邪心

例によって心置きなく「黄色魔術オリエンタルガール」のネタ。
ちょっとだけアダルトな画像なので、こちらをどうぞ。
単行本の「黄色魔術オリエンタルガール」Vol.2より。不本意ながら怪しいサイトのデータであります。(汗

この直前のページではフローリアンを圧倒的な戦闘力の差で一蹴して「日本の少女達はこの私が守ります 貴女達の毒牙にはかけさせません!!」とか啖呵を切ってます。なので、こうやってこのシーンだけみると「オリエンタルガール」って正義の味方みたいにみえますでしょ。でも違うんだな、これが。w

この時点でのオリエンタルガールはレイ博士の命令で動いてます。そのレイ博士は謎のレズビアン帝国「レズビオナン」の幹部。おそらく大首領のレズビオナの片腕というか、「アクトレス」と呼ばれる強化人間の調整を始めとした一切の管理を担っており、実務面でのトップに近い。アクトレスの中で最も実力があり、リーダーと思われる「クイン」よりも地位は高く、レズビオナですら場合によっては丁寧な口調で話すほど。そのレイ博士が裏切って、有力なアクトレスをオリエンタルガールに排除させているわけですから・・・どうもレイ博士やオリエンタルガールに言わせるとこれは裏切っているのではないという見解のようですけど、わたくしは未だに納得がいかないんですよね。オリエンタルガールは言われるままに行動しているので、まあ良しとして、レイ博士は完全な裏切りだと思うんですけど。

まあ、それはそれ。そんな重要な地位にいるレイ博士が秘密裏に「オリエンタルガール」という新型のアクトレスを作り、自分の目的の邪魔になる従来型のアクトレスを排除させているわけです。なのでレズビオナン内部の情報はだだ漏れ。オリエンタルガールは対戦する相手の能力はもちろん、現れる場所もタイミングも知ってます。それでなくとも最強のアクトレスと言われるオリエンタルガールなのに、ここまで情報と作戦があれば負けるわけがない。w
で、このシーン、オリエンタルガールは優を気遣っているように見えます。でも本当にそうなのか。前述の通り、レイ博士はレズビオナが優に執着している(後に明らかになる)のを知っているのです。なので優を監視していれば、次から次へとアクトレスが優をさらいにやってくるわけです。それをオリエンタルガールに迎撃させれば良いのですから話は簡単。
当然ながらオリエンタルガールもその作戦は知っているはず。そして後に結ばれるオリエンタルガールと優の絆のようなものはまだ無い。なので、このオリエンタルガールの一見やさしそうに見える態度は実は作戦の一部なんですね。w

別にこんなに凝った話にしなくても、「オリエンタルガール」という謎に満ちた強烈に格好良いキャラを作れたわけですから、正真正銘の正義のヒロインにして、レズビオナンのアクトレスとどったんばったん大騒ぎwでもよかったはず。正直なところ、掲載誌の「COMICパピポ」はそんなに格式の高い雑誌でもない。その上「黄色魔術オリエンタルガール」は隔月掲載でした。連載開始当初は「エロは控えろ」という方針だったそうですけど、「COMICパピポ」なんて読む方はエロしか眼中にありませんよ。それがこんな複雑な設定とストーリーで、エロ少なめ、しかも隔月掲載じゃあ、なかなか興味を持ちづらいし、話の流れも把握できません。実際、ページの下の方にある読者の声みたいなのでは「やっと話の流れがわかってきた」みたいなのもありましたし、とにかく凝りすぎなお話に感じます。

でもこの無駄にややこしい設定が大好き。w>わたくし
連載されていた当時はなんだかよくわかりませんでしたけど、単行本+未収録分を手に入れて通して読んでみると、実に味わい深いストーリーだと思います。この時点ではレイ博士に言われるままに動いていたオリエンタルガールが、後に優とは一心同体、切っても切れない間柄になるってのがたまりません。細かな伏線もことごとく回収されていきますし、しかも完顔阿骨打先生に聞いたところでは、最初からこういうストーリーで考えていたとのこと。すごいなぁ、と。

美しくて強いオリエンタルガールが好きなのはもちろんですけど、このなんとも言えない味わい深さが大変気にいっているのでございます。本当にたまらない。w
世間的にはあまりパッとしなかったエロ漫画のはずなのに、わたくしの琴線には触れまくりです。不思議ですね。

by namatee_namatee | 2017-03-27 20:43 | book | Comments(0)
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