なにを今更(ry

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久々に登場、へきらーのバイブルw「HEKIRU FILE(1997-2004)」でございます。
奥付には2004年7月6日発行となっております。CDデビューが1994年ですから、ちょうど10年目。ちょうど良い区切りの時期ですね。

これ、ウチに3冊あります。増えるんですよ。w
もちろん、どれも内容は同じです。当たり前。
その内容についてなんですけど、最初の頃は椎名さんも芸能人の一人、こういった書籍に書くこと(実際はインタビュー)は、本音よりも当たり障りのないことばかりなんじゃないの、と思っていました。
その後、椎名さんの言動や行動、身の処し方をいろいろと調べていった結果、この本に書いてあることは、ロングインタビューやhm3その他のインタビュー、それらの内容は信憑性が高いという結論に達しました。記憶違いや錯誤はあるかもしれないけど、基本的に本当のことで信用に値する、と。
椎名さんは嘘をつかなければならないようなことには最初から触れない対応をする人のような気がします。まあ、それができるなら誰でもそうするでしょうけど。もちろん、これは個人の見解ですので(ry

さて、わたくしがちょっと疑問に思っていたことがあったんですよ。それはインタビューによると最初は演劇志望だったのにあっさりと声優志望に転向してしまったように見えるところ。インタビューには経済的な問題がネックで劇団に入ろうとかは思わなかったけど演劇には強い興味があったと書いてありますけど、同時に当時から志望は声優とはっきりしていたとも書いてある。どうもすっきりしないな、と思っておりました。悪く言うと「声優」を職業として手っ取り早く有名になれて、コストの面でも有利と考えたんじゃないかってね。なんといっても椎名さんは「アーティスト宣言」で有名な方ですからね。w
いろいろと考えた&友人に情報をいただいたりして、椎名さんは「俳優」も「声優」も演じることという共通項で同列に括っているんだろうということで決着いたしました。知り合いには「そんなことは常識だ」と怒られました。w

もうひとつ、腑に落ちなかったことがあります。それは「アーティスト宣言」・・・じゃなくて、音楽の世界へ頭から突っ込んでいったこと。1stアルバムの「Shiena」をリリースした頃は、自分の音楽にまったくこれといったイメージがなかったと言っているんですけど、その3枚あとの「with a will」は完全に「椎名へきる」色といって良いアルバムになってますし、さらに次の「Baby blue eyes」と来た日にゃ・・・この異常な成長と力の入れようは何事?ってね。アルバムやシングルのリリースだけじゃなくてライブも(あとラジオ関連も)半端ない数をこなしていて、ご存知の通り、これが声優さんとしての活動に大いに差し支えがあって、後々あることないこと言われたりする原因だと思うんですけど、もう少し手加減はできなかったのかと。w
これも悪い見方をすると、実入りが少なく当時はまだ日陰の存在的な扱いだった「声優」より、表舞台に立てて有名にもなれる「アーティスト」に計算づくで転向したのか、などと考えましたけど、どうも違うようです。今、自分に求められていることに応えようとすると音楽になる、という考えだったようですね。つまり「アーティスト宣言」があったとすればファンがさせたものだということに・・・この話は長くなるからやめましょうね。w

考えてみると椎名さんは声優さんがアーティストとして認められた先駆けではないですね。歌を歌っているときは声優さんじゃなくて「アーティスト」としての「椎名へきる」でしょう。当時は「声優=アーティスト」と両立することはできなかった。どこかで切り替えが必要だったと。まあ今更言うことでもないかもしれません。
声優さんがアーティストとして認められるのは、椎名さんのもう一つあとの世代ということになるんだと思います。

これらの身の処し方が椎名さん独特なところだと感じます。世間体とか評判とか、外向きのことはあまり考慮してなくて、合理的と思われる目的・目標を決めたらそこへ一直線みたいな。今や思いやりと配慮の人そのもののように見えますけど、その実、断固とした意志も持つ。ちょっと怖い。w

それにしても中学生の時点ではっきりと声優になりたいと決めて、中学〜高校生と実際に目的に向かって活動して、ついには本当に声優さんになってしまうとは。しかも成功してますからね。大変なもんですよ。
・・・同じ年頃のわたくしがどうだったかなんて考えると、恥ずかしくて穴があったら入りたいです。ましてや、この歳になってなんか成し遂げたことがあるかとか考えると(ry
by namatee_namatee | 2016-02-02 22:38 | book | Comments(10)
Commented by フラフープ at 2016-02-03 12:42 x
経済的には、割りと恵まれた家庭の出身と聞いた気がしますが、それでも劇団に入って活動するには大変だったんでしょうね。
Commented by namatee_namatee at 2016-02-03 15:31
>フラフープさま
お金かかりそうですね。>劇団
あとミュージカルなどもレッスンとかお金かかるらしいですね。ダンスの才能とかありそうなので、考えようによってはもったいなかったか・・・いやまあ、なんだかんだ言って成功した人だと思うし、声優さんになってくれなかったら我々もファンにはなったなかったはずですなぁ。w
Commented by フラフープ at 2016-02-03 20:02 x
劇団と言ってもいろいろなようですが、一般的には活動そのものよりも、稽古期間その他の生活費がきついらしいですね。そのため、親の理解も役者の才能のうちに入るとか入らないとか。
Commented by namatee_namatee at 2016-02-03 21:37
>フラフープさま
フィギュアスケートやクラシックな音楽関連もすごくお金がかかるらしいですね。いずれもわたくしはまったく興味のない分野で、無駄に上下関係が厳しいとか、おっしゃるように本人の能力以外の部分で成功か否かが決まってしまうとか、そんなものは才能とコストの無駄遣いという印象を拭えないんですけど、それでもこの世に存在するということは許容せざるをえません。(暴言)

と毒を吐くのは、今朝方mixiのニュースで「クラシックを学ぶ人はイヤホンを使わない」というような記事を読みましてね。ある人の奥さんが音楽を聴くときに、イヤホンを使わずにiPhoneのスピーカーから聴くという。その理由は耳を守るためだという。それはわかる。

だがしかし「確かにクラシックは、ロックやパンクのような音量勝負の世界じゃないもんね。」これはどうよと。クラシックなんて楽器がしょぼくて大きい音出せないだけじゃんねー。w

大体、件の奥さん、今現在はクラシック音楽のプロでもアマチュアでもない。挫折してんじゃん。だったら、さっさとイヤホン使って良い音で聴けよと。耳を守るとか言ってるけど、もう守る必要ないでしょ。プロになれなかったんだから。w

聴力は加齢とともにどんどん衰えていく。だったらまともに高いほうから低い方まで聴こえるうちに良いイヤホンで良い音を聴くべきですよ。
なんていうか、もう必要のなくなった習慣をいつまでもダラダラ続ける奴って大嫌い。いわんや、適当なウンチクかたむけるとか、朝から激昂ですよ。
Commented by フラフープ at 2016-02-04 12:59 x
まあまあ。w
伝統的な芸能やスポーツの世界って、保守的というか閉鎖的というか、胡散臭いものがありますよね。
昨日の朝のニュース探しましたが、見つかりませんでした。
Commented by namatee_namatee at 2016-02-04 13:29
>フラフープさま
お金がかかるということは、それ自体ではお金が稼げないということなのかなぁ、などといじわるなことを考えております。w
Commented by フラフープ at 2016-02-04 21:44 x
芸能・スポーツどちらの世界も、お金を稼ぐにはお金がかかるという、資本主義の縮図が。w>違う
本文に逆らうようですが、下積みをコストと考えるなら、声優が(実力者にとって)比較的有利であることは否定できないと思います。もっとも、スポーツやほかの芸能以上に客観的な実力評価が難しいため、大人の事情が絡みやすい世界のようにも見えますが。w
Commented by namatee_namatee at 2016-02-05 07:47
>フラフープさま
いやいや、逆らってませんよ。声優さんが俳優よりローコスト(語弊有るなぁ)でモノになるというのはその通りだと思うので、椎名さんはそこら辺を見抜いて方向転換したのかなぁ、と思ったと書いたんです。天然天然と言われてますけど、実は計算高い人なのかな、って。w

それにしても、それをケロッと人前で言うってのは解せぬ、なんといっても「アーティスト宣言」やらなにやら、あることないことで声優をないがしろにしたと大騒ぎになる世界、しかも当の本人がこんなうかつなことをオフィシャルな本に書くのは何故だ?と思ったんです。

いろいろ考えた結果、わたくしが納得したのは、椎名さんは何かを演じるということに関して、自分の置かれている状況や資質を冷静に判断した結果、声優さんの道を選んだということで、芯の部分はブレてないのだなぁ、と。
声優と俳優、その線引きは実は明確なものでもない、ということをわたくしが理解し始めたということでもありますね。w
Commented by フラフープ at 2016-02-05 12:56 x
僕の理解のプロセスは逆でした。声優と俳優は同じと聞いていましたが、実はその間には線が引かれているな、という認識に至りましたよ。
とある伝統芸能の家元がアニメに出演していたのですが、ぶざまを通り越して悲しい気持ちになった記憶があります。好きな作品だったのに・・!!
Commented by namatee_namatee at 2016-02-05 21:51
>フラフープさま
明確か否かは別として、なにかぼんやりとでも線が引かれていること自体は呼び名が違うことから明白じゃないんですか?w
問題は「演じること」の本質とでもいうのか、行為を行うことによって現れる現象ではなくて、その大元みたいなもの、演じる人の心構えみたいなものをどう捉えるかじゃないんでしょうか。
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