これは何かと申しますと、Vespa PX125 Euro3のホイールであります。
10月の末に調整とチャンバー装着をお願いしたモーターサイクルショップボングーさんで購入。今回は通販で購入であります。
PX125のノーマルのホイールというかリムは昔の軽自動車の「合わせホイール」と同じ仕組み。鉄製のリムが左右で分離して2ピース構造になっている奴。リムの合わせ面とかに隙間があるので(たぶん)チューブが必要です。
図はそのホイール(リム)のチューブレス版。見ての通り、これなら一体成型のアルミのリムなのでチューブレス化できるんです。まだ重さを計測していないんですけど、リムがアルミになったこととチューブが不要ということで、ノーマルより軽量になっているはず。バネ下の軽量化は乗り心地や動力性能、燃費などに良い影響があります。これはモノが小さいので大した軽量化ではないんですけど、なんといっても軽量なスクーターですからね。四輪車に比べれば効果は大きく感じられると思います。
あとチューブタイプだとパンクしたときに一気にエアが抜けちゃうので、すぐに修理しなければなりませんけど、チューブレスは多くの場合はゆっくりとエアが抜けるので対処する時間があります。あと修理が簡単。やってくれるかどうかはわかりませんけど、ガソリンスタンドでも対処は可能です。これ、ツーリングでは重要。
タイヤはボングーさんおすすめのMichelin S1。これはちょっと迷いました。このタイヤ、ネットのインプレを読むと「ウェットに弱い」という評価が多い。LX150ie 3Vの純正タイヤはスロベニアかどこかのSAVAって奴で、これがまたウェットに弱い。雨の日に交差点でちょっときつめのブレーキングするとツーっと右に偏向しながら滑っていくという。とても怖い。(汗
コーナーリングでもツルッといきますからね。晴れた日は全く問題無いんですけどね。
そいう経験があるので、ウェット性能がよく無いタイヤは避けたいところ。とはいえ、経験豊富な専門ショップがオススメにするということはメリットがあるはず。PX125 Euro3で雨の日に走るつもりはないし、ここはひとつ、ショップの推しを試してみましょうか、ということで。スクーターのタイヤなど大した金額でも無いので、ダメだったら交換してしまえば良いんですし。
いやしかし、このタイヤ、かなりモダンな見た目です。最初はどちらかというとクラシックなPX125にマッチするかなとも思ったんですけど、車両自体は2016年製だし、ヨーロッパらしくてこれもありかなと思うようになりました。