CL50のクラッチとかフライホイールをいじろうとすると必要になってくるのが、写真のような工具類。
クランクシャフト周辺のパーツってあたりまえですが回転しているモノなので、ゆるめたり外したりするのにはそのパーツ自体が回らないように固定する必要があるんですな。左側のバンドホルダーってのはそういう工具。キタコ推奨の位置まで進角を進めるのに、右のフライホイールプーラーを使ってフライホイールを抜いて、必要な分だけずらすんですが、その時にフライホイール自体が回転してしまわないように押さえておくのです。あとクラッチを交換するときにカバーのネジを緩めますが、その時にも回り止めとして使います。どうって事無い工具なんですが、これがないととても不便。3150円也。
で、右側の十字の奴がフライホイールプーラー。こいつを逆ネジでフライホイールに捩じ込んで、十字のハンドルを回すとクランクシャフトからフライホイールが抜けるという仕掛け。自転車のコッタレス抜きみたいな工具ですな。シマノのTL-FC10みたいな構造・材質のもの。コッタレス抜きと同様に他のもので代用は不可。無いと話になりません。これも3150円也。
手前のクラッチロックナットレンチってのはクラッチの真ん中のネジをゆるめるためのソケット。これも代用は無理。ソケットなので差込角が9.5mmと12.7mmの二種類あるんですよ。違いはそれだけ。どちらでもクラッチロックナットを緩めるのには使えるんですね。パーツ屋の店員の兄ちゃんに聞いてみたら、現物に合わせてみないととか言いやがって。知らないんじゃん。レベル低っ。(汗
ソケットだと思うとちょっと高めの2730円。
そうそう他のものに使わない工具がだんだん増えてきましたよ。(汗