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武器と技

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心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。w
「黄色魔術オリエンタルガール」単行本Vol.6より。大変不本意ながら怪しいサイトの画像。orz

このシーンは掲載された「COMICパピポ」を立ち読みしたときの記憶があります。かなり明瞭に覚えておりますね。
わたくしがオリエンタルガールに惚れた原因のひとつ。w
だって格好良いでしょ、これ。腕をクロスさせて、扇子が二丁。髪飾や背中のリボン、美しい脚。しかも素足。
何度も書きますけど、シンメトリカルとでもいうのか、釣り合いの取れた美しさ。本当に格好良いな。>オリエンタルガール
このシーン、気合いが入っているのか珍しく言葉遣いが強いですね。

クエスとの戦いなわけですけど、この後、オリエンタルガールがこの扇子を投げます。クエスはそれをかわし、ソリッドエアで応戦。オリエンタルガールの体勢が乱れたところへ、お腹にショックナックルを叩き込む。
この後のクイン戦にも近い展開。クイン戦ではクインがオリエンタルガールの「黄色魔術 東風」をかわして、ひざ蹴りをお腹に食らわし、動きが止まったところへクエスから受け継いだショックナックルで背中を痛撃、という流れ。
考えてみるとオリエンタルガールっていっつもお腹を殴られたり蹴られたりしてますね。w

この2つの戦い、レズビオナンのアクトレスが使う「武器」は同じ「ショックナックル」です。クエス戦ではオリエンタルガールはクエスのショックナックルの打撃に耐え、飛ばしておいた扇子を(たぶん念術で)コントロールして、クエスに命中させ逆に体勢を崩して「黄色魔術 雷電」で・・・という流れ。
クイン戦ではクインのショックナックルに耐えきれずにダウン。敗北してしまいます。
この2つの戦いでのショックナックルの違いは何か。
クエスは直前の「黄色魔術 火球(ファイア・クラッカー)」の射線に入ってしまった優をかばって左腕にダメージを負っており片手しか使えません。描写がわかりづらいですけど、ショックナックルもソリッドエアもたぶん片手だけで使ってます。なので威力半減。おかげでオリエンタルガールは耐えることができました。
クインは「黄色魔術 雷電」で全体的なダメージはあったものの、まだまだ余力があり、ショックナックルを「両手」で叩き込むことができたので、オリエンタルガールの防御を打ち破ることができたのでしょう。

レズビオナンのアクトレスのみなさんは武器を使います。フローリアンのスリング、ワイト&ナースのブレード(本当の名称は不明)、このショックナックルなど。
武器ではなく「技」とか「能力(ちから)」とでもいうべきものもあり、手から「気」の塊のようなものを相手にぶつけたり、眉間のあたりからやっぱり「気」のようなものを出したりしますけど、それらには名前がありません。例外はクエスの「ソリッドエア」とクインの「ニードル」ですけど、後者はブレード(本当の名称は不明)から出すみたいなので、技というよりはブレード(もしかしてこのブレードがニードルというのかも)の使い方のような気がします。まあ、それらの「気」を使う「技」は彼女たちにとっては基本的なもので、特に名前をつけることもないのでしょう。拳でなぐるのにイチイチ技の名前を言わないのと一緒です。

アクトレスの主要な威力が「武器」によるものであるということにどんな意味があるのかというと、その武器を他のアクトレスが使えば同じ威力と効果を発揮するということです。武器は誰が使っても同じ威力を発揮する。また使い方を知っていれば誰でも使える。だからクインはクエスのショックナックルを持ち出して、オリエンタルガールとの決戦に臨むことができたのです。
もっとも武器を扱うスキルの差というのはありますから、フローリアンのスリングをクインが使えばオリエンタルガールもあんなに簡単にかわすことはできなかったかもしれません。ただ「武器」の持つ「威力」そのものは変わらない。

この考え方は合理的で、武器の開発とそれを使う者の能力向上を別々に行うことができます。武器の開発と並行して、アクトレス自体もレイ博士のラボにある、あの水槽のようなベッドを使って共通のやり方で(個人差はあるようですけど)パワーアップできる。もちろんアクトレス自身が鍛錬もするでしょうからスキルupもできます。武器の開発・能力の発展、スキルの向上、この3つそれぞれのペースに差があっても問題ありません。この方式では多数のアクトレスの戦闘力を総合的に無駄なく素早く向上させることができます。

不思議なことにフローリアンは武器を使いません。おそらく片っ端からアクトレスの特殊能力を取り入れ、極限までパワーupされているはずで、武器など必要がないのかもしれません。あるいは武器がなくても、武器を持っている状態と同じことができるまでになっているとか。オリエンタルガールとの最終戦ではワイトとナースの瞬間&高速移動能力、しかもより速くなっているモノを使っているように見えますし、完璧にアクトレスの各能力を身につけた、これも一種のパーフェクト=モデル=アクトレスなのかもしれません。

では元祖「パーフェクト=モデル=アクトレス」のオリエンタルガール(ミニス)はどうなのか。
・・・オリエンタルガール様は「東洋の神秘」だからなぁ。w
オリエンタルガールの武器は扇子だけです。まあ、殴る、打撃を受ける、飛ばす、何かを出す(例:サウザンド・ナイブズ)いろいろと汎用性が高い武器ではあります。アクトレスの武器と違って多用途です。>扇子
ある用途専用ではないのでモノとしてはシンプルですけど、使いこなすのが難しい武器だと思われます。オリエンタルガールじゃないと使いこなせない・・・フローリアンも上手に扱ってました。w
やはり、オリエンタルガールも含めて基本的な能力を身につけているのでしょう。さすがに強敵だな。>フローリアン

ただし「黄色魔術(イエローマジック)」は別なようです。フローリアンがそれを使う様子はない。クエスのソリッドエアは使うのに。初戦の意趣返しをするなら、扇子で翻弄したようにオリエンタルガールの得意技である「黄色魔術」で圧倒しても良さそうなものなのに。あと最終決戦でまだ新しい技が出てくることに驚いている様子があります。
そして能力(ちから)ならオリジナルを凌駕するとフローリアンが思っている優のオリエンタルガール2号も「黄色魔術」は使いません。
このことから推測するに、「黄色魔術」はミニスだけのオリジナルなのではないかと思います。ミニスが独自で鍛錬して身につけた「技」なんでしょう。開発や設定(たぶんオリエンタルカードがからんでくる)はレイ博士も一枚噛んでいる可能性が高いのですけれども、それを使いこなせるようにミニスは一生懸命に練習したんじゃないかと。だから「未完成(テストタイプ)の超高度黄色魔術」なんてものがあるのでしょう。
なので「黄色魔術」はミニスにしか使えない技です。基本的な、格闘能力、念術や能力(ちから)に優れ、それに加えて「黄色魔術」も使いこなせること。これがオリエンタルガール(ミニス)が「最強のアクトレス」と言われる所以なのです。そのかわり合理的ではない。同じ能力を持つアクトレスを作ろうとしても無理です。唯一無二の一品もの。>オリエンタルガール
唯一無二の存在ってちょっと中二病臭いけど、スーパーヒロインだしオリエンタルガールだからそれで良いんですよ。w

いやしかし、どこか人目につかない山の中かなにかで「黄色魔術 東風」とか「雷電」とかの練習をするオリエンタルガールってのは・・・格好と相まって「天狗」みたいでしょうね。w

by namatee_namatee | 2016-10-03 22:39 | book | Comments(8)

意地と矜持

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心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。

図は「黄色魔術オリエンタルガール」Vol.11(第11話)より。
フローリアンに無理やり変身を解除されてしまったオリエンタルガールというかミニスとレズビオナの会話。

結局のところ、この「黄色魔術オリエンタルガール」というお話はレズビオナを中心に展開していくストーリーであるというのを実感するシーンであります。
登場人物の中でレズビオナと無関係で対等な立場にあるのは優だけ。その優はオリエンタルガールに惚れていて、オリエンタルガールはレイ博士に惚れていて、レイ博士はレズビオナに惚れていて、レズビオナは優に惚れていて・・・と、堂々巡りのお話であります。w

ミニスのこの「私はレイ様を愛しています(ry」というセリフでフローリアンが切れます。前にも書きましたけど、その気持ちはよくわかる。レズビオナに一生懸命尽くして汚れ仕事をこなし、少しでもはやく強くなり、気に入ってもらおうとごくまっとうな努力をしているフローリアンにとって、圧倒的な能力で自分を蹂躙したオリエンタルガール(ミニス)のこのような馬鹿げた言動は我慢ならないものだったでしょう。

それはそれ。
オリエンタルガール(ミニス)には欠けているものがあるというネタは前にも書きました。オリエンタルガールはまぎれもないスーパーヒロインだと思うんですけど、その存在意義、格好良く言うと「レゾンデートル」が無い。戦う目的は正義のためではないし、ご覧の通り合理的な理由でも無い。レイ博士がレズビオナを慕っているのと同じレベルでレイ博士を慕っているだけ。
レイ博士に命じられた任務をこなしていくだけなんですよね。ミニスも人間ですので、個人的な見解やそれに基づいた感情の変化もあることはあるんでしょうけれども、少なくとも任務の遂行についてはレイ博士に言われるままです。戦闘の状況によって、焦ったりビビったりはしていますけれども、究極的には「オリエンタルガール」という存在はレイ博士の調整した「パーフェクト=モデル=アクトレス」であるということを信じて、持てる能力を行使しているだけです。

そしてクインとの戦いに敗れる。「オリエンタルガール」という戦闘システムとしては敗れてはいない(それどころか圧勝とも言える)けれども、ミニス個人としては負けちゃいます。レイ博士のいうとおり、スペックの点では本当にオリエンタルガール(ミニス)がクインを上回っているのでしょうけれども、妹の復仇に燃えるクインの執念が能力差をひっくり返し、またオリエンタルガール(ミニス)の置かれた状況も悪かった。
これまた前にも書きましたけど、オリエンタルガール(ミニス)はクインとの戦いではまんまとクインに優を攫われてしまい、レズビオナン本拠地真上での戦いを強いられます。さらにレイ博士の指示だと思われますけど、優の能力の妨害を恐れて、彼女を遠ざけてしまっています。それまでの戦いは全て優にも状況がわかる(理解しているかどうかは別として)すぐ近くで行われておりました。クインとの戦いでも、もし優がすぐ側に居たとしたらどうなっていたか・・・まあ、あそこでオリエンタルガール(ミニス)が勝っちゃうとこれまたイロイロとややこしいことになるのですけど。w

クインに敗北したオリエンタルガール(ミニス)ですけど、おそらくそれで悔しいとかプライドが傷ついたとか、そういう気持ちは持っていないでしょう。レイ博士に命じられた作戦を失敗してしまった、優を守るという約束が守れなかったという焦りはあるかもしれませんけど、オリエンタルガール自身の面子のようなものについてはなんとも思っていないはず。そういう女性(ひと)なんですよ、オリエンタルガール(ミニス)って。
つまりオリエンタルガールは戦闘システムの現出みたいな存在であって、ミニスは「最強のアクトレス」とかの面子みたいなものにはまったく意味を見いだしていない。プライドもなにもなく、ただ戦いに負けたというだけ。「最強のアクトレス」とか、能力(ちから)の差に拘るフローリアンとは実に対照的。

わたくしが思うに、格好良いけど中身が空っぽなそのオリエンタルガール(ミニス)に変化が訪れるきっかけは、そのクイン戦の終盤。地面に叩きつけられて行動不能になったオリエンタルガール(ミニス)をかばう優がオリエンタルカードを使って自身がオリエンタルガール2号に変身し、クインと戦うのを見たときではないかと思います。そのときに自分を想う存在を意識したのでしょう。ただし、まだはっきりと認識して思考し行動に結びついてはいない。それはこのシーンのセリフにも現れてます。

この直前に優に手を出そうとしたレズビオナを牽制するために「まだ私が貴女のものになってないわよ」と挑発しています。これはオリエンタルガール(ミニス)らしくない非合理的な行動です。レズビオナの興味の対象が優に移ったのなら、その隙に自分の体力の回復をはかるとか、あるいは逃げ出すとか、そういった事態を逆転する可能性があるほうには動かずに優を庇いっています。
もっともミニスはレイ博士も「裏切ったのではない」と庇ってますけどね。
クイン戦までは誰かを庇ったり守ったりするばかりで、誰もオリエンタルガール(ミニス)のことは庇ったり守ったりはしてくれなかった。唯一、庇ったり守ったりしてくれた優という存在を意識しはじめて変化が現れます。

ちょっと話はそれますけど、ミニスという女性(ひと)についてはあまり詳しく描かれていません。まあそれはオリエンタルガールについても同様ではありますけど。
この図のような数少ないシーンから推測するに、ミニスという女性(ひと)は地味というか控えめな性格という印象です。そして、もしかするとレイ博士と同様に「クレイジーサイコレズ」の気があるのかも。地味と言っても容姿は麗しのオリエンタルガールと同じですから、実際にいたらものすごい美人でしょうけど。w
そして、かなり有能。この後、フローリアンが放り投げたオリエンタルカードを目ざとくチェックし、その場を打開するのにもっとも有効な策は自分がオリエンタルガールに変身して戦うことだと考え素早く行動に移しています。自分を破ったクインがまったく歯の立たないフローリアンに対して、不利を承知で戦おうと。ただし、今度は優の存在を計算にいれています。勝算があると判断しているわけですね。そして結果はそのとおりになりました。あのフローリアンとの最終決戦は単純な能力(ちから)比べではありません。自身の能力(ちから)に驕ったフローリアンに対して冷静に勝算を見極めたオリエンタルガール(ミニス)の作戦勝ちです。
クエス戦あたりまでは練度に不安がある印象のオリエンタルガールでしたけど、優の想いを意識してからの成長はすばらしい。そこにはもともとのミニスの有能さがあったと思います。

そういったオリエンタルガール(ミニス)の水面下の成長もありますけど、大雑把に言うと、オリエンタルガールvsフローリアンの最終局面は中身が無い空っぽの心で自身の存在理由に自信がないオリエンタルガールと野心に燃え手にいれた力を自信たっぷりに行使するフローリアンの対決です。
意地と矜持の塊みたいなフローリアンとただひたすら優を案じるオリエンタルガールの対決。この対照的な、シンメトリカルな展開がたまりません。

いやーやっぱり良い話だなぁ。>黄色魔術オリエンタルガール
本当に大好き。w>オリエンタルガール(ミニス)

by namatee_namatee | 2016-09-28 22:38 | book | Comments(14)

悶々と

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やっぱり朱美さんは良いなぁ。
京極夏彦先生原作、志水アキ先生コミカライズの「狂骨の夢」コミックス版から。上が第1巻「第一夢」より、下が第5巻「第十夢」より。
最近はネタバレに対する風当たりが強いと聞きました。推理小説で犯人は〜とか書いちゃうような無神経なネタバレはとにかく、少しでも物語に触れることすら忌避する極端な人もいるそうで。みんないろいろ大変ですなぁ。
わたくしは全然気にしませんけどね。どのみち、わたくし程度の頭では一生懸命読み解いても犯人とかトリックがわかることなんてないですし。結局は最後の種明かしかなにかを読んで、ああそうだったんだ、と思うぐらいが関の山です。だったら、ネットで何か読んでネタバレになっちゃったって何ほども変わりはありませんよ。w

というわけで、わたくしは比較的ネタバレにルーズです。今後、このブログを訪れる場合には覚悟してください。w

さて朱美さんの件。わたくしは文字で書かれた作品に登場する女性の中で最もお気に入りです。>朱美さん
次点は「アンドロイド」に登場する「マリオンA」。w
前にも書きましたけど、朱美さんは口調とか身の処し方とか、すごくいなせで魅力的。
京極先生の「巷説百物語」というシリーズがあるんですけど、そちらにはお銀さんという、やっぱりいなせな女性が登場します。そのお銀さんと朱美さん、イメージが被るんですよね。京極先生の好きなタイプなのかなぁ。
いやまあ、わたくしも好きですけどね。w
朱美さんは「狂骨の夢」のヒロインです。長野の造り酒屋で働いていたんですけど、ある時、実家が火事で焼けちゃう。完全に身寄りがなくなってしまった朱美さんをお店のご主人が不憫に思ったのか、とある男性を紹介し結婚させる。で、その男性が(ry
というのが、「狂骨の夢」のストーリーのある一面です。このお話はいろんな側面から見た朱美さんとその周りの人々の物語なので、その角度によってキャラが大きく変わります。特に複雑なトリックはなく、多方面から物事を見る、また関わる人の種類が多い、そうなるととんでもなくこんがらかったお話になるんだなぁ、という作品ですね。>狂骨の夢
ぶっちゃけていうと神道と仏教とキリスト教の三つ巴ですよ。よく考えるな、こんな話。w

京極先生が朱美さんのことはお気に入りらしいとして、「狂骨の夢」の中でもみんなに好かれてます。この図の男性は伊佐間という京極堂の知り合いで、お話の序盤、逗子の海岸で偶然に朱美さんと出会い、風邪をひいて寝込んで看病されちゃう。そのシーンが上の図です。人妻なんですけど、夫の留守にいくら害がなさそうだとはいえ、男を家にあげて、さらにこんな姿とか。わたくしは無理ですね。>何が
そして例の造り酒屋のご主人、実はいろいろと黒幕的な人物なんですけど、彼も朱美さんに惚れていたらしい。そうでないと説明がつかない事柄があるんですよ。
もともとはもちろん文字で書かれた作品ですけれども、志水先生のコミカライズでの朱美さんはまさにイメージ通り。こんなにぴったりと想像していた通りなのは珍しいってぐらいにイメージ通り。素晴らしい。
強いて言うなら、原作の朱美さんはかなり細身に描かれているので、上の図の胸の強調具合はやや誇張が過ぎるかなと。w

ああ、どこかの温泉宿かなにかで、こういう女性としっぽりとサシでお酒飲みたいなぁ。w

by namatee_namatee | 2016-09-20 21:27 | book | Comments(11)

うーん。(汗


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実に久々に「ヨコハマ買い出し紀行」ネタ。
別に飽きたとか忘れたというわけではありません。例の「夕方のきれいな公園」探索で、どうしてもチェックしなければならないことがあり、それが済むまでは次に進めなかったのでした。
とりあえず、図は「ヨコハマ買い出し紀行」第11巻・第106話「道と町と住人」より。
この眺めのよい公園の跡地がどこなのかというのがお題であります。

こちらでネタにしたとおりの条件を考慮した上で、Googleマップのストリートビューを目が回るほど探し回って、なんとなく「らしい」場所をチェック。さらに以前アウトドアにはまっていた頃にウロウロした記憶も掘り起こして、いくつかの場所をリストアップ・・・とか書くとシステマチックで格好良く感じるかもしれませんけど、実際は当てずっぽうです。w
そのリストアップした場所を実際に見に行かないとネタにできなかったのです。ストリートビューでもかなりのところまで確認できますけど(今回、実際に行ってみてストリートビューとの景観の見え方の差の少なさに驚いた)、もう少し角度を変えてとか、高い場所からとか、やっぱりリアルで確認する方が自由度が高いですからね。

今回は群馬県甘楽郡下仁田町であります。
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「ほたる山公園」からの眺め。悪天候でろくな写真が撮れませんよ。orz
どうでしょう。作品の中の描写と似てますかね。わたくしは似てないと思いますけどね。w
上の写真の右側が下の写真につながります。一応、稜線には送電線の鉄塔はあります。下仁田町には上信電鉄線という鉄道もあり、当然駅もあります。鏑川という川もあります。
ただ、眺めは似てない・・・似てませんよねぇ。少なくとも眺めている角度は違うと思います。この「ほたる山公園」からの眺めは北西(北北西かな)なのですけれども、この地形に当てはめるのならアヤセの眺めている方向はもっと西、真東から真西を見ているような感じにみえます。なので、この公園はもっと手前側というか、東側にないとダメです。さらにあのビルの形をしたキノコが生えている山、それもこの「ほたる山公園」からだと似た形の山がありません。左側に確かに山はありますが、かなり険しい形状で、作中の描写とは違いすぎます。むしろ、この「ほたる山公園」のある下仁田御嶽山の形がビル型キノコが生えている山に似ています。
そして、この「ほたる山公園」は「元は町」で「駅もあった」という条件に合致しません。山の中のキャンプ場みたいなところですから。そして下仁田の町が「今も生きている町」のことだと仮定すると、「駅もあった」というその駅は上信電鉄の下仁田駅ではありません。
という条件を当てはめてみると、アヤセは下仁田駅の一つ手前の駅、「千平駅」があったあたりで軽トラのおばちゃんと話をし、その後、移動してこの謎の公園の跡地から下仁田の町を眺めているということになりますけど・・・該当するあたりには公園がありません。w

ただ、アヤセが歩いてくる道の眺めとかは「ほたる山公園」の近所に似ています。あとあまり関係ない話ですけど、上信電鉄線は年代によって少し路線が移動しており、使われなくなった隧道とか同様に使われなくなった「鬼ヶ沢鉄橋(明治30年架橋)」とかがあるそうです。こういうの芦奈野先生が好きそう。w
この件で調べていて、ひさしぶりに「山さ行がねが」に行きましたよ。以前は大変お世話になりました。>山行が
やっぱりヨッキれん氏はすごいなぁ。上新鉄道線に関連するネタはこちらから。

そして作中でちょっと描かれている石積みみたいなもの、あれに似たものが多い地域でもあります。
こういうのですね。
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あちらこちらにあるんですよ。>この石積み
そういった点を考えると、下仁田町近辺がこの106話「道と町と住人」の舞台だと言えなくもないような・・・でも決め手がないんですよね。もっと天気の良い時に行って、細かいところまで見てこないとダメだなぁ、こりゃ。
というわけで、約200km、片道高速代約2,500円もかけて調査に行ったんですけど、悪天候もあって思うような結果が出ませんでした、というお話。w

おまけ
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石積みといえば「ほたる山公園」にはこんなものがありました。確か「治水迷路」とか。
これも妙なものといえば妙なものではありますね。w

by namatee_namatee | 2016-09-19 22:24 | book | Comments(15)

被害者(その3)

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心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。
図は「黄色魔術オリエンタルガール」Vol.1より。画像そのものは怪しいサイトから。(汗

「黄色魔術オリエンタルガール」のキーパーソンその4。
図は見てのとおり、優ちゃんとフローリアンでございます。今回のキーパーソンはフローリアン。
優はフローリアンにとっつかまって木につるされております。そしてこの後、ガマンできなくなったフローリアンに剥かれて裸にされちゃう。まあライトとはいえ、この作品はエロ漫画ですからね。w

一番最初に登場して最後まで居るという点で優と良い勝負です。>フローリアン
ここでの「私 フローリアンがお迎えにきたわけだが」というセリフに彼女のちょっと自意識過剰気味な感じがうかがえます。この時点のフローリアンはまだノーマルというか、アクトレスとしては最弱クラスで、実力に伴わない妙な自信があるように見えます。ただし、それでも常人の数倍の運動能力を持つらしいので、一般人の優に対して大きな口をきくのは当たり前かもしれません。
この自信は自意識過剰のせいなのか、当たり前なのか・・・どっちだろうなぁ。

まあ、このあとさらに強力な能力をもつオリエンタルガールに一蹴されてひどい目にあい、さらにレズビオナンのアジトに帰り着いても任務失敗ということでクインに殴る蹴るの目にあうという。他の少女3人の誘拐もフローリアンの仕業らしく、汚れ仕事を一手に引き受けていて、4回目の任務での最初の失敗なのにそんな仕打ちはちょっとかわいそうかも。(汗
もっとも任務に成功して優をつれて帰っても、勝手に手を出したということで、今度は大首領のレズビオナ様に怒られたかもしれません。

このレズビオナンという組織の対応、オリエンタルガールとのあまりに大きな力量の差、フローリアン自身の自信過剰気味というかプライドと勝敗に対する執心、これらが相まって後の「フローリアンの反乱」の原因となります。
フローリアンは戦闘能力の点ではより上級のアクトレスには劣りますけど、そのガッツとか野心、それとレイ博士の調整システムを使いこなしていること、リスクは大きいものの強大な「能力」を手にいれたこと、などから、彼女は決して無能ではありません。むしろアクトレスとしてのポテンシャルは高い。
また彼女の置かれた立場からして、当然の行動とも思えます。レイ博士によれば、フローリアンがアクトレスの最終段階に達するには短くて約1年、下手すると数年、そしてうまくいかなければ死ぬ可能性まであり、それでいてなお、クイン並みになれるとは限らないという。その上、気がつけば能力が0になる調整をされていたとか・・・信頼して身をまかせていたはずのレイ博士に裏切られた気持ちにもなったでしょう。
レズビオナとレイ博士は今回の教訓から、アクトレスのより柔軟な運用と功績に見合った褒章などの組織の改革、構成員個人の性格・特質に見合った任用を・・・なんか仕事の話しているみたいな気になってきた。w

それはそれ。
組織内での地位がどうのとかより、自身の存在意義が危うい不安定な状況が今後も続くのならば一か八か、リスクを冒しても勝負に出るというのはアリでしょう。その意気やよし、敵ながら天晴れといわざるを得ません。
そういった面からは自身の存在意義に気づくことなく、レイ博士に言われるままに優をストーキングしていたオリエンタルガールより意識高いかも。w

フローリアンは基本的に事件を起こした側なので、被害者とは言いづらい部分があるのですけれども、それでもレイ博士の不可解な行動によって結果的にひどい目にあったということではやっぱり被害者なのかもしれません。
そしてフローリアンの場合、反乱を決意するキッカケは直接にレイ博士とその眷属のオリエンタルガールの行動にあります。さまざまな状況から反乱を起こしたというのではなく、レイ博士とオリエンタルガールの行動・言動を目の当たりにして、まさにそれを目にした瞬間に戦ってレズビオナを奪取することを決意します。フローリアンは帝国全体を奪取するつもりは最初からはなかったようで、あそこでなにもなければレズビオナン内でのアクトレスの力関係が少し変わった程度で済んだものを。
・・・本当にレイ博士の罪は重い。(汗

そのレイ博士はアクトレスの調整に関しては保守的な考えを持つようで、フローリアンが自身に施したような無茶な調整はしないようです。むしろ、その限界を知っていたから「オリエンタルガール」という別系統の戦闘システムを調整(=開発)したのかも知れません。
そしてレイ博士は本当のところはミニスのことを案じていたのかも知れません。ミニスにフローリアン並の無茶なチューンをすれば、他のアクトレスには十分勝てた可能性はある。それをせずにより安全な「オリエンタルガール」という別の戦闘システムで調整し、なにかあってもミニス本人に累が及ばないようにしたのかも。やはり考えれば考えるほど「オリエンタルガール」という存在の儚さが(ry

はたして新型の「オリエンタルガール」と従来型アクトレスの究極進化形の「フローリアン」の対決はどうなったのかというと、結果はストーリーの通り。優の助太刀があったにせよ(むしろそのようなブーストupができるということにオリエンタルガールという戦闘システムの優位性が現れている)、ミニスのオリエンタルガールの勝利に終わりました。フローリアンも良い線まで行ったんですけどね。状況に対する柔軟性という点で、オリエンタルガールの方が勝っていました。あと力技だけでなく、あそこで「M16」という「黄色魔術」を使えるところが、器の差を感じさせます。>オリエンタルガール
旧型で新型を倒すってのは男のロマンとして「有り」なんですけれども、この場合、相手がオリエンタルガールでは仕方ない。わたくしはなにがあってもオリエンタルガールの味方ですから。w
その結果、推測ですけどアクトレスとしては再起不能、これまた優の例から推測するにおそらく記憶も無くしてしまったのではないかと思われます。>フローリアン
フローリアンが勝ち誇って、最強の座にあったのは第10話から第13話の間、時間にしたらほんの数時間のことでした。

完顔阿骨打先生にうかがったところでは、この「黄色魔術オリエンタルガール」という作品は最初に考えた構想どおりに最後まで描いたとおっしゃってました。
ということは、フローリアンの運命はこの第1話の時点で決まっていたわけで、これはストーリー上仕方がないことではありますけれども、やっぱりちょっと気の毒に感じます。

by namatee_namatee | 2016-09-17 17:00 | book | Comments(4)

オート

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ヒヨスかわいいよヒヨス。>錯乱
って唐突に言ってもなにがなんだかわりませんわな。
図は沙村広明先生の「ハルシオン・ランチ」という作品の第1話より。詳しくはWikipediaでもどうぞ。
いや本当にかわいいんですよ。>ヒヨス
やっぱりこういう顔で心が虚ろな女性(ひと)好きなんだな。>わたくし

ヒヨスはなんでも食べます。リアカーでも人間でも生ごみでも。で、もどす。w
そういうお話です。でも実は良い話なんだなぁ、これが。興味があるのなら是非買って読んでいただきたい。丹念に探せば怪しいサイトで読めちゃいますけど、ここは作者のためにもお金を出していただきたい。2巻でせいぜい1,200円とかですから。この程度の金額なんて誤差ですよ。なにかちょっと飲んだり食ったりすればすぐ使っちゃう。だったら漫画やCDなどの作品に使いましょう。
もしここで1,200円ばかし節約したせいで、単行本が売れず作品が打ち切りになったりして、その20数年後に掲載誌を探し回り、約15万円ほどのコストを投じる羽目にならないとも限りません。w
いやまじで、アーティストさんにしても漫画家さんにしても、我々があだこうだと作品についてしたり顔で一銭にもならない御託並べているより、現ナマの方がありがたいのに決まってます。

それはそれ。
なぜ突然、この作品のお話になったのかというと。もともとは某巨大掲示板のとあるスレで「白痴美人」というフレーズを発見→わたくしの知らない言葉だったのでちょいと検索→本当は「白痴美」→それはそれ→この「ハルシオン・ランチ」にたどり着く、という経緯。
まあ大体わたくしの行動パターンの典型でありますね。こうやって変なネタを見つけていくことが多いです。「ヨコハマ買い出し紀行」しかり椎名さんしかり。おっと「黄色魔術オリエンタルガール」はちょっと違いますけどね。
この「ハルシオン・ランチ」、実は椎名さんともわずかながら関係がなくもないです。それは作者の沙村広明先生が「無限の住人」を描いた方だから。椎名さんは演劇版「無限の住人」に出演されていたのは前にネタにしました。

今日はあとは何があったかな・・・トレポンM16A4の件。レシーバーを交換したついでにチャンバーをダイヤル式HOPにしてもらったんですけど、これが使いやすい。ややHOPの効きが弱いので、面HOPにしてみたらこれが強HOP。ダイヤル式チャンバーは基本的にHOPの効きが0にできない構造なんですけど、そのせいもあってHOP最弱の位置でも鬼HOP。
0.25gBB弾だと40mぐらい先から弾道がズーム上昇。w
0.28gか0.3gBB弾でなんとか使い物になるかな、といった程度。これではせっかく調整しやすくするためのダイヤル式にしたのに意味がない。
現在、対策を講じているところ。HOPをかけるためのアジャスタの下側にあるシリコンチューブを縦に半分に切ってみました。明日、明るくなったら試射ですね。最悪はHOPを0にできるノーマルチャンバーに戻すことになるかも・・・
いやしかし、トレポンって構造が単純でいじりやすいですね。そして各部のクリアランスが極限までキチキチ。他の電動ガンのように曖昧な部分はありません。すごい精度。その割りに機構的にはこのチャンバーのように間抜けな仕組みだったりする。これは面白いかも。w

といった感じでとりとめもなく終わります。w

by namatee_namatee | 2016-09-16 21:46 | book | Comments(0)

「オリエンタルガール」と「しろがね」


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本日はネタがない。なので小ネタの集合体で。

図はいわずとしれた藤田和日郎先生の「からくりサーカス」単行本第1巻。ネットの怪しい画像サイトから。(汗
ウチのどこかに全巻あるはず。43巻まででしたっけ、やたらに長いお話なんですよね。もっともわたくしとしては序盤の加藤鳴海が行方不明になっちゃうところまでが「からくりサーカス」の一番美味しいところだと思ってますけど。
そこから先は「しろがね」がたくさん出てきたり時代が遡ったりして、話がどんどん広がっていってしまい、どうもついていけないというか・・・「しろがね」が化け物じみてきて、「俺のしろがねを返せ!」と心の中で叫びながら読んでました。w

詳細はあらすじをネットで検索していただきたいところですけど、「しろがね」というのはこの紫色のコスチュームの女性です。最初は「しろがね」といえばこの女性(ひと)だったんですけど、話が進むうちに他にも「しろがね」が登場しましてね。というか「しろがね」は人の名前ではなくてそういう職業ということになっちゃう。なのでこの「しろがね」は「才賀エレオノール」という名前になるんですけどね。わたくし的には前述の通り、「しろがね」はこの「しろがね」です。異論は認めない。w

この女性(ひと)も基本的に無表情で感情を現さない。ある目的を別にしては。
その目的に関係ない場合は他人には冷酷といってもよい接し方をするんですけど、それがたまらない。w
っていうか「しろがね」は笑えないんですよ。

「しろがね」は人形(懸糸傀儡)を操って「オートマータ(自動人形)」と戦うんですけど、なんていうか細い糸を介して人形を動かす、その不自由な印象と破壊力のアンバランスが素晴らしい。全くもって現実感のない設定ではあるのですけれども、そういう世界が本当にあってほしいと願うほど魅力的でした。図ではトランクの中からなにやら怪しい腕が出てますけど、これが人形(懸糸傀儡)です。「あるるかん」だったかな。このでっかいトランクをいつも持って歩き、何かあった時にはそこから「あるるかん」が出てきて、という絵面がすばらしい。
扱いづらそうな人形を細い糸を介して操るという危うい戦闘方式ですので、当然のことながら「しろがね」は線が細い印象です。後期には事実上の不死であるという設定になってしまうんですけど、初期のころは普通に怪我もするしピンチにもなる。でも「しろがね」は無表情で冷静。これがたまらんのですよ。w

オリエンタルガールに性格や役割が似ています。後期の変な設定がなければ「オリエンタルガール」と並ぶわたくしの心のヒロインになったはず。>しろがね
そしてぼけっと眺めていて「カレン・ロウ」にも似ていることに気がつきました。そうか、そういうタイプと見た目が好きだったのか。>自分

次のネタ。
8月に取引先の社長が路上で襲われましてね。鈍器で頭を殴られ、頭蓋骨陥没、意識不明で全治不明の重傷。(汗
そして犯人が逮捕され殺人未遂で送検されたという。それが被害者の社長の会社の営業部長という。(汗
わたくし何度かあってお話したことあるんですけど。>営業部長
いったい何があったのか。かなりやり手の社長と営業部長だったので、よっぽどのことがあったのだろうなと思いますけど、現時点では何もわからない。ネットのゴシップやネタと違って身近な事件ってのは、むしろなにがあったのかわからないもんだなぁと。(汗

さらに次。
ツイッターのタイムライン(以下TL)にAV関連のネタが流れてきまして、よく読んでないんですけどとあるAVメーカーが18歳未満の女性を出演させた疑いが(ryみたいな話。そんなバカなと思って、ざっと話の筋を追ってみるとNPO法人ヒューマンライツ・ナウ(HRN)というところが出した報告書にとあるAVメーカーが名指しで「児童ポルノ疑惑」があると言われたそうで。
常識的に考えて、「表」(あえて表と言いますよ)のAV作品に18歳
未満の女性が出演することはありえないです。このメーカーも言っているように年齢確認は厳重に行うし、比較的容易な確認項目でもあります。それをあえて指摘したのは、よっぽど極悪なことをしているメーカーなのかと思いきや・・・これがお粗末なことにHRNは調査するときにAVメーカーに女優さんの年齢確認をしていないとか、見た感じで児童ポルノだとか言っていたらしいんですよ。w
AVの業界がうさんくさい面があるのはわたくしも薄々感じてますし、実際に違法すれすれの何かがあったとしても特に驚きはしませんけど、同時に大半のメーカーは法律を守ってやっていると思うし、産業として成立しているわけですからね。そこへほとんど言いがかりに近いネタで報告書出すってのは、売名というか、本来の目的とは違う意図があったとしか思えないわけでして。
詳しくはこちらとかこちらをどうぞ。

っていうか、ネット舐めるなと言いたい。ネットに情報は溢れているんですよ。衝撃的だけどずさんな報告書なんて出したら寄ってたかってぶっ叩かれるに決まってます。今回もHRNの面目は丸つぶれ。それどころか関係者の繋がりというか背景というか、そっちの胡散臭さが明らかになってしまいました。もうアホかと。

そして、もしそんないい加減な基準がまかり通り、見た感じ18歳以下の女性が出演しているからこの作品は「児童ポルノ」ですとか言われたら、ウチには「つぼみ
」嬢や「中野ありさ」嬢の作品が多数wありますので摘発されちゃいますよ。w
「つぼみ」嬢はとにかく「中野ありさ」嬢は見た目幼いからなぁ。おまけに毛が(ry
中野ありさ嬢とはこういう方です。・・・「中野ありさ」で画像検索するとこのブログが一番最初にくる。orz

あとなんだっけ?
もっと他にもバカバカしいネタがあったような気がしますけど忘れてしまいました。まあ、ネットが発達した現代ではいい加減なこというとあっという間に証拠突きつけられて論破されちゃうということですね。世の有識者と言われる方々がなぜそれに気が付かないで適当なこと言って炎上を繰り返すのか、それが不思議でなりません。w

by namatee_namatee | 2016-09-14 20:07 | book | Comments(4)

被害者(その2)

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「黄色魔術オリエンタルガール」単行本、Vol.2(第2話)より。
例によって怪しいサイトの画像から。orz

こうやってみると、オリエンタルガールって「セーラームーン」の雰囲気が入っているような・・・セーラームーンはよく知らないので、的外れかもしれませんけど。
わたくし、こういう見た目なので、セーラームーンが全盛だった頃は「お前、こういうの詳しいんだろ。w」とさんざん言われましたけど、その実、全くわからないんですよね。w
あとシンメトリカルとでもいうのか、左右対称の均整のとれた美しさへのこだわりみたいなものも感じます。ここら辺、もしかして本当に仏像の影響があるのかも。

それはそれ。「黄色魔術オリエンタルガール」のキーパーソンその3。言わずと知れた「オリエンタルガール様」でございます。
タイトルになっているんで主役かと思いきや、先日ネタにした通り、このお話は優を中心に展開していくので、諸手を挙げてオリエンタルガールが主役であると言い切るのもなんとなく違うような。w

まぎれもないスーパーヒロインで格好良いし強いし美しいんですけど、ヒロインらしい決意とか強い意志みたいなものが感じられない。一見して、この通り、なにやら正義の味方っぽいことを言ってますけど、お話の展開から見るとレイ博士の手先として言われた通りに任務を遂行しているだけということで、彼女の意志があっての行動ではないということがわかります。少しづつ変化はあったものの、クインとの戦いまではその方向でした。
そういう意味ではオリエンタルガール(ミニス)も被害者の1人とも言えそうです。レイ博士を慕う心をうまく利用されて、特に自分にメリットのない危険な任務に身を投じたわけですから。レズビオナも不審に思ってか、ミニスに動機を問うてます。
また、その身の処し方からフローリアンの心を壊し、反逆の引き金を引いてしまったことにもなりました。その意味ではこの騒動の発端をつくった一人、加害者とも言えるのかもしれません。まあレイ博士の一味なので、当然と言えば当然ですけど、一見、主役に見えるスーパーヒロインがその状ってのもなんだかな、と。

そんな虚ろな心の持ち主のオリエンタルガールは、クインに敗北し強敵フローリアンとの死闘という苦難を乗り越え、自分の存在意義を見つけ、優と結ばれる(少なくとも心情的には)ことで、本当のスーパーヒロインになったということなのでしょう。もう心配ありません。

今更言うまでもないことですけど、わたくしはオリエンタルガールが好きです。w
後期の人間らしくなったオリエンタルガールも良いですけど、やっぱり初期のなんだかよく分からない胡散臭い感じがたまらなく好きです。強いんだけどなんとなく線が細く、見た目も繊細なのが良い。大好き。w

オリエンタルガールもアクトレスの一種で、おそらくレイ博士が入念に調整しているのでしょう。他のアクトレスとの違いはカードを使って変身することです。変身できるのはミニス=トゥリーと唐色 優の2人のみ。優の例から推測するに、中の人の通常時の能力は高くはないようです。つまりミニスも普通の女性、もしくは平凡なアクトレスである可能性が高い。それでいながら「調整」は変身後のオリエンタルガールにではなく素の状態の中の人に対して施すようです。これまた推測になりますけど、中の人の能力を大きく拡大する仕組みが「オリエンタルガール」なのではないかと思います。
そして「能力(ちから)」を発揮しすぎたときの安全装置、リミッター、ブレーカーあるいはヒューズみたいなものも兼ねているのではないかと思われます。>オリエンタルガール
優がオリエンタルガール2号になって能力(ちから)を過密させすぎて崩壊(コラプス)を起こした時も、治療を受けて回復してました。フローリアンはその優に決闘を申し込んでいましたので、崩壊を起こした後にもオリエンタルガールに変身する能力を保持していたことになります。フローリアンの知っていることはレイ博士の知っていることですから、これは正しい情報です。
それに対して例えばクエスの場合、崩壊ではありませんけど、手加減なしの「黄色魔術 雷電」をくらって命に別条はないもののダメージが大きすぎてアクトレスとしては再起不能になってしまいました。
優は変身が解除されて意識を失ったものの、本人に対するダメージは抑えられ、再度オリエンタルガールに変身する能力も残りました。ミニスの場合もフローリアンに強烈なプレッシャーをくらって変身を解除させられてしまいますけど、結果的にミニス本人のダメージはなかった。そしてこれまた再度オリエンタルガールに変身するのは周知の事実。つまりオリエンタルガールというシステムは非常時には変身を解除することによって、中の人の安全をはかるものなんじゃないかと推測します。そのおかげで中の人は強靭なアクトレスである必要はない。
クインは優のオリエンタルガール2号に巨大ソリッドエアらしきものでやられてますけど、本人が鍛え上げられた戦闘用アクトレスなので、あの程度の「調整」で復活できたのでしょう。同じダメージを一般人の優はもちろん素の状態のミニスが受けたら、再起不能どころかあっさり死んでしまうのではないでしょうか。
そして「M16」で思いっきり崩壊してしまったフローリアンは・・・おそらく再起不能。記憶も失ってしまっているのではないかと。フローリアンはあれだけ強かったわけですから、もともとのアクトレスとしてのポテンシャルも高かったはず。その彼女が再起不能になってしまうということは、レズビオナンとしては有用な人材を失ったことです。騒動を起こしたレイ博士の罪は重い。

改めて考えてみると「オリエンタルガール」という存在の儚さみたいなものが身にしみます。凛々しく「オリエンタルガール」といってますけど、これは中の人があってのものなんですなぁ。
その中の人、ミニスとはどういう女性(ひと)なのかというと、これがよくわかりません。あまり詳しい描写がない。肝心の優との絡みは全くありません。フローリアンによる変身解除後のレズビオナとの短い会話の様子では、オリエンタルガールの時の強気な雰囲気は影を潜め、かなり従順で控えめな性格に感じられます。
ヒントとしては優と個体データが一致しているということですから、比較的詳しくキャラクターが描かれている優の性格・性質が参考になるかもしれません。その優は天然で心優しく控えめな娘として描かれていますので、ミニスも似た傾向の女性(ひと)であると推測できるかも。優と違ってオリエンタルガールとしての「黄色魔術」や自分の能力、敵対するレズビオナンのメンバーについては詳しく知っているはずなので、天然の部分はあまり目立たないかもしれません。

いや本当にオリエンタルガールが好きなんですよ。w>わたくし

by namatee_namatee | 2016-09-09 22:29 | book | Comments(4)

被害者(その1)

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またしても心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。
図は「黄色魔術オリエンタルガール」単行本の裏表紙。消費税が3%だ。w

キーパーソンその2。
この娘こそ、「黄色魔術オリエンタルガール」の実質的なヒロイン、「唐色 優(からしき ゆう)」でございます。ちなみに「唐色」という苗字の人は日本には存在しないようです。w
モノクロページだと黒髪ですけど、カラーだとこの通り茶髪・・・それほどでもないか。この当時は茶髪がまだ認知されたとは言いがたい時代だったはず。このイラストの表現上は茶髪だけど、キャラからいくとプレーンの黒髪なんじゃないかと。
少女といってますけど、本棚の書名やブックバンドを使っていること、私服で学校に行ったり帰ってきたりしている様子などから(高校生だとブックバンドはあまり使わないし、禁止されている場合も多いような気がします。私服の高校もありますけど(わたくしがそうでした)作品上は女子高生は制服で描くのが自然かと。)女子大生ぐらいに見えます。18-20歳ぐらいかなぁ。
前にも書きましたけど身長はオリエンタルガールより顔半分ぐらい低い。あくまで印象ですけど、日本女性の平均身長の約155cmぐらいかなぁ、と。オリエンタルガールはかなり細身なので、ならぶとちょっと太めに見えるかもしれませんけど、パーフェクト=モデル=アクトレスと一般人のプロポーションを比べては(ry
ちなみにこの図、パンツ穿いてる?w

彼女のことはレズビオナを始めとしたレズビオナンのメンバーは「優」と呼び、オリエンタルガールは「優ちゃん」と呼ぶ。そして優はオリエンタルガールを「オリエンタルガール様」と呼ぶ。あの世界では自分より上位にあるものは「様」と呼ぶのは普通らしいので(例:クイン様・レズビオナ様など)、優が「オリエンタルガール様」と呼ぶのは特別な意味があるわけではないのかもしれません。ではミニスのことはなんて呼ぶのかというと・・・わからないんだな、これが。w
たぶん「ミニスさん」でしょうね。レズビオナのことを「レズビオナさん」と言ってましたし。オリエンタルガールもミニスも同じ女性(ひと)なのはもちろんですけど、変身しているかどうかで呼び方(=優との立場)が変わると推測する気になるのはなかなか興味深いことです。

わたくしはオリエンタルガールに倣って必要な場合は「優ちゃん」と呼ぶことにします。w

その優、なぜ実質的なヒロインかというと、物語の最初、それこそ第1話の冒頭から最後の最後、第14話の最終ページまでずっと描かれているから。オリエンタルガールより登場している期間は長い。そしてオリエンタルガールとともに主要な戦いに参加しているという。第10話のフローリアンとクインの戦いは別として、オリエンタルガールがからむ戦いには全て参加してます。優の争奪戦なので当たり前といえば当たり前ですけど、一般人のはずなのに鉄火場くぐりすぎです。w
その上、ミニスと同じ個体データを持ち、オリエンタルガールとテレパスみたいな能力で会話が出来、能力(ちから)のブーストupや行動の制御も可能、きわめつけは「オリエンタルカード」が誤動作して、優自身がオリエンタルガールに変身してクインをやっつけるという大活躍。
これはとりもなおさず「オリエンタルガール」という戦闘システムが本質的に通常のアクトレスをはるかに凌駕する戦闘力を持つということの証明であります。それを知ったフローリアンは後に優に変身を促して対決を申し込みますけど、本当のところ、レイ博士が未調整の状態のフルパワーを出す優のオリエンタルガール2号にフローリアンが勝てたかどうかはわかりません。ましてや、それがフローリアンがミニスのオリエンタルガールを殺した後だったりすると、激昂しているはずの優のオリエンタルガール2号に敵うとは思えません。(汗

まあそれはわたくしの妄想上の話。
話を戻しますと、優ちゃんはかなりの天然のようです。あー、みんな好きでしょ、天然の女性。w
穏やかで自分のことより人のことを気にする、気立ての良い女性(ひと)のようですね。そして天然なんだけど変なところには突っ込む。オリエンタルガールがくれた衣装をどこから出したのかとか、「オリエンタルガール」の名前がどうして英語なのかとか。

そして最後まで自分の能力(ちから)に気づかず過小評価してます。自分の部屋に誰かが届けた「オリエンタルカード」についても「ただのカードになっている」と言ってますけど、本当はどうなんだか。
自分の能力(ちから)の過小評価と同時に、アクトレスやオリエンタルガールの能力(ちから)を過大評価しているきらいもあります。
あとすぐ死んだことにしたがる。w
空中でバチバチ能力(ちから)と「黄色魔術」のぶつけ合いをしているわけなので、これは無理もない話なんですけど、オリエンタルガールもアクトレスの方々も相手を殺すつもりはない(アクトレスにはレズビオナの命令がある&オリエンタルガールは自制している)わけで・・・これは「黄色魔術オリエンタルガール」のわかりづらい一面でもありますね。
ネットの書評でも「相手を殺さないのが腑に落ちない」みたいな評価を見かけます。描かれているのは緊迫した真剣勝負なわけで、それで相手にとどめをささないってのはどういうわけか分かりづらいですよね。これも「黄色魔術オリエンタルガール」という作品がイマイチ人気が出なかった理由の一つなのかなぁ、と思いますけど、ちゃんと説明はされていてスジも通っているんですよね・・・

優がなにかというとすぐに死にそうなことにしたがるために、クエスとの戦いではオリエンタルガールの行動を無意味に抑制することになり、結果的にオリエンタルガールは「黄色魔術 雷電」の制御が難しくなり、クエスに必要以上に大きなダメージを与えることになってしまったのではないかと思います。クエス、良い娘なのにかわいそう。(汗
強化フローリアンとの最終戦でも、優は自分でオリエンタルガール(ミニス)に加勢してオリエンタルガール(改)に二段変身させておきながら、崩壊(コラプス)を起こしたフローリアンを「死んじゃったの?」と気づかっています。フローリアンは自分と愛するオリエンタルガールを殺そうとした相手なのに。徹底的に天然だ。w

優ちゃんがレズビオナンに狙われた理由は大首領のレズビオナが一目惚れしたから。w
優にとっては大変な迷惑です。文句無しに最大の被害者。
推測になりますけど、レズビオナは優の持っている何か特別なモノに惹かれたのではないかと思います。直接、優に接触したフローリアンも前に誘拐した3人と優は違うと言ってます。
それは同じ個体データを持つオリエンタルガールにもあるモノで、だからこそ、レズビオナは優だけでなくオリエンタルガールも殺さずに客人として招きたいと言っているのではないかと。そうでなければ初戦のフローリアンはとにかく、ワイト&ナース、そしてクエスまでオリエンタルガールにやられた時点で、もうオリエンタルガールは殺してしまえとクインに命じてもおかしくないはず。
そして本当のところはオリエンタルガールの正体など解ろうが解るまいが、レズビオナとしてはどうでも良いことだったんじゃないかと思います。現にフローリアンに無理やり変身を解かれて、オリエンタルガールがミニス=トゥリーという女性(ひと)ということが判明しても、そのことについてはレズビオナには特になにも反応がありませんでした。なのでレズビオナは優ちゃんとオリエンタルガールそのものが欲しかったのでしょう。まあ優とオリエンタルガールを一緒にすると大変なことになるというのは、レズビオナもフローリアンも身をもって知ることになります。w

というわけで「黄色魔術オリエンタルガール」で最大の被害者であり、事実上のヒロインの優ちゃんについての考察でありました。こういう妄想ぶちまけるの本当に好き。w

by namatee_namatee | 2016-09-07 21:25 | book | Comments(11)

戦犯

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心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」ネタで。
図は「黄色魔術オリエンタルガール」Vol.3、不本意ながら怪しいサイトの画像から。orz

「黄色魔術オリエンタルガール」におけるキーパーソン。
実はこのお話の登場人物は無駄がないのです。わたくしは多からぬ登場人物はほとんどがその役割を無駄なく演じる機会が与えられていると感じます。
今回ネタにするのはこの方。「オリエンタルガール」をパーフェクト=モデル=アクトレスとして調整(=開発)し、おそらく他のアクトレスの開発にも深く関わった人物、レイ=ヴァッハ博士。その立場からレズビオナの信頼もあついようです。極めて重要な登場人物ですなぁ。
ちなみに「パーフェクト=モデル=アクトレス」の元ネタは平沢進氏のバンド?音楽グループ?の「P-MODEL」でしょう。

なんといっても、レイ博士がレズビオナを独り占めしようとして、オリエンタルガールを使ってレイズビオナの寵愛を受けている邪魔なアクトレスを排除しようとしたのが事の発端ですからね。「黄色魔術オリエンタルガール」初期のオリエンタルガールは正義の味方みたいな描かれ方をしてますけど、その実はレイ博士の陰謀の片棒を担いでいるだけという。w

いや、中の人のミニスとしては彼女なりのなにか考え・意志があった可能性があります。確かに後の告白ではレイ博士のためにオリエンタルガールになって戦ったといってますけど、そう話は簡単じゃない。現にミニスは最終的に優のために勝ち目の薄い戦いに身を投じることになるわけですし。しかもそれはレイ博士公認です。強化フローリアンとの戦いで苦境に陥ったオリエンタルガールを前にして、優に「ミニスを助けてあげて・・・」というレイ博士はミニスは優のものだと認め、自分の眷属と言う立場から手放しました。

「黄色魔術オリエンタルガール」がオリエンタルガール(ミニス)の物語だとするのならば、彼女の意志がどう変化していったかこそが、このお話のキモでございます。どうにも居場所がなかったオリエンタルガール(=ミニス)が一方的に想いをよせる相手(=レイ博士)だけでなく、自分を想ってくれる相手(=優)を獲得し欠けていた心のパズルのピースを手にいれ、さらにはレイ博士やその上位にあるレズビオナからも認められるストーリーと考えるとわかりやすい。

いかん、オリエンタルガール(=ミニス)が好きすぎて本題からどんどん外れていっちゃう。w
話をレイ博士に戻すと。基本的にレイ博士はこの世界の全てを把握している存在です。全てのアクトレスの能力を把握しているし、それはオリエンタルガールについても同様。あの「黄色魔術」についても全て知っているはずです。「M16」を「未完成(テストタイプ)の超高度黄色魔術」と言っていることからもそれは明らかです。ミニスの特性から、こうするとああなるとか、MPがこのぐらい必要になるとか、いろいろとテストしてるんでしょう。

このお話はレイ博士の把握している要素とそうでない要素の対立と考えることができます。レイ博士が把握している要素とは、通常型のアクトレス、例えばクインとか。あとはもちろんオリエンタルガール(=ミニス)もそうです。この範囲についてはレイ博士は完全に把握しています。少なくともスペックについては。例外としてはアクトレスも人間ですので、その心理的な要素が能力に及ぼす影響とか。ここを読み間違えたせいでオリエンタルガールは能力で劣るはずのクインに敗北したのでしょう。
逆にレイ博士が把握しえない要素は、レイ博士なら絶対にしない無茶なチューンをしたフローリアンと個体データが数億分の一の確率でミニスと一致しちゃった優。
前者は敵で後者は味方。まあ優は味方と言っても考え方によってはミニスを奪っていく存在で、レイ博士は自分が起こした騒動の代償としてそこにケジメをつけないといけないわけですけど、さすがに正しい判断を下しました。
フローリアンについては、それでも問題点は看破してはいるんですけど(無理な調整の代償について)、短期的には対抗手段がない。打開できる可能性がある優の能力(ちから)についてレイ博士がどこまで期待していたのかはよくわかりません。優がオリエンタルカードでオリエンタルガールに変身できるのは分かっていた(=フローリアンも知っている)わけですけど、オリエンタルガール(ミニス)に対してパワーアップというかブースト能力があることについては分からなかったようです。2人の個体データが一致していて、片方にカードがない&お互いに特別な感情を持っている、この条件でなにが起きるかについては「具体的には」わからなかったのだと思います。大体がミニスが優に特別な感情を持っているのをレイ博士が知るのは、ミニスがオリエンタルガールに変身して強化フローリアンと戦いだしてからですし。
なので優に「ミニスを助けてあげて・・・」と懇願するのは、レイ博士らしい論理的な裏付けのある行動ではなく、ミニスを思いやる純粋に感情的な行動だったと考えるのが自然でしょう。

それはフローリアンが優のそちらの能力(ちから)に配慮していないことにも表れています。前にも書きました通り、優の危険性を知らないからそのままそこに置いておくわけで、わたくしだったら、優は殺さないまでも少なくとも意識を奪うとかして無力化しておきますね。
ちなみにフローリアンはレイ博士から「リーディング能力」を使って情報を引き出しているわけですけど、これは極めて重大な脅威です。前述の通り、レイ博士は全てのアクトレスの能力はおろかオリエンタルガールの詳細なスペックまで知っているわけですから、それを把握してさらに本人が強大な能力を持つフローリアンはこの上もなく危険な存在であります。
フローリアンは圧倒的なパワーと能力に目が行きがちですけど、実はレイ博士の知識と情報も身につけた厄介な存在なわけです。単純な脳筋じゃないんですよね。いずれはレズビオナからも情報と知識を引き出すでしょうから、レイ博士・レズビオナとしては、なんとしても早々に排除しておかないといけない存在です。そうしないとレズビオナン内にフローリアンの恐怖政治がまかり通ることになります。(汗
この2人は命をかけて戦ったオリエンタルガール(ミニス)には感謝しないといけません。っていうか、騒動を起こしたレイ博士は反省してください。w

最終話で優の机の上にあった「オリエンタルカード」。しつこいんですけど、あれは使えると思うんですよね。優の能力が勿体無いということもありますし、以前からレイ博士はミニスと「黄色魔術」を開発してきたわけですし、この騒動でその成果を手放す理由はないんですよ。レズビオナは不問に付すつもりのようですし、場合によってはミニスよりオリエンタルガールという認識の方が強いわけですし、あえて封印する必要はない。
まあ優の手元にあるカードは使えないようにしてあるとして、レズビオナン内にいると思われるミニスは別のカードを持っていてオリエンタルガールになる能力を保持していると思います。

by namatee_namatee | 2016-09-01 21:56 | book | Comments(6)