任務

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空気を読まずに「ヨコハマ買い出し紀行」ネタでまいりますよ。w
それもまたしても「ターポン」でございます。

「ヨコハマ買い出し紀行」第10巻第94話「echo」より。
・・・アルファー室長、かつては服を着るのを嫌がったと聞きましたが、同性のそれもかなり親しいお付き合いのあるとみえる、年配のおばちゃんに裸を見られるのをいまさら恥ずかしがるのはおかしいと思います。またしても「ヨコハマ買い出し紀行」に謎が・・・嘘です。今回のネタはそっちじゃありません。

このおばさんは何者?
「ターポン」の正体は未だに解明されていないわけですけど、乗り組んでいる人については、物見遊山であのような寂しい(それは地上でも変わりはなさそうですけど)ところにいるわけではなく、なにか任務とか仕事があってのことでしょう。
定説で言われるように、「ターポン」が人類の英知や動植物のDNAをはるか未来まで保存・保管しておくための器だとしたら、それに乗り組んでいる方々も、それなりの知識やスキルをもったなにかの専門家というのが真っ当な推理でしょう。ましてや一説では二度と地上には戻れないかもしれないそうですから、乗組員は覚悟の決まった専門家でないと務まりません。

では、このおばさんの専門分野は?となると、誰もわかりません。w
まったくもってヒントになるようなことがありません。強いて言うなら箒を持っているので、掃除の専門家?家政婦さんみたいな?
いやいや、それはないでしょう。大変失礼ながら、掃除のような単純な作業については年を取らないロボットの人のアルファー室長の方が適任かと。別にバカにしているわけではなくて、人間とロボットの人になにか能力の差があり、ロボットの人は人間を超えることができないということならば、当然、掃除のような雑用はロボットの人の方が向いているということになると思います。二足歩行型のルンバみたいな。w
ロボットの人にそのような単純ながら必要な作業をしてもらっている間に、空いた時間で人間は頭脳を使っていろいろなことを考えだすのです。

それは冗談として、おばさんの仕事はなんなのか。おそらく何かの観測を担当しているのではないかと思いますけど、それがなんなのかはまったく描かれていないのでわかりません。そもそも名前も役職もわかりませんよ。w
いずれにせよ、地上への生還が見込めないかもしれない任務に身を投じているわけですので、それなりの覚悟と同時に専門分野における高いスキルを持つ人であろうと推測されます。

まあ、その地上への生還が見込めないかもしれないというところに関しては疑問もあるのですけれど。「降下用のボート」なるものがあるようで、このシーンの直後の会話でアルファー室長が「いっしょに行きましょうか」と言ってますので、そのボートは一人乗りではないようです。
にもかかわらず、ボートを使わず「ターポン」に乗り組んだままということは・・・最初から還るつもりなどないんでしょう。なんらかの使命があり、それに応える使命感と決意がある人なんでしょうね。>箒のおばさん

そしてその使命とは担当者のおばさんが継続して「ターポン」上にいなければ務まらないものです。ロボットの人のアルファー室長では務まらないこと。おばさんは人間なので、そのうちに亡くなってしまいます。それはわかりきったことですけど、寿命に限りのある人間でないとダメな任務。一体なんなんでしょう。
by namatee_namatee | 2016-02-05 21:46 | book | Comments(8)
Commented by わか at 2016-02-05 22:12 x
ちょっとした疑問なのですが、このおばちゃん本当に人間なんでしょうか?
Commented by namatee_namatee at 2016-02-05 22:30
>わかさま
おや珍しい方からレスが。w
「ロボットの人」じゃないのかということですか?>おばちゃん
だとしたら、「ロボットの人」は例外なく若い人間がモデルのようですので、違うかなぁと思います。あと、もっと後の方で(今は具体的に何話だか確認ができません。申し訳有りません)アルファー室長が一人で箒を持って歩いているシーンがあり、それはこのおばちゃんが他界したことを現していると考えているので、やっぱり人間じゃないのかなぁ、と。
Commented by わか at 2016-02-06 00:41 x
「ロボット」というとちょっと語弊がありますが、もしかしてターポン(若しくはその開発者)が産み出しだ人間のような何か(映像?ホログラム?)かなとちょっと思ったのです。
だからターポンから出ないんじゃなくて、そもそも出ることが出来ないんじゃないかなとか、そんな事をちょっと考えてみたのです。

ただそもそもそれだったら最初から何かしら言及があったり室長が知らない訳なさそうですし、レスで貰った追加の情報を読んだ感じその考えは間違いだったみたいですがw
Commented by ふき at 2016-02-06 08:08 x
■ なまさん
> このおばさんは何者?

僕は、身の回りのアレコレを世話してくれる、
「家政婦さん」のような方ではないかと思っています。

二局長などの研究員たちが、心地よくターポン内での業務ができるよう、
細かな日常の家事をうけもってくれている人なのではないでしょうか?(^^

(もちろん、やがては寿命で亡くなってしまい、家事担当がいなくなってしまいますが、
 その頃には、他の研究員たちも同様に数を減らしているはずですし…)


> 最初から還るつもりなどないんでしょう。

牧歌的な描写のせいで、アルファさんたちの住む地上を
楽園のように錯覚しているヨコハマファンが一部はにいるようですが、

確実に人口の減っているヨコハマ商店街や、
アルファ室長による地上の(全体的な)様子の述懐などからも分かる通り、
もはや地上は、人間が文明的に暮らす余力を持たない場のようです。


ターポン内部は、少なくとも地上よりは「生きるに適した場所」なのでしょう。

『地上の暮らしが懐かしくないわけではないけれど、
 あの劣悪な環境に戻る気には、もう なれない…』

それがターポン搭乗員たちの思いなのではないかと、自分は考えています。
Commented by namatee_namatee at 2016-02-07 12:06
>わかさま
なんていうか、人の形したインターフェースみたいな感じの?
あるいは「ハナグロ」の杖とか。

面白そうではありますが、やはりこの直後におばさんが床を撫でながら「こいつならひとりでもなんとかやってくよ」というセリフがあるので、「ターポン」本体である可能性は低いですね。
Commented by namatee_namatee at 2016-02-07 12:19
>ふきさま
家政婦さん・・・その可能性は十分あると思います。がしかし、年齢の問題はどう考えたもんでしょう。このシーンを見る限りでは確かに家政婦さんらしく見えるのですけれど、「ターポン」が空に上がって10〜数十年は経過していると思われるところを勘案すると、ちょっとお歳をめされすぎな気が、いやむしろ家政婦さんとしては「ターポン」搭乗時に若すぎる気がします。
「ターポン」が巨大な航空機で搭乗できる人員に余裕があるとして、それでも任務の性格、進空時の状況(想像上のもの)から、家政婦さんという任務(仕事)に推測されるような年齢の女性を選ぶかどうか、です。
他に適当なスキルwをもった人がいない、とかの理由で家政婦さんみたいなことをしているけど、本来はなにか別な任務を持った人なんじゃないかと思っているんですけど、どうでしょう。
Commented by ふき at 2016-02-07 14:56 x
■ なまさん
> 他に適当なスキルwをもった人がいない、とかの理由で
> 家政婦さんみたいなことをしているけど、
> 本来はなにか別な任務を持った人なんじゃないかと
> 思っているんですけど、どうでしょう。

★うーん…

それはそうかもしれませんが、そこまで行ってしまうと、
もう完全な「我々の空想」の域になってしまいますよね。
(つまり、証拠が無い)


我々が、あのおばちゃんについて知っている情報は、
「ターポン内をホウキを持って行き来している老齢の婦人」
というもののみです。

「実は以前は、別部署の研究員?」
「実は二局長の奥さん?」

という空想はできても、残念ながら それを裏付けるものが、
作中から見られない以上、どうしようも無いのではないでしょうか?

そうしたことを考える行為をムダとは言いませんが、
「際限が無くなってしまう」ので、
(僕は)あえて考えないようにしています。

(逆に、作中に描かれている情報から新たなものを見いだせれば、
 それは新たな考察をするに値する「情報」だと思います)


★また、無理に考える範囲を広げていかなくても、
「ヨコハマ」の作中には現時点だけでも、
いくらでも想像力を喚起してくれる謎の断片が、
まだまだ無数といっていいほど残っています。(^^

たとえば、現地系考察だけ見ても、
(僕が把握しているものだけで)モデルとなった場所が分からない作中風景が、
まだ「50ヶ所」近くも残っております(苦笑)

それらを優先して片付けて(笑)いくことで、
あるいは そうした別ベクトルの謎も、解ける日が来るかもしれません…
Commented by namatee_namatee at 2016-02-07 19:31
>ふきさま
それは趣味・嗜好の違いというレベルかと思います。もはやルールや原則をあてはめる範囲とは違うかなと。(汗
断片的な情報から数撃ちゃ当たる方式で、つじつまの合う設定を推理するってのも気軽な楽しみ方のひとつだと考えます。

見方を変えて「芦奈野先生が描いたことによって謎が存在する」と考えれば、描かれている情報を基にしているとも言えるので、実害(汗)が出ない範囲という制限付きで「有り」と思います。
このネタでも、描かれているのは確かに箒を持つ老齢の女性のみですけど、それは「ターポン」の内部の話ですし、その「ターポン」についてはおおよその概念は有力な説があるわけですから、そういった情報の上に「こんな人なのか?」と推理するのは無駄とも言えないと思います。

ポイントになるのは「実害」の部分だと思います。w
それと手法については分けて考えたほうが、今となっては関わる人の少なくなってしまった「ヨコハマ買い出し紀行」関連の考察について、多様性が得られると考えます。

・・・と偉そうなことを言いながら「二局長の奥さん」という発想はありませんでした。一本取られました。w
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