先鋭

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ネタが無い。w
なので昨日の続きのような(ry

水樹奈々さんの音楽(特に曲)がどうにも合わないと申し上げましたけど、他意はありませんので。念のため。
むしろ、今現在、多くの方々に支持されている音楽がどうやっても自分に合わないということは、もはやトレンドについていけないと認めることに他ならないわけで、それを自白する羽目になったわたくしの心中を察していただきたいぐらいです。(汗

「ダイ・ハード4.0」という映画がありましてね。パトカーの中で「Creedence Clearwater Revival」の「Fortunate Son」が流れるシーンがありまして。マクレーンはお気に入りらしいんですけど、若いファレルは顔をしかめる。この時のマクレーンの心境が今のわたくしに近い。w

さて、椎名さん関連の友人と話していて、椎名さんのアルバムのうち音楽性において最も「尖っている」のは?という話題になったことがありました。その頃のわたくしは「へきロック」に心酔していたので「10Carat」「Wings of Time」「Clear Sky」あたりかなと思ったんですけど、その友人が最も先鋭的に感じるのは「baby blue eyes」「Face to Face」「RIGHT BESIDE YOU」あたりだと。
その時は「ふーん」という感じで、まあ参考にさせていただきますという態度で次の話題に移ったんですけど、今になって改めて考えてみると、これ、わたくしもそう感じますわ。w

椎名さんは歌い手さんとしては1994年に「Shiena」でデビュー、1995年に「Respiration」と「No Make Girl」、1996年に「with a will」ときて、1998年から2000年にかけて前述の「baby blue eyes」「Face to Face」「RIGHT BESIDE YOU」と3枚のアルバムを出します。
仮に椎名さんのファンの年齢層が1994年の時点で16-18歳だったとしたら、この3枚のアルバムがリリースされた時期には22-24歳。そのぐらいの年齢の方々が椎名さんの音楽にハマってライブに通っていたわけです。まあその音楽性にどのぐらいハマっていたかはよく分からない部分ではあります。声優さんという側面がありますので、そちらのファンということも考えられますけど、前に書いた通り、それでも情熱をぶつける場所はライブの会場だったわけですし。

そして、わたくしの狭い知見から、当時の代表的なヒット曲を挙げてみると「モーニング娘。」の「LOVEマシーン」とか「鈴木あみ」の「BE TOGETHER」とかEvery Little Thingの「Time goes by 」とか「安室 奈美恵」の「CAN YOU CELEBRATE?」とかだったりするわけです。
ここらの楽曲と比べて、椎名さんのこの3枚のアルバムはどうか。わたくしの印象では、明らかに古典的に感じます。悪く言うと古臭い。少なくともヒット曲のトレンドからは外れていると感じます。
この時期の椎名さんは楽曲に関して、かなり口を出していたらしいので(今でもそうでしょうけど)、これらのアルバムが椎名さんの音楽性を表していると考えて差し支えはないでしょう。わざわざ古臭く作るわけは無いので、椎名さんの音楽性ってヤツがそういう方向を向いていたということなのでしょう。

それを支持したファンて前述の通り22-24歳・・・当時のトレンドを考えると「ダイ・ハード4.0」のファレルのように顔をしかめてもおかしく無い年頃だと思うんですよね。その年代の多くは「モーニング娘。」とか「鈴木あみ」とかにハマっていたわけですから。それでも椎名さんのライブに足を運び、アルバムやシングルを買ったファンが多かった(「Face to Face」はオリコン6位)ということは、椎名さんの音楽にはトレンドに左右されない独自の魅力があったのでしょう。

で、あの時代に声優さんという出自を持つ(下手するとハンディにもなる)椎名さんが、トレンドに合わせることなく、古典的といってもよい楽曲をリリースした。これが「尖っている」んだと思います。
その業界では声優って何者?みたいな時代に、トレンドに擦り寄ることもなく、得意分野とも言えるアニソン方面でもなく、独自の、古典的とも言える楽曲で押し通したってのがすごい。

2016年の今からだと、どの楽曲もパンフォーカスで撮った写真みたいに見えるけど、椎名さんが当時おかれていた状況を考えると、「baby blue eyes」「Face to Face」「RIGHT BESIDE YOU」の3枚のアルバムはすごいと思います。語弊を恐れずに言うなら「声優の歌とはとても思えない。」

というわけで図は「RIGHT BESIDE YOU」。
「RIDE A WAVE」とか、ちょっと気張った感じの歌詞で、曲も歌声もとてつもなく格好良い。尖っている感じがビンビンでシビレちゃう。大好き。w
by namatee_namatee | 2016-04-12 21:37 | music | Comments(6)
Commented by フラフープ at 2016-04-13 12:46 x
同感です。やっぱり、トンガってるのはその3枚ですよ。て、以前にそんな話をしたような・・もしかして、僕のことでした?>その友人
Commented by namatee_namatee at 2016-04-13 14:30
>フラフープさま
いや、残念ながらフラフープさんではありませんでした。>その友人

アーティスティックですよね、この頃の楽曲。あと椎名さん本人の前に進もうという気概が感じられますなぁ。

わたくしが挙げた後期の3つのアルバムも、リアルタイムで経験してきたわけじゃない人間からすると、これはこれで灰汁みたいなのが抜けたドライな先鋭さ?みたいなものを感じて、尖がり具合は甲乙つけがたいと感じます。 もちろん楽曲や声・歌い方の完成度も高くなってます。

それに幻惑されちゃって、1998-2000年のアルバム・楽曲群の相対的な尖り具合を舐めていたなぁ、というネタでした。
Commented by スピンマン。 at 2016-04-13 15:24 x
自分は、そこにプレシャスガーデンを追加しますよ(笑)
おそらく、この時期に最も聴いてましたし。
ヘビーメタルの様式美的なクラッシック的な演出を取り入れてるアルバムですし(笑)
Commented by namatee_namatee at 2016-04-13 19:19
>スピンマン。さま
うーん、わたくしは今回のネタからあえて外しました。>PRECIOUS GARDEN
なんていうか、「PRECIOUS GARDEN」はその3枚のアルバムの総括みたいに感じるんですよ。ちょっと尖り具合が後退しているかな、と。あと明石昌夫氏の色合いがとても濃いとも感じます。

「PRECIOUS GARDEN」はわたくしが理解するのに最も時間がかかったアルバムなんですよね。今となってはお気に入りですけど。それまでのムキになってた感じが薄れておしゃれに感じます。

ただ、おっしゃる意味はわかります。w
Commented by フラフープ at 2016-04-13 20:28 x
では、幻惑されていたとは言え、やはりその友人の3枚よりも、なまさんの言う3枚の方が、(なまさん的には)トンガってる感じですか?w
Commented by namatee_namatee at 2016-04-13 21:01
>フラフープさま
どうでしょう。違う種類の尖り方って感じでしょうか。
世間との関係みたいなのも考慮すると、2000年以前の方が尖っていると思います。椎名さんの楽曲を最初から並べてみると「10Carat」以降の方がより研ぎ澄まされた感はあると思います。
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