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フォーカス


久々にイヤホンのネタ。
ここしばらくイヤホンは買ってなかったので、そろそろ新しいのが欲しくなってまいりました。何度も申し上げました通り、わたくしにとってのヘッドホン・イヤホンというものは「椎名へきる」の歌声を美しく聴くことが第一で、音場がどうのとか、解像度が(ryなんてのは二の次でございます。とはいえ、突き詰めていくと音場とか解像度とか、そういったものも必要なんですけどね。っていうか、そういうものが高レベルでまとまったヘッドホン・イヤホンはすなわち良い音のヘッドホン・イヤホンなので、椎名さんの歌声を美しく聴こえるはず。あとはその音の好き嫌いの問題ということになります。

図は現役でよく使うイヤホン2つ。Ultimate EarsのUE900sとZERO AUDIO ZH-BX700-CD「CARBO DOPPIO」。
UE900sはBAドライバが4つある、いわゆるマルチBAというイヤホン。そこそこの価格(28,000円とか)なのにマルチドライバでお買い得な感じ。見た目もこの通り、カラフルでおしゃれです。あ、ケーブルはノーマルではありません。ノーマルのケーブルはしょぼかったのでBEAT AUDIOのなんとかというのにリケーブルしました。本体より高いようなケーブルでしたけど、これがBAのイヤホンなの?ってほど低音が出るようになって、投資に見合った効果だと思いました。
イヤホンに興味を持って最初に買ったそれなりのイヤホンがEtymotic ResearchのER-4Sだったためか、基本的にシングルBAのシンプルなイヤホンの音が好きです。マルチBAは確かに低い方から高い方まで広くBAらしい繊細な音なんですけど、なんていうかそれぞれドライバが出している音がかぶってしまって、音が濁っているように感じちゃう。その点、シングルBAはなんてたってドライバが1基しかないわけで、そういう心配はなく、すっきりとさわやかな音に感じます。
このUE900sも御多分に洩れず、シングルBAやダイナミックドライバのイヤホンに比べると、ちょっとすっきりとしない感がある。ただ全体としては我慢出来る音質と思うし、デザインの格好よさも加えて愛用している次第。

「CARBO DOPPIO」はそのシングルBAの変形で同じBAドライバが2つあるイヤホン。所詮はシングルBAですからUE900sのように広い音域を持ってはいませんけど、かまぼこ型というのか、全体に満遍なく音を出す感じ。そしてボーカルのあたりがBAらしく繊細によく聴こえ、2つあるBAドライバのおかげでボーカルのちょっと下のあたりも力強い。音の性質はかなり硬め。椎名さんの声がすごくかっちりと聴こえます。刺さるようなことはありませんけど、強い歌声は刃物のように切り込んできます。たまらない。w
これ、買ってからだいぶ経つんですけど、椎名さんの歌声の再現は未だにこれが一番好きだなぁ、と。インプレを読むと解像度が高いと言われてますけど、そうでもないと思います。低いわけでは無いですけど、高くも無いと思います。beyerdynamic T5p 2ndの解像度を知ってしまった身としては、この程度で解像度が高いとかちゃんちゃら(ry
「CARBO DOPPIO」の真骨頂はBAらしい硬い音でのボーカルの表現とそのボーカルの低い音の成分を後ろから支える2つのBAドライバの底力みたいなもの、これですよ。

とうわけで、愛用のイヤホンはそれぞれちょっと癖のあるものなので、ここはひとつ、ど定番の王道まっしぐらな奴を買おうと思いまして、リサーチしておりました。その結果、SONYのMDR-EX1000とXBA-Z5が浮上。前者は名機も名機、ダイナミックドライバの標準器みたいなモデル。後者はMDR-EX1000で極めつくしたダイナミックドライバのその先、BAとダイナミックドライバのハイブリッドイヤホンでございます。SONYのハイエンドイヤホンでもある。>XBA-Z5
前述の通り、入り口がシングルBAだったせいか、ダイナミックドライバのイヤホンってちょっと低音過多に感じます。あと音が柔らかい。刃物のように切り込んでくる音が好きな身としてはダイナミックドライバの音はぬるく感じちゃう。そしてハイブリッドのイヤホンはXBA-Z5は聴いたことがないんですけど、XBA-N3とかいうのを試聴したところでは、マルチBA以上にダイナミックとBAの音のつながりが不自然に感じてしまって、どうもなー、といったところ。

これは真面目に試聴しなければならんな、ということで、しばらくダイナミックドライバのイヤホンを使ってなかったので、試しにZERO AUDIOのDUOZAというイヤホンを引っ張り出してきました。DUOZAはダイナミックドライバがタンデムで2基という特徴的なイヤホン。買った当初こそ、面白がって使ってましたけど、やっぱりCARBO DOPPIOの方が好みという事でずっと放ってあったのでした。
で、しばらくぶりにDUOZAを聴いてみるとこれが良いんですよ。w
なんといっても音場が広い。広いというか個性的な音場の表現。近代的なイヤホンらしく、必要にして十分な解像度もあります。あと余韻かな。余韻が長く響く感じがあって、かなり個性的。ダイナミックドライバならではの力強い低域と高い解像度のおかげで、椎名さんの楽曲で欠かせないエレキベースがすごくわかりやすく聴き取れます。なんだ、これで良いじゃん。w

いやしかし、8千円のDUOZAと4万円近いMDR-EX1000、6万円のXBA-Z5が同じレベルのわけは無い。そういうことはあってはならないのです。w
やっぱりちゃんと試聴してこよう。>MDR-EX1000とXBA-Z5

・・・本当のところ、椎名さんの歌声にフォーカスするという、わたくしの特殊な使用状況においては、どこか一点でその条件を満たせば他の音質についてはどうでも良いという事で、8千円のイヤホンがその数倍の価格のものより気に入るということは起こりうるんですよ。AKGのK545が良い例で、T5pを買った現在でもそれなりの使用頻度があります。
といった感じでいたずらにお金をかければよいというわけでもなく、イヤホン選びはなかなか難しいというお話でした。

by namatee_namatee | 2017-11-29 21:44 | audio | Comments(0)

陳腐化


本日は仕事。朝〜午前中はまともな天気だったんですけど、午後から不安定な空模様になって15時頃からは土砂降りですよ。すぐ止むかと思ったんですけど、これが止まない。昨日に引き続いてPX125で会社に行っていたもんで、雨のせいで乗って帰れなくなってしまいました。いやまあ、カッパ着れば乗れないことはないんですけど、雨はあまりに激しく、万が一のことを考えてPX125は会社の物置に置いて軽トラを借りて帰ってまいりました。明日取りに行かなくちゃ。面倒臭いのぅ。orz

雨のせいか仕事はほどほどで特にネタも無い。というわけで、唐突にSHUREのSE215の図。
もはや完全に陳腐化したといっても良いイヤホンですなぁ。>SE215
1万円しないぐらいで買えますけれども、前述の通り、その性能は完全に陳腐化しており、今やそれだけ出すのなら他にいくらでも良いイヤホンがあるという状況。っていうか、未だにモデルチェンジせずに売っているとはSHUREも執念深いなぁ。w

現在はどういう評価なんだろ?ということで、某価格なんとかなどでクチコミを読んでみると・・・
遮音性以外に見るべきところはない、他にいくらでも(ry
他にはSE215はケーブルのコネクタがMMCXなので簡単にさまざまなケーブルに交換できるわけですけど、リケーブルするにしてもこの価格帯ではケーブルの価格と釣り合わない。そのケーブル代+SE215分の代金でもっと良いイヤホンを買うべき。
というような意見が大勢であります。

だがしかし、それはどうよ?と。w
ウチではNOBUNAGA Labs「愛染」NLP-ASM(4pin角型バランス / MMCX)というケーブルでバランス接続で使っておりますけど、これが本当に良くも悪くも無い。ダイナミックドライバーのイヤホンとして価格分の聞き応えは十分にあります。が、特に感動するかというとそんなことはないという。バランス接続のせいか、ノーマルでは感じられる音場の狭い感じや低域が強調されすぎる感じは弱まって、少し繊細さが感じられる様になりました。でも前述の通り、だからといってすごく良いということもないんですけどね。
言うまでもなく、わたくしが聴くのは椎名さんの楽曲が中心ですので、例えば「ラヴ・ジェット・コースター」とか「熱風」とか、あそこら辺、ああいう楽曲にはSE215のもともとの太い低域とかバランスケーブルのおかげでちょっとだけ増したボーカルのあたりのきめ細やかさとか、とてもマッチしていると思います。しつこいけど、すごく良い音だなぁといって感動して涙が出ることなんてないんですけど(少なくとも音質では。椎名さんの歌声の見事さに泣くことはあります。)、聴いていて自然でなにか引っかかるところもない。
本体+ケーブルで約2万円。それが2万円分の音かと言われると、ちと微妙ではあります。確かに2万円級の新しいイヤホンを買ったほうがコスパは良さそう。が、2万円ぐらいのイヤホンって実は中途半端で(ry

というわけですので、限られた楽曲と環境ではSE215はまだまだ行けると思う次第です。実はこのネタはすでに何回も書いているんですよね。それだけしぶといということなんですよ。>SE215

by namatee_namatee | 2017-11-04 21:45 | audio | Comments(2)

お疲れ様でした。


ウチのiPodの図。
ついにiPod touch(第4世代。左上の白いの)がお亡くなりになりました。動くことは動くんですけど、iMacのiTunesとの連携ができなくなってしまいました。ほぼ椎名さんの楽曲しか入ってないので、とりあえずは不便はないんですけれども、録音した「みたいラジオ」を車の中で聴くのにはiTunesからiPod touchへファイルをコピーしなければならないので、やっぱり問題ですなぁ。orz
仕方が無いので、放ってあったiPod無印を引っ張り出してまいりました。こちらは別に故障したわけではなく、物理的に重たいのとHDDのせいか動作もtouchに比べるとややもっさりしているので、外へ持ち出すのはtouchの方になってしまったというわけです。
これまた使われてないiPhone 6もありまして、そいつをtouchの代替えにしようかとも思ったんですけど、iPhone 6は音質というか音の傾向が気に入らないんですよね。悪い音では無いんでしょうけど、メリハリが効きすぎている様な「気」がする。w

というわけで、古くて重たいiPod無印の再登場という次第。クリックホイールという仕組み、これはこれで独特ながら操作性自体は良いし、音もまあ我慢できる感じだしで悪いもんじゃありませんな。なんといっても最近のスマホとはぜんぜん違う見た目なのがよろしい。これでしばらくは持ちこたえることができるでしょう。その間に次のiPod touchを・・・次なんて出ないって。w
iPod touchは32GBと128GBの今のモデルが最後のはず。っていうか、もうiPod自体がtouchしか残っておらず、現行モデルが販売終了になったらiPodも消滅することになるのでしょう。
思えば最初にiPodを買ったのは2003年ごろで第3世代の奴でした。当時はiPodなんとかというバリエーションはなくて、HDDの、後のClassicと呼ばれる奴しかなかったです。後にはminiとかshuffleとかnanoとか、他のiPodも使いましたけど結局はオリジナルのiPod無印が我が家最後のiPodになると思うとなかなか感慨深いものがあります。

by namatee_namatee | 2017-11-02 21:35 | audio | Comments(0)

良いもの



本日も特にネタは(ry

図は先日やってきたKIMBER KABLEのAXIOSというケーブルの端子。見づらいですけど「AXIOS」って書いてあります。この部分は木製でいくつか選べる木材のうちからオーソドックスな黒檀を選んだというのもネタにしました。この「AXIOS」という文字はどうやってか彫ってあります。反対側には「KIMBER KABLE」と入ってます。細かいところですけど、意外に格好良くて嬉しい。
端子の材質も選べまして、これは金メッキです。標準と金メッキが選べるんですけど、特に価格に変わりはない。なにか理由があるはずですけど、お店の人に聞いてもよく分かりませんでした。どうせなら金メッキの方が高級だし耐久性もあるはずなので、そちらにしておいたらいかがですか、と言われましたので素直に金メッキにしましたけど、やっぱり音に違いがあるんでしょうかねぇ。(汗

その音の方はどうかというと・・・前回の感想と同じです。w
つくずく思うのは、音源の持つ情報をどこまで再現できるかというのが解像度の差というものであるなぁということ。このケーブルを繋いだT5p 2ndとK545(それでも一応ケーブルはアップグレードリケーブルというのにかえてある。)では全域にわたって解像度にかなりの差があるわけですけど、それはすなわちT5pとK545の性能の差であります。別にT5pが解像度が高く感じるように、おおざっぱに一般的にいうと高域を強調気味に、しているわけではない。演出しているわけではなくて、ドライバをはじめケーブルまで、音源の持つ情報をT5pの方がK545より正確に再現する性能に優れているということなんですねぇ。当たり前と言えば当たり前すぎる話なんですけど、わたくしはここのところを誤解しておりました。解像度の高い低いはヘッドホンを作った側の演出だと思っていたんですよ。w
というわけで解像度の高い低いはヘッドホンの重要な性能のひとつでございます。低価格のモデルの場合はさまざまな制約からどうしても必要とするレベルまで解像度を得ることができずに、特定の音域を強調したりして解像度があるように感じさせているものがあると思いますけど、そいうのはこのT5pなどと比べてみれば一目瞭然。あっという間に演出がバレちゃいます。

その解像度。高い音でそれの差が目立つのは確かなんですけど、当然ながら全域にわたって影響があります。この「AXIOS」でよく分かりました。例えばベースの音がすぐに拾えるとか、椎名さんの場合はライブでのツインギターの聴き分けが容易とか。いやこれ、マジで感動しますから。本当に今まで聴こえなかった音が聴こえますからね。しかも、この音!ってフォーカスを合わせるのが簡単。一眼レフのものすごく速いAFみたいに、狙った音に素早くピントが合います。驚き。
T5pのノーマルケーブルはどちらかというと中高音寄りに感じまして、低域の量感が物足りないと思ってました。この部分でAKG K545の方が聴いていて楽しく感じたわけですけど、ケーブルをAXIOSに換えたらT5pもちょうど良い感じに低域の量感が出てきて、しかもその低音も超高解像度というわけで、もう文句無しですね。

そして当然ボーカルも良く聴こえます。ライブではその場の勢いで流されてしまう感のある、椎名さんの歌声のすごく微妙な力の抜き方とか、声が裏返るように(実際は裏返らない)跳ねるような表現とかがはっきり認識できます。歌っているんだけど同時に語っているとでもいうのか、そのどちらでもあるみたいな絶妙な歌い方。歌唱力?いや表現力の高さというべきか、椎名さんならではの個性を強く感じる部分ですけど、それがとてもよく分かります。>T5p+AXIOS
たぶん、そういうのは今までもはっきりとはわからないまでもなんとなく感じていたんでしょうけれども、T5pとAXIOSの組み合わせだともっと具体的にここ!と指摘できるぐらいに分かっちゃいます。
困るのは・・・まあ困るほどではないんですけど、ピアノだけの演奏とかはピアノの音色だけじゃなくてピアノの各部が動く音がはっきりとわかってしまうこと。例えば「メモリーズ」のイントロのところとか、かなりはっきりとピアノの音がする。別に嫌でもありませんけど、最初に聴いたときはちょっとぎょっとしました。w

そういえばmixiのニュースを眺めていたら「一番歌唱力が高い!女性声優ランキング」というネタがありまして。w
またまたご冗談を(AA略)と思って4位以下の順位を見てみたら10位に椎名さんの名前が。w
っていうか、これ前にもやってなかったっけ?どこかでみたような気がするんですけど・・・
まあ、それはそれ。こういうものに順位をつけるとか無粋な、これだから声オタは(言いがかり)と思いましたけど、よく考えてみればこれは投じられた票の順位であって、歌唱力そのものの順位ではないんですよね。当たり前。
大体が以前にさんざんこね回した通り、歌唱力というものそのものが得体の知れないものですから。それが明確に規定できない以上、優劣を競っても仕方ないんだよ、ビチ(ry(byセレスティア・ルーデンベルク)
先日のライブの後にフラフープ氏とさんざん討論しましたけど、譜面というか、作曲・編曲・作詞した方の意図通りに歌えるという技術、これの優劣は存在するかもしれません。がしかし、それは同じ楽曲で比べなければ意味がありません。そして、仮にそれが苦手だったとしても、最終的な作品として問題がなければ我々聴く側にとってはどうでも良いことでもあります。
椎名さんに限らず、アーティストのオリジナルソングの場合はそれこそ企画から始まって関わった全ての人の作品でしょうから、この世界で唯一のものであって、誰かと比べることには意味がない。ここら辺はクラシックとは違うところですなぁ。

ファンの数や思い入れの強さでもこの投票結果は変わってしまいます。声優さんの場合は作品に関連した歌を歌うことも多いので、その作品の人気や評価も関連してきそう。そんな中で、そういったものとはとんと縁の薄い&あまり派手に表に出てこない椎名さんの名前が10番目に出てきたのはちょっと面白いな、と思った次第。っていうか、これファンの多い少ないだけry

個人的な意見として、ファンならばその女性(ひと)の歌唱力(楽曲・声質も含めての歌唱力)最高!って思えなかったらファンやっている意味ないじゃんと思います。もちろん異論は認めます。w

by namatee_namatee | 2017-08-10 21:57 | audio | Comments(6)

KIMBER KABLEのAXIOS



先月の頭に発注したケーブルがやってまいりましたよ。
モノは下の図の通り「KIMBER KABLE AXIOS」というもの。

納期は2ヶ月と言われておりましたけど、実際はほぼ1ヶ月で届きました。
それなりの価格(約9万円)のケーブルだけあって、箱も立派でございます。

箱にはさらにケースがありまして、その端っこにこのような表記があります。・・・MODELのところのTP5ってなんだろ。w
T5pと間違ったのかなぁ。まあ、アメリカですし。w
WOOD TYPEとあるのは、端子の指で摘むところの材質です。このケーブルの端子(の指でつまむところ)は木製なんですよ。しかも何種類かから選べる。わたくしはオーソドックスに黒檀を選びました。正直、ケーブル自体の色使いは黒と銀のT5pにマッチしているとは思えないので、端子ぐらいは真っ黒で癖のないものにしようと思いまして。

さっそく聴いてみているわけですけど・・・やっぱりこの手のケーブルは解像度が上がるんですねぇ。ノーマルのケーブルも全然悪く無いんですけど、さらに緻密な音になります。ギターの弦が震えているのが一回一回認識できるような気がする。鳥肌立っちゃう。
あと低域の量感が増しました。どちらも予想していた変化ですけど、変化の幅が思っていたより大きくて驚き。今までT5p 2ndでちょっと足りないと思っていた低音が力強くなり、質も上がりました。

このケーブルはもっと聴き込んでから、またネタにしましょう。そうしましょう。

by namatee_namatee | 2017-08-04 20:58 | audio | Comments(0)

気障だなぁ。

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仕事用の携帯、iPhone SEのアップデートの図。
この気取った眺めはAppleらしいですなぁ。こういうのが嫌いな人っていっぱいいると思うんですよ。突き詰めれば所詮は携帯電話、こんなところをおしゃれに気取っているぐらいなら他に金まわせってね。w
Androidのアップデート画面とか、殺風景というか間抜けというか、あの緑色のロビタみたいな奴が何かしている絵柄ですからね。iPhoneのこの気障な絵柄とは好対照です。

iOSとAndroid、どっちが好きかと言われると、筋金入りのマカーのわたくしですけど実はAndroidの方が好きだったりします。iOSはなんか窮屈なんですよね。MacOSでいうところのFinder、WindowsでいうところのExplorer(このネーミングはセンスないと思いますけど。w)に該当するものがないみたいで、たとえば画像一つ削除するのにもFinderやExplorerの感覚でいると違和感がある。意識をiOSに合わせないといけないような感じで、どうにも鬱陶しいんですよ。
とはいえ、スマホとしてはiPhoneの方がストレスなく使えるのも確か。個人用のAndroidのSCV32はスマホとしてネットや通話のために使おうとすると、今度はFinderやExplorerがあるものとして向き合わなければならくてそれがストレスになるという。難儀なもんですなぁ。w

そのiPhone、このSEの先代のiPhone 6が余っているわけですけど、これを老朽化したわたくしのiPod touchの代わりにしようと思いましてね。スマホとしてまともに使おうとすればSIMロックがどうのと細かいことはありますけど、とりあえずは音楽が聴ければ良いわけでして、少なくとも全体のコンディションは5年ぐらい使った第4世代iPod touchよりはマシだろうと。
ウチのiPod touchの場合、使い方が2通りありまして、1つはDAC/アンプのPioneer XPA-700と組み合わせ。この場合iPodは音楽のデータを持ち運ぶだけ。少なくとも2段になってしまって、重たくて持ち運びが面倒なこと以外は特に問題はありません。
もう1つはお手軽に単体で運用。例えば椎名さんのライブに向かう電車の中で「みたいラジオ」を聴くとか。ラジオを聴くのにそんなに高音質である必要はないですからね。で、実はこちらに問題がありました。その問題とは・・・iPhone 6単体での音が気に入らない。w
なんていうのか、近代的?やけに低音が盛り上がったマッチョな音なんです。聴いていて鬱陶しい。(汗

これでは単体でお気軽に使えません。困ったなぁ。もしかすると現行のiPod touchやiPhone 7も同じ傾向の音なんでしょうか。いよいよiPod(あるいはDAPとしてのiPhone)に見切りをつけなければならなくなったのか。orz
・・・図の仕事用iPhone SEで試聴してみると、似たような傾向ではあるものの、やや軽めに感じられてこれならなんとかいけるか。っていうか、なんか良い音に感じるなぁ、これ。イヤホンで聴いている分には文句でないかも。w
ということは、このiPhone SEが引退するまで(来年の10月)今の第4世代iPod touchを持たせれば(ry

by namatee_namatee | 2017-07-24 21:47 | audio | Comments(0)

3度目の正直

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本日は月に一度の平日お休みの日。いつもの通りダラダラと・・・してませんよ。やることがあるんですよ。w

先日からあれこれとやっているヘッドホンのケーブルの件でございます。フジヤエービックさんに頼んでおいた見積もりがいよいよやってまいりまして、金額が決まりました。モノは先日も書きました通り、KIMBER KABLEのAXIOSというもの。どんなものなのかはこちらをどうぞ。
ページの中ほどに記載の対応機種にウチで使っているbeyerdynamicのT5p 2ndがありませんね。これが問題でして、端子そのものは一般的な規格なんですけど、ヘッドホンの筐体の形状が端子の手でつまむところにあっているかどうかがわからない。なので、フジヤエービックさん→代理店さん→KIMBER KABLEという順番に対応が可能かどうかを調べてもらって、可能な場合は見積もりをいただくということになっておりました。
結果としては対応は可能ということで、それはすぐに判明したのですけれども、価格の見積もりが届くのに時間がかかっておりました。なんとなく7月4日の独立記念日(米国の)の休日がらみで時間がかかっていたような気がしますけど、それはそれ。
昨日、やっと金額が出たという連絡をいただき、それではということで発注しに中野ブロードウェイにあるフジヤエービックさんまで行ったというわけでございます。
なんていうか、受注生産なので端子の形状とかはなんとかなっちゃうみたいですね。製作の可否についてはすぐに連絡がありました。なかなか来なかったのは価格の方。で、それも結局は標準仕様と同じで良いということになりまして、サイトに書いて有る金額の一番安い奴と同じになりました。・・・ヘッドホンケーブルに9万円とか正気の沙汰かとお思いでしょうけど、次世代電動ガン2丁分、トレポンなら安い奴の2/3丁分ぐらいですよ。w
愉快だったのは、わたくしのオーダーの実績でKIMBER KABLE AXIOSの対応モデルにT5p 2ndが追加になるかもとお店の人に言われたこと。そんな人柱みたいなのは嫌です。w

無事にクレジットカードでお支払いをして、あとは完成を待つだけでございます。納期は2ヶ月と言われてますけど、お店の人は実際はもう少し早くできるかもみたいなことを言っておりました。ちなみに完成前でも先払いです。オーダーと同時に支払いでキャンセルはできません。なかなかハードルが高い買い物ですけど、カスタムIEMとかも同じです。あれも先払いで、オーダーしたら何があってもモノはやってくる。w
こんなものはまだまだ序の口なんでしょうけど、一般的には相当にややこしい世界だと思います。>オーディオ

図は手ぶらで帰るのも寂しかったので、中野ブロードウェイ内にある「まんだらけ」さんで買った漫画(古本)。
見ての通り、上は「魔王の秘書」です。ちょっと前にネタにしてますね。このネタにした時は電子書籍版の方で、今回はリアル?紙の単行本の方です。古本なので作者の鴨鍋かもつ先生のお役にたてませんけど、電子書籍版は買ったのでお許しいただこうと。
下の方は完顔阿骨打先生の「黒炉里(ぶらっくろりーたふぃーるど)」でございます。これは電子書籍版がkindleになくて・・・申し訳ありません。DMMにあるみたいなので、近いウチに買います。(汗

いやしかし、これはすごいですよ。>黒炉里
この研ぎ澄まされたセンスはすごい。タイトルの通りのそういう漫画なんですけど、かなり強烈で人によってはその背徳感のようなものに耐えられないかもしれません。物事について架空と現実をごっちゃにするような、曖昧な考え方に陥りやすい人にはオススメできないですね。これは「成年コミック」「18禁」と明確にゾーニングされた作品です。ゾーニングの意味とフィクションということを理解した上でなら、このような作品を楽しむことが許されると思います。
ちょっと前に話題になりましたけどクジラックス先生の「がいがぁかうんたぁ」の件とか、そこら辺を理解すれば事件の原因を作品のせいにすることがナンセンスなのはわかると思うんですけどね。

それはそれ。あぐだ先生の作品はどちらかというとコミカルなのが多く感じます。この「黒炉里」はシリアスな作品もいくつかあって、それがわたくしにはそこはかとなく「黄色魔術オリエンタルガール」を描いた人なんだなぁと感じさせるところがあって、かなり良い感じ。お気に入りです。しかし、あまりに強烈なところがあって、エロ漫画としての用をなさないかもしれません。少なくともわたくしは度肝を抜かれる方に神経がいっちゃって(ry
by namatee_namatee | 2017-07-05 21:36 | audio | Comments(0)

現役復帰?

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本日もネタが(ry
戯れに古臭いものを引っ張り出してみましたよ。上からiPod touch(何世代目なのかすら忘れた)とポータブルアンプ&DACのPioneer XPA-700、ELEKITのTU-HP01でございます。iPodに入っている楽曲(ALACという形式)をXPA-700でD/A変換してライン出力、それをTU-HP01で聴くという仕組みですね。
もうウチでは主流じゃない組み合わせです。iPodとXPA-700は現役ですけどアンプのTU-HP01は引退してました。これ、真空管アンプと言っているんですけど、実質的には違うような気がします。確かに真空管を使ってはいるんですけど、オペアンプの方が音色に関しては支配的に感じるんですよね。オペアンプは交換可能で、ウチのこれはOPA827に替えてあります。これが本当にOPA827の音としか言えないような、いろんなインプレで読んだのとぴったりな音色なんですよ。悪い音ではない、どころかかなり良い音だと思いますけど、それはOPA827の音が良いということであって、TU-HP01としてはどうなの?と。
なんとなくですけど、TU-HP01の真空管は音色にちょっとだけ風味を加えるようなものなんじゃないかと思います。で、その風味はわたくしはあまり好みじゃありませんでした。音の広がりがないような感じがするのとノイズが多い。ノイズは真空管のせいだと思われますので、致し方ないのですけれど・・・これの次に手に入れたMH AudioのHA-11というポータブルアンプが同じようにオペアンプ交換式で、これが明白に音場が広々としていてノイズも少ない(無い?)、そのうえEVOモードという9V×2で駆動という聞いただけで痺れちゃうようなギミックがありまして。w
なので、あっという間にHA-11に乗り換えちゃってTU-HP01は引退となった次第。ちなみにHA-11は受注生産で、手元に届くまではオーダーしてから2週間かかりました。背面のパネルには手書き?なにかで引っ掻いて書いたようなシリアルナンバーがあります。ちなみにわたくしのHA-11は「057」です。
なんていうか、すごくマニアックな感じがします。>HA-11

その後、それなりにいろんなものを聴いてみて、わたくしの耳も少しは成長したかなと思い、久しぶりにTU-HP01を聴いてみたというわけです。まあ、印象はほとんど変わらなかったんですけどね。やっぱり音の輪郭が甘い感じがするんですよね。好みなのはもっとソリッドで硬く、でも豊富な低音なんですよね。TU-HP01はオペアンプのOPA827の音の良さはあるんですけど、全体にいろいろあいまいな感じがする。その甘さは味として甘受できないところが、わたくしの未熟な所なのかもしれませんなぁ。orz
なので現役復帰はなりませんでした。>TU-HP01

それにしてもOPA827にしてもOPA627にしてもボーカルが近く聴こえますねぇ。現在のウチのDAC/アンプのリファレンス機はmojoですけど、元の音を可能なかぎり正確に再現しようとするmojoに比べてこのTH-HP01もHA-11もボーカルが前に出てきて中心に居座る感じが強いです。さらにiMac用のDAC+アンプのHP-A4はオペアンプがMUSES01なんですけど、これはさらにボーカルとその周りの音が強烈に主張してきて、わたくしの好みに合ってます。椎名さんのボーカルが美しく聴ければそれで良いというわたくしの要求にはMUSES01が一番合っているような気がします。
わたくしの好みと性能を総合的に判断して上位から並べるとHP-A4、mojo、HA-11、TH-HP01という順番になりますね。HA-11はDAC次第でmojoと入れ替わる可能性があります。

といった極端にニッチで役に立たないネタをお送りしました。w

by namatee_namatee | 2017-06-27 19:52 | audio | Comments(0)

無駄足、ではなかった。

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本日はお休み。所用がありまして電車(鈍行)に乗って上京。
相変わらず歯が痛い。なんか歯茎がぷっくりと腫れております。試しに指で強めに押してみたら・・・ブチッってニキビ潰したみたいな音がして、歯と歯茎の間からドロッとした液体が。(汗
ニキビだったら潰したあとはスッキリしますけど、これはそうはいきません。ものすごく痛い。しばらく悶絶しておりましたら脂汗が出てきました。そうこうしているうちに上野駅に到着。w

所用と言っても別に隠すこともない。ヘッドホンのケーブルを買いに行ったわけでございます。行き先は中野ブロードウェイにあるフジヤエービックさん。ターゲットはKIMBER KABLEのAXIOSというケーブル。先日来、ああでもないこうでもないと検討してきた結果、これに決めたわけですけど・・・対応ヘッドホンにウチのT5p 2ndがないんですよね。で、お店の人に装着可能かどうかを聞こうと思いまして、電車に乗って出かけたわけです。
お店の人を捕まえて事情を説明すると、メーカーに確認しないとわからんので月曜日にでも折り返し連絡するということで、紙に名前と連絡先を書かされました。2時間半と電車賃かけていって名前と電話番号書くだけとは。電話で問い合わせればよかったということですねぇ。w
いやまあ、その場でO.K.ということなら発注しちゃおうと思っていたので仕方ないといえば仕方ないのですけどね。

お店の中を見回すと、見覚えのある人影が・・・ヘッドホンについていろいろとアドバイスをいただいているB氏じゃないですか。w
まったくの偶然。すごそうなヘッドホン(もうわたくしの理解の範囲を超えているので(ry)の視聴会をやっていたみたいで、それを聴きにきたのだそうです。
B氏の試聴が終わった後、少し立ち話をする。アンプの違いよりケーブルの違いの方がはっきりわかると言ったら怪訝な顔をされました。うまく伝えられないんですけど、ケーブルは好き嫌いがはっきりと出るんだけど、アンプの違いはそれぞれ良さみたいなのを感じてしまって、どれが自分向きなのかわからないんですよね。今使っているアンプ(+DAC)はPioneerのXPA-700とCHORD mojo、FOSTEX HP-A4ですけど、どれも好きなんですよね。強いて言うならmojoが一番高品質な音という印象はありますけど、XPA-700もHP-A4もそれぞれ個性があって捨てがたい。
あとアンプまでいろいろやっていると大変というのもあります。mojoで必要十分以上の水準にあると思うので、これを基準にして済ましておこうと。w
他には目の前のショウケースにあったSONYのMDR-CD900STについてモニターヘッドホンとは、というお話になりましてね。モニターヘッドホンはレコーディングの時などにつかうものなので、自分の出している音、例えばボーカルがはっきりと聴こえないとダメということで、音場が狭いと。音質はとにかく音場は狭いのだそうです。
ウチに帰ってから、MDR-CD900STの姉妹機MDR-7506を引っ張り出して聴いてみたら、確かに狭い。狭いといっても左右から音が出ているわけですから、広がりがないわけではないんですけど、右の耳から左の耳まで、一直線に音が並んでいる感じなんですよ。そして感心するほどど真ん中にボーカルがあります。これがT5pだと両方の耳の間隔以上に広く聴こえますし、音は一直線に並んではいません。奥行きや余韻があります。MDR-7506はそういうものは全くありません。悪い音なのかと聞かれるとそうじゃないと思いますけど、現に広い音場で聴かせることのできるT5pのようなヘッドホンがある以上、やはりリスニング用途には向いてないと言わざるをえないかなぁ、と。
他にもリファレンスという考え方についてなど、興味深いお話をしていただきました。
なにはともあれ、いろいろとありがとうございました。>B氏

いやそれにしても、やっぱり椎名さんの楽曲は試聴には向かないなぁと思いましたねぇ。ウチに帰ってきてから取っ替え引っ替えいろいろ聴いてみたんですけど、椎名さんの楽曲だとどうしても意識がボーカルに引っ張られちゃう。確かにボーカルが緻密に美しく再現できることは重要なんですけど、それはK545でも必要最低限な水準にはあるので、求めるのはボーカルの周りにある楽器の音がそれぞれちゃんと分離して聴き分けられるとか、音の奥行きとか広がりとか、もうちょっと先の部分なんですよね。わたくしは以前から「抱きしめて」とか「風が吹く丘」とかを試聴用の楽曲にしてきましたけど、これはまずかったかも。だってこれ、椎名さんのボーカル命の楽曲ですもん。DAITA氏のギターですら、椎名さんのボーカルのためって感じ。w
今後は試聴用の楽曲は椎名さん以外のから始めて、椎名さんの曲は最後の確認用にしましょう。

いろいろと聴いてみて、やっぱりシングルBAって良いななどとも思います。なんでUE900sなんて買ったのかとも。(汗
なんか曇ってるんですよね。>UE900s
シングルBAのZERO AUDIO CARBO DOPPIO(厳密にはシングルBA×2)と比べると、確かに音の出ている範囲は広く感じるんですけど、肝心のボーカルの周りにカスミがかかったように曇っている。UE900sはSHURE SE535よりは華やかさがありますけど、T5pなどの高品質なヘッドホンを聴いちゃうとちょっと厳しいなぁ、と思います。>マルチBA

というわけで、無駄足だったと思ったら意外にも面白いお話が聞けてよかったというネタでした。

by namatee_namatee | 2017-06-24 22:18 | audio | Comments(4)

MDR-Z7



先週からテストしているSONY MDR-Z7とケーブルの「MUC-B12SM1」の図。
格好良いよね、このケーブル。

前回もネタにした通り、このケーブルとMDR-Z7のノーマルケーブル、あと規格が同じで流用が可能なT5p 2ndのケーブル、この3つを取っ替え引っ替えテスト中であります。音源はiMacに接続したmojoでございます。
椎名さんの楽曲だと印象が偏ってしまうので、できるだけ他のアーティストの作品でチェックしておりました。これが苦行。w
どうしても聴きたくなっちゃう。この低音の出方で「抱きしめて」とか聴きたいってなっちゃう。w
そして先ほどついに我慢しきれずにライブ音源の「417Special」を聴いてしましました・・・その結果は後ほど。w
まあ、ライブ音源なので、音の奥行きとか広がりとか輪郭を感じるのには良いサンプルだと思われます。

1週間テストしてなんとなくわかってまいりましたよ。音の広がりや臨場感、定位、ここら辺のキモは解像度なんじゃないかと。
一般的にイヤホン・ヘッドホンの解像度っていうと高い音が引き合いに出されることが多いような印象ですけど、あれは一番分かりやすいから例にしているだけだと思います。実際には低い音にもボーカルにも解像度の差は出るんですよ。当たり前ですけど。
なので、解像度を語るのに別にシンバルの音みたいなのばっかりに注目してもしかたない。クラッシュシンバルのどこを叩いたかがわかるのは素晴らしいことですけど、それだけわかってもバスドラやベースの存在を感じられなければ仕方ない。っていうか、シンバルのどこを叩いたかわかるようなヘッドホンなら他の楽器の位置もしっかり把握できるはずです。
このMDR-Z7+MUC-B12SM1ではちゃんとできました。上でネタにした「417Special」、頭から22分ぐらいのところで、名曲「ロックンロール・ラブレター」が始まりまりして、それはドラムの充氏がスティックを叩いて始まるんですけど、一回ごとにスティックのわずかにずれたところを叩くのがわかる。w
同時にギターの斉藤氏と木村氏の微妙に違う指使い?演奏も目に見えるようにわかる。2人が掛け合いをするみたいに、前に出たり下がったり(演奏で)しているのもくっきりはっきりと。もちろんストラトキャスターとレスポールの違いもはっきりと出ます。大したもんだ。

で、これはMDR-Z7やケーブルのMUC-B12SM1が何もないところから作り出しているわけではない。もともと音源が持っている情報なんですよね。音源が持っている情報を正確に再生することによって、上に書いたようなことがわたくしの耳に届くわけでございます。つまり解像度の高さとは、何か音に色付けをするようなものではなく、音源本来の情報を可能なかぎり正確に再生できるということであると。
考えてみれば当たり前のことなんですけど、今まではそのヘッドホン・イヤホンやケーブルが演出するものとしてとらえてました。>解像度

という観点から、今回のテーマとなった3つのケーブルを見てみると。
やっぱり高解像度なのはMUC-B12SM1。別にオプションで2万円するからとかだからではありません。そういう要素は知っていても可能なかぎり無視して評価した結果です。低域から高域まで、まんべんなく高解像度。おかげで音の奥行き広がりともにもっとも深く広い。余韻も長い。一度にたくさんの音がなっている場面でも、しっかり一つ一つにフォーカスを合わせて注目して聴き取ることができます。あと今回のテーマではありませんけど、低域の力強さ・音の太さみたいのはわたくしの好きな感じ。それでいて高い方もしっかり出ています。
ノーマルケーブルは・・・なんていうか音の広がり具合を図にしてみると「かまぼこ」みたいに左右がストンと落ちてる感じ。MUC-B12SM1は富士山みたいに裾野が広く広がっている感じ。悪くはありませんけど、MUC-B12SM1と比べるとノーマルケーブルは平凡かな、と。前述のスティックを叩くシーンでは、どこを叩いているのかわかるようなわからないような、ちょっとぼやっとした感じになります。ギターの音もやや引っ込んで聴こえて、指運びの繊細さ明瞭さは薄まります。いろんな音が同時になるとごちゃっと固まった感じになります。これが解像度の差なんでしょうねぇ。ノーマルケーブルしか知らなければ、MDR-Z7の癖のなさと相まって、良い音と満足できるんじゃないでしょうか。わたくしはもうちょっと個性が欲しいと感じますけど。>MDR-Z7+ノーマルケーブル
T5p 2ndのケーブルはどうか。これが意外に善戦しました。w
MDR-Z7のノーマルケーブルより少し解像度が高い。そのせいか音場の広がりもノーマルケーブルより少し広くて奥行きもある。ただし微々たる差です。あとノーマルケーブルは特にどこかの音域が強調されるというようなことはありませんけど、T5pのケーブルは明確に高域が強まります。これはこれでケーブルを換える意義はあるかもと思いました。ただしこれに2万も3万も出すわけにはいかないなと。

というわけで、わたくしの好みの方向性は、少なくとも今回の3本のケーブルの中ではMUC-B12SM1のような性格ということになるのでしょう。元々そういうところから始まったテストなので当たり前といえば当たり前な結論ではあります。いやでも理屈こねているだけじゃなくて実感することが大事なんですよ。w

今回のテストベッドになったMDR-Z7についても少し触れておくと。このヘッドホンはあまり癖を感じなかったですね。T5pは音の立ち上がりの速さとか、音場の広さとかにはっきりと個性を感じるんですけど、MDR-Z7はあまり明確に自己主張をしないような気がします。強いて言うなら、SONYのMDR-7506などで感じたちょっと「刺さる」感じはあるような。特にノーマルケーブルで感じます。ああ、SONYっぽいと思いました。
ヨドバシアキバで試聴したMDR-Z1Rというヘッドホン、SONYのハイエンドなんですけど、これがまったくこれといった癖がないのにどこにも文句のつけようがないという、本気出したSONYすげーなと思うようなヘッドホンでした。MDR-Z7はそれにくらべると前述の少しだけ高音が刺さる感じとか、ほんのちょっとだけ癖というか音をうまくさばききれていない感じがありますね。まあ立場の差を感じさせるのは確かなんですけど、かなり高いレベルでの話でしょう。

というわけで、なんとなくケーブルの方向性が見えたかな?というお話です。

by namatee_namatee | 2017-06-10 22:37 | audio | Comments(0)