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中の人

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心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。w

図は使い回し。単行本化されていない「黄色魔術オリエンタルガール」Vol.11より。フローリアンに無理やり変身を解かれてしまったオリエンタルガール(ミニス)の様子です。ここだけをみるとミニスはちょっと気弱な印象になりますけど、実はなかなかタフでかなり有能な女性(ひと)です。
武人の貫禄満点のクインですら、レズビオナの手にかかると子猫のように(レズビアンだけに)翻弄されちゃうんですけど、ミニスはそのレズビオナの本気の攻めに耐え抜き、この通り、絶望的な状況になっても、チャンスがあればそれを掴み取ろうとする気力を残している。それはフローリアンが「オリエンタルカード」を取り出した時に目ざとく反応したことからわかります。
考えてみればレズビオナに屈服していないのはミニスだけなんですよね。レイ博士もフローリアンもその他のアクトレスも、みんなレズビオナの寵愛が受けたくてことを起こす。本当の意味で実際に逆らったのはミニスと優の2人だけです。
そんなミニスですけど、この図の通り、オリエンタルガールとなって戦うのはレイ博士のためだと言っております。あんな薄情なマッドサイエンティストの何が良いのかわかりませんけど、ミニスにとっては大切な人なのでしょう。レイ博士とミニスの関わりにはアクトレス化などについてなにか事情があるのかもしれませんけど、さすがにそれは妄想の限度を超えてしまいます。

レイ博士のためと言いながら、ミニス自身に意思が無いかというとそうでもない。前にネタにしましたけど、優にレズビオナンのことを説明する時にそこだけ妙に感情的な物言いです。そして強化フローリアンとの最終決戦で命を落とす寸前まで追い込まれた時に自分の使命を悟るわけですけど、その時に「レイ博士とレイ博士が愛する人を守る(ry」と言ってます。これらのことから、おそらくミニスはレイ博士を通してレズビオナも愛慕の対象ではあるものの、レズビオナンの大首領としての現状の行動と方針には賛同していないといったところなんじゃないでしょうか。むしろ慕う対象だからこそ、今のレズビオナの強引な組織運営に危惧をいだいているのかもしれません。そしてそれはおそらくレイ博士の意思に近いものではないか。
作者の完顔阿骨打先生によるとレイ博士のこの行動の動機はレズビオナン内部の権力奪取などではなく、レズビオナを純粋に独占したかったからだということで、今で言うところの「クレイジーサイコレズ」だそうです。わたくしには到底理解しがたい行動原理なわけですけれども、レイ博士は論理的な思考の人物でもあるので、情欲に突き動かされるのと同時に自分の行動を正当化する合理的な理由を持っていてもおかしく無いと思います。それが前述のレズビオナの行動がエスカレートしていくのに危惧して、ここら辺で歯止めをかけようというものではないかと。この点においてレイ博士とミニスの見解は一致し、ミニスはオリエンタルガールになって身を削って戦う気になったんじゃないかと思います。
で、それをレズビオナ本人に面と向かって言っちゃうと、特にレイ博士がフローリアンに裏切り者呼ばわりされているこの場面ではまずいと判断して、このように「レイ様のために戦えるのならそれだけで・・・」と本当のことを半分だけ口にしたのではないでしょうか。だとしたらやっぱり有能だなぁと。>ミニス

しかし、それがフローリアンを切れさせてしまって、騒動が一段とヒートアップする原因になってしまうのはなんとも。(汗
それについてはミニス(オリエンタルガール)は死ぬ思いで決着つける羽目になります。

by namatee_namatee | 2016-10-26 21:48 | book | Comments(2)

謎の組織

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心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」のネタ。
図は「黄色魔術オリエンタルガール」単行本に収録のVol.3、その冒頭のシーン。怒っているのはクイン様です。怒られているのはフローリアン。優の誘拐任務に失敗しちゃって、殴る蹴るの折檻されております。ちょっとかわいそう。

今回のネタは「レズビオナン」という組織について。
オリエンタルガール(ミニス)の言によると、「レズビオナン」は大首領のレズビオナが築いたレズビアン帝国。
「世界中の気に入った少女をさらっては犯して自分の虜にし 組織の一員としてまた少女をさらわせて そしてついその手を日本に伸ばしてきたのよ!」
ということだそうです。本当はこのセリフの図をネタにしたかったんですけれども、それはもろにエロ漫画の1シーンなので、さすがに自重。w
いやしかし「レズビアン帝国」ってすごいな、それ。「帝国」ってのは世界中に版図を広げていくものなので、ミニスの言う通りなら確かに「帝国」の一種ではありますけれども、「レズビアン帝国」って事も無げに言われるとなぁ。w
それはそれ。いつもは冷静で丁寧な口調のオリエンタルガール様ですけど、このシーンでは妙に感情的なのが印象的。わたくしの推測ではこの説明にはオリエンタルガールというオフィシャルな立場の見解だけではなく、ミニスの個人的な感情が入っているのかもしれないと思います。

この図からわかる通り、レズビオナンのアジトはかなり立派です。地下にあるらしいのですけれど、この天井の高さは相当に大規模な施設であると思われます。前にネタにしましたけど、レズビオナの寝室は体育館なみの広さがありそうですし、レイ博士のラボもフローリアンを始め、ワイト、ナース、クエス、そしてミニスもあの水槽みたいなベッドに同時に全員を収容できるだけのスペースがあるわけで、それらが複合したレズビオナンのアジトはアンブレラ社の地下施設「ハイブ」みたいな感じなんじゃないでしょうか。
問題はそのアジトを建設し維持・運用していくコストはどうやってまかなっているのかですね。しかも「その手を日本に伸ばしてきた」ということですから、他の国にも同様なアジトを保有しているのでしょう。一体どうやって組織を維持しているのか。
レズビオナのテクニックと人望で、さらった少女たちを洗脳して働かせている?
それだと少女に何をさせているのかが問題ですなぁ。少女をさらってくるのは良いとして(良くないけど)、彼女たちをどう使うかが問題です。アンダーグランドな組織、たとえばマフィアとかなら、どこか人里離れた山の中で麻薬の栽培や製造に従事させるとか、あるいは風俗店で勤務させてピンハネとか、あるいは人身売買とか、そういった事業?が考えられますけれども、なんといっても「レズビアン帝国」なもんで・・・少女たちが麻薬の栽培・製造に向いているとは思えず、風俗店に勤務させるとしても人身売買の対象にするにしても、結びつきがレズビアンとして洗脳・支配しているわけですから、性的趣向との整合性が取れない。
どう考えてもさらってきた少女に何かをさせて、それによって組織を維持というのには無理があります。

というわけで、以下はわたくしの推測。
「レズビオナン」は経済活動を行う組織ではなく、あくまでレズビオナの個人的なハーレムのようなもので、この施設はレズビオナの別の顔、国際的な巨大企業のオーナーであるとか、そういった表の仕事のための施設(の一部)なのではないか。
そのような巨大企業のトップであるレズビオナの個人的な趣味としてのレズビアン帝国「レズビオナン」があり、クインをはじめとした側近や構成員は通常はその巨大企業の社員という身分なのではないか。
これも推測、オリエンタルガールの中の人のミニスはレイ博士の部下だと思っているんですけど、レズビオナやフローリアンがミニスの存在を関知していた様子はありません。レズビオナの巨大企業には「レズビオナン」のメンバーではない社員もいて(男性もいるはず)、ミニスはそっちに紛れていたのではないかと思います。
フローリアンやナース、ワイトなどは通常はOLさんみたいな感じでレズビオナの巨大企業で働き、必要に応じて「アクトレス」としての裏の仕事をする。クインは完全な戦闘型ということで、彼女は裏の組織の「レズビオナン」専属なのでしょう。
なので「レズビオナン」の目的は少女の獲得そのものにあるということですね。レズビオナが見初めた少女を密かにさらってきて調教し、自分の親衛隊のようなものの一員とする。当然ながら違法行為ですので、警察やあるいは敵対する組織と事を構える場合があり、そこでクインなどの戦闘用アクトレスの出番、ということなのでしょう。

まあ当たり前といえば当たり前な考察結果なんですけど、これが正しいとすると・・・オリエンタルガールをはじめとした、彼女たちの今回の騒動はレズビオナの個人的な趣味が発端の出来事ということになりまして、思いの外スケールの小さいお話になってしまうのであります。そういった点でも「黄色魔術オリエンタルガール」は異色な作品であると言えますね。w
そして、なぜアジトが地下にあるのかという謎は謎のまま・・・

by namatee_namatee | 2016-10-17 21:46 | book | Comments(4)

昨日の続きのような?

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というわけで、ウチの「銀色の髪の亜里沙」関連書籍が3冊・・・あとどこかに文庫本サイズぐらいのがもう1冊あるはず。どれだけ好きなのかと。w
ちなみに「マリア」というのは「大逃亡」という作品のヒロイン。「黒バラのマリア」・・・これもお気に入りのヒロイン。こちらもお嬢様(ただし不幸)が転落して、諸事情で「マリア」に変身する。ただ、わたくしとしては最後までお金持ちで美しく、頭脳明晰、身体能力最強という完全無欠のスーパーヒロインらしい「アリサ」の方に惹かれます。わたしゃ、そういうタチなんですよ。わかってくださいよ。w
あと「大逃亡」は「銀色の髪の亜里沙」より話が複雑で長いせいでちょっとピントが甘い感じがする。なので、わたくしとしては「銀色の髪の亜里沙」の方を推します。>何?

ピントが甘いといえばエキサイトブログの画像処理はひどいなぁ。なんかぼやっとした感じになっちゃう。元画像はかなりハッキリクッキリなのに。何か設定が変なんでしょうか。(汗

まあそれはそれ。どちらも今となっては・・・それでも当時はいたいけな少年だったわたくしの心に強烈な印象を残した作品でありますね。亜里沙=アリサに取り憑かれて、その停滞は20年後の「黄色魔術オリエンタルガール」で打ち破られるのでした。そしてさらに時を経ること二十数年、アリサとミニスがグルグルと一緒くたになったわたくしの心象世界が2016年の「黄色魔術オリエンタルガール」の再発見で動き出す、といった感じでしょうか。こう書くとわたくしがなぜ「オリエンタルガール」にこだわるのかが・・・わかるかなぁ、わかんねぇだろうなぁ。w
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昨日のレスで「黒髪っていってもウィッグでしょ。w」と笑われたので、黒髪の「飛鷹アリサ」の図。
うーん、魅力的だ。やっぱり黒髪のヒロインに惹かれるなぁ。w>わたくし
これ、銀髪を染めているんじゃないんですよ。あくまでウイッグ。物理的に無理、とか無粋なことは言わない。w
とにかく、この黒髪のアリサは魅力的です。今になって見直して惚れ直す。さすが、このわたくしを40年も魅了し続けただけのことはある。
それにしても、下駄箱にラブレターという風習は本当にあったんでしょうか。このようにフィクションでは見ないこともありませんけど、実際にあったのかどうかが疑問です。わたしゃ中学・高校と男子校でしたので、そういう機会は・・・いやまあ共学でもなかったとは思いますけどね。orz

さらに「真紅の封筒」=決闘状ってのはどうなんでしょ。一般的に通じる習慣としてあったんですかね。
それにしても「真紅の封筒」=決闘状を受け取り、不敵な笑みを浮かべるアリサの凛々しさよ。これですよ、これこそが「飛鷹アリサ」ですよ。この後、圧倒的な戦闘力で襲ってきたマサコと手下を圧倒しちゃう。そしてマサコに正体を明かし銀髪を見せて追い詰める。本当に格好良いわぁ。w

by namatee_namatee | 2016-10-11 21:02 | book | Comments(20)

むかしむかし

本日もあまりハッキリしない天気でした。雨は降りませんでしたけど、曇り空で薄ら寒い。
そういったわけで、3日連続で室内での文化的な活動。ようするに「艦これ」ぐらいしかやってないということですなぁ。w

その「艦これ」、単発任務で「精鋭「第二航空戦隊」抜錨せよ!」ってのがありましてね。これが難しい。ウチのちょろい艦隊でも戦力的には問題はないんですけど、羅針盤が言うことを聞きませんで。ボスマス前で3つに分岐するんですけど、これが全てランダムという。その上、ボス艦隊に2/3の確率で潜水艦がいて、さらに任務達成にはボス戦S勝利必須と言う極悪ぶり。今まで何度となくチャレンジしてまいりましたが、ボスマスに到達できないか、到達しても潜水艦を討ち漏らしてA勝利とかで、任務達成できずにおりました。正規空母×2、戦艦×1、航空巡洋艦×1、駆逐艦×2というそれなりの規模の艦隊なので、試行回数を増やすと資源が。w
というわけで、ずっと放ってあったんですけど、最近、可能になった練度の高い軽巡や駆逐艦での「先制爆雷攻撃」、これで事情がやや好転してきたので再チャレンジしてみることに。任務の都合上、艦隊の編成は蒼龍・飛龍・霧島・筑摩・朝潮・皐月でまいります。練度は十分。
そしてチャレンジ開始。途中の潜水艦マスでは「先制爆雷攻撃」のおかげで完全勝利も楽勝、ボスマスでも・・・相変わらずボスに行きませんなぁ。orz
本日5回目のチャレンジ。ボス手前で皐月が大破して引き返すかどうかの決断を迫られますけど、もういい加減面倒臭くなっていたのと、ダメコンは積んでいるのでそのまま進撃。その心意気をくんでくれたのか、久しぶりに羅針盤が言うことを聞きまして、やっとボスマスに到達できました。陣形は潜水艦の用心のために複縦陣で。が、潜水艦いないじゃん。1/3の確率で潜水艦いない方引いちゃったよ。w
案の定、皐月が撃沈されますけどダメコンで復活。あとはまあ、戦力差がありますから楽勝ですよ。やっと任務がひとつ減らせました。あー、スッキリした。w
単発任務はあともう一つ残ってるんですけど、これがね(ry

次は・・・「黄色魔術オリエンタルガール」以前にわたくしの人格形成wに大きな影響を与えた作品のネタ。「黄色魔術オリエンタルガール」にハマる下地を作った作品ともいえます。
前にもネタにしておりますけど。和田慎二先生の「銀色の髪の亜里沙」でございます。

まずは「変身前」。
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そして「変身後」。
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ストーリーはそれなりに有名な作品なので、いまさらわたくしが解説するまでもなく(ry
ざっと書きますと13歳の「本条亜里沙」は本条工業の社長令嬢で、4人の友人に恵まれて幸せな毎日を送っていた。が、4人の友人のうち3人は二心ある人物で、親と結託して亜里沙の父親を事故に見せかけて殺し、亜里沙と母親も始末しようとする。
父親が亡くなって落ち込んだ亜里沙を慰めると称して、ハイキングに連れ出し吐竜窟という縦穴に落として殺そうとする。吐竜窟に突き落とされた亜里沙は、穴底の激しい水の流れに飲まれ地底の空間へ流れ着く。そこにはずっと前に遺跡調査にやってきて地上に戻ることのできなくなってしまった老科学者の夫婦がいた。老科学者夫婦に救われた亜里沙は、復讐を誓いながらも二人の薫陶を受け、加えて地下のサバイバル生活によって精神的にも肉体的にも成長していく。といったような作品ですね。

上の図の「変身前」は吐竜窟に突き落とされる寸前、なにも疑うことのないお嬢様の「本条亜里沙」。下の「変身後」は復讐に燃える「飛鷹アリサ」。「飛鷹」は母親の旧姓です。
およそ3年ほど地下での生活をしていたため、本人も気づかないうちに銀髪になっちゃってます。生まれ変わったアリサは銀色の髪、それと以前の亜里沙という名前を組み合わせて「銀色の髪のアリサ」じゃなくて「銀色の髪の亜里沙」なんですね。さりげなく凝ってますね。

復活したアリサは吐竜窟で見つけたヒスイを資金源に一旦海外に出て、高校生になったかつての友人の前に戻ってくる。かつての友人たちの在籍する高校、青陵学園2年分の全予算に匹敵する寄付をミヤゲに。
そして復讐が始まります。まずは学園一の秀才になった青木恵子がターゲット。恵子が連続で一位をとっている試験で打ち負かすと宣言し、その通りに一位の座を奪う。地底で科学者夫婦に勉強を教わっていたのが効いたんですなぁ。
おかげで恵子は彼氏(学園一のイケメン)にフラれてしまい、ショックで自殺。
次のターゲットは川崎マサコ。陸上部所属で100m走12秒5というタイムを誇る俊足。それを打ち負かす。アリサは自己流なのに圧倒的な速さを見せ、マサコは陸上部のコーチから相手にされなくなっちゃう。怒り狂ったマサコはヤンキー供を使ってアリサをやっつけようとするものの、ヤンキー供は返り討ちにあい、アリサの正体を悟り、その恐怖にかられて逃げ出したマサコは恵子の自殺の現場を目撃して正気を失ってしまう。
残るは両親を殺した首謀者を親に持つ学園一の資産家の娘、信楽紅子。紅子は演劇部の花で、最近評価の高い舞台の主役に抜擢されて女優として前途洋々。その紅子に対してアリサは一体どういう復讐をするのか・・・みたいな展開です。

まあ、よくあるお話ではあります。1973年の作品ですしね。43年前ですよ。敬愛する椎名さんが生まれる1年前だ。w
どん底に堕ちたヒロインが復活して、自分を貶めた敵をやっつける、単純といえば単純なお話なんですけど、わたくしが心惹かれたのは、もう一人の友人、京崎美尾との交流ですね。美尾は吐竜窟の陰謀には関わっておらず、本来の意味での友人なわけですけど、アリサは正体を隠しながらもかつての友人の美尾にそれとなく接近したりする。美尾が想っている相手との橋渡しをしたり、正体は知らずともなにかと目立つアリサ(学力・身体能力・美貌・資産を兼ね備えているから人気急上昇)に対して敵意をむき出しにする3人をけん制しながら、美尾と学園生活を送る姿がなんていうか、正体がバレるんじゃないか、悪い3人になにかされちゃうんじゃないかとハラハラしながらも美尾との会話でほっこりするという、なかなか複雑な心境であります。

初めて読んだのは小学校高学年か中学生のころ。なので、そういう微妙な心境を客観的に意識することはありませんでした。が、女性が活躍する漫画ってのは男性向けの作品には少なかった時代で、生まれつきそういう傾向を持っていたと思われるわたくしは、少女漫画というジャンルに新天地を見つけた気になって舞い上がったのを覚えております。w

和田慎二先生は「スケバン刑事」が有名ですけど、個人的にはあれはちとやりすぎな感がありまして。少女漫画というジャンルで、ちょっとバイオレンス風味が受けるということを見越した、確信犯的な作品と感じないこともない。その点、和田先生の初期の作品である「銀色の髪の亜里沙」はそういう雑味がなくてシンプルに感じます。
また、このアリサがクールビューティで格好良いんだ。銀色の髪はウィッグで隠して、長い黒髪にセーラー服。前述のとおり、学園内での敵との緊迫した関係の中でクールに澄ましてしたたかに立ち回る姿にトキメキました。

この作品がわたくしの趣向を具体的に認識するキッカケとなり、その20年後、「黄色魔術オリエンタルガール」に出会うのでした。そしてさらにその後20年を経て、この通り、なにかが壊れてしまったわたくしが居る、ということでございます。w
「銀色の髪の亜里沙」と「黄色魔術オリエンタルガール」に共通するところ・・・やっぱり黒髪ですなぁ。w

by namatee_namatee | 2016-10-10 20:36 | book | Comments(4)

シングルショット・リピーターとな。

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特にネタが(ry
なので、なま家の蔵書wから。

Don.繁先生の「ダークサイドキラー」でございます。エロ漫画ですなぁ。「黄色魔術オリエンタルガール」がエロ25%、バトルアクション75%とすると、この「ダークサイドキラー」は真反対。エロ75%、バトル25%といったところ。ほぼエロ。w
メジャーなのかマイナーなのか、よくわかりません。元々はネットで拾った画像から元ネタを辿って行って見つけました。ただで読むのは申し訳ないので、単行本を買ったという成り行き。

ヒロインはこの女性?「リン」でございます。本名は「リン・カワハラ」だったかな。表向きは慈善に熱心なお金持ちの未亡人、児童施設のために寄付とかしている。が、その実態はダークサイドと言われる勢力?の僕だったりするという。
この世界は人間vsダークサイドという構図があるようで、表立ってではないものの、激しい戦いが繰り広げられているというような設定。「ダークサイド」というのは・・・あまりハッキリしないんですけど、ヴァンパイアとか獣人とか、特殊な能力を持つ人々のことのようです。いろんな種類の「ダークサイド」がいるようですね。
そして「ダークサイド」は一枚岩ではない。人間側につくダークサイドもいる。穏健派とでもいうのか、人間と妥協し共存の道を探る勢力もいる。人間の方でもダークサイドとなんとかうまくやっていこうとする考えの人々が存在し、ダークサイドと人間のその穏健派みたいな組織が、急進的・原理主義的で過激なダークサイドを排除していく。それが「ダークサイドキラー」と呼ばれるいわゆるハンターだ、というようなお話。

リンは本当にお金持ちの未亡人らしいんですけど、ダークサイドのメイドに操られている。実はそのメイドに死んだ夫のペニスを移植されている。そう、この「ダークサイドキラー」は「ふたなりモノ」です。なので最初から最後までエロでございます。w
個人的にこの手の作品の中で最高傑作だと思いますね。単なる変な両性具有のエロ話じゃなくて、リンは自分の体を有効に使ってダークサイドを狩っていく。もっとも体を使うと言っても「皆さん、珍しいって一晩で中古車一台分稼げましたぁ」みたいな使い方ですけど。w
まあ詳細はネットで検索するとか、単行本を買うとかしていただきたいところ。オススメです。

そういったわけでエロ要素たっぷりな作品なんですけど、妙に銃器(ナイフも)が凝っているんです。ハンドガンに詳しくないので、絵を見ただけではよくわかりませんけど、1911の類とか、かなりリアルな描写で確かにどこかで見たことのあるモデル。他にもグロックG17?とかP90、SIG SG552とか、一見してそれとわかる描き込みです。あとS&W M40センチニアルとかも出てくる。Don.繁先生は銃器が好きな方のようです。
そんななかで、最初の頃に出てくる「セマーリンLM-4」が気になりました。作中で見て変な拳銃だなと思っていたんですけど、ふとカバーをめくってみると、カバーの下の表紙に解説が。w
これがなんとなく昔のMGCのパンフレットみたいで、たぶんそういう風に書いたんでしょうけど、なかなか粋な計らいです。

それはそれ。セマーリンLM-4はこういう拳銃です。一番下の方にでてきますね。オートマチックみたいに見えますけど、手動式なんですなぁ。実際に撃っている動画を観たんですけど、まるでエアコキハンドガンみたいな感じ。いや、エアガンというより昔のブローバックしないモデルガンみたいだ。w
無性に欲しいんですけど、残念ながらどこもエアガンとしてモデルアップしていないようです。上記のフォートレスさんも言っているように8mmBB弾仕様でマルシンさんにお願いしたいですね。w

by namatee_namatee | 2016-10-07 22:16 | book | Comments(0)

考えすぎ?

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今週は早出当番で朝5時おきなんもんで、眠いのなんのって。
なので小ネタで。画像も前に使ったもの。「黄色魔術オリエンタルガール」第12話(Vol.12)より。

わたくしはオリエンタルガール(ミニス)の熱烈なファンなので、それに基づいた考察であるところの今回のネタは相当に偏った見解であると事前に申し上げておきます。
好きなんですよ、オリエンタルガール(ミニス)が。いい加減、わかってください。w
っていうかオリエンタルガール、やっぱり格好良いな、おい。>もうダメだ

さて、強化フローリアンとの一見すると勝ち目のない戦いに臨もうとするオリエンタルガール(ミニス)。その勝ち目のなさは天然の優が心配するほど。まあ、優はオリエンタルガールについてはいつでも心配しているわけですけれども。w

今回、注目するのは1コマ目のフローリアンのこのセリフでございます。
「クインすら倒せなかった奴が・・・」
けっ、お前なんかオリエンタルガールにボコボコにされちまえ!>フローリアン

・・・気を取り直して本題。
なんていうか、クインが戦闘力のベンチマークみたいな扱いで気の毒です。w
クインを倒せたかどうかがフローリアンに挑戦する資格みたいな。確かにその点ではオリエンタルガール(ミニス)は基準に達していませんね。実績としてクインに敗北を喫しているんですから。>オリエンタルガール
ただ、このフローリアンの言い回しはちょっと引っかかります。なぜ「クインに負けた奴」じゃないんでしょう。オリエンタルガールを侮辱して、精神的に追い込むのなら「負けた」とより強い言葉を使ったほうが効果が大きいような気がします。なぜ「倒せなかった」なのか。

思うに、フローリアンはクインはもちろんオリエンタルガール(ミニス)のスペックも知っているんでしょう。それを知っているから、オリエンタルガールがクインにスペックで勝るくせに敗北したことを詰っているのではないか。
「能力では上回っているのに任務に失敗したお前が、わたし(フローリアン)に挑戦するとはちゃんちゃら可笑しいぜ!」という意味合いなんじゃないかと思います。単に敗北したことをバカにしているわけではない。
つまり詰っているのはスペックの優劣ではなく、オリエンタルガール(ミニス)の例の「戦う意義を持ち得ないことによる心の弱さ」ではないかと。それを見抜いているんだと思うんですよ。>フローリアン
フローリアンには戦う意義があります。「レズビオナを自分のものにする。そのために帝国をまるごと手中に収める。」というハッキリした戦う目的があります。
それに対しフローリアンがレイ博士から得た情報では、オリエンタルガール(ミニス)にはそのような目的はない。つまりそれがスペックで勝っているはずのクインに負けた原因だ、と。より本質的な弱点をついて攻撃しているつもりなのでしょう。さすが強敵、なかなか的確な分析ですな。そこまで見抜いて、そこを突いてくるとは大したもんです。>フローリアン

ところがどっこい。w
3コマ目以降を見れば明白。この時点でオリエンタルガール(ミニス)は優との絆(精神的にというだけでなく、オリエンタルカードが誤動作するぐらいに心身一体に。)が出来ているのでした。それはレイ博士も察知できなかったこと。当然、レイ博士から情報を得ているフローリアンも知らないことです。これが最終決戦の勝敗のカギなのだ。
この計算ミスが勝敗を分けます。それまで空っぽだったオリエンタルガール(ミニス)の心には、すでに守るだけでなく力になってくれる優というパートナーが居たのでした。残念。w

革新的な新型の「最強のアクトレス」のオリエンタルガール、その彼女に欠けていたものがついに揃い、本当に最強になったオリエンタルガール(ミニス)に従来型アクトレスのフローリアンが敵うわけがありません。これが器の違いってもんですよ。ざまぁ。w

by namatee_namatee | 2016-10-06 19:23 | book | Comments(7)

武器と技

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心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。w
「黄色魔術オリエンタルガール」単行本Vol.6より。大変不本意ながら怪しいサイトの画像。orz

このシーンは掲載された「COMICパピポ」を立ち読みしたときの記憶があります。かなり明瞭に覚えておりますね。
わたくしがオリエンタルガールに惚れた原因のひとつ。w
だって格好良いでしょ、これ。腕をクロスさせて、扇子が二丁。髪飾や背中のリボン、美しい脚。しかも素足。
何度も書きますけど、シンメトリカルとでもいうのか、釣り合いの取れた美しさ。本当に格好良いな。>オリエンタルガール
このシーン、気合いが入っているのか珍しく言葉遣いが強いですね。

クエスとの戦いなわけですけど、この後、オリエンタルガールがこの扇子を投げます。クエスはそれをかわし、ソリッドエアで応戦。オリエンタルガールの体勢が乱れたところへ、お腹にショックナックルを叩き込む。
この後のクイン戦にも近い展開。クイン戦ではクインがオリエンタルガールの「黄色魔術 東風」をかわして、ひざ蹴りをお腹に食らわし、動きが止まったところへクエスから受け継いだショックナックルで背中を痛撃、という流れ。
考えてみるとオリエンタルガールっていっつもお腹を殴られたり蹴られたりしてますね。w

この2つの戦い、レズビオナンのアクトレスが使う「武器」は同じ「ショックナックル」です。クエス戦ではオリエンタルガールはクエスのショックナックルの打撃に耐え、飛ばしておいた扇子を(たぶん念術で)コントロールして、クエスに命中させ逆に体勢を崩して「黄色魔術 雷電」で・・・という流れ。
クイン戦ではクインのショックナックルに耐えきれずにダウン。敗北してしまいます。
この2つの戦いでのショックナックルの違いは何か。
クエスは直前の「黄色魔術 火球(ファイア・クラッカー)」の射線に入ってしまった優をかばって左腕にダメージを負っており片手しか使えません。描写がわかりづらいですけど、ショックナックルもソリッドエアもたぶん片手だけで使ってます。なので威力半減。おかげでオリエンタルガールは耐えることができました。
クインは「黄色魔術 雷電」で全体的なダメージはあったものの、まだまだ余力があり、ショックナックルを「両手」で叩き込むことができたので、オリエンタルガールの防御を打ち破ることができたのでしょう。

レズビオナンのアクトレスのみなさんは武器を使います。フローリアンのスリング、ワイト&ナースのブレード(本当の名称は不明)、このショックナックルなど。
武器ではなく「技」とか「能力(ちから)」とでもいうべきものもあり、手から「気」の塊のようなものを相手にぶつけたり、眉間のあたりからやっぱり「気」のようなものを出したりしますけど、それらには名前がありません。例外はクエスの「ソリッドエア」とクインの「ニードル」ですけど、後者はブレード(本当の名称は不明)から出すみたいなので、技というよりはブレード(もしかしてこのブレードがニードルというのかも)の使い方のような気がします。まあ、それらの「気」を使う「技」は彼女たちにとっては基本的なもので、特に名前をつけることもないのでしょう。拳でなぐるのにイチイチ技の名前を言わないのと一緒です。

アクトレスの主要な威力が「武器」によるものであるということにどんな意味があるのかというと、その武器を他のアクトレスが使えば同じ威力と効果を発揮するということです。武器は誰が使っても同じ威力を発揮する。また使い方を知っていれば誰でも使える。だからクインはクエスのショックナックルを持ち出して、オリエンタルガールとの決戦に臨むことができたのです。
もっとも武器を扱うスキルの差というのはありますから、フローリアンのスリングをクインが使えばオリエンタルガールもあんなに簡単にかわすことはできなかったかもしれません。ただ「武器」の持つ「威力」そのものは変わらない。

この考え方は合理的で、武器の開発とそれを使う者の能力向上を別々に行うことができます。武器の開発と並行して、アクトレス自体もレイ博士のラボにある、あの水槽のようなベッドを使って共通のやり方で(個人差はあるようですけど)パワーアップできる。もちろんアクトレス自身が鍛錬もするでしょうからスキルupもできます。武器の開発・能力の発展、スキルの向上、この3つそれぞれのペースに差があっても問題ありません。この方式では多数のアクトレスの戦闘力を総合的に無駄なく素早く向上させることができます。

不思議なことにフローリアンは武器を使いません。おそらく片っ端からアクトレスの特殊能力を取り入れ、極限までパワーupされているはずで、武器など必要がないのかもしれません。あるいは武器がなくても、武器を持っている状態と同じことができるまでになっているとか。オリエンタルガールとの最終戦ではワイトとナースの瞬間&高速移動能力、しかもより速くなっているモノを使っているように見えますし、完璧にアクトレスの各能力を身につけた、これも一種のパーフェクト=モデル=アクトレスなのかもしれません。

では元祖「パーフェクト=モデル=アクトレス」のオリエンタルガール(ミニス)はどうなのか。
・・・オリエンタルガール様は「東洋の神秘」だからなぁ。w
オリエンタルガールの武器は扇子だけです。まあ、殴る、打撃を受ける、飛ばす、何かを出す(例:サウザンド・ナイブズ)いろいろと汎用性が高い武器ではあります。アクトレスの武器と違って多用途です。>扇子
ある用途専用ではないのでモノとしてはシンプルですけど、使いこなすのが難しい武器だと思われます。オリエンタルガールじゃないと使いこなせない・・・フローリアンも上手に扱ってました。w
やはり、オリエンタルガールも含めて基本的な能力を身につけているのでしょう。さすがに強敵だな。>フローリアン

ただし「黄色魔術(イエローマジック)」は別なようです。フローリアンがそれを使う様子はない。クエスのソリッドエアは使うのに。初戦の意趣返しをするなら、扇子で翻弄したようにオリエンタルガールの得意技である「黄色魔術」で圧倒しても良さそうなものなのに。あと最終決戦でまだ新しい技が出てくることに驚いている様子があります。
そして能力(ちから)ならオリジナルを凌駕するとフローリアンが思っている優のオリエンタルガール2号も「黄色魔術」は使いません。
このことから推測するに、「黄色魔術」はミニスだけのオリジナルなのではないかと思います。ミニスが独自で鍛錬して身につけた「技」なんでしょう。開発や設定(たぶんオリエンタルカードがからんでくる)はレイ博士も一枚噛んでいる可能性が高いのですけれども、それを使いこなせるようにミニスは一生懸命に練習したんじゃないかと。だから「未完成(テストタイプ)の超高度黄色魔術」なんてものがあるのでしょう。
なので「黄色魔術」はミニスにしか使えない技です。基本的な、格闘能力、念術や能力(ちから)に優れ、それに加えて「黄色魔術」も使いこなせること。これがオリエンタルガール(ミニス)が「最強のアクトレス」と言われる所以なのです。そのかわり合理的ではない。同じ能力を持つアクトレスを作ろうとしても無理です。唯一無二の一品もの。>オリエンタルガール
唯一無二の存在ってちょっと中二病臭いけど、スーパーヒロインだしオリエンタルガールだからそれで良いんですよ。w

いやしかし、どこか人目につかない山の中かなにかで「黄色魔術 東風」とか「雷電」とかの練習をするオリエンタルガールってのは・・・格好と相まって「天狗」みたいでしょうね。w

by namatee_namatee | 2016-10-03 22:39 | book | Comments(8)

意地と矜持

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心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」ネタ。

図は「黄色魔術オリエンタルガール」Vol.11(第11話)より。
フローリアンに無理やり変身を解除されてしまったオリエンタルガールというかミニスとレズビオナの会話。

結局のところ、この「黄色魔術オリエンタルガール」というお話はレズビオナを中心に展開していくストーリーであるというのを実感するシーンであります。
登場人物の中でレズビオナと無関係で対等な立場にあるのは優だけ。その優はオリエンタルガールに惚れていて、オリエンタルガールはレイ博士に惚れていて、レイ博士はレズビオナに惚れていて、レズビオナは優に惚れていて・・・と、堂々巡りのお話であります。w

ミニスのこの「私はレイ様を愛しています(ry」というセリフでフローリアンが切れます。前にも書きましたけど、その気持ちはよくわかる。レズビオナに一生懸命尽くして汚れ仕事をこなし、少しでもはやく強くなり、気に入ってもらおうとごくまっとうな努力をしているフローリアンにとって、圧倒的な能力で自分を蹂躙したオリエンタルガール(ミニス)のこのような馬鹿げた言動は我慢ならないものだったでしょう。

それはそれ。
オリエンタルガール(ミニス)には欠けているものがあるというネタは前にも書きました。オリエンタルガールはまぎれもないスーパーヒロインだと思うんですけど、その存在意義、格好良く言うと「レゾンデートル」が無い。戦う目的は正義のためではないし、ご覧の通り合理的な理由でも無い。レイ博士がレズビオナを慕っているのと同じレベルでレイ博士を慕っているだけ。
レイ博士に命じられた任務をこなしていくだけなんですよね。ミニスも人間ですので、個人的な見解やそれに基づいた感情の変化もあることはあるんでしょうけれども、少なくとも任務の遂行についてはレイ博士に言われるままです。戦闘の状況によって、焦ったりビビったりはしていますけれども、究極的には「オリエンタルガール」という存在はレイ博士の調整した「パーフェクト=モデル=アクトレス」であるということを信じて、持てる能力を行使しているだけです。

そしてクインとの戦いに敗れる。「オリエンタルガール」という戦闘システムとしては敗れてはいない(それどころか圧勝とも言える)けれども、ミニス個人としては負けちゃいます。レイ博士のいうとおり、スペックの点では本当にオリエンタルガール(ミニス)がクインを上回っているのでしょうけれども、妹の復仇に燃えるクインの執念が能力差をひっくり返し、またオリエンタルガール(ミニス)の置かれた状況も悪かった。
これまた前にも書きましたけど、オリエンタルガール(ミニス)はクインとの戦いではまんまとクインに優を攫われてしまい、レズビオナン本拠地真上での戦いを強いられます。さらにレイ博士の指示だと思われますけど、優の能力の妨害を恐れて、彼女を遠ざけてしまっています。それまでの戦いは全て優にも状況がわかる(理解しているかどうかは別として)すぐ近くで行われておりました。クインとの戦いでも、もし優がすぐ側に居たとしたらどうなっていたか・・・まあ、あそこでオリエンタルガール(ミニス)が勝っちゃうとこれまたイロイロとややこしいことになるのですけど。w

クインに敗北したオリエンタルガール(ミニス)ですけど、おそらくそれで悔しいとかプライドが傷ついたとか、そういう気持ちは持っていないでしょう。レイ博士に命じられた作戦を失敗してしまった、優を守るという約束が守れなかったという焦りはあるかもしれませんけど、オリエンタルガール自身の面子のようなものについてはなんとも思っていないはず。そういう女性(ひと)なんですよ、オリエンタルガール(ミニス)って。
つまりオリエンタルガールは戦闘システムの現出みたいな存在であって、ミニスは「最強のアクトレス」とかの面子みたいなものにはまったく意味を見いだしていない。プライドもなにもなく、ただ戦いに負けたというだけ。「最強のアクトレス」とか、能力(ちから)の差に拘るフローリアンとは実に対照的。

わたくしが思うに、格好良いけど中身が空っぽなそのオリエンタルガール(ミニス)に変化が訪れるきっかけは、そのクイン戦の終盤。地面に叩きつけられて行動不能になったオリエンタルガール(ミニス)をかばう優がオリエンタルカードを使って自身がオリエンタルガール2号に変身し、クインと戦うのを見たときではないかと思います。そのときに自分を想う存在を意識したのでしょう。ただし、まだはっきりと認識して思考し行動に結びついてはいない。それはこのシーンのセリフにも現れてます。

この直前に優に手を出そうとしたレズビオナを牽制するために「まだ私が貴女のものになってないわよ」と挑発しています。これはオリエンタルガール(ミニス)らしくない非合理的な行動です。レズビオナの興味の対象が優に移ったのなら、その隙に自分の体力の回復をはかるとか、あるいは逃げ出すとか、そういった事態を逆転する可能性があるほうには動かずに優を庇いっています。
もっともミニスはレイ博士も「裏切ったのではない」と庇ってますけどね。
クイン戦までは誰かを庇ったり守ったりするばかりで、誰もオリエンタルガール(ミニス)のことは庇ったり守ったりはしてくれなかった。唯一、庇ったり守ったりしてくれた優という存在を意識しはじめて変化が現れます。

ちょっと話はそれますけど、ミニスという女性(ひと)についてはあまり詳しく描かれていません。まあそれはオリエンタルガールについても同様ではありますけど。
この図のような数少ないシーンから推測するに、ミニスという女性(ひと)は地味というか控えめな性格という印象です。そして、もしかするとレイ博士と同様に「クレイジーサイコレズ」の気があるのかも。地味と言っても容姿は麗しのオリエンタルガールと同じですから、実際にいたらものすごい美人でしょうけど。w
そして、かなり有能。この後、フローリアンが放り投げたオリエンタルカードを目ざとくチェックし、その場を打開するのにもっとも有効な策は自分がオリエンタルガールに変身して戦うことだと考え素早く行動に移しています。自分を破ったクインがまったく歯の立たないフローリアンに対して、不利を承知で戦おうと。ただし、今度は優の存在を計算にいれています。勝算があると判断しているわけですね。そして結果はそのとおりになりました。あのフローリアンとの最終決戦は単純な能力(ちから)比べではありません。自身の能力(ちから)に驕ったフローリアンに対して冷静に勝算を見極めたオリエンタルガール(ミニス)の作戦勝ちです。
クエス戦あたりまでは練度に不安がある印象のオリエンタルガールでしたけど、優の想いを意識してからの成長はすばらしい。そこにはもともとのミニスの有能さがあったと思います。

そういったオリエンタルガール(ミニス)の水面下の成長もありますけど、大雑把に言うと、オリエンタルガールvsフローリアンの最終局面は中身が無い空っぽの心で自身の存在理由に自信がないオリエンタルガールと野心に燃え手にいれた力を自信たっぷりに行使するフローリアンの対決です。
意地と矜持の塊みたいなフローリアンとただひたすら優を案じるオリエンタルガールの対決。この対照的な、シンメトリカルな展開がたまりません。

いやーやっぱり良い話だなぁ。>黄色魔術オリエンタルガール
本当に大好き。w>オリエンタルガール(ミニス)

by namatee_namatee | 2016-09-28 22:38 | book | Comments(14)

悶々と

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やっぱり朱美さんは良いなぁ。
京極夏彦先生原作、志水アキ先生コミカライズの「狂骨の夢」コミックス版から。上が第1巻「第一夢」より、下が第5巻「第十夢」より。
最近はネタバレに対する風当たりが強いと聞きました。推理小説で犯人は〜とか書いちゃうような無神経なネタバレはとにかく、少しでも物語に触れることすら忌避する極端な人もいるそうで。みんないろいろ大変ですなぁ。
わたくしは全然気にしませんけどね。どのみち、わたくし程度の頭では一生懸命読み解いても犯人とかトリックがわかることなんてないですし。結局は最後の種明かしかなにかを読んで、ああそうだったんだ、と思うぐらいが関の山です。だったら、ネットで何か読んでネタバレになっちゃったって何ほども変わりはありませんよ。w

というわけで、わたくしは比較的ネタバレにルーズです。今後、このブログを訪れる場合には覚悟してください。w

さて朱美さんの件。わたくしは文字で書かれた作品に登場する女性の中で最もお気に入りです。>朱美さん
次点は「アンドロイド」に登場する「マリオンA」。w
前にも書きましたけど、朱美さんは口調とか身の処し方とか、すごくいなせで魅力的。
京極先生の「巷説百物語」というシリーズがあるんですけど、そちらにはお銀さんという、やっぱりいなせな女性が登場します。そのお銀さんと朱美さん、イメージが被るんですよね。京極先生の好きなタイプなのかなぁ。
いやまあ、わたくしも好きですけどね。w
朱美さんは「狂骨の夢」のヒロインです。長野の造り酒屋で働いていたんですけど、ある時、実家が火事で焼けちゃう。完全に身寄りがなくなってしまった朱美さんをお店のご主人が不憫に思ったのか、とある男性を紹介し結婚させる。で、その男性が(ry
というのが、「狂骨の夢」のストーリーのある一面です。このお話はいろんな側面から見た朱美さんとその周りの人々の物語なので、その角度によってキャラが大きく変わります。特に複雑なトリックはなく、多方面から物事を見る、また関わる人の種類が多い、そうなるととんでもなくこんがらかったお話になるんだなぁ、という作品ですね。>狂骨の夢
ぶっちゃけていうと神道と仏教とキリスト教の三つ巴ですよ。よく考えるな、こんな話。w

京極先生が朱美さんのことはお気に入りらしいとして、「狂骨の夢」の中でもみんなに好かれてます。この図の男性は伊佐間という京極堂の知り合いで、お話の序盤、逗子の海岸で偶然に朱美さんと出会い、風邪をひいて寝込んで看病されちゃう。そのシーンが上の図です。人妻なんですけど、夫の留守にいくら害がなさそうだとはいえ、男を家にあげて、さらにこんな姿とか。わたくしは無理ですね。>何が
そして例の造り酒屋のご主人、実はいろいろと黒幕的な人物なんですけど、彼も朱美さんに惚れていたらしい。そうでないと説明がつかない事柄があるんですよ。
もともとはもちろん文字で書かれた作品ですけれども、志水先生のコミカライズでの朱美さんはまさにイメージ通り。こんなにぴったりと想像していた通りなのは珍しいってぐらいにイメージ通り。素晴らしい。
強いて言うなら、原作の朱美さんはかなり細身に描かれているので、上の図の胸の強調具合はやや誇張が過ぎるかなと。w

ああ、どこかの温泉宿かなにかで、こういう女性としっぽりとサシでお酒飲みたいなぁ。w

by namatee_namatee | 2016-09-20 21:27 | book | Comments(11)

うーん。(汗


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実に久々に「ヨコハマ買い出し紀行」ネタ。
別に飽きたとか忘れたというわけではありません。例の「夕方のきれいな公園」探索で、どうしてもチェックしなければならないことがあり、それが済むまでは次に進めなかったのでした。
とりあえず、図は「ヨコハマ買い出し紀行」第11巻・第106話「道と町と住人」より。
この眺めのよい公園の跡地がどこなのかというのがお題であります。

こちらでネタにしたとおりの条件を考慮した上で、Googleマップのストリートビューを目が回るほど探し回って、なんとなく「らしい」場所をチェック。さらに以前アウトドアにはまっていた頃にウロウロした記憶も掘り起こして、いくつかの場所をリストアップ・・・とか書くとシステマチックで格好良く感じるかもしれませんけど、実際は当てずっぽうです。w
そのリストアップした場所を実際に見に行かないとネタにできなかったのです。ストリートビューでもかなりのところまで確認できますけど(今回、実際に行ってみてストリートビューとの景観の見え方の差の少なさに驚いた)、もう少し角度を変えてとか、高い場所からとか、やっぱりリアルで確認する方が自由度が高いですからね。

今回は群馬県甘楽郡下仁田町であります。
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「ほたる山公園」からの眺め。悪天候でろくな写真が撮れませんよ。orz
どうでしょう。作品の中の描写と似てますかね。わたくしは似てないと思いますけどね。w
上の写真の右側が下の写真につながります。一応、稜線には送電線の鉄塔はあります。下仁田町には上信電鉄線という鉄道もあり、当然駅もあります。鏑川という川もあります。
ただ、眺めは似てない・・・似てませんよねぇ。少なくとも眺めている角度は違うと思います。この「ほたる山公園」からの眺めは北西(北北西かな)なのですけれども、この地形に当てはめるのならアヤセの眺めている方向はもっと西、真東から真西を見ているような感じにみえます。なので、この公園はもっと手前側というか、東側にないとダメです。さらにあのビルの形をしたキノコが生えている山、それもこの「ほたる山公園」からだと似た形の山がありません。左側に確かに山はありますが、かなり険しい形状で、作中の描写とは違いすぎます。むしろ、この「ほたる山公園」のある下仁田御嶽山の形がビル型キノコが生えている山に似ています。
そして、この「ほたる山公園」は「元は町」で「駅もあった」という条件に合致しません。山の中のキャンプ場みたいなところですから。そして下仁田の町が「今も生きている町」のことだと仮定すると、「駅もあった」というその駅は上信電鉄の下仁田駅ではありません。
という条件を当てはめてみると、アヤセは下仁田駅の一つ手前の駅、「千平駅」があったあたりで軽トラのおばちゃんと話をし、その後、移動してこの謎の公園の跡地から下仁田の町を眺めているということになりますけど・・・該当するあたりには公園がありません。w

ただ、アヤセが歩いてくる道の眺めとかは「ほたる山公園」の近所に似ています。あとあまり関係ない話ですけど、上信電鉄線は年代によって少し路線が移動しており、使われなくなった隧道とか同様に使われなくなった「鬼ヶ沢鉄橋(明治30年架橋)」とかがあるそうです。こういうの芦奈野先生が好きそう。w
この件で調べていて、ひさしぶりに「山さ行がねが」に行きましたよ。以前は大変お世話になりました。>山行が
やっぱりヨッキれん氏はすごいなぁ。上新鉄道線に関連するネタはこちらから。

そして作中でちょっと描かれている石積みみたいなもの、あれに似たものが多い地域でもあります。
こういうのですね。
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あちらこちらにあるんですよ。>この石積み
そういった点を考えると、下仁田町近辺がこの106話「道と町と住人」の舞台だと言えなくもないような・・・でも決め手がないんですよね。もっと天気の良い時に行って、細かいところまで見てこないとダメだなぁ、こりゃ。
というわけで、約200km、片道高速代約2,500円もかけて調査に行ったんですけど、悪天候もあって思うような結果が出ませんでした、というお話。w

おまけ
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石積みといえば「ほたる山公園」にはこんなものがありました。確か「治水迷路」とか。
これも妙なものといえば妙なものではありますね。w

by namatee_namatee | 2016-09-19 22:24 | book | Comments(15)