EN07大好き

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本日は仕事。平穏無事な1日で、特にこれといってネタはありません。
久々に登場のシイナ号ですけど、定期点検の結果、ロッカーカバーからのオイル漏れが発覚。パーツを取り寄せて修理待ちでございます。これだからEN07は。w
EN07型エンジンはスバルの軽四用4気筒エンジンです。もともとはEN05という550ccの軽四規格でデビューし、それが1989年だそうです。それからスバルが軽四の自社生産をやめる2012年まで、実に23年にわたってスバルの軽四を支え続けたのでした。

わたくしはサンバークラシックと社用車のステラ、そしてシイナ号と3台にわたってEN07エンジン搭載のモデルに乗りました。偶然じゃなくて、EN07だから選んだんですよね。
独特のフィーリングがあるんですよ。>EN07
低回転域では4気筒という印象ほどには滑らかでも静かでもないんですけど、3,000rpmあたりから上の回転数ではやっぱりマルチシリンダー(軽のカテゴリーで。w)ならではのスムーズな回り方をします。特に横だおし配置のサンバーのEN07は4発のモーターサイクルみたいな音を出す。自転車に乗っていた頃、坂道を登りきって峠で休憩していると、下からファーンという良い音が近づいてきて、「お、4気筒マルチのモーターサイクルか?」と思うと、おばちゃんの運転するサンバーだったなんてことがよくありました。w
サンバーのEN07用等長エキゾーストマニホールド、古い言い方だと「タコ足」ってのがあったと聞いておりまして、その簡単なインプレを読んだことがあるんですけど、とても軽トラの出す音とは思えないとか書いてあって、さもありなんと。w
このシイナ号のような前輪駆動用のEN07型エンジンはそういう音はしませんけど、高回転を維持しているときはやっぱり良い音を出します。回転フィールも滑らか、でも存在感はしっかりあります。最近の軽四の3気筒エンジンはもっと静かで滑らかですけど、それらにはEN07のような存在感はありません。
あと、スーパーチャージャーとCVTの出す、ヒューンとかキューンという、いかにもややこしそうな感じのメカニカルノイズがたまりません。過給とはいってもターボのヒューというタービンノイズとも違い、N/Aのシンプルなエンジンとは対極にある複雑なシステムが動いている感とでもいうんでしょうか。わたくし的にはスーパーチャージドEN07には航空用レシプロエンジン(特に音質的にDB601とか)のイメージがあります。

そして、オイル漏れが多い印象が強い。>EN07
サンバークラシックのエンジンはやっぱりロッカーカバーからのオイル漏れがあり、最終的にはオイル消費が500km/Lに達しました。2stよりもオイルの減りが速いとか何事かと。w
ステラのエンジンは特に何もありませんでした。新しいからかなぁ。事故には遭いましたけど。(汗
そしてシイナ号でもオイル漏れ発生と。古いEN07型はオイルが漏れやすいんでしょうか。

シイナ号のEN07はEN07Zという奴で、SOHC8バルブ、インタクーラー付きスーパーチャージャー装着で64PS/6,400rpmと8.6kg·m/4,400rpmというスペック。後のモデルに比べるとトルクが少ないんですけど、馬力の方は一応、軽四のフルスペックではあります。なので見た目に似合わず意外に速い。CVTをDsモードというスポーツ走行向きのポジションにして踏みまくるとさすがフルスペックという鋭さがあります。
スーパーチャージャー付きのEN07型エンジンは次の世代でツインカムヘッドになったうえにハイオク仕様で64PS/7,200rpmと10.8kg·m/3,600rpmまで成長します。これを積んだヴィヴィオRX-RAは軽のGT-Rと言われたそうな。噂では実質90ps以上で、最高速度は180km/hを超えたとか。w

シイナ号はそんな過激なモデルではありません。これは屋根を開けて海岸道路を流す感じの粋なモデル。w
まあ車体がやわやわということです。走っている限りはいつもどこかがミシミシと軋んでおります。その割に高速道路でも窓からのエアの吸出し音はしないのが不思議。しかも窓枠のないサッシュレスなのに。
前に乗っていたL700型ミラは高速道路で路面のうねりに遭遇すると、車体かドアが変形して、窓枠と車体の隙間が広がって車内の空気が漏れる音がしましたからね。別にうるさいというほどではないし、寒いとか濡れるとかもないんですけど、気味は悪かったです。w
その点、シイナ号は車体は柔らかいものの、サッシュレスに命をかけたスバルのノウハウのおかげか、窓は車体に密着していて空気が漏れる音はしません。これは大したもんだと思います。
スバルの車ってある時期まではことごとく窓枠のないサッシュレスだったんですよね。レガシーなんて普通のセダンとかワゴンみたいに見えますけど、あれは日産などでいうピラードハードトップって奴です。そういう大げさなことは言わずに、ひっそりとサッシュレスなのがスバルっぽい。
ただし、軽四はのぞきます。軽四では逆にサッシュレスのモデルがなかった。このヴィヴィオT-TOP以外には。
実はT-TOPはスバルの軽四史上初めてのサッシュレスで、たぶんその後も窓枠のない軽四はなかったと思います。そうはいってもT-TOPはモデル全体で4,000台、このGX-Tになるとその中の1,000台しかない、いわばスペシャルモデルなので史上初とかいう表現にはそぐわないかも。タルガトップなのでサッシュレスにせざるをえなかったわけですし。

とうわけで、見た目は古くて変な軽四ですけど、実はいろいろとネタの多い個性的な車なのでした。>シイナ号

by namatee_namatee | 2016-10-29 22:18 | car | Comments(4)
Commented by colonel-mogy0079 at 2016-10-29 22:27
あのエンジンの型式はそんなだったんですね。
私が免許を取って最初に乗り回していたのが実家にあったサンバーでした。軽バンなのに4気筒5MTで、しかもなかなかのショートストロークシフトでしたね。あれは面白い車だったなあ。
プラグ交換もアプローチが簡単でしたねw

今は知りませんが当時のスバル車はオイル漏れが多かったですね。水平対抗のインプレッサは言わずもがなです。サンバーも、エンジンが横倒しだから漏れるのかしら?と思ってましたw

でもエンジン屋のBMWなんか今でも5年くらいでオイル漏れが当たり前だそうで……何に重きを置いてるのか、考え方の違いなのか?と思います。
Commented by aohige_the_great at 2016-10-30 09:12
うちの親の同型エンジンサンバーの音もなんというか独特な感じで、100mくらい先の最後のカーブ曲がったあたりで帰ってきたのがわかりますねw
オイルは…もう20万キロ超えてるから漏れてるでしょうなぁ
Commented by namatee_namatee at 2016-10-31 08:02
>colonel-mogy0079さま
EN07っていうんですよ。>あのエンジン
サンバーはエアクリーナーがすぐ汚れるとか、プラグ交換は楽だけで巻き上げる水のせいか、これまたすぐにデスビキャップあたりからリークして雨の日には不調になるとか、RRならではの癖がありますね。車体後端からリモコンで引っ張っているシフトなのに、扱いやすいんですよね。>MT

ヨーロッパ車は高い負荷のもとでパフォーマンスを発揮するようにできているらしいので、その目的が達成できるのなら、オイル漏れが発生しても仕方ない、そのときは修理すれば良いと考えているんですかね。オイルも減るのが前提らしいですし、余裕のある状態でゆるゆると回すことが前提の日本車とは考え方がちがうのかも。
Commented by namatee_namatee at 2016-10-31 08:06
>&さま
サンバーは良いですなぁ。本文中にも書いたとおり、同じEN07型でもヴィヴィオやプレオ、R2のFF用とサンバーのRRではかなり印象が違いますね。その中で軽トラ・箱バンのサンバーのEN07が一番マルチシリンダーらしいという。w
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