2014年 08月 21日 ( 1 )

記念日

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本日はシイナ教三大記念日のひとつ。椎名さんの最初のオリジナルアルバム「Shiena」がリリースされた日でございます。残りの2つは誕生日の3月12日と言わずと知れた4月17日です。

「Shiena」のリリースは1994年8月21日ですので、今年は特に記念すべき20周年ということですね。歌下手だの中途半端だの演技がなってないだの、みんなでよってたかってなんだかんだ言って、結局、20年かけても息の根を止めることは出来なかったわけですな。
わたくしが口先でああだったのかもこうだったのかもいや違うとかダラダラと垂れ流すより、実際に20年間現役であるということが椎名へきるという人の実力と才能の証でしょう。なにか文句ありますか?w

正直なところ、アルバムとしての「Shiena」はあまり見るべきところはないような気がします。椎名さんも言っているようにこのころは用意された楽曲をただ歌わされていただけで、椎名へきるの椎名へきるたる個性のようなものはほとんど感じられません。当時は「歌手じゃないから無理です。」と泣きながら信濃町のソニー・ミュージックスタジオへレコーディングに通ったそうです。(汗
歌は・・・上手いとは言えませんが、当時の椎名さんのキャラクターソングを聴いていればまあ納得といったところ。
参加しているアーティストが豪華です。川村真澄氏とか仁科かおりさん、来生たかお氏の名前もあります。駆け出しの声優さんのアルバムにしては力入ってますね。「Shiena」に限らずSME(SMR)時代の楽曲はこういう面に置いては総じて高いレベルにあると感じます。ここら辺はやっぱりレコード会社の力、なんでしょうかね。

Wikipediaによると前述のソニー・ミュージック信濃町スタジオは2001年に閉鎖され、建物は2009年に取り壊されたとのこと。惜しいですね。残っていれば聖地のひとつになったのに。時期的なところから推測するに「Shiena」から8枚目のアルバム「PRECIOUS GARDEN」あたりまでは信濃町スタジオでレコーディングされたのでしょう。アルバム「PRECIOUS GARDEN」は椎名さんの音楽の一つの分水嶺みたいな立ち位置だと思うので、それがスタジオの切り替え時期にもあたっていると思うと面白いですね。

そして有名なSONYのヘッドフォン、MDR-CD900STはこのスタジオ用に作られたといい、「信濃町モデル」と呼ばれるそうです。
当然、椎名さんもMDR-CD900STを使ったはずです。MDR-CD900STはわたくしも買おうと思ったことがありますが、あまりにプロフェッショナルなキャラクターに恐れをなして(原音をそのまま再生する事しか能がないと言われます。)、多少味付けのあるMDR-7506で妥協したという経緯があります。後にヘッドフォン祭りなどでMDR-CD900STを聴く機会が何度かありましたが、全く印象に残ってません。まあそういうわけなんでしょう。w

劇的なのは「Shiena」に続く2枚目のアルバム「Respiration」での椎名さんの歌や声の変化でしょう。どちらかというとか弱いというか線の細い印象の「Shiena」に比べて「Respiration」はハッキリと元気よくアイドル声優らしい才能を感じさせるハリのある歌になってます。これから栄光の階段を駆け上っていく、その予感が伝わってくるとでも言いますか。「空想メトロ」や「攻撃は最大の防御」、「少女爆弾」のようなPOPな名曲、あと「何も出来なくて」のような自身で作詞し内容もハイレベルな歌もあり、とたった8ヶ月の間に何があった?と思うほどの進化ぶり。「Respiration」とて、まだ椎名さんの思うような楽曲作りではなかったはずですが、すでに椎名さんしか持っていない個性のようなものが感じられます。大好き。w

写真は「Shiena」と最新アルバムの「Ermitage」の図。20周年といいながらアルバムが出ないのが残念ですなぁ。まあそれはそれとして、本日はこの2枚を聴きながら、わたくし自身の失われた90年代と椎名さんの次の1年に思いをはせようと思います。
by namatee_namatee | 2014-08-21 21:12 | music | Comments(16)