2017年 08月 27日 ( 1 )

責任とって。


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というわけで、映画を観に行きました。図の通り、なんと二本立て。w
そういえば、昔は映画って普通は二本立てじゃなかったでしたっけ?
子供の頃に観たのって、特に子供向けの作品じゃなくても二本立てが基本だったような気がするんですけど・・・

それはそれ。今回観たのは「ワンダーウーマン」と「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」でございます。前者は「黄色魔術オリエンタルガール」ファン、ひいてはヒロインもの好き、そしてその嗜好がTVドラマの「ワンダーウーマン」で培われたというわたくしとしては観ないわけににはいかない作品。偉そうなことが言えなくなってしまうので、政治的・政策的にどうあっても観ないわけにはいかないのです。w
「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」は昨日うっかり花火つながりでネタにしちゃったもんだから、これも観ないでどうこう言うわけにもいかず。これまた不純な動機で観ないわけにはいかない作品。

まず「ワンダーウーマン」。
どうなんでしょうね。第一次世界大戦(WW.I)の話なんですけど、昔のワンダーウーマンはNSDAPの第三帝国と戦ってたと記憶しております。それが今回はWW.I。ネタバレは申し訳ないので詳しくは書けませんけど、舞台をWW.IIにしちゃうと、ある意味で米国の象徴でもある「ワンダーウーマン」(コスチューム見れば一目瞭然。w)が、ナチスドイツの大量破壊兵器が使われるのを阻止するというような話になるんでしょうけど、実際に大量破壊兵器の典型である核爆弾を実戦で使ったのは(ry
まあ、いろいろ都合が悪いでしょうなぁ。w
そういう皮肉な見方はおいておくとして、全体に大変ロマンティック&ドラマティックな作品でした。
わたくしは心の汚れた人間なので(博士風)、ヒロインが出てくると自動的にエロい展開やBADENDを想像してしまうんですけど、表の?「ワンダーウーマン」でそういうことはあるわけがない。そういう意味では物足りない。・・・本当に心が汚れているなぁ。w>自分
あと、ちょっと残念だったのが今回の「ワンダーウーマン」は変身しないこと。わたくしにとっての「ワンダーウーマン」ってのは素のダイアナが、あの独特のクルッとまわるアクションで変身してこそなんですよね。変身するってのは非科学的というか合理的ではないということなんですかね。いやでも、あのコスチュームをどうやって持ち運ぶんだとか、そっちはそっちで合理的な説明はつかないような気がしますけど。だったらセオリー通りに変身してくれればわたくしが喜ぶのに。w

お次は「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」。これは問題作?
いろんなレビューを見ましたけど、あまり良い評価が無い。陳腐とか「君の名は。」の二番煎じとか、観るならお金を捨てる覚悟でとか言われてる。TwitterのTLに流れてくるものも芳しい話は無い。mixiほかの友人の評価も高く無い。そして、なんといっても昨日のレスの方でもすでに観たらしいフラフープ氏より同様な指摘をいただいております。
前述の通り、深い意味はなかったんですけど、サバゲ&花火というイベントでうかれてうっかりタイトルにしちゃって、レスも貰っちゃったもんだから、これは責任をとらないといかんな、ということで、1,800円、ドブに捨てたつもりで観に行きましたよ。w

で、どうだったか・・・の前に、この作品に対するわたくしのインプレはある特殊事情があるため、公平なものにはならないと申し上げておきます。
と、もったいぶっておいて、はたしてどうだったのか。

すごく良かった。泣いた。w

なにがってあなた、重要なモチーフが灯台じゃないですか。しかもこれ銚子とか隣の飯岡のあたりが舞台だし。わたくし、生まれは南東北(本当は北関東)の常陸太田市ですけど、物心ついたのは銚子です。その銚子の名物、数え切れないほど行った犬吠埼灯台や銚子電鉄。ほんのちょっとだけ霧笛のシーンがあるんですけど、まずそこで泣いた。今は霧笛は鳴らさないそうですけど、わたくしが子供の頃は普通に鳴らしまくってました。
重要な役割を果たす謎めいたガラス?の球、見た瞬間に「フレネルレンズ」だとわかりましたよ。作中にこれまたほんのちょっとだけ出てくる、灯台の最上部への狭い階段。これも見た瞬間にフラッシュバックするぐらい懐かしい。その階段をのぼって振り返ると巨大な「フレネルレンズ」があるんですよ。それとあの球はリンクしている。たまりません。
ここら辺がわたくしならではの特殊事情です。
おっともう一つ、特殊事情がありまして、わたくしはこの手のアニメ作品を観たことがありません。観慣れた方とは受け止め方が違うかもしれません。少なくとも陳腐とは思わなかったです。

ストーリーとしても、実はこういう話は好きです。ぜんぜんジャンルが違うし、この作品とはニュアンスも微妙に違いますけど攻殻機動隊の「イノセンス」という作品がありまして、あれも同じことを繰り返すんですけど、その都度細部が少しづつ違うっていう流れが、心底心に響いちゃった人間でして、この作品もそれに通じる雰囲気があってたまりません。そして、個人的に「あの時、ああしていればどうだったか?」ということをいつも問うている者なので(このブログでもよく書いていますよね。あの時「ヨコハマ買い出し紀行」と出会わなかったら、とか。)、この作品のテーマはドンズバ(死語)です。

そして懸案の主役を声優さんが演じていない件。
これもわたくしとしては特に違和感はありませんでした。確かに声優さんの演技とは違いますね。でも「役者」が演じているのはわかります。これはこれで良いんじゃないかと思いました。もちろん声優さんの演技でも別に良いです。その程度のもんです。

確かにほぼ火だるまと言って良い評価の作品とあって、じゃあわたくしはそれの良いところをクローズアップして、いわば判官贔屓と臍曲がりの心意気で持ち上げる意図がなかったのかといえば嘘になります。がしかし、実際に観た結果では、わたくし固有の特殊な事情を除いても、そんなに悪い作品とは思えません。相当に感動して各所で泣きましたし、金を返せなんていうつもりはないですよ。正直、なんでこれがダメって言われるのかがわかりません。

タイトルはその「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」のヒロイン、「なずな」の印象的なセリフから。
と、こうやって格好つけるぐらいに気に入った作品でした。>打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?

by namatee_namatee | 2017-08-27 20:36 | diary? | Comments(13)