の図。

元々はM16A4にするつもりで買った、このトレポンM16A2ですが、周りの誰に聞いても「M16A2のままが良い。」と言われましてね。
わたくしとしては理想的なスタイルのAR-15といえば、フルサイズバレルに長いレールのついたM16A4なわけですが、実際のところ、それは見た目が好きなだけでしてね。w
実戦(サバゲの)では長いからと言って射程がとれるとかよく当るとか、特別な利点はありません。今や初速の上限が決まってますので、固いスプリングが馬鹿力で弾を押し出すのを長いバレルで加速する必要もありませんしねぇ。

もっともサバゲ用として短い鉄砲が有利とされる風潮にはそれはそれで疑問も感じなくはないですけどね。短いと確かに取り回しは良いんですけど、そんなに激しく銃を動かすような状況では自分も敵も同様に激しく機動しているので、もとより当たらないんですよ。なので特に有利ということもない。当たらなければどうということも無いんですからね。w
あと短い鉄砲だと、一見、バリケに張りついたときに楽そうに見えますでしょ。でもそれが罠だったりする。長い鉄砲より楽にバリケにべったりと張り付けちゃうのは確かですが、これまた実際の戦闘の時にはそんなにバリケに張り付いてしまうのは、その時点でもう負けのようなもんです。だって反撃できませんもの。w
正しくは、バリケから少し距離を取って敵の弾筋を外す。そうなると鉄砲の長さってあまり関係ないんですよ。長過ぎるのもアレですけど、特に極端に短い必要はないと思います。まあ14.5inのM4A1あたりが扱いやすい長さなんじゃないかと思いますね。

あと短い鉄砲はプロポーションに癖がある分、正しく構え辛い傾向を感じます。近代的なサバゲ用のエアガンはもれなくHopUpシステムが搭載されていますので、銃が傾むくと弾道が変わってしまうんですよね。
なので可能な限り、地面に対して垂直に保持する必要があるんですが、短くて構成に無理があるような鉄砲だと、その姿勢を自然にとることが難しかったりします。これは幅のある固定ストックでピストルグリップの鉄砲が楽だと思いますね。要するにM16とかAK47(or 74)ですな。

あとサイティングについてもちょっと注文があります。前述のバリケに接近した状態での戦闘の場合、銃眼みたいなところか敵を狙って撃つことが多いんですが、そういうときにバレルとサイティングデバイスの高さ(パララックスと言いましたっけ?)に差がある銃は使い辛いんです。銃眼を弾道が通るようにすると、ダットの視野がバリケに遮られてしまう。
基本的に直銃床の鉄砲はパララックスが大きめで、M16の場合だとフラットトップのM16A4ならダットサイトの位置は許容範囲ですけど、キャリハンが固定のM16A2の場合、そのキャリハンの上にダットサイトとなるとちとパララックスが大きすぎると感じます。同時に重心も上がるせいで、前述の銃の傾きに関しても落ち着きが薄れてシビアになりますし。

先日の長野の廃山荘で行われたゲームのような場合、一見、P90とかって取り回しが良くて有利に見えますでしょ?
でも実はそうでもないんですよ。ああいう場所では比較的交戦距離が短いので、前述のパララックスが問題になります。わたくしの場合、戦闘用の鉄砲は35mぐらいでゼロインしてあるんですが、そのセッティングだと距離によっては狙ったところからズレて着弾します。それはもう弾道の基本なので仕方ないんで、勘と弾道を見ながら補正するんですけど、その補正の元データとしてある程度はダットの赤い点も参考にします。
その時に、パララックスが大きいと補正がし辛いんですよね。おまけにお互いほんのわずかしか身をさらさないので、思っているよりも精密な射撃技術が必要、さらにさらに交戦時間も短いのでさっと狙ってさっと撃たなければならないときたもんだ。
そんなときには、やっぱり身体に馴染んだ鉄砲が扱いやすいんですよ。いくらP90が人間工学的にすぐれたレイアウトとプロポーションだといっても、オーソドックスとは言いがたく、どうしても馴染めないんですよね。

といったわけで、トレポンM16A2のマウントを低いものに換えてみた図。なんていうマウントなのか良くわかりませんが、このようにするとダットの搭載位置はかなり低くでき、また前方に追いやれるので近接戦闘時にも狙いやすいです。見た目もなんか仰々しくて素敵。w
欠点はちょっと重いことですかね。もとより重たいトレポンM16A2がさらに重たくなってしまいました。(汗

そろそろ虫の類も減って来たでしょうし、森の中のゲームがしたくなってきましたねぇ。>誰と無く
by namatee_namatee | 2014-09-28 19:08 | survival game | Comments(4)

みんなが思っているよりもずっと骨太な人。>椎名さん

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ウチの嫁が突然脈絡も無く「Dream Theater」と「Slipknot」のCDを借りて来たぞ。なんだ、どうしろってんだ。w
・・・ちょ。「Slipknot」格好良いじゃん。w
「Dream Theater」もそうですけど、なんていうか物騒な感じがたまりません。

っていうか、何か誤解があるような。わたくしは椎名さんの音楽を理解するためにHR/HMについて概論的にチェックしているのであって、そっちにどっぷりはまりたいわけではないんですけどね。確かに聴いていて、他のジャンルよりは心にグッサリと響きますが、やっぱり歌声が野郎の声だとのめり込んでしまうほどにはならないですね。あと歌詞が外国語ってのも未だ抵抗がありますな。

さて本題。
先日来、gdgdとネタにしている椎名さんの「20years of legend」という書籍について。ネタの持って行き方に苦慮してレスで小出しにしたせいで、どうにもまとめ辛くなってしまいましたが、いつまでも放って置くわけにも行きませんので無理矢理まとめます。w

ある意味予想通り。
はるか前に書いたんですが、椎名さんという人は基本的に変なゴマカシというか、ややこしい情報の撹乱とでもいうのか、意図的な嘘はつかない、もしくはつけない人のように見えます。これは明らかになっている事実と「HEKIRU FILE」などに記載されている本人の記述をつき合わせて得たことなので、わたくしの一方的な思い入れというわけでもないです。
どうしても嘘をつかなければならないようなことについては、あえて触れない、語らないというスタンスのようですね。
単純というのも変なんですが、ストレートで癖の無い身の処し方だと思います。なのでなおさら、一時期あったあることないことをネタにしたバッシングもどきに腹が立つんですよね。

さて、そういう椎名さんが自身のアルバムについてインタビューに答えたというのが、この「20years of legend」という書籍の内容になります。

一般的に「椎名へきる」という人のイメージってどんななんだろ?
「1990年代後半に第なん次声優ブームとかで出てきた、歌歌ってアルバム出したりライブやったりする新しいタイプの声優さん、でも最近みかけないね。もう結婚して引退しちゃった?」みたいな感じですかね。もう少し突っ込むと「歌もルックスも中途半端。だからあっという間に居なくなった。」とか「アーティスト宣言で声オタに嫌われた。」とか。
それらは確かに一面ではありますが、本質的には椎名さんという人を顕しては居ないんですよ、これが。

椎名さんに限らず、誰かを言葉や文章で表現しようとするには、要約した簡単な数語で顕すことはできないんですよ。様々な事情、状況、関係する人々や組織、調査が進んでいくと新たな事実と言うか要素とか関係が次々と出てまいります。それはかなりの分量がある上に判断に迷うような曖昧な要素を含んでおり、どう判断して良いかが悩みどころ。

わたくしは未だに決定的にこうだ!と普遍的な短い言葉でまとめることが出来ないでいます。>椎名さん
「そんな、椎名へきるごときで。w」と言われるかも知れませんが、資料を貸してやるからお前やってみろと言いたい。どうせ出来ないんですよ。こういうことは外野から適当なことを言うのは簡単です。だがしかし、実際にやってみればその奥の深さがわかる。やってみたかどうか、それこそが重要で、その線を踏み越えたものしか得られない権利ってのものがあるんですよ。w

わたくしの人生で、これほど興味をもった人は他にいませんね。自分とか嫁さんとかを含めても、ここまでいろいろ知りたいと思った人は居ません。

断片的ですが、普遍的な短めの言葉で表せる部分としては、椎名さんという人はそのイメージとは違って、音楽については相当な知識とこだわりをもった人であり、その点に関してはオタクであるということ。
追究した音楽はアイドル声優というイメージとは全く裏腹なものだったということ。これは人によっては認め辛いことなのかもしれません。声優ごときと下に見ておけば心の安寧を得られる人も居るかも知れませんしね。w

話をもどすと、この「20years of legend」には2014年現在の視点から椎名さんが自分のアルバムについて語っているわけですが、その内容についてはまあ予想通りといったところ。語られていたことは「HEKIRU FILE」やその他の書籍・webの情報、そしてなによりデビュー当時から熱心なファンの方々に聞いたお話を総合してわたくしが組み立てた、上に書いたようなイメージから大きく離れたものではありませんでした。

いくつか、改めてなるほどなと思ったことがありまして。それは楽曲制作の進め方みたいなものについて。ちょっと前に書きましたが、椎名さんの楽曲制作は椎名さん自身が取り仕切っているわけではなく、楽曲のプロデューサー、作曲する人、作詞の人、アレンジの人とそれぞれスタッフが居る。そういうことは初期はとにかく、今だったら椎名さん自身で全部出来ちゃうんじゃないのと思うんですが、そういうことはしないんですね。
それぞれの専門家に要望を伝えて発注(はっきり発注と言いました。)して、出来上がったのがあの楽曲なわけです。要望を伝えることは伝えるでしょうが、それを誰に依頼するかってのがむしろ肝心なはずで、そこら辺を実に巧みにこなしているのが印象的。少なくともこの書籍の中で語られている範囲では、どのアルバムも本人の意思に添った出来であるということのようです。まあ実際はいろいろあるでしょうけど。(汗

沢山の人名がでてくるんですが、そこら辺はわたくしのもっとも不得意とするジャンルですので、今後も研究が必要ですが、依頼した方々に良い仕事をしてもらって、それが後々の繋がりになっていく様子は実に興味深い。大きなヒットも無く、TVなどの露出が多いわけでもない、そんな椎名さんが20年も現役で、バンドのメンバーやスタッフもその道では一流な方々なのは、椎名さんのそういう人脈とか人徳みたいなものがあるんだろうなと納得した次第であります。

ふと思いついたことがあります。この手の書籍はアーティストとしての椎名さんのものしかないんですよ。声優としての足跡を記したものはない。これはわたくしが主張する「椎名へきるはアーティストであって、すでに声優という枠組みでは語れない。」という論の証左ではないかと。本人は声優だと言ってますし、わたくしもそれを否定するものではありませんが、実質的には皮肉にも「アーティスト宣言」に象徴される通り、やはり本質としては声優よりミュージシャンに重きを置いているのだろうなぁ、と思いますね。

キリが無いので結論めいたことを申し上げますと、椎名へきるという人は「良い時代に良い人に出会って自分を表現する機会に恵まれた、実に運の良い人」ということになると思います。本当に羨ましい。

写真は椎名つながりで購入した日本酒。椎名酒造店の「富久心」純米吟醸でございます。隣は言わずと知れた「撃破率120%」。w
椎名酒造店は実はわたくしの住む南東北(本当は北関東)の納豆の国の北部にあります。とても小さい酒蔵だそうですよ。ラベルは一枚一枚手書きだそうです。
先ほど飲んでみましたが、これは実に日本酒らしい日本酒で、がっしりと味わい深いお酒でした。見た目と違って軽快な「撃破率120%」とは対照的。
これは四合瓶という奴ですが、嫁さんと2人で空けましたらば、けっこう酔っぱらいましたね。今週は早番で朝早かったからなぁ。嫁さんはつぶれてテーブルに突っ伏して寝てます。w
by namatee_namatee | 2014-09-27 22:47 | music | Comments(32)

モロ被り。orz

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逃げ場無し。

先頃発売になった椎名さんの書籍「20years of legend」、いくつかの購入方法があるのは先日も書きました。大元の音楽専科社、アニメイト、ゲーマーズ、HMV、とらのあな、あとどこだっけ?まあ何カ所かから買えるんですよ。
で、特典みたいなものがありまして、それが少しずつ違うのだそうです。先日のネタの時に写っている写真がそれぞれ違うのと、音楽専科社から購入の場合だけは例のシリアルナンバーのカードがつきます。あとは発売記念のトークイベント&お渡し会の参加権(抽選or先着)の応募方法が違う、らしい。らしいってのは良く把握してないからです。w

前回の「HEKIRU FILE2」の時も同様の仕組みでして、椎名さん手書きのシリアルナンバーのカード欲しさに音楽専科社から購入したんですが、思うことはみな同じようで音楽専科社のトークイベント&お渡し会の抽選は競争率が高かったようです。このブログにお見えになっていた方の中で音楽専科社から購入した人はわたくしも含めて全て外れましたからね。(汗

というわけで今回は保険をかけておきました。音楽専科社から購入するのとは他に別なルートでも購入しておくわけですね。まあこの手の書籍は実際に読む用と保存用に2冊ぐらい・・・オタクまっしぐらだな、おい。w
前回の経験と情報からアニメイトかゲーマーズのどちらかから購入しようと思いました。HMVは先着順らしいんで、これが一番簡単かと思いましたが、それはみんな同じ事を考えるはずなのでパス。ゲーマーズはアカウントの登録したんですが、肝心の「20years of legend」が見つからないという。
といったわけでアニメイト(これは「ヨコハマ買い出し紀行」関連で探し物をしたので既にアカウントを持っていました。)で保険分を購入。さすがに全部の販売元から5冊も6冊も買うほど血迷ってはいません。
いや本物のファンならそうするのかも知れませんし、それを笑うつもりはありません。そういうもんですよ。

応募方法の違いというのはアニメイトの場合は購入しただけでトークイベントの参加権が付与され、勝手に抽選されるんですが、音楽専科社の方は書籍そのものに封入されてくる応募券に必要事項を記入した上で往復はがきに貼付けて送るという、21世紀とは思えない古風な仕組みでして。往復ハガキを買うのなんて人生2回目だよ。で、前回は「HEKIRU FILE2」の時だ。w
これ特設サイトでも作ってエントリーさせれば良いと思うんですが、なにか問題があるんでしょうかね。正直、往復ハガキや応募券に細々と書き込んで間違いの無いように送るってのは神経を使います。

そういったわけで10/3必着、10/6に抽選結果判明の音楽専科社の抽選よりはるかに早くアニメイト分の当落通知がやってまいりました。
結果はご覧の通り「当選」でございます。>パチパチ
わたくしの場合、こういうの当選するのって本当に珍しいんですからね。(汗

問題はイベントの日時が10/11の1x:00からだということです。その日のその時刻は某温泉部のチェックインのタイミングじゃん。orz

某温泉部の頭から参加は絶望的。さーて関東某所から福島県某所まで可能な限り短時間で移動するにはどうしたら良いか。やっぱり新幹線か。東北新幹線なので、この際だからつぼみ嬢の例を見習ってグランクラスにでも乗ってやりましょうか。w

音楽専科社が当選すると、そっちは10/12なので少しは楽・・・今度は某温泉部から関東某所の会場までどうやって移動するかという問題が。どっちにしても逃げ場はありません。
っていうか、両方あたったらもちろん両方行きますよ。w
by namatee_namatee | 2014-09-26 20:58 | music | Comments(14)

完成度高い。>iPhone 6

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ネタが・・・ネタはあるんですけど、まとまりません。w

昨日の今日でセッティング。
というわけで、昨日やってきた仕事用のiPhone 6をいろいろと設定。仕事用のメールが使えるようにしたり、ツイッターとかmixiとか・・・仕事に関係ないじゃんね。w
壁紙も殺風景な宇宙の図だったので、敬愛する椎名さんに換えてみました。ありがちだけど良い感じ。
この爽やかな見た目、このiPhoneをそこら辺に落っことしたら、まさかわたくしのものだとはわからないでしょうなぁ。(棒

左側に写っているのは付属のイヤフォンでございます。おまけの音なんて全く期待してなかったんで、そのまま開封もせず仕舞っちゃおうと思っていたんですが、せっかくなので試聴してみることに。
楽曲は前にiTunesStoreで購入した「HEKIRU SHIINA - SINGLES COLLECTION 1995-2000」を再度ダウンロードして、その中から「風が吹く丘」。これはAACと言われるフォーマット。

これが意外なことに良い感じなんですよ。ちょっとドンシャリなんですけど、現在の一般的な耳の人なら違和感なく良い音だと思うはず。イヤフォンをXBA-10に換えてテストしてみましたが、iPhone 6自体の音が悪くないですね。もっとも自分のHTC HTL22も音の面では引けを取りませんけど。あ、HTL22の方はALACだった。その点を考えると音質についてはやはりiPhone 6の方がやや優勢か。

いやまあ、もう最近のスマホは音楽プレーヤーとしても十分使えるんでしょうなぁ。その上、iPhone 6はとても薄くて角がうまいこと取ってあって持ちやすい。iPod touchに良く似た持ち心地で、これは次のiPod touchがあるかどうかは怪しいですなぁ。(汗

いずれにせよ、iPhone 6付属のイヤフォンは十分使い物になりますね。まずたいていの人はこれがあればわざわざお金だして他のイヤフォンは買いますまい。2,000円ぐらいで買えるイヤフォンよりマシですからね。

ちなみにiPhone 6付属のイヤフォン+iPhone 6で聴くAACの「風が吹く丘」と同じイヤフォン+HTL22で聴くALACの「風が吹く丘」では後者の方が中〜低音の厚みというかパワー感が強いです。ただし、続けて聴けばわかるというレベルであり、単体では気がつかないか、ちょっと違和感を覚える程度で済んじゃう可能性が高いです。
これがHP-A4にQ701だと完全に別モノ。さすがに据え置きは格が違います。

といったかんじで、ネタがまとまるまでの繫ぎのネタでした。w
by namatee_namatee | 2014-09-25 22:07 | audio | Comments(24)

閑話休題

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さてネタが・・・無くはない、どころかイロイロあってどうしたら良いかわからなくなったので閑話休題的なネタで。

会社の携帯電話をiPhone 6に。
わたくしは事務部門専属だったんですが、いつまでも事務員の真似事などしてないで外へ出て営業もやれ!と言われましてね。まあいつまでも一人で事務処理全般をやっているわけにもいかないのは事実。6月にわたくしのサポートの兄ちゃんを採用して、おおよそのところは必要な業務も教え終りましたので、いよいよ来月からは外に出て営業の真似事もすることになりました。

ふっ、わたくしを野に放つとはな。w
ウチの営業は具体的な数値目標なんてないんですぜ。仕事なんかしねーよ。事務所にいる今だってロクに仕事してないのに、監視の目が無くなったら「艦これ」とかネット見て回って遊ぶに決まってるじゃないですか。w
というわけで、タブレットPCでテザリングするのにここはひとつ、スマホといきましょうってね。
で、iPhone 6を調達。これは普通のサイズのiPhone 6で容量は64GBです。音楽関連はiPodがあるので容量はこれで十分。

使い心地よいですねぇ。>iPhone 6
何がどう違うのか、具体的に指摘し辛いんですが、自分用で使っているAndroidのHTL22とは比べ物にならないストレスのなさ。本当になにが違うんだろう?

お次はいつものイヤフォンネタ。
FOSTEX HP-A4のオペアンプをOPA627AUに換えて、なかなかよい感じになったのはすでに書きました。据え置き用ですから基本的にオーバーヘッドのAKG Q701で聴いているんですが、これをER-4Sに換えて見るとどうかという話題。
オリジナルのオペアンプNJMなんとか(失念)にER-4Sの組み合わせだと高音が刺さって聴いていられなかったんですが、OPA627に換えるとこれがちょうど良いぐらいになるんですよ。

いや、ちょうど良いどころじゃない。高域が刺さらないので大音量に出来るおかげで低音も十分、そしてER-4Sならではの超高解像度が引き立って、本当に気が遠くなるような見事な音。イヤフォンですので、Q701のような音場の広さ(これはスピーカーと勘違いするぐらい。)は無いんですが、その分、脳にダイレクトに椎名さんの歌声を流し込まれているような、まるで頭の中を音で切り刻まれているような。さらに言うならば電脳化してDSDとかのデータを脳内でエンコードしているような感じになります。これはすごい。
こと椎名さんの歌声を美しく、緻密に再現するということならばER-4Sに勝るイヤフォンはそう簡単には見つかりますまい。これが20年前から変わらないイヤフォンとは。
10月末に就役予定のCW-L05QDがこれを上回る可能性を秘めているってのが、これまた楽しみで仕方ありません。

「discovery」→「SNOW fall」→「feel for you,beat for me」→「believe」→「Always」→「BLACK MONEY」→「幻想の雪」→「Again -腕の中へ-」→「September RAIN」→「HOWLING」→「FIGHTING BOY」の流れで試聴してみましたが、本当に死にそう。あと泣く。感動して涙が出ます。w

さらに勢い余ってオペアンプをよりハイグレードなOPA627BPに交換するという。このオペアンプは長いエイジングが必要だと言われますが、いや、すぐそのまま良い音ですから。ギターの音とか角がビシっと立っていてたまりません。
なんていいますか、音を言葉にするのはとても難しいんですけど、仮に建物の柱とかの木材だと思っていただくとして、角のところを面取りしますでしょ。普通のオペアンプだとその面取りの角度が甘くて、あちこち広くなったり狭くなったりしている。これがOPA627BPとかMUSES02とかだとピシッと全て揃った幅になっていて、しかも角の部分がすごく鋭い。特にOPA627は容赦なく角が立った音がします。それこそ曲の印象が変わってしまうほどの鋭さ。それでいていたずらに高音が耳に刺さることもないんですよ。さすが伝説のオペアンプ、恐るべし。(汗

写真は新参のiPhone 6とウチにあったそれに似たようなもの。iPod touch 4Gと2G(調べたら初代でした。)かな。4Gはまだ現役で使ってます。2G(調べたら初代(ry)もまだ使えますが容量が16GBなのとiOS 2でちょっと苦しい。でも手に持って一番高級感があるのはこの2G>(調べたら初(ry)なんですけどね。この頃に比べるといろいろとコストダウンされちゃったんだろうなぁ。(汗
by namatee_namatee | 2014-09-24 21:33 | diary? | Comments(8)

続2014年の「夕凪の時代」

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さて本日はお休み。これといってやることもないので、昨日ネタにした「20years of legend」を読み進めます。
これ最初のタイトルは「a period of 20years」となってました。わたくしは英語が不得手ですので「period」っていうと、単純に「終止符」の方を思い浮かべてしまい、もうお終いって意味?と心安らかではなかったんですが、もちろんそういう意味あいではなく「時代」とか「時期」という意味なんでしょう。
改題は誤解を招きやすい(それはそれでなんだかなぁ、という状況ですけど。)と考えられたんでしょうかね。単純に「legend」という言葉の方がふさわしいと考えたのかな。
細かいこと言うと「LEGEND」の方が良かったかな。ツアーのタイトルは「STARTING LEGEND」といっていたはずですし。

と、椎名さんネタと思わせておいて、実は全く違うネタでまいります。
先日来、炎上wしております「ヨコハマ買い出し紀行」の世界観のネタ。そもそもは椎名さんつながりで知己を得たフラフープ氏にわたくしが「ヨコハマ買い出し紀行」をお勧めしたのが始まりでございます。
「ヨコハマ買い出し紀行」はドラマCDやOVAで椎名さんがアルファさんの声を演じてますからね。わたくしとしてはドラマCDの椎名さんの演技は出色の出来だと思っておりますが、フラフープさんに言わせると「許容範囲」というぐらいだそうです。w
思い入れはひとそれぞれですから、その評価にどうこう言うつもりはありません。もとより、わたくしは声優音痴を自認しておりますし。まあそれでも「ヨコハマ買い出し紀行」スレで言われるほどの黒歴史ではないということだけは申し上げておきましょう。w

「ヨコハマ買い出し紀行」は本編からいろいろと想像させられる事の多いお話で、それこそが連載がとっくに終了した2014年現在においても、わたくしが興味をもち続ける理由となっているんですが、それは他の方々にとっても同じようで、フラフープ氏もまんまとその罠にハマってしまったようです。

フラフープ氏からさまざまな謎について、さまざまな質問をいただくので、面倒くさくなった(冗談ですよ?)わたくしは「それなら各自の世界観を披露すればもっと効率的に謎についての考察が進むかもしれません。」と申し上げたんですけど、これがさらに泥沼へはまるキッカケになろうとはあの時は思いもしなかっ(ry

冗談はさておき、どんな作品でも思い入れは人それぞれですし、「ヨコハマ買い出し紀行」のように現実とも架空とも判別のつかない世界のお話で、細々とした事象について考察する場合は観ている世界が人によって全然違うといつまで経っても話が進みません。
世界観そのものは人によってそれぞれで良いと思うんですよ。その人のその世界観のなかで、お題にしている事象の謎の解決というか答えが理にかなっているかを検討するには、その人のその世界観を披露していただかないと、というお話です。

というわけで、フラフープ氏の「ヨコハマ買い出し紀行」の世界をこのブログでネタにさせていただこうということになり、貴重な時間を割いてもらってメールで文章を送っていただきました。
っていうか、これじゃまるで本格的な「ヨコハマ買い出し紀行」のファンサイトみたいじゃないか。w

以下、送っていただいたメールをコピペいたします。見やすいように適当に改行させていただきましたが、文章そのものはオリジナルのままです。

引用開始↓

まず、海水面が上昇した理由としては、僕も自然現象、不可抗力を推します。理由はふきさんと同じで、人々から受ける諦めの印象です。ただ、namateeさんが言われるように、不自然に短期間であることを考え、外的な要因の方向で考えてみました。

宇宙空間には、無数の氷の塊が存在するそうです。それらが流星雨のように南極に飛来したとしたら、どうでしょうか?もちろん、大気圏に突入した氷は、大半は蒸発してしまうでしょうが、地球上の水分子の絶対数が増えれば、最終的には海面の上昇に繋がるはずです。また、その中でも一際巨大な氷塊は、南極大陸激突時に大きな「地震」を起こし、そのまま南極に残り、こちらもジワジワと海面を上昇させることになります(「高潮」)。雹に含まれていた、さまざまな未知のウィルスは、生物の遺伝子に作用し、突然変異や少子化をもたらした。雹の飛来がおさまれば、最終回のようにカフェアルファは無事ですが、また来るかもしれない。「地震」や「高潮」への不安をうっすらと持ち続ける、そんな世界。

次に、戦争について。これらの大きな混乱の中で、戦闘行為もあったと思います。ただし、大規模な戦争や、核の使用はなかったと考えます。その経過は以下で。

一般に、産業が確立した国や地域ほど、社会の仕組みを維持するのにヒト・モノ・カネが必要で、産業構造の変革が難しくなります。人口の減少、気候変動による食糧生産量の急落と、食糧をはじめとした輸入の途絶、これらの要因のために、都市部の住民が農村への「移住」を考えたのではないでしょうか。もちろん、食糧生産の絶対量が不足しているため、都市部の住民間でも争いはあり、最終的に「移住」に成功したのは一部の力のある者だけだった。残りの人たちは、細々と狩猟・採集を始めたものの、養える人数には限度があり、人口は激減した(それでも、戦闘で命を落とすより、森で集落を作り食べ物を探す方が、生き長らえる確率は高かったことでしょう)。大国の光が消えたのは、都市部の住民が移住したことと、その際に(先住民含む)弱者が淘汰されたことによる、という考えです。これら一連の出来事は、後の世の人からは「お祭りのよう」と表現されることになります。ちなみに、核兵器等の使用についても触れておきます。そもそも、この「お祭り」の構図は「国対国」ではなく「都市部対農村」です。農村は大量破壊兵器など所有していないし、都市部も農村を破壊しては意味がないため、それらは使えない。使えないことが分かっているため、大量破壊兵器の存在は、脅しにもならない。結果、戦闘行為そのものは小規模にならざるを得ず、それぞれの地域に妥当な人口が暮らすように、次第に落ち着いていったのではないでしょうか。なお、その後の突然消える町は、単純に急激な少子化とそれに伴う(本当の)移住だと思います。

夕凪の世界観を語る上での重要事項として、ロボットの人開発の経緯と、彼(女)らの社会的位置付けについて、僕の考えをまとめてみます。

まず「地震」前の時点で、すでにロボットは未来の労働力として期待されており、外見と知能については、人間並みに仕上がっていたと思います。その後「地震」「高潮」「お祭り」を経て、その開発目的は人類の疑似存続に変わりました。しかし、すでに後退した技術力では、自律性能や社会性の部分の開発が難しく、研究が停滞してしまいます。また、滅びゆく人類にとっては、少しでも自分達「そのまま」に近い形で残したかったことでしょう。それらを同時に解決する手段として、実在の人間の人格や記憶をコピーすることにしました。記憶を別の物体にコピーすることは、キノコや街灯などの実験ではうまくいかなかったものの、コピー先が精巧な人工知能であれば、コピー後に研修をすれば、すぐに社会に溶け込むことができる、と考えたわけです。もっとも、コピー元の脳にはダメージがあったり死んでしまったりなので、医学部職員でなくとも手放しでは喜べなかったことでしょう。それでも、鶚を飛ばすよりはダイレクトに成果が得られ、(コピー元の)余命いくばくもない薄幸の少女の「見て、歩き、喜びたい」という願いを(間接的にとはいえ)叶えてあげられたので、良しとした。完成体は当然人間臭い。断片的ながら人間の記憶を持ち、人間の生活を引き継ぐ存在なので、人々にもすぐ親しまれたんじゃないでしょうか。現実の世界では、身体の不自由な人や女性への差別の意識の是正に、何世代にもわたる教育が必要なことに比べれば、彼(女)らの社会進出は恵まれていると思います。もっとも、それも彼(女)らの高い適応力のおかげです。新装版第1巻14ページ2コマ目、第10巻39ページ2コマ目など、ロボットの人にとってはデリケートであろう発言、男性(特に高齢者)に特有の「悪意のないセクハラ」に対しても、大人の対応で返してますからね。というわけで、ロボットの人の社会的位置付けとしては、彼(女)らは人間の記憶や人格を引き継いでいることもあり、社会の後継者として一般に受け入れられている、となります。

行政について。前述の「お祭り」を経て、中央政府に該当するものは存在しなくなり、地方都市分立制となりました。現実世界における都道府県ほどの単位で「くに」と称して纏まり、最低限のインフラや教育などを確保していますが、当然福祉などは多く期待できないため、住民同士の連携が強い社会となっています。幸いなことに「お祭り」は数年で収束し、技術的にも政治的にも原始時代に戻るようなことはなかったとはいえ、規模の経済が期待できない田舎にまで、インフラを維持することは困難です。電気水道は、高い耐久性を持つよう設計されているようですが、遠からず有料化もしくは使用不能となるのではないでしょうか。もちろん局所的には、その流れにのらない地域もあります。たまたま高い技術を持った人間が多く集まったり、生産に適した条件が整っていれば、他のくにより多くの余剰が発生し、富が集積するため、再び都市化に向かうこともあるでしょう。ハママツなどが好例ですね。しかし、大局的に見れば、人口が減少を止めない限り、前述の滅びの道からは逃れられません。都市化した分だけ他のくにの滅びが早まっている、と見ることもできます。

まとめると、人類はさほど愚かではなく、不可抗力で滅びに向かっている。戦闘行為も、食料不足からくるものなので、ある程度やむを得ないものであり、小規模であった。現在は、身の丈に合った社会を営み、ロボットの人に望みを託している。一部の裕福なくにの研究機関による、水面下の調査・研究はあるかもですが、原則的に人々はあるがままに受け入れている。こんな感じで。

あ、一つ忘れてました。世界観を語る上で、ターポンについては皆さんと同意見とさせて下さい。結構積極的に人類復活を願っている、なんて解釈ができたら面白いんですが、まだちょっと勉強不足で。個別の案件の中から探っていきたいと思います。

引用終了↑

いかがでしたでしょうか。
わたくしはまず、これだけの文章をスマホで書かせる魅力が「ヨコハマ買い出し紀行」にはあるんだなぁ、と思いました。内容については前述の通り、人によって解釈が違うのは当然ですのでこの時点では個別にシリアスな突っ込みはいたしません。
というかですね、最近「お手柔らかに」と複数の方に言われましたけど、わたくしってそんな辛辣なこと書いてませんてば。w
心底から怒りが込み上げて来るのは椎名さん関連のAmazonその他の無知で無責任なレビューについてで、あれは本気で超長文の反論レビューを書く寸前まで行ったりしましたが、そういうもの以外には許容範囲は広めだと思うんですけどね。w

話をフラフープ氏の「ヨコハマ買い出し紀行」の世界観に戻しますと・・・ここからは自分のことは棚にあげさせていただきますよ?(汗
わたくしの印象としては「少々、細部に拘り過ぎてはいないか?」というもの。とても緻密に考察されていると思いますが、どこか前提が崩れてしまうと全体の考察についても破綻が広がって行くとでも言うか、繊細で脆弱と感じます。
芦奈野先生のあの世界の組み立て方はある意味ルーズだと思います。なので、それから自分の世界観を構築するにしてもそのスキマというかルーズなところを生かした方が楽だと思うんですよ。

わたくしの場合、それなりに軍事関連に興味がありまして、そういう観点から戦争や戦乱を考察の中心に置く傾向が強いです。「文明が戦争を産むのではない。戦争によって文明が作られたのだ by将軍」っていうぐらいで、なにかあると軍事力の行使ってのは避けられないんですよ。そして軍事力というのは、必ず組織的なものです。訓練を受けていない統率の取れない武装した人間がどんなにあつまっても、それは軍とはいえません。なので軍事力の衝突となると、国対国には限りませんけど、必ず指揮と実行する側がセットで存在し、そのセットがお互いに明確な目的をもって軍事力を行使することになります。逆に言うとそういう構図でないと戦争にはならない。武装した無頼の輩が跋扈するような世界は西部劇とかに近いもので、それでは世界が滅ぶような大事にはならないでしょう。
核兵器については一般的には絶対に使ってはいけない悪魔の兵器というイメージでしょうが、実際は必要性とタイミングによっては躊躇なく使うと思いますよ。だって兵器として存在しているんですもの。

冷戦時のNATOの戦略として、押し寄せるワルシャワ条約機構軍に対してその前面に戦術核を使用し、直接の打撃以外にも放射能で汚染された地域を作り出して進撃を止めるってのがありましてね。使われる戦術核は一発二発じゃない。敵の進出してくる面に数十から数百発を帯状に落とすという。しかも戦場はヨーロッパの中心部ですよ。さすがにこれを知ったときは戦慄しましたが、1989年ぐらいまではそういうことが起こりかねなかったのでした。(恐
当時のソ連の穀倉地帯とされたウクライナ(今もアレですなぁ。(汗)あたりで天候不良で小麦などの農産物の不作とかがあると、行き詰まりつつあったソ連の経済状況では、ヨーロッパ方面への軍事力行使でそれを解決という方策がとられないとも限らないという状況だったとされております。

それをふまえて冷戦終了の混乱もまだ記憶に生々しかった1994年に始まった「ヨコハマ買い出し紀行」に世界大戦の影はある、というのがわたくしの説です。芦奈野先生がどれだけ軍事的な方面に興味をお持ちなのかはわかりませんが、「ヨコハマ買い出し紀行」をはじめ他の作品に登場するエピソードやメカを見る限りではかなりの知識がおありの方のようですので、人類滅亡の原因として、それが主因かどうかは別としてフラフープ氏やふき氏の説よりも重きをおくというのがわたくしの考えです。

とりあえず、長くなり過ぎたので今日はここまで。w
写真は小説版「ヨコハマ買い出し紀行」16ページのイラストより。オメガくんとアルファさんの図。
もしわたくしが「ヨコハマ買い出し紀行」小説版を書いたら・・・前にもちょっとネタにしましたけど、ハママツの悪い奴(でも実は人類を救うために一生懸命。)に拉致されたアルファさんをタカヒロとココネとマルコとナイが救出に行くような話になるでしょう。w
by namatee_namatee | 2014-09-23 19:02 | book | Comments(18)

お布施。w

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ネタがいくつかありますが、とりあえずタイムリー?なのでまいります。

お布施。
図は椎名さんの「20years of legend」でございます。音楽専科社で予約して購入。
他にいくつか購入手段があるんですが、音楽専科社の場合は写真のとおり、シリアルナンバーのカードがついてまいります。もちろん椎名さんの直筆ですよ。
あの細い指でこれをキコキコ書いたのかと思うと(ry

まだ読んでません。長野のお泊まりサバゲから帰って来たら届いていたという感じですからね。アルバムその他についての最新のインタビューだそうですので、当の本人からどういう見解が示されるのかが楽しみです。
公式なお話ですので、やばいネタはないと思いますが、わたくしの一方的な研究wの見解を正す資料になるのではないかと期待しております。

前回の「HEKIRU FILE 2」では予約受付開始1分後にオーダーして39番でしたが、今回は30分後で18番でした。前回の半分という躍進ぶり。・・・売れ行きが悪いのか。(汗

まあこれは一種の「お布施」という側面もありますけどね。「HEKIRU FILE」と「HEKIRU FILE 2」でデビューから19年目まではカバーしたわけですし、さらに追加することがあるのかどうか。
ちなみに「HEKIRU FILE 2」は「HEKIRU FILE」に比べて大分ボリュームが少なく感じました。重さで比較するとw「HEKIRU FILE」が1925g、それに対して「HEKIRU FILE 2」は1109g、そしてこの「20years of legend」は855g。遂に1kgを切りました。(汗
もっとも書籍としての性格が違うんで、重さで比較するのも意味がありませんけど。
・・・世界中探しても椎名さんの書籍の重さをネタにしているのはウチぐらいでしょうなぁ。w

いやまあ、お布施とは自嘲気味な表現ですけど、他に応援する手段がないんですから。何が原因なのかわかりませんが、アルバムはおろかシングルすら出る気配がない上にライブもあるんだかないんだか見当がつかない状態ですからね。(汗
こういう話をすると、良い歳こいて声優、しかも盛りを過ぎた(ryとか言われますけど、大きなお世話だ。錦織圭氏のラケットとか石川遼氏のクラブ買うのと本質的に変わらんぞ。w
むしろ流行り廃りに乗っかっているわけじゃなくて、一途なだけ(椎名へきるという存在自体もファンの想いも)、こっちの方が崇高なぐらいだ。

椎名さんもわたくしもいつまで現役でいるかどうかわかりませんからね。出来ることは出来るときに、その時に持てる力を集中して投入するのだ。戦力の集中は戦の理。「攻撃は最大の防御」とも言いますし?
実際のところ、この手の書籍の5,000円とかどうってことありませんよ。その程度、ちょっと無駄遣いしたらあっという間に使っちゃいます。だったら少しでも誰かの役に立つことに使いたいもんですよ。

といったわけで、明日はこれを読みます。すでに誤植が多いとかいう情報が各方面から入って来ておりますが、それはそれで確認するのが楽しみ?
by namatee_namatee | 2014-09-22 19:59 | music | Comments(57)

山荘でサバゲ(2日目)

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おお名誉迷彩が5人も。実際は手前側で写真を撮っている人がいるので、合計6名でございます。
これだけ同じパターンが揃うのは珍しいですね。おまけに名誉迷彩ですし。

というわけで、長野県の戸隠にある「廃旅館フィールド~Estate~」に行ってまいりました。
実は2回目。前回は去年の4月で、季節外れの大雪になって帰り道が大変なことに。w
何度か書きましたが、その時の行き帰りに聴くために買った「HEKIRU SHIINA - SINGLES COLLECTION 1995-2000」が椎名さんにハマるキッカケで、その後一気に坂を転がり落ちるように(ry
ここら辺とか受けた衝撃が文章に出ております。w

ゲームの開始は13:00からなので、南東北(本当は北関東)の我が家をAM8:00に出る。走らなければならない距離はおよそ350kmぐらいでほとんど高速なので、平均速度80km/hとしていろいろ足して5時間と見積もりました。
実際はどうだったか。計算外だったのは田舎道だからないだろうとふんでいた渋滞があったこと。群馬だか長野のトンネルで事故渋滞5kmとな。これで20分ぐらいのロス。
もっともこのくらいの移動距離になると、渋滞の5kmやそこらは全体にはたいして影響しませんけどね。その後はとくに何事も無く12:30ごろ現地到着。計算通りですなぁ。

ゲームについては、母屋と別館がある山荘を中心に、インドアとアウトドアが一緒くたになった感じですね。
こういう立体的なインドアはとても恐い。室内はもちろん屋外だって油断しているとどこかの窓から撃たれます。安全な場所が少ない。
どっちにしろ交戦距離は短めなので、あたるととても痛いです。ヒットコールの前に「痛っ!」と声が出ます。w

そういったわけで、通常のフラッグ戦とか殲滅戦とか、セミ縛り、何でもあり、長物禁止のハンドガン戦、長物ハンドガン何でもあり、などなどのバリーエションで回す。前述の通りとても恐いので尻込み気味なんですが、始まるといつものように夢中になっちゃいます。すごく楽しい。

2日目の本日は、何人かのメンバーは午前中のゲームを抜けて戸隠の蕎麦屋さんに行く。わたくしもそちらに。
行ったのは大変人気のある蕎麦屋さんだそうで、AM10:00オープンで9:15に行ったらすでに予約が20件(人数にすると4-50人?)も入っているという。それでも、時間をずらす人がいたおかげでなんとか一回目にお店に入れました。
肝心のお蕎麦はといいますと・・・これはわたくしにも美味いのはわかりますわ。蕎麦はもちろん、汁とか天ぷらとか、とても丁寧に作ってある。これなら45分待ちの価値はありますなぁ。
これは写真も撮ったので、改めてネタにしましょう。

午後からサバゲに復帰して、14:30に終了。15:00に現地発、南東北(本当は北関東)に帰着したのが19:05でございました。特に大きな渋滞は無し。関越や東北道、そして常磐道も東京方面は軒並み渋滞してましたが、反対方向のわたくしには関係ありません。田舎万歳。w
その他、ネタがいくつかあるんですが、もう眠い上に明日は5:00起きで仕事なので、近いうちに改めてエントリーにいたします。

最後になりましたが、幹事さま、参加のみなさま、楽しい時間をありがとうございました。またやりましょう。
by namatee_namatee | 2014-09-21 19:58 | survival game | Comments(2)