80年代

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休み明けはネタが(ry
なので昨日のネタの続きっぽいネタ。w

柴田昌弘先生の「盗まれたハネムーン」花とゆめコミックスでございます。奥付には1980年7月24日発行、初版とありますね。
柴田先生を知ったのは「紅い牙 狼少女ラン」です。「紅い牙」シリーズの最初のお話ですね。ジャンルでいうと少女漫画なんですけど(掲載が「別冊マーガレット」だし)、少年誌にはない精緻な絵柄と少女が主人公というのに惹かれまました。今でこそ、ヒロインが主役で活躍する話などいくらでもありますけど、当時の少年誌にはあまりなかったんですよね。
リアルの女っ気は全然なかったんですけど、こういう架空の世界の主人公が女性というのに強く惹かれたんですね。オタクの気質満々ですなぁ。w

「紅い牙 狼少女ラン」は後々まで続く、柴田先生を代表するシリーズです。最初の「紅い牙 狼少女ラン」から「ブルーソネット」まではウチにあるはず。っていうか、調べてみたら柴田先生の1982年までの作品はほぼ全部ありますわ。w

ただなー、最初の「紅い牙 狼少女ラン」のインパクトは良かったんですけど、最後の方の「ブルーソネット」あたりだと話がややこしくなっちゃって。登場人物が多くなって、ストーリーも複雑、正直言って読みづらかったですね。あと「超能力」「エスパー」のお話なんですけど、これがどうもどこからどこまで、なにとなにが「超能力」なのかが釈然としません。なんだかなー、と。
だってそれが明確じゃないと、いくらだって後付けで「超能力」にできちゃいますでしょ。絶体絶命のピンチでも実はこういう「超能力」を持ってましたー、っていうのは興ざめです。もっとも柴田先生はそういう見え透いたことはしてませんけどね。それでも、いつかそういうご都合主義的な展開があるんじゃないかと、可能性があるうちは疑うわけでございます。なので「超能力」がでてくるお話は苦手ですね。>わたくし
あとヒロインの小松崎蘭(彼女、実はわたくしより年上なんですよ。w)は狼少女のタイトル通り、狼に育てられた女性なんですけど、それがあまり生かされてないような・・・「超能力」は狼に育てられたから身についたものではないんですよね。そこら辺が残念に思うところ。

で、「盗まれたハネムーン」は「紅い牙」シリーズとは関係ありません。独立した読みきりの作品です。
大雑把なストーリーは・・・花嫁がハネムーンの途中で突然失踪しちゃう。旦那はなんとか探し出すんですけど、どうも様子が変。自分の知っている花嫁とは人格が違う。とか言っているうちにまた逃げられちゃうんですけど、それを追いかけて捕まえるたびに人格が変わっているというお話。どうもそれぞれの人格は母親の方に遡っていくようで、その最後は・・・実は異星からやってきて不時着した女性でしたというもの。地球上では肉体の老化が早いので、母星からの救助が来る前に死んじゃう。なので人格だけを代々の子供に受け継がせていたと。いよいよ救助が来るので、先祖返りさせて母星に還るのだ、というオチ。まあハッピーエンドなんですけどね。

「ハネムーン」とロマンチックな題材ですけど、内容は完全にSFで、こんなお話を少女マンガでやって大丈夫なのかいな、と思ったのを覚えてます。Wikipediaなどで調べてみると、当時、むしろそういうハードな路線が受けたらしいですね。

で、その単行本「盗まれたハネムーン」に収められている最初の作品がこちらです。↓
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さあ、やっと昨日のネタとつながりましたよ。w
「タイタニック'80」でございます。テーマは昨日の「タイタニックを引き揚げろ」とモロかぶり。

「タイタニックを引き揚げろ」の原作は1976年の作品で、最初に邦訳が出たのは1977年のパシフィカ版だそうです。昨日のネタにしたのは1981年に出た新潮文庫版で、どちらかというとその新潮文庫版の方が一般的なんじゃないですかね。
実はウチにはこのパシフィカ版もあるんですよ。っていうか、最初に買ったのはパシフィカの方です。出てすぐに本屋の平台にあったのを買ったと記憶してます。どれだけタイタニック好きなのかと。w

わたくしの記憶が正しければ、柴田先生はなにかのインタビューで映画「レイズ・ザ・タイタニック」は観ないでこの「タイタニック'80」を描いたと言っていたような気がします。まあ映画「レイズ・ザ・タイタニック」は当時、結構話題になってましたから、「タイタニック'80」のネタのキッカケぐらいにはなっているんだと思いますけどね。
これが全く関係ないとしたら、1980年という同じ年に「タイタニック」を引き揚げる話がそれぞれ独立して作品になったということで、それはそれで奇跡的な出来事ではあります。

「タイタニック'80」の大雑把なストーリーはというと、タイタニック号を引き揚げて船内に残された貴金属などを手に入れようというプロジェクトのお話。特殊なポンプが実用化されて、深海から4万トンの客船を引き揚げる目処がついたということで、各方面のプロフェッショナル(とはいえ、こんな山師の仕事に現役で超一流のプロは乗ってこないので、いろいろと訳ありの人材でなんとかする)が挑むというストーリー。
スポンサーがうさんくさいブラックマネーだったり、タイタニック号は未知の深海生物の巣になっていたりして、引き揚げはするものの最終的には計画は放棄されて、タイタニック号はまた海底に戻っていく。

「タイタニックを引き揚げろ」とはイロイロ違うお話です。「タイタニックを引き揚げろ」では船体そのものの気密を高めて、そこへ空気を送り込んで引き揚げましたけど、「タイタニック'80」ではバルーンみたいなのを構造材に取り付けて引き揚げました。貴重な元素を含む鉱石が目的とかの切羽詰まったお話しではなく、貴金属や貴重なアイテム目当てのお気軽なプロジェクトなのも「タイタニックを引き揚げろ」との違いです。

といった感じで、「タイタニック」つながりのネタでした。前に書きましたけど、ここまでタイタニック号好きなんですけど、実は映画「タイタニック」は未見という。w
by namatee_namatee | 2016-02-01 21:28 | book | Comments(2)
Commented by フラフープ at 2016-02-02 20:18 x
この年代の絵柄って、みんなよく似て見えます。リアルタイムで読んでいると、個性があるのでしょうか。それとも、現代の漫画も数十年後には・・。w
Commented by namatee_namatee at 2016-02-02 22:44
>フラフープさま
どうでしょう。
少なくともわたくしは魔夜峰央先生と和田慎二先生と柴田昌弘先生と三原順先生の絵は区別がつきますね。w
絵柄じゃなくて中身に興味をもつかどうかの差でしょうか。
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