2017年 09月 23日 ( 1 )

ドゥーチェの誕生日なので、イタリア度を上げてみる。


というわけで、Vespa PX125 Euro3でございます。
近所のレッドバロンで購入。契約してから10日ぐらいで納車になりました。モノがお店に入荷したのは先週の土曜日ぐらいだったような・・・そこからやけに時間かかるなと思って「何してたの?」って聞いたら「納車前の整備です。」って。
PX150/125といえば、自転車の完成車なみの納車前全バラ整備(自転車マニアは自転車を買ったら乗る前に全部バラして自分で組み直すという。わたくしもそうでした。w)というイメージなんですけど「レッドバロンさんでもそういうことするんですか?」って訊いたら「いや、普通の点検です。」と。ですよねー。w

前にもネタにしたこちらのお店では、クランクケースまで割って整備してます。情報収集しているときに「ここまでやらないと安心できないのか。」と大いにビビっておりました。レッドバロンでそこまでやるわけないし、かといって「なっとーちほー」に気の利いたベスパ屋さんとかあるわけないし。
それで買うかどうかさんざん迷たんですけど、どうしてもハンドチェンジに乗ってみたかったんですよね。PX150/125はこのモデルでお終いといわれておりまして、それ自体は別に問題ではないんですけど、生産終了となるとPX150/125 Euro3はもちろん、以前のモデルの中古車も値上がりすると予想しました。だったら新車で買っちゃえと。まあ、PXは構造が単純なので最悪自分でなんとかできそうというのもありましたし。

しかし、これ走る化石とでもいうか、あちこちが旧式です。なんといってもエンジンが2サイクルですよ。今どき2ストって。w
名前の通りヨーロッパの排気ガス・環境規制のEuro3をクリアしているそうですけど、2ストでよくまあ・・・Euro3がどれほど厳しいのかわかりませんけど、日本の現状を見る限り、2サイクルで排気ガス規制クリアは難しいというのはなんとなくですけどわかります。
難しい規制をクリアしているということは、当然ながら弊害もあるはず。・・・どうも、すごく遅いらしい。最高速は実測70km/hがやっとだそうです。(汗
ちなみにこれ、今どきのインジェクションじゃありません。キャブです。なのでチョークがある。あと2ストなのでエンジンオイル残量チェックの窓がある。すげー懐かしいな、おい。w
わたくしが最初に乗ったホンダ・タクト(初代)のころにはすでにエンジンオイルの残量はメーター内の警告灯で知らせてくれるようになってました。オイルタンクの窓を直接見るってのは、友人が乗っていたRD50(初期型)とかでしたよ。それが2017年の今になって、自分の乗り物にあるとはなぁ。
あと装備で特に変なのはスペアタイヤがあること。図のリアのふくらみの下のところ、黒くて半円形のものが見えますけど、その中にスペアタイヤが入ってます。スペアタイヤがある二輪車は生まれて初めてですよ。w
それもこれも旧式なせいで、チューブ入りタイヤだからです。定番のモデファイとしてチューブレス化というのがありまして、チューブの分だけバネ下重量が軽くなるので走行性能もupするそうです。わたくしもそのうちやってみましょう。>チューブレス化

では乗ってみるとどうなのか。
ひたすら古臭い。w
もうエンジンのフィーリングからして古臭い。なんて説明したら良いんでしょう。昔のジムニー(SJ30)とかの2ストエンジンと同じ感じですよ。二輪車の2ストは鋭い吹け上がりとパワーバンドに入った時のトルク感が特徴ですけど、SJ30やもっと昔の2スト軽四のエンジンはそういう鋭いフィーリングじゃない。2ストという先入観からいくと拍子抜けするほどフラットで低回転でも粘る。でも2ストなので、構造上の本来の鋭さはあって、シフトチェンジでクラッチを切った時にちょっと回りすぎちゃったりする。なんていうかフライホイールが重たい感じ。あれ、あれがこのPX125にもあるんですよ。
慣れればけっこう低回転でクラッチを繋いじゃっても平気なことがわかります。が、本当の低回転では2ストらしくトルクがないので、調子に乗っているとエンストします。この微妙な加減。これが実用2ストエンジンのフィーリングですよ。わかるかな、わかんねぇだろうなぁ。w
エンストしても生意気なことにセルが付いているのですぐに始動できますけどね。
やはりエンジンのパワー・トルクは限られており、信号からのスタートで出遅れ気味。とくに慣らし運転中で無理ができないので、出遅れますねぇ。さらに2ストで排気ガスが臭いので、後ろにいる四輪車に強引に抜かれることが多いような気がする。慣らし運転が終わったら思いっきり排ガス浴びせてやろうと思います。w
まあ、クラッチミートのタイミングとエンジンを回すことができれば、普通の交通の流れには乗れると思います。

懸案のハンドチェンジはどうだったのか。
すぐに慣れました。ギアを2速や3速に入れたままで止まっちゃうと、1速に戻しづらいことがあるので、止まる寸前にニュートラルに入れるようにすればスムーズに走れますね。ただ、長いワイヤーでミッションを操作しているので、新車時からのワイヤーの伸びで変速に影響が出るような気はします。ここら辺は要注意かな。
他は・・・乗り心地はどうこういうレベルではありません。悪くはないけど良くもない。その点、LX150ie 3Vの洗練度はすごいな、と。操縦性はベスパらしい。良く言えば活発、悪く言うと落ち着きがない。でも楽しいです。

あと、全体的にポジションが変だと思います。w
イメージよりハンドルが低いんですよ。ベスパといえば「探偵物語」の工藤俊作氏ですけど、なんか猫背で前かがみに乗っていた印象です。このPX125 Euro3に乗ってわかりましたよ。ハンドルが低いからああいう姿勢になるんですよ。ましてや、わたくしなどより背の高い松田優作氏ならさもありなん。

というわけでドゥーチェの誕生日を祝ったというお話でした。

by namatee_namatee | 2017-09-23 17:47 | motorcycle | Comments(4)