2017年 11月 20日 ( 1 )

名作


休み明けはネタが(ry

椎名さんのライブの行き帰りに読んでいたのが図の二冊。つげ義春先生の「紅い花」と「ねじ式」でございます。某オークションで見かけたので、ちょろっと買ってみました。
これらの作品は名作なんてもんじゃない。詳細については検索していただきたいところであります。

内容についてわたくしがどうこう言うのはさすがに恐れ多いので、個人的な関わりについてネタにしてみようかと思いまして。
高校生の時分、いきつけの喫茶店がありまして(生意気だな、おい)そこの本棚にあったのがこの2冊(ただし文庫ではなくもっとちゃんとした本だったと記憶。でも収録されている作品はほぼ同じ。)でして、確か1980年代前半でしたか、すでにつげ義春先生とこれらの作品は有名だったわけですけど、そこは無知な高校生、全く予備知識無しに読んだんですよ。で、すごい衝撃を受けた・・・ということはありませんでした。w
なんだかよくわからなかったというのが正直なところ。でも心の中にモヤッとしたものが生まれまして、それがずっと後まで後を引いたのは確か。
特に「紅い花」「西部田村事件」「二俣渓谷」「ほんやら洞のべんさん」「もっきり屋の少女」「初茸がり」「大場電気鍍金工業所」あたりは強く印象に残りました。

「ほんやら洞のべんさん」は新潟の十日町とか小千谷のあたりの話みたいで、ずっと後に名古屋の会社にいた時、新潟県担当を志願したのは実はこの作品の影響があったのでした。十日町や小千谷のあたりは意識的に出張でよく行くようにしてましたよ。時代が違うし真冬には行かなかったので「ほんやら洞のべんさん」のような景色を目にすることはありませんでしたけど。
特に意識していたわけではないのですけど、なんとなく田舎の温泉が好きなのはたぶん「二俣渓谷」の影響。ついでになめ茸汁が好きなのも同様。w
たまにふらっとツーリングに行くのもそこら辺の影響です。書き連ねてみると意外に深い影響があったんですよ。>この2冊

好き嫌いで言うと有名な「ねじ式」はなんだかよくわからなくて好きじゃありませんでした。実はこれは今でも変わってません。
特に好きだったのは(今でも)「紅い花」と「もっきり屋の少女」。どこか田舎へふらっとツーリングでも行って、キクチサヨコやコバヤシチヨジみたいなおかっぱの少女に出会えないものかと、今でもかなり真剣に思っているんですよ。まあ、今の世ではわたくしがそういう状況になると事案発生で通報ということになるわけですけど。w
「紅い花」と「もっきり屋の少女」はとにかくエロい。モロな描写はないけど、描かれた情景の裏にあるキクチサヨコやコバヤシチヨジの日常のエロスみたいなもの(たぶん本人はなんとも思っていないけど、外から見るとエロい。)が想像出来る。「少女」という言葉(あと「おかっぱ」という髪型)に無条件にエロさを感じてしまうようになったのはこの2つの作品のせいであります。w

といったわけで、この2冊に収められた作品は実は潜在意識に影響のようなものがあったというお話でした。

で、ちょっと話が変わりますけど、「ねじ式」の方に収められている「長八の宿」という作品について。「カブのイサキ」の「海じいさん」がでてくる話(確認しようと探したんですけど、本の山に埋もれていて断念。肝心な時に見つからないとは。orz)を思い出しました。なにか特に繋がりがあるというわけではなく、「長八の宿」に窓から富士山が真正面にデーンと見えるという節があって、それで「カブのイサキ」を思い出したのでした。どうなんだろ、芦奈野先生も何か影響を受けたのかなぁ。>つげ義春先生
by namatee_namatee | 2017-11-20 21:13 | book | Comments(0)