昨日の続き。これがそのわたしが好きだという昔の作品。
「ジェットストリームミッション」です。黒い三連星とは関係有りません。
要約するとB29の東京大空襲のお話であります。B29に爆撃してもらって式年遷宮をするというめちゃくちゃ荒唐無稽なお話ですが。
この作品が稀有な点はB29が悪役ではないということでしょう。
兵器の中でも戦艦大和・零式艦上戦闘機・グラマンF6Fヘルキャット、それにB29は大東亜戦争を語るときに、日本人特有の思い入れを持って語られることが多いと思うのですが、特に米国の兵器はそれらに打ち負かされたということもあって、あまり冷静な観察というか評価というか、ぶっちゃけいつでも悪役扱いなんですよね。
でもこの作品に登場するB29は違います。なんつったって神器ですから。w
ストーリーはとにかく、それがへそ曲がりのわたしに強くアピールしてこの作品が好きになったのでした。
作者がコミケに出展していると聞いて、ウチの奥さんにこの本を持っていって表紙の裏にサインをもらいましたよ。本そのものはブックオフで500円で買った古本なのは内緒ですが。
この作品は1989年ごろのものです。当時、作者が本当にこういう作品を書きたくて書いたのかどうかは分かりません。昨日の投稿の同人誌みたいなのが本当に書きたかったのかもしれないし、時間が経つにつれて書きたいものが変わってきたのかもしれません。そんなことを言っても、本人に聞いて見なければ分からないし、聞いても本当のことを答えてくれるかどうかも分からないし・・・結局、読む側が好きにすればよい事なんではないだろうかと思う次第。
と、まとまりの付かないことを書いてみました。