2017年 09月 09日 ( 1 )

2日続けて「難解」

本日はお休み。暑くも寒くもなく、大変良い気候ですなぁ。一年中こういう天気なら良いのに。w

そういえば今日は「ダンケルク」の初日じゃなかったっけ?ということで、近所の映画館へ行ってまいりました。
「ダンケルク」という言葉が表すのがなんなのかはそれなりに知っておりますけれども、監督や役者さんについては全く知りません。事前情報は監督さんがCGを使わない方で、この作品もCGは使わずに(可能な限り?)撮影されたということぐらい。

で、どうだったか。
最初のころはなんだか分かりづらいなと思って観てたんですよね。登場人物があまりしゃべらないので、何考えているのかよくわからない。ついでにわたくしには顔の見分けがつきづらくて、誰がどうなったのかよくわからない。w
そして唐突に場面が切り替わるので、なにがどうなっているのか混乱する。それに加えて、いろいろと圧縮されている感じで(意図的かも。)、思いの外展開が速い。「これは失敗したかも。」と思いました。w
が、ある一点の出来事をそれぞれの立場から見ているんだ、と理解してからは、それまで状況の理解のために使っていた理解力wを映像の美しさとか、リアルさを鑑賞するのに振り向けられるようになりました。スピットファイアの飛ぶ姿とかマーリンの息吹とか。
とはいえ、CGの過剰なリアルさに慣れ親しんだ身としては、やや薄味に感じるのは確か。ドーンとかガーンとかドバーっとか、そういう迫力はあまりない。ストーリーでなにかすごく感動するということもない。でも、爆弾の直撃を受けた船がみるみる沈んでいく様子はリアルでしたなぁ。転覆するシーンとか、そこにいる人間の目線で見ている感がたまらない。ああ、船が沈む時ってこういう風になるんだと。沈んでいく船での逃げ場のなさ、あるいはこの状況からの逃げ場のなさみたいなものがずっしりときますね。

いやしかし、この作品、楽しむにはそれなりに知識が必要な気がします。まず「ダンケルク」「ダイナモ作戦」とそこまでの経緯がわからないと感動する要素もわからないでしょう。で、そこら辺の知識があると、今度は陸海空のド派手な戦闘シーンみたいなのを期待しちゃうし、あるいは政治的な側面というのか、総統閣下とグデーリアン(あるいはゲーリング閣下)のやりとりとか、あるいはチャーチルとダウディング大将とか、そういうシーンも期待しちゃう。でも、そういうのは無い。あくまで現地の人間が悪戦苦闘するのを描くのに徹してます。それがこの作品のポイントなのかな、と思いますけど・・・やっぱり難しいなぁ。これは「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」と違って「何をしたいのか、何が言いたいのか、わからない。」という人が出てきてもその気持ちは理解しますよ。w
by namatee_namatee | 2017-09-09 22:20 | diary? | Comments(0)