2017年 02月 20日 ( 1 )

何物/何処


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またしても古い漫画雑誌をget。見ての通り「アフタヌーン シーズン増刊 Autumun No.1」でございます。1999年11月8日発行となっております。

目的はもちろんこちら。↓



芦奈野ひとし先生の「PositioN」。その第1話が掲載されております。
「PositioN」ついては以前にもネタにしております。単行本化されていなくて、読みたければ当時の掲載誌の「アフタヌーン シーズン増刊」を見つけてこなければならないのです。要するに「黄色魔術オリエンタルガール」の第10話以降と同じ。こうやってたまたま見つかれば買いますけど、もう本気出しては探さないぞ。w



「PositioN」第1話は「P:1」となっておりまして、内容はインコの女の子「南沢ちぬ」のお話。そのスジでは有名かな。
「コトノバドライブ」にもインコのお話があり、それもあってインコのネタは有名なんでしょうね。ここは「コトノバドライブ」を読み返して比較したいところなんですけど、片付け方が悪くてちょっと変なところへ行ってしまったらしく見つかりません。(汗
なので記憶を頼りに書くと、この「PositioN」は「コトノバドライブ」よりより研ぎ澄まされた感じを受けますね。見ての通り、絵柄もまだ細かい書き込みがあります。これが「コトノバドライブ」になると象形化とか記号化とでもいうのか、実際の形とは懸け離れているけどそれがなんなのかはわかるという不思議な絵柄になります。それじゃ「コトノバドライブ」の方が研ぎ澄まされた表現なんじゃないの?とお思いになるかもしれませんけど、「コトノバドライブ」には登場人物の描かれ方をはじめ、文章にもなんとなく温かみみたいなものがあると思います。「PositioN」は細かく書き込まれていて、その線も硬い。なので表現としては「コトノバドライブ」の方が洗練されているのかもしれませんけど、読み手に鋭く切り込んでくるような感じ、つまり研ぎ澄まされた感は「PositioN」の方がより強いと思いました。

「PositioN」の「南沢ちぬ」は自分でインコであるとカミングアウトするんですけど、姿は最後まで人のまま。人の姿のまま空を飛ぶ。異様な光景ではあるものの、各話がよりオカルトっぽい「コトノバドライブ」に比べると後に残らない、カラッとドライな異様さ?そんな風に感じます。

ちなみにこの「アフタヌーン シーズン増刊 Autumun No.1」には「蟲師」の連載が始まった号です。漆原先生と芦奈野先生はアフタヌーンの企画でお互いの作品(「蟲師」と「ヨコハマ買い出し紀行」)のキャラを描いたりしてまして、なんとなく縁がある感じを受けます。

・・・いやそれにしても、なんで「インコ」なんでしょうね。何かインコにこだわりがあるのかなぁ。>芦奈野先生

by namatee_namatee | 2017-02-20 21:43 | book | Comments(14)