ここにリンクしていただいている(メモ帳からリンクをたどれます)ラードさんのブログでは、「人生に影響を与えた本」として格調の高い書籍が紹介されているのですが、それに引き換え、ウチのブログは・・・ドクター秩父山だのイニシャルDだの、下世話なこと甚だしいので、ちょっと真剣な本を記事にしておきます。
「20世紀のエンジン史:鈴木孝」
航空用レシプロエンジンの本です。といっても前半のテーマがスリーブバルブ、後半が航空用ディーゼルという・・・そんなものがあったことすらみんな忘れているシロモノの話です。
両者ともガソリンのオクタン価が低かった時代に、高出力を得るために考えられた航空用エンジンなのですが、複雑な機構をものにするのに苦労している間にガソリンのオクタン価が飛躍的に高くなってしまい、結局役に立たなかったという・・・話なんでしょうね。まだ読みきっていないのでよく分からんのです。ダメじゃん。