閑話休題

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実は飛行船好き。マニアとまではいきませんが。

巨大な硬式飛行船はとうの昔に廃れてしまいました。
一般的にはLZ129ヒンデンブルク号がレークハーストで爆発事故を起こしたのが有名で、飛行船=爆発=危険な乗り物、というイメージが浸透していると思われます。爆発する危険な乗り物なので廃れてしまった、と。

ところが、実際のところ、近代的な大型飛行船の事故の大半は悪天候によるものなんです。重航空機と違って低空を飛ぶので気象の影響を強く受けてしまうんですね。強烈な嵐に巻き込まれて、吹き上げられて高度を落とそうとガスを放出、その後反対に吹き下げられて墜落、とか。墜落してから爆発、ってのはありますけどね。(汗
高度が変わるとガスの体積もかわるので、急激な上昇や下降は飛行船にとっては命取り。60〜70年も前の話ですので、そういった制御も手動かせいぜい機械式で、おおざっぱな対応しか出来なかったのでしょう。

現代の技術で硬式飛行船を作るとどうなるか。
マテリアルは70年前とは比べ物にならないほど進化しています。骨組みはカーボン、外皮は新素材の化学繊維といったぐあいに。エンジンや機体を制御する仕組みも進化してます。気象条件への対応も素早くきめ細かくできるはずです。
そうやって作られたのがツェッペリンNTって奴で、昔の巨大な硬式飛行船とは比べ物にならない大きさ(全長たったの75m、LZ129ヒンデンブルク号は245m。)ですが、ちゃんとした硬式飛行船です。せっかくの硬式飛行船なんで、もっと大きいと格好良いんですが、このくらいじゃないと経済的にペイしないんでしょう。

実際のところ、往年の硬式飛行船並の巨船を作る事は技術的には可能ですが、そんなものを作っても元が取れない、というのが実情のようです。クルーズ客船のようにお金持ちをターゲットにして、大型の飛行船を運航すれば結構良い線いくと思うんですけどね。前述の安全性に関する伝説みたいなものあって、お金持ちのお客さんには敬遠されてしまうかもしれませんけど。
自分がドバイかなんかのお金持ちだったら乗ってみたいと思います。いや、むしろ巨大な硬式飛行船を建造して、クルーズ飛行船の会社作りますね。w

ツェッペリンNTは日本にもあります。2年ぐらい前にウチの真上を通過していったときには、エアガンで撃ったら届きそうな高度だったので、全長75mでも真下から見上げるとかなり大きく感じましたね。
by namatee_namatee | 2007-09-21 21:19 | diary? | Comments(0)
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