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東部戦線の将兵に告ぐ

「憂慮のうちに数ヶ月にわたる沈黙を強いられた末、いまや将兵諸君に真相を語りうる時が来た・・・わが国境にはソ連軍160個師団が配置されており、ここ数週間、国境のみならず高緯度地方およびルーマニアにも部隊移動が絶えない・・・東部戦線の将兵よ、この瞬間に史上最大の規模の作戦が開始されるのである・・・」

1941年6月22日の総統命令でございます。運命の「バルバロッサ作戦」開始の瞬間。
格好よいなぁ、おい。

写真は「バルバロッサ作戦」パウル・カレル著:学研M文庫であります。ずっと前に買ったけど実は未読。だって上中下って3巻もある上に内容が難しいんですよ。(汗
ここのところ、Webなどでもっと読みやすい資料を漁り、やっと挑戦できる予備知識が身に付いたと思えるようになったので、再度挑戦しようとしているところであります。
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by namatee_namatee | 2006-04-26 18:43 | book | Comments(0)

まじめな本

ここにリンクしていただいている(メモ帳からリンクをたどれます)ラードさんのブログでは、「人生に影響を与えた本」として格調の高い書籍が紹介されているのですが、それに引き換え、ウチのブログは・・・ドクター秩父山だのイニシャルDだの、下世話なこと甚だしいので、ちょっと真剣な本を記事にしておきます。

「20世紀のエンジン史:鈴木孝」
航空用レシプロエンジンの本です。といっても前半のテーマがスリーブバルブ、後半が航空用ディーゼルという・・・そんなものがあったことすらみんな忘れているシロモノの話です。
両者ともガソリンのオクタン価が低かった時代に、高出力を得るために考えられた航空用エンジンなのですが、複雑な機構をものにするのに苦労している間にガソリンのオクタン価が飛躍的に高くなってしまい、結局役に立たなかったという・・・話なんでしょうね。まだ読みきっていないのでよく分からんのです。ダメじゃん。
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by namatee_namatee | 2006-04-20 20:49 | book | Comments(11)

今さらですが

イニシャルDでございます。ずいぶん前の16巻。それだけなら特にどうということもありませんが、なぜか2冊あるのです。わたしと嫁がそれぞれ同時に買ってきてしまったのでした。
そのほか、イニD関連の同人誌も多数在庫しているようでございます。わたしの管轄ではないので詳しくは知ってますが知らないのでした。

ハチロクってのは、わたしが大学の自動車部にいたころに発売されたんですが、出た時から旧式という・・・4A-Gは当時の他の重たいエンジンと比べるとずっと近代的で軽々と回りましたが、シャーシはもう古くて古くてリアサスなんてリジッドですからね。一代前のTE71のころから何ほども変わってません。わたしとしては、このエンジンにふさわしい本命の車はMR2かカローラFXだと思っていたんですが・・・2車ともハチロクほどの伝説を作れませんでした。

それでも友人や知り合いはハチロクを買いました。アクセルを踏むとケツが出るのが楽しかったんでしょうね。わたしはそういう瞬間芸的なドライビングは好きじゃなかったので、実質的に速い4WDの方向に傾いていったのですが、このイニD的な流れで行くとそれはヤラレ役の方になりますね。w

ただ踏んでケツを出すのと、速く走るために滑らしていくのでは同じドリフトでも意味が全然違います。どうも当時のわたし達のドライビングに対する意識はそれが分かるところまで到達することが出来なかったようなのでした。後に土屋圭一さんが走っているのをビデオで見たときに、修行の足りなさとレベル・意識の低さを痛感した次第でございます。

思うにタイヤとサスペンションの急速な進化が起きる前と起きたあとの境目にわたしの青春時代はあったのではないかと。おかげで中途半端な乗り方しか出来なくなってしまったのですなぁ。

いやしかし、スイスポでハチロクには負ける気はしないけどな。っていうか、絶対負けない。w
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by namatee_namatee | 2006-04-19 22:46 | book | Comments(4)

今週の法律

法律大魔王様より・・・
「これが今週の法律だ!」

「今週の法律」
言葉の語尾に”・・・ときたもんだ”とつけること

秩父山:「奥さん!ご主人の命は・・・長くてあと3ヶ月ときたもんだ!」
奥さん:「先生!手術で主人を救ってくださいときたもんだ!!」

ダメだ、何度読んでも笑ってしまう。
あと「ユーモア入道」とか、ダメ。何度読んでもツボにはまっちゃう。

本日のネタは「ドクター秩父山」でございます。残念ながらウチにあるのはオリジナルではなくて、ダイジェストの復刻版。某ぎんなんさんの職場にはちゃんとオリジナルがあったはず。
復刻版とはいえ、初版1997年11月1日、ウチにあるのは1997年12月10日の日付のある第2刷であります。

いやぁ、このシリーズ(本のネタ)はネタがなかなか切れなくて楽で良いなぁ。w
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by namatee_namatee | 2006-04-17 20:12 | book | Comments(0)

マニアック?

「ホレーショ・ホーンブロワーの生涯とその時代」C.N.パーキンソン著。原著は1970年に書かれたようです。
例によって至誠堂の本で昭和61年6月15日第15刷発行とあります。買ったのは5年前なんだけど。(汗

内容はちょっとマニアック。英国の著名な海軍軍人であるところの「ホレーショ・ホーンブロワー」の伝記です。ただし、「ホレーショ・ホーンブロワー」は架空の人物だけどな。

「ホレーショ・ホーンブロワー」はC.S.フォレスターという人が書いたホーンブロワーシリーズの主人公で、ナポレオンと英国が戦争していた時代、彼が士官候補生から提督になるまでのお話です。本編10冊+別冊2冊だったかな、日本語訳もでてます。わたしは中学生の頃、これを読みましてそれ以来はまり続けているのでした。w
英国では人気のあるキャラクターのようで、TVドラマにもなってます。たしか数年前にNHK-BSでも放送されていたような。

無いものをあるように書き連ねて、いかにも実在するような気にさせるモノとして「鼻行類」(←友人に教えてもらった。良く知らない。)などと同じノリ?うっかりひっかかっちゃって、実在の人物・モノだと思い込んでしまう人があとをたたなかったそうです。
ちゃんと資料が載っているのですが「少年時代に持っていた絵(現在は筆者所有)」とか「1803年の海軍公報の写し」なんてあると、確かに本当の話だと錯覚しそうになりますわなぁ。
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by namatee_namatee | 2006-04-15 20:47 | book | Comments(2)

長官!国家あっての政治です。決断を!

「バトルオーバー北海道」、1989年11月25日初版第一刷発行、であります。

「1995年。ついに悪夢は始まった!ソ連の反書記長派がクーデターを決行、その新政権は反動的な国内政策を行う。それに脅威を覚えた西側諸国は再び大規模な対ソ経済制裁を実施した。かくして世界の孤児となったソ連は、西側の対ソ包囲網を打破すべく、西ヨーロッパ、そして北海道への侵略を開始した--!!」

ベルリンの壁が崩壊したのが1989年11月9日です。この本のマンガは1989年のコンバットマガジンに掲載された作品なのですが、まさか作者もその年の内に東西冷戦が終わりを告げるとは思わなかったでしょう。

わたしは小林源文先生の作品が大変好きですが、特にこの「BATTLE OVER 北海道」は好きです。なんてったってセリフが良いんですよ。

ちょっと長いけど引用しちゃおう。なお小林先生のセリフは句読点に特徴があって、引用するとちょっと読みづらい場合があるのでわたしが適当に句読点を振ってある部分があることをお断りしておきます。

「敵は孤立無援だ。我方の降伏勧告を無視した。2230時に攻撃を開始し再び降伏を迫る。」
「攻撃する栄誉は我々の部隊に与えられた。これを最後の戦闘にしたい。全員最善を尽くせ!」
「準備陣地に入り待機しろ。攻撃合図は緑の信号弾で銃剣突撃だ。」
「着剣しろ。突撃のときは大声を出せ。わかったな。」
「マジかよ。」

自衛隊の反撃で押し返されたソ連軍は補給も途絶え、市街地に立てこもります。明朝6時の停戦発効をひかえ、最後の攻撃に臨む自衛隊員のセリフ。ああ、たまらん。w

タイトルは戦争開始を悟った斉藤三弥統幕議長が防衛庁長官に言うセリフ。長官の返事は「わしの任期中にえらい事になってしもた。」です。
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by namatee_namatee | 2006-04-13 19:56 | book | Comments(4)

高速船といえば

高速船がクジラだかなんだかにぶつかって大事故になりましたが、あれはジェットフォイルという奴で水中翼船の一種らしいですね。
ネットでちょっと探したぐらいではトッピー4の諸元が見つからなかったので、ボーイングのジェットフォイルの諸元をこちらからどうぞ

写真の「大西洋ブルーリボン史話」は、はるか昔、アメリカ大陸とヨーロッパの間を行き来する交通手段として船が主役だった時代のエピソードをまとめた本です。
初期の汽船というものはそれはもう情けないもので、当時の高速帆船よりも速力が遅かった上に機関の効率が悪かったせいで燃料消費が大きく、大西洋を横断するのは大変な事業でした。1819年にアメリカの外輪蒸気船サヴァナ(320総トン)が汽船としてはじめて大西洋を横断したのですが、要した時間は実に29日と11時間。しかも蒸気機関を使用したのは85時間だけ。他の時間はどうして走っていたのかって?帆を張って風を受けて走っていたのでした。w
時代が進むにつれてアメリカ・ヨーロッパ両大陸間の交通はどんどん発展し、おまけに技術もどんどん進み、最終的に航空機との競争に敗れて定期客船(オーシャンライナー)が姿を消す1960年以前には総トン数80000トンを超える巨船が就航していたのでした。
それらの巨船の中でも有名な2船のスペックをあげると

・ノルマンディ(フランス)
83433総トン。タービンエレクトリック推進、4軸、計画速力29ノット(約53.7km/h)、乗客定員1972人
・クインメリィ(イギリス)
81237総トン。ギアードタービン、4軸、計画速力28.5ノット(約52.8km/h)、乗客定員2139人

50km/hぐらいでたいした事無いと思うかもしれませんが、なんてったって80000トン。大洗港にいる「さんふらわぁ」が12000トンで24ノットぐらいです。7倍近い大きさですからね。
大西洋横断の記録競争を「ブルーリボン競争」と呼びましたが、代表的なものとしてはクインメリィが1938年に平均速力30.99ノット(57.4km/h)、5383kmを3日と21時間で走りきりました。
その後、航空機の性能が良くなって船舶による定期旅客運送は成り立たなくなるのですが、最終的な大西洋横断の記録はユナイテッドステーツ(米国・53329総トン)が出した3日と12時間、平均速力34.51ノット(63.9km/h)というのが最速となりました。ユナイテッドステーツは最高速力約40ノット(74km/h)を発揮したそうで、これだとジェットフォイルとあまり変わりませんね。
最近はクルーズ客船で10万トンを越えるものがあり、これら過去の巨船よりもずっと大きいのですが、クルーズ客船は高速力で走ることを考慮していないので単に大きさだけで比較するわけにはいきません。わたしは志の高いオーシャンライナーが好き。

で、ながながと書いてきましたが、これは前フリ。
この本の奥付を見ると1976年6月15日第1版発行とあります。わたしはこの本を約6年前の2000年に出版社の至誠堂から直接買ったんですけど、24年たって第1版がまだ手に入るってどうよ。(汗
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by namatee_namatee | 2006-04-12 21:21 | book | Comments(4)

薔薇と十字の祝福のあらんことを

「姑獲鳥の夏 京極堂BOX」であります。上に乗っているのはもちろん原作の「姑獲鳥の夏」。ブックオフで¥100也。w
「姑獲鳥の夏 京極堂BOX」は頼みもしないのに嫁が買ってきました。

中には「姑獲鳥の夏」のDVDと「画図百鬼夜行」(ちゃんと和綴なのが笑える)が桐の箱に入っております。購入してからかれこれ3ヶ月になりますが、いまだにDVDは見ていません。w

それはそれとして、古いHDDのデータをあさっておりましたらば、クラリスワークスで作られたDBのファイルがいくつか出てきました。どうもわたしは以前にウチにあった本・コミックス・ビデオ・DVDなどをDB化しようとしていたらしいのです。すっかり忘れてましたが。およそ10年ぐらい前のことのようです。
当時所有していた本・ビデオ・DVDにそれぞれ短いコメントがついてます。当時の心境がうかがわれてけっこう面白いのですが、その中にこの「姑獲鳥の夏」も入ってました。

さらに書きかけのSSとも小説ともつかないようなものまで・・・文章が京極夏彦風なのが笑えます。恥ずかしいので一切合財まとめて初期化してやりました。
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by namatee_namatee | 2006-03-24 20:56 | book | Comments(2)

フォロー

昨日の続き。これがそのわたしが好きだという昔の作品。
「ジェットストリームミッション」です。黒い三連星とは関係有りません。

要約するとB29の東京大空襲のお話であります。B29に爆撃してもらって式年遷宮をするというめちゃくちゃ荒唐無稽なお話ですが。

この作品が稀有な点はB29が悪役ではないということでしょう。
兵器の中でも戦艦大和・零式艦上戦闘機・グラマンF6Fヘルキャット、それにB29は大東亜戦争を語るときに、日本人特有の思い入れを持って語られることが多いと思うのですが、特に米国の兵器はそれらに打ち負かされたということもあって、あまり冷静な観察というか評価というか、ぶっちゃけいつでも悪役扱いなんですよね。
でもこの作品に登場するB29は違います。なんつったって神器ですから。w
ストーリーはとにかく、それがへそ曲がりのわたしに強くアピールしてこの作品が好きになったのでした。

作者がコミケに出展していると聞いて、ウチの奥さんにこの本を持っていって表紙の裏にサインをもらいましたよ。本そのものはブックオフで500円で買った古本なのは内緒ですが。

この作品は1989年ごろのものです。当時、作者が本当にこういう作品を書きたくて書いたのかどうかは分かりません。昨日の投稿の同人誌みたいなのが本当に書きたかったのかもしれないし、時間が経つにつれて書きたいものが変わってきたのかもしれません。そんなことを言っても、本人に聞いて見なければ分からないし、聞いても本当のことを答えてくれるかどうかも分からないし・・・結局、読む側が好きにすればよい事なんではないだろうかと思う次第。

と、まとまりの付かないことを書いてみました。
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by namatee_namatee | 2005-10-13 20:18 | book | Comments(4)

なんていうか・・・

・・・嫁さんのコミケ土産です。
この人の昔の作品は好きなんですけどね。こういった類のモノは理解するのが難しい一面が・・・歯切れが悪いな。w

まあそう言わずになんかリアクションくださいよ。>誰となく
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by namatee_namatee | 2005-10-12 20:25 | book | Comments(7)