自転車と違ってモーターサイクルってやつは乗っている人間は運動してませんから、走っている限りは寒いです。先日の名古屋組の忘年会では、自転車乗っている人たちの薄着っぷりに改めて驚いた次第。だって上はジャージに薄手のウインドブレーカーで下は七分丈のパンツとかレーパンとかですよ。
モーターサイクルの場合はダウンの上下にオーバーパンツと冬用のごついライディングジャケットという極地探検みたいな格好でもだんだん体が冷えてきます。つま先とか手の指先はもちろん、体全体が冷たくなってしまう。
寒さへの対抗策は発熱するものを持つこと。ハクキンカイロは基本です。カイロはカイロでも使い捨てカイロはあんまり良くない。発熱量が少ないのか、本当に寒いときには暖まる感じが弱いですね。
残念ながらハクキンカイロはつま先には使えないので、写真のようなものを使っております。が、これは基本的には立っているとき用みたいです。強く押し付けていると暖かいんですが、オートバイに乗った状態では押し付ける力が弱いのか、あまり暖かく感じません。いやでも無いよりはマシですよ。
良くわからないのが「靴用」と「くつ下用」の違い。使い方の違いはわかります。「靴用」は靴に張って、「くつ下用」はくつ下に張ります。w
でもどちらも効果は変わらないんですよね。くつ下用は靴を履き替えても使えるので室内用なんでしょうか。
不思議なことにスカブよりジェベルの方が全体的に暖かいような気がします。ちょっと見では、スカブの方が風除けの性能が強力で暖かそうなんですが。
スカブの場合、上半身はとにかく、膝とかモモとか足が寒いんですよね。つま先だけではなくて、足全体が寒い。ジェベルはエンジンがむき出しのせいか、膝のあたりはそんなに冷たくならない。上半身もスクリーンのせいで肩から上しか風が当らないので案外寒くないんです。
他に考えられる原因としては速度域の違いってのもあるかも。スカブは高速を使うことが多いので、より風当たりが強くて寒いのかもしれません。ジェベルは下道をチンタラ走っていることが多いので、エンジンの熱が多少なりとも寒さを和らげているのかもしれません。