2017年 03月 11日 ( 1 )

不謹慎

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本日は3月11日、椎名さんの誕生日の前日でございます。w
冗談はとにかく、何度も書きました通り、災害や戦乱などのあれから何年というイベントは好きじゃありません。いちいち誰かにそんなことを言われなくても必要ならば覚えてますし、わたくしは生きている間、有史以来不本意に亡くなった方すべての冥福をわたくしなりの方法でずっと祈っておりますので。w
twitterでも話題になってましたけど、こういうイベントでなんでも自粛の雰囲気になってしまうと今日が誕生日とか結婚記念日とか、めでたい日の人はどうすれば良いのかと。哀悼の意は個別に捧げればよろしいと思う次第でございます。
っていうか、生きてりゃ嫌でも時は過ぎていくんだから、どうせなら前向きに行きたいなと。

というわけで、本日は人によっては不謹慎に思うかもしれないネタで。
これは以前にもネタにしております。2011年の3月17日に読んでいた「日本沈没」。倒壊した本棚から出てきまして、なんてタイムリーな、と思って読んでおりました。リアルに感じましたね。もともとこの作品自体がリアルなんですけれども、このころはやっと電気が回復したぐらいで水道はまだまだ、鉄道はもちろん道路だってあちこち段差や亀裂があって、徐行しないといけない状態。電気が回復してやっと見れたTVでは北の方の津波の様子が繰り返し流されてましたし、近所といってよい大洗や北茨城の方でも津波の被害は深刻でした。あの雰囲気の中で読む「日本沈没」は最高に「効いた」のを覚えてます。おそらく今後二度とこういう経験はできないんじゃないかなぁ。w

地震の翌日には近所のスーパーで店内ではなく外でいろんなものを販売してまして、そこに並んでラーメンとかを買い込んだのを憶えてます。あと普段は人口カバー率○○%とか偉そうなこと言っている携帯電話がすぐに使えなくなっちゃって、ものすごく不便だったことも覚えてますね。さまざまな事情があるんでしょうけど、毎月高い料金を払っているのに肝心な時に使えないという悪いイメージになりましたなぁ。ドコモもauもあっという間に通信規制かなにかになっちゃってねぇ。
当時は頻繁にキャンプとかやってましたので、電気がない間はコールマンのガソリンランタンとかラジオとかが変なところで役に立って、さほど不便は感じませんでした。水も井戸があったので不便はなかったですね。ガソリンとか電池とかが手に入りづらくなってくるのはもう少し後。ガソリンを入れるためにスタンドに並び、その間のアイドリングで消費したガソリンを給油するためにまた並ぶという、あの馬鹿げたガソリン騒動は何かあったらきっとまた起きるんだろうなぁと。w
我が社は3月11日は電気がこなくなってプラントが動かせなくなりましたので16:00ごろに社員を帰したんですけど、その時に翌日以降は来れるなら来ても良いけど無理はするなと言っておきました。実際には社員の家族他に深刻な被害はなく、月曜日にはほとんどの社員が出社できましたけど、しばらくするとガソリン不足が深刻になって出社できない社員が出てまいりまして、それも無理はするなということで、会社に来れなかった日は有給の特別休暇にしましたね。ホワイト企業だなぁ。w>我が社

これまた不謹慎なネタなんですけど、その後、4月から大変だったんですよ。震災バブルで。w
直前の2011年2月は創設以来最低の売り上げで、今季は初めての赤字になるやもなどと思っていたんですけどね。それが3月11日を挟んで一転してしまうんですよ。

建物や外構(塀とか)が倒壊しまして、その殻がやってまいります。特に大谷石の塀は被害が大きかったようで、通常は砕石にするだけの強度がないということで大谷石は受け入れしていないんですけど、この時は特別措置ということで受け入れしました。コンクリート殻と同じ単価だったんじゃなかったかなぁ。これがものすごい量でして、コンクリート殻などの原料を置く保管場所があっという間にいっぱいになっちゃった。我が社のような処分場は原料の保管場所も勝手に広くしたりすることはできません。県への届け出が必要なはず。ただ、あまりにも量が多いのでこれも特例で製品(再生砕石)置き場に臨時に置いてましたね。
その後、この時受け入れた大谷石が処分できなくて大問題になるんですけど、それは1年後ぐらいのお話。これまた特例でなんとかなったんですけどね。そんなわけで、我が社史上空前の売り上げを記録したのが2011年の4月-5月ごろでした。ダンプのドライバーと「これ、震災バブルだよね。」「ああ、もう二度とないよ、こんなの。」とか小声で話していたのを覚えています。さすがにこのネタは人に聞こえるところでは憚られた。w

そんなわけでプラントはフル回転。なので壊れる壊れる。w
原料を破砕する「歯」もすごい勢いで消耗しますし、その「歯」を動かすベルトやモーター、あるいはコンベアもどんどんダメになる。それでもどんどん殻が入ってくるわけですから、処理しないと場内がいっぱいになってしまいます。なので、これまたどんどん修理する。プラントの修繕費も史上最高を記録しますけど、なんといっても売り上げがすごいので利益もすごい。半年で数千万円の修繕費がかかったはずですけど全然平気。我が社も儲かりましたけど、メンテナンスの会社やプラントの機械屋さんも儲かったでしょう。あとは重機の類も無理するので壊れますから、重機屋さんも儲かったはず。東北の方では重機そのものの需要も大変なものだったでしょうし、我が社でもこの際ということでユンボを3台ほど買い換えました。っていうか、利益がとんでもないことになっていたので、重機でも買って特別償却しないと税金が。w

というようなことを思い出す2017年の3月11日というネタでございました。

by namatee_namatee | 2017-03-11 22:28 | diary? | Comments(6)